面白山-大東岳-神室岳-雁戸山-刈田岳-不忘山
- GPS
- 42:47
- 距離
- 68.1km
- 登り
- 5,476m
- 下り
- 5,707m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 8:35
- 山行
- 12:45
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 12:49
- 山行
- 12:08
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 13:07
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 8:10
10:29 面白山高原駅 10:40
10:46 登山口
12:19 天童高原分岐
13:20 中面白山分岐
13:25 面白山
13:36 中面白山分岐
14:03 中面白山(標識なし)
14:46 長左衛門平
15:22 P1025?
15:51 奥新川峠
16:29 権現様峠
16:38 権現様峠の上
18:06 大東岳(ピストン)
19:20 権現様峠の上
7月20日
04:36 出発
06:15 南面白山
06:53 P1216
08:17 小東岳分岐
08:25 小東岳
08:32 小東岳分岐
08:44 小東峠
09:22 P1132
09:40 石橋峠
10:24 糸岳 10:49
11:22 二口峠
11:51 P1025
11:56 車道 12:13
12:59 清水峠
13:19 水場(ピストン)
13:41 清水峠
P1239
14:50 通行禁止分岐
15:41 神室岳分岐
16:00 ダンゴ平
16:23 神室岳(ピストン)(仙台神室)
16:44 ダンゴ平
17:06 神室岳分岐
17:26 山形神室
7月21日
04:50 山形神室
05:13 トンガリ山
05:39 ハマグリ山
06:18 笹谷峠、和風、おつり形式
06:37 電電公社廃墟?
06:45 山工高小屋
07:22 関沢分岐
07:53 水場入口
08:12 カケスガ峰分岐
08:37 滑川コース分岐
09:17 雁戸山
10:04 南雁戸山
10:22 ガレ場
10:29 板小屋跡
10:36 八方平避難小屋 10:48
11:13 △1236.8
12:41 名号峰 12:56
12:59 峩々温泉分岐
13:19 追分
13:44 水場(ピストン)
14:23 追分
15:53 熊野岳避難小屋
16:03 熊野岳
16:16 熊野岳避難小屋
17:00 刈田岳
17:02 刈田岳避難小屋(道間違い)
17:16 戻る
17:27 刈田岳避難小屋
17:46 南蔵王登山口
17:58 刈田峠避難小屋
7月22日
03:50 刈田峠避難小屋(貸切)
04:22 前山
04:45 杉ヶ峰 04:47
05:36 後烏帽子岳分岐
05:57 屏風岳
06:13 水引分岐
06:40 南屏風岳
07:26 不忘山
07:48 不忘の碑
??:?? P1158mの標識、見過ごし
09:11 白石女子高小屋跡
09:39 無料休憩所(スキー場)
10:13 スキー場入口分岐
道怪しく引き返し
10:48 不忘の碑遠望所
11:08 バンガロー村跡
11:59 弥治郎こけし村バス停 12:17
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
05:15 町田 05:22 小田急線 05:56 新宿 06:20 埼京線、川越行 06:43 大宮 07:38 東北新幹線やまびこ123号 09:20 仙台 09:37 仙山線 10:29 面白山高原 復路: 11:59 弥治郎こけし村バス停 12:17(白石市民バス)200円 12:41 白石 12:52(東北本線)5250円 13:26 福島 13:47(東北新幹線)3370円 14:58 大宮 15:12(湘南新宿ライン) 15:44 新宿 15:59(小田急)360円 16:28 町田 |
コース状況/ 危険箇所等 |
草が道を覆っている所がありますが踏み跡は明瞭 権現様峠から大東岳へのルートは、破線ルートですが、最初は沢登りでその後、トンネル状の切り開きを登って行きます 不忘山から白石スキー場までの途中、泥濘と水たまりの多い場所を通る |
写真
感想
ルートはほぼ予定通り行けたのですが、コースタイムは大幅に遅れて、翌日に持ち越しどんどん予定が後ろにずれて行きました
後日、詳述予定
7月19日 初日 雨上がりで曇り時々晴れ間有り 登山者 3
新宿から埼京線で大宮へ。新幹線で仙台。予定していた"はやぶさ"は全席指定席だったんですね、自由席しか買ってないので乗れませんでした。次のやまびこに乗って仙台へ途中筑波山らしき山が見える、それも見えなくなると、山あいの田んぼの青い色が美しい。
仙台駅に降り立つのは、東北本線で何度も通ったけれども初めてです。印象では駅のすぐそばまで、民家の屋根の瓦が美しかったことだが。もう20年以上前の話
面白山高原駅を降りたのは私一人、仙山線の電車の中でなぜか、蚊に刺された。
駅にはトイレが無い。待合室のような建物に入ってみると水道があったが、この水は飲めませんと書いてある・・・が水が無いので、これを汲んで持って行くことにする
駅のそばの階段を登ると、いきなりスキーリフトがあるが、冬になるとやっているのだろうか?さびれた印象。その向こうに旅館のような宿がある。その近くに公衆トイレ?があったので覗いて見たが、水道にはやはり飲めませんと書かれている・・・
線路を跨ぐように橋を渡るとすぐに登山口がある。雨上がりからか、道は沢のように、いや沢そのものだ。(この水を汲んで行けばよかったのだが、もう入れてあるので出すのが面倒だったのでそのまま行きました)すぐに斜面に登り始めるが。
1時間くらい登った頃、一人の女性が下って来た。首にさげた携帯蚊取り線香が印象的で、これはいいと、後で私も真似して首に下げる(朝方と夕方、あるいは水場ピストン時にやってみる)
面白山の山頂近く、別の道から話し声が聞こえる。山頂で一息いれ、さぁ下ろうという時に一人の男性が空身で登って来た。山頂へ向かったかと思うとすぐに戻ってきて下って行ったが、分岐の所で連れの女性と話していた。女性はもう登れないと言っているのであった。そこで、彼は何を思ったか?私に『言ってやってくださいよ、すぐそこなんだから・・・行かなきゃもったいないって』私は、なんで私が励まさなきゃならないんだと、思いつつ、調子を合わせ、『すぐ、そこだから、行った方がいいよ』などと言う
途中ガスがかかったりで、景色が見えたり見えなかったりする。ブナの細めの林をしばらく歩く。2次林の林なのだろうか。権現様峠辺りを今夜の住処としたいところだったが、峠というよりは、峠を少し下ったところで、水のない沢があり、湿気っているので、本当の峠辺りに登ってみると、やや平らなところがあったので、そこにザックを下す。大東岳までピストンしたいが、時間が微妙に遅い。しかし明日登ると時間がさらに遅れると思ったので、思い切って行ってみることにする。途中の沢で水を汲んで、ヘッドランプだけサブザックに詰めて、沢を登って行く。ピンクやら赤いテープやら、数メートルおきに、付いてはいるが、少々ガスってわかりづらい。何度も渡渉を強いられる。水の量はさほどでもないのだろうけど、普段よりは多いのかもしれない。いいかげん登ったあと、沢は終わり、山道になるが、これまた、低木の林の間を切り開いた、急斜面の登り。でっかいザックで来なくて本当に良かったと思う。途中の沢で、折れ曲がった、ストックを拾ったので、ゴミ拾いも兼ねて、使わせてもらう。がこれが意外に便利だった。普段ストック類は使わないのだが、結局今回の山でずっと利用させてもらった。大東岳頂上付近、稜線風の所に出るが、ガスで何も見えず。あとどれくらいだかわからないまま、草に覆われた道を進む先が見えないところの段差をもぐって、上がった所が、頂上だった。
この道を元に戻りたくないと思ったが、地図を見てもやはり戻るしかないらしい。
夕闇迫るも、曇っている為、最後までライトは使わずに済んだ。とにかくザックの所まで戻って、ザックがあるのを確認してから、もう一度水を汲みに行く。
7月20日 2日目 登山者 = 0、猿 = 5
夜、雨が降っていたようなのだが、朝起きて、外に出てみると、雨は止んでいた
歩いていると、林の向こうに大東岳らしきシルエットが大きい。南面白山に出ると
南の蔵王縦走ルートの山がほぼ見えているようだ
小東岳をピストン、行かなくても問題ないのだが、なんとなく△点があると、確認したくなる。糸岳の登り、斜度が緩くなりもうすぐ山頂かと思うとなかなか着かない。今回の山の頂上はいつもこんな感じだ。近くの藪の中にガサゴソ音がする。
熊か??ヤッホーと声をかけてみると、あっち、こっちでガサゴソ音がする??
藪の中を動くものが見えた!猿だった。脅かしやがって(笑)4〜5匹?はいたのだろうか、そういえば登山道に彼らのものと思われる、糞がある。人のそれと同じくらいの大きさだ。糸岳山頂は展望がまるでないが、少し休む。朝露?雨露で足元はびしょびしょなので、靴をぬいで、靴下を絞ってみる。
二口峠で林道に出るが、すぐ登山道がある。林道をそのまま行けばいいものを、わざわざ、アップダウンのある尾根を歩く。しかも藪っぽい。ちょうど日差しがキツイ頃だ、すっかりばてた。
清水峠では、水場まで下りピストン。約3L水汲んで、再び重さに耐える
山形神室の登り途中に、仙台神室への分岐が小広くなっている。ここにザックを置き、仙台神室までピストン。途中だんご平まで、少々下る。登り返し急坂に取り付くと、ロープのある急坂を一直線に登って行く。他に登山者もいないが、いたら落石が怖い。写真を撮ってすぐに下る。分岐に戻る。ここで泊まってもいいのだが、少しでも先に行きたいので、山形神室まで見に行くことにした。ちょうど山頂が小広く、景色も良く、林に囲まれ具合が良いので、ここにする。
7月21日 3日 16 + 観光客多数 鷹曇り、途中少し日差しあり、熊野岳で少し雨、風
朝は晴れてはいないが、遠くまで景色が良く見える。トンガリ山、ハマグリ山などを通って、笹谷峠へ遠くからでも駐車場の車が良く見える。そのうち2組ほどの夫婦?が間をおいて登って来た。笹谷峠の駐車場にトイレがあったので、これを利用。神があったので使わせてもらうが、本尊はほぼ液体だった。ペットボトルの水で洗う。
反対側の登り口が良くわからないのだが、電電公社の廃墟を見学しその道をさらに進むと標識が見えた。その先に山工高山小屋があった。木造でいい雰囲気。使用可能のようです。ちなみに駐車場付近にもテントが張れそうなさら地がありました。
湿気の多く見通しの悪い林を登って行くと地図には見えなかった水場があり、じゃんじゃん流れていた。尾根に出たかと思うと今度は足場の悪い巻道を雁戸山へ向かう。雲の切れ間から見えるそれは随分、鋭峰である。改めて地図を見直すと、蟻の戸渡りとか書いてある?え!そんな、難所なのか?鞍部で少し休んでから登る。鎖が付けてあったりロープもあるが、急な登りだが、戸隠ほどではないようだ(行ってないが)途中、何組かのグループとすれ違う。一度下って南雁戸山もまた、険しい登りがあります。そこから緩くくだり、八方平避難小屋がある。入ると右と左にわかれてその片方も左右と上下に分かれて、かなりの収容人数が見込まれます!総木造でまだ新しめで綺麗ですね。ここからしばらく単調な林と小さなアップダウン。登り始めるとなかなか先が見えない、長い登りを終わると、名号峰、熊野岳方面が近いのだが、ガスで消えかかっている。追分から水を汲みに沢までピストン。結構水量があり河原が広かったので、ついでに身体を拭いてスッキリする。追分からの下りはコバイケイソウが大きく歩きづらい。熊野岳への登りはすっかりガスの中で先が見えないが、延々と支柱が立っていて、迷う事はない。斜度が緩くなっていよいよ山頂が近いのか?砂地を良く見ると、コマクサがあちこちに咲いている。登山道のすぐ横まで、踏んでしまいそうだ。登山道の両脇は立ち入り禁止の札が設置されいよいよ登山道の幅は細いどぶ板ほどの幅になってしまった。ここで雨が降りはじめ、慌ててカッパを着る。ガスで先が良く見えないが、山頂三角点方向に広い道がある。途中、避難小屋の中を覗いてみる。湿気っていて、ちょっと泊まりたくない状態だ。線の切れた黒電話が置いてあった。夜中に鳴りそうではないか!
このガスの中、トレラングループが下っていったり、まだ一人で登ってくる人もいる。それもそうだ、近くにロープウェイが来ているのだから。お釜の見える方へ向かっていくがガスが濃くあまり期待していなかったが、展望用?の柵がある辺りまで来ると急にガスが取れて、真下にお釜が見えた。観光客も沢山いる。刈田岳から
刈田峠方面へ避難小屋を目指す。標識の刈田峠を確認したつもりだったが、刈田岳避難小屋の建物に気を引かれそちらへ進んでしまった。そのまま階段を下るが、一向に横切る車道が出てこないので、?おかしいな?と思い、地図を見直す。とやっぱり違っていた、階段を登り返す、痛恨の失敗。避難小屋辺りの標識まで戻って方向を少し変えて、また下る。すぐに車道が出てきて、何度も渡る。最後の渡った所が登山口となり、少し木道を歩く。避難小屋の分岐を少し歩くと、高床式平屋建ての小屋があった。プレハブ?と思ったが、中は綺麗で、半分畳みになっていて快適だった。天井に張ってある紐に濡れ物を干して少しでも乾かすようにした。
7月22日 4日目 曇り一時小雨 登山者 = 0
林の中で天気が良くわからない暗がりを出発する。少し登ると、昨日見えていたガレ場に着く。雲が多いけどやはり、遠くの方まで景色が見える。杉ヶ峰、ここから下ったところに、芝草平というところは、小さな湿原と草原が広がっていて、高山植物が多い、この日はゴゼンタチバナ、キンコウカなどが見られた。木道やロープが設置してあり、整備されている。屏風岳、南屏風岳は一度下って登り返す。この辺りは、草刈したばかりで、刈った草木が散乱している。この先、不忘山見ると、かなりヤセ尾根に見える。南屏風山の下りからロープやら、鎖があったような所、景色も良い。ここから少し下ったところに不忘の碑というものがある。何かと思ったら、戦争中にこの山に米軍の爆撃機3機が墜落したのだという事で乗員が全員死亡したらしくここに碑を作ったことのようです。ここが分岐でここから白石スキー場方面へ向かいます。白石女子高校山小屋跡まで、少々登山道に水が流れて泥んこ状態の所があり滑ります。山小屋跡の空き地はかなり広いです。たぶんニッカボッカの山ガール?が使っていたのでしょうか?と想像してみます。ここからすぐにスキー場に着きます。スキー場からは車道を延々と歩くしかない。予定していた車道を行ってみると、草ぼうぼうで、怪しいので戻って、大きな車道を歩くことにする。それでもこの道、歩道があるのですが、これまた草ぼうぼうで、車道に出ること数え切れず(笑)小雨も降っていたので、傘をさしたり、畳んだりしながら歩きました。やっとこさ、こけし村に着いて、バス時刻を見ると、すぐにバスが来るのですが、その次まで大分時間があるので、温泉は諦めて、すぐのバスに乗りました。僅かのバス待ち時間の間に髭剃ったりしました。
西島三重子、笹谷峠という歌がありました!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大作ですね。週末までに完成せずに次の山に行っちゃうのではと心配になります
歩いていない部分もあるのでなかなか興味深いレコです。山中でキスリングのアラゲンさんにお会いしたいものです 超ロング、おつかれさまでした。
週末までに完成しないレコは良くあります
Kiyoshiさんの地元ですから、夫婦で歩いていたらkiyoshiさん?と思いながら歩いてました
全然関係ないけど、白石駅商店街に惚れました バスから見ただけですけど〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する