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Yamareco

記録ID: 326148
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

標高年の山ニペソツは花と展望の名山だった

2013年07月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:05
距離
14.7km
登り
1,483m
下り
1,482m

コースタイム

十六の沢登山口(朝食)5:25-7:15天狗のコル7:25-8:30天狗平8:35
 -10:15ニペソツ山(昼食)11:05-12:30天狗平(ナッキー待ち)12:45-13:45天狗のコル
 -15:25十六の沢登山口
天候 曇ときどき晴
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十六の沢登山口には駐車場はなく行き止まりの転回スペースを避けて林道路肩に駐車。
朝4時半に着いたが、既に6台先着。
コース状況/
危険箇所等
登山口の登山ポスト内に登山者名簿の備え付けあり。
コースは、いきなり沢を渡渉した後、
樹林帯あり泥濘地あり岩礫帯あり潅木帯の中腰歩きありハイマツ漕ぎありと多彩。
標識も踏み跡もしっかりしているが、天狗岳から先は高度もあり足元に注意。
標高2,013m。
ニペは標高年の山。
2013年07月28日 10:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5
7/28 10:00
標高2,013m。
ニペは標高年の山。
十六の沢登山口。
雨に濡れた丸太に躊躇。
あきらめて渡渉。
2013年07月25日 05:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 5:20
十六の沢登山口。
雨に濡れた丸太に躊躇。
あきらめて渡渉。
亜寒帯林の中を登る。
2013年07月28日 10:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/28 10:11
亜寒帯林の中を登る。
昔の標識。
お疲れさまでした。
2013年07月25日 06:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 6:20
昔の標識。
お疲れさまでした。
新しい標識。
わかりやすく設置されている。
2013年07月25日 06:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 6:24
新しい標識。
わかりやすく設置されている。
さすが北の大地。
まだシャクナゲが咲いている。
2013年07月25日 06:38撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 6:38
さすが北の大地。
まだシャクナゲが咲いている。
有名な天狗の岩場。
とりあえず乗っ越すが、あまりのあっけなさに唖然。
2013年07月28日 10:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/28 10:11
有名な天狗の岩場。
とりあえず乗っ越すが、あまりのあっけなさに唖然。
花が目立ち始める。
アオノツガザクラ。
2013年07月25日 07:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 7:28
花が目立ち始める。
アオノツガザクラ。
ピンク☆
エゾノツガザクラ。
2013年07月25日 07:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 7:29
ピンク☆
エゾノツガザクラ。
雨に濡れたチングルマの実。
2013年07月25日 07:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 7:32
雨に濡れたチングルマの実。
シモツケの一種かな?
2013年07月28日 10:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/28 10:16
シモツケの一種かな?
前天狗への登りで一瞬晴れる。
雲海の向こうに十勝岳?
それともトムラウシ?
2013年07月25日 08:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
7/25 8:03
前天狗への登りで一瞬晴れる。
雲海の向こうに十勝岳?
それともトムラウシ?
イワブクロ。
砂礫地に群生していた。
2013年07月25日 07:55撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 7:55
イワブクロ。
砂礫地に群生していた。
砂礫地の女王コマクサ。
2013年07月25日 08:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 8:11
砂礫地の女王コマクサ。
2013年07月25日 08:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 8:19
チシマギキョウ。
かも。
2013年07月25日 08:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 8:29
チシマギキョウ。
かも。
岩の急坂を登ると天狗平。
携帯トイレブースあり。
2013年07月25日 08:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 8:29
岩の急坂を登ると天狗平。
携帯トイレブースあり。
天狗平からニペの雄姿。
は霧の彼方。
何も見えないままゴーロを下る。
2013年07月25日 08:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 8:32
天狗平からニペの雄姿。
は霧の彼方。
何も見えないままゴーロを下る。
鞍部の底で晴れる。
天狗岳の裾が高い。
2013年07月28日 10:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/28 10:20
鞍部の底で晴れる。
天狗岳の裾が高い。
エゾツツジ。
5兮らずの幹に3僂發硫屐
2013年07月25日 08:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 8:52
エゾツツジ。
5兮らずの幹に3僂發硫屐
天狗岳の向こうに二ぺ?!
鬱々とした気分も晴れる。
2013年07月25日 08:55撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 8:55
天狗岳の向こうに二ぺ?!
鬱々とした気分も晴れる。
天狗を巻いてニペを目指す。
2013年07月25日 09:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 9:03
天狗を巻いてニペを目指す。
振り返ると岩峰の向こうに石狩連峰。
2013年07月25日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 9:04
振り返ると岩峰の向こうに石狩連峰。
最低鞍部の向こうにニペ。
山頂はベールを被ったまま。
2013年07月28日 10:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/28 10:22
最低鞍部の向こうにニペ。
山頂はベールを被ったまま。
足元は雲海。
その向こうはトムラウシあたりか。
2013年07月25日 09:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 9:15
足元は雲海。
その向こうはトムラウシあたりか。
雲のベール越しに
うっすらニペ山頂。
なんてシャイな山だ。
2013年07月25日 09:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 9:17
雲のベール越しに
うっすらニペ山頂。
なんてシャイな山だ。
頂上は近い。
岩場はキツい。
2013年07月28日 10:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/28 10:25
頂上は近い。
岩場はキツい。
チシマノキンバイソウ。
だよね。
2013年07月25日 09:38撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 9:38
チシマノキンバイソウ。
だよね。
タイセツトリカブト。
2013年07月25日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 9:42
タイセツトリカブト。
天狗岳を振り返る。
真中に前天狗が霞む。
2013年07月25日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
7/25 9:42
天狗岳を振り返る。
真中に前天狗が霞む。
頂上直下の岩壁。
遥か下まで落ちている。
2013年07月25日 09:56撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 9:56
頂上直下の岩壁。
遥か下まで落ちている。
イワツツジの群落。
2013年07月25日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:12
イワツツジの群落。
アオノツガザクラ。
赤いのは何だろう。
2013年07月25日 10:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:15
アオノツガザクラ。
赤いのは何だろう。
ニペソツ山2,013m。
三角点は昨秋撤去されていた。
2013年07月25日 10:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:16
ニペソツ山2,013m。
三角点は昨秋撤去されていた。
風が強い。
でも雲が飛ばされて嬉しい。
2013年07月25日 10:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
8
7/25 10:17
風が強い。
でも雲が飛ばされて嬉しい。
雲海の向こうにトムラウシの連峰?
2013年07月25日 10:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:20
雲海の向こうにトムラウシの連峰?
雲海の上にまた雲。
覗く青空に感謝。
2013年07月28日 10:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/28 10:28
雲海の上にまた雲。
覗く青空に感謝。
糠平舘観光ホテルのおにぎり弁当。
ていうかおにぎりだけ。
2013年07月25日 10:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:28
糠平舘観光ホテルのおにぎり弁当。
ていうかおにぎりだけ。
今日はヤマ麺がまん。
2013年07月28日 10:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/28 10:28
今日はヤマ麺がまん。
岩の斜面に青い小さな花。
希少種エゾルリソウ。
2013年07月25日 10:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 10:59
岩の斜面に青い小さな花。
希少種エゾルリソウ。
雲海に向かって下山。
2013年07月25日 11:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 11:11
雲海に向かって下山。
先行のグループが遥か下に見える。
2013年07月25日 11:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 11:12
先行のグループが遥か下に見える。
曲景を巻いて行く。
2013年07月25日 11:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 11:17
曲景を巻いて行く。
天狗が堂々と聳える。
2013年07月25日 11:13撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 11:13
天狗が堂々と聳える。
ハクサンフウロ。
それともエゾフウロとかあるのかな?
2013年07月25日 11:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 11:18
ハクサンフウロ。
それともエゾフウロとかあるのかな?
天狗岳の向こうに
またも雲を被ったニペ。
2013年07月25日 12:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 12:11
天狗岳の向こうに
またも雲を被ったニペ。
ハクサンチドリ。
2013年07月25日 12:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 12:12
ハクサンチドリ。
前天狗と天狗平。
石垣を組んだ山城のよう。
2013年07月25日 12:13撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
7/25 12:13
前天狗と天狗平。
石垣を組んだ山城のよう。
天狗平直下の岩場。
チーッというかキチッというかナキウサギの甲高い声が5回。
2013年07月25日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
7/25 12:29
天狗平直下の岩場。
チーッというかキチッというかナキウサギの甲高い声が5回。
ナッキーの現れるのを15分待つが声も聞けず。
天狗平からのニペも拝めず撤退。
2013年07月25日 12:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 12:46
ナッキーの現れるのを15分待つが声も聞けず。
天狗平からのニペも拝めず撤退。
下山路にも雲が忍び寄る。
2013年07月25日 13:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 13:01
下山路にも雲が忍び寄る。
エゾコザクラ。
2013年07月25日 13:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
7/25 13:35
エゾコザクラ。
チングルマ。
2013年07月25日 13:38撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 13:38
チングルマ。
エゾノツガザクラ。
2013年07月25日 13:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/25 13:42
エゾノツガザクラ。
2013年07月25日 13:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/25 13:44
前天狗下の岩場。
帰路はトラバース。
足場も手がかりも万全。
2013年07月28日 10:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/28 10:36
前天狗下の岩場。
帰路はトラバース。
足場も手がかりも万全。
下山後は層雲峡まで移動しサッポロクラシックでぷはー。
2013年07月28日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
7/28 10:43
下山後は層雲峡まで移動しサッポロクラシックでぷはー。
前日、ひがし大雪自然観に立ち寄るが水曜休館。
証明書は宿に申請を依頼。
ミーハーやなあ。
2013年07月28日 10:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/28 10:00
前日、ひがし大雪自然観に立ち寄るが水曜休館。
証明書は宿に申請を依頼。
ミーハーやなあ。
ニペソツ山登頂証明書。
7/26に早くも到着。
宿に役場に感謝。
天狗平からこの雄姿を生で仰ぎたかったなあ。
6
ニペソツ山登頂証明書。
7/26に早くも到着。
宿に役場に感謝。
天狗平からこの雄姿を生で仰ぎたかったなあ。
撮影機器:

感想

2013年。標高年の山ニペソツ。
標高年なんて意識したのは、1984年の石鎚山以来。

今年の正月に酔った頭で思いついて探した山のわりには姿のよい男前の山。
で、日本最東端の2,000m峰。最西端の白山は登っているし、ちょっとモチベーション↑。

とは言っても北海道は遠い。
船で行く時間はないし、飛行機は高い。
ツアーも考えましたが何しろ高い。それ以前にニペソツ山のツアーなんてない。
ということで、LCCを試してみることに。すると、関空〜新千歳間片道なんと4,980円。
レンタカー、ガソリン、高速道路、車の回送料、宿泊費等々考えてもツアーの半額以下。
営業小屋のない北海道だけど、
JらんやR天で登山パックやっている山麓の宿を探して、ずいぶん楽ができました。
いろいろな面で、体にも財布にも優しい発見でした。

雨の予報にずいぶんやきもきさせられ、
実際に中腹まではガスに包まれ小雨の中の登山でしたが、
次々現れる高山植物の花盛りを楽しみ、
天狗岳から先は雲は多いながらも、雲海に浮かぶ石狩や大雪連峰の雄大な展望を楽しみ、
見えそうでなかなか全貌を見せてくれないニペソツ山にも楽しませてもらいました。
これって、昔聞かされたストリップティーズの基本(笑)。

ということで、往復10時間たっぷり歩いて、花と展望を堪能しました。
ナキウサギに逢えたら最高でしたが、声は聞かせてもらえたので上々でしょう。
ニペソツ山。素晴らしい山でした。

出発3日前の沢登りで相方が右手小指を脱臼するというアクシデントもあり、
決行が危ぶまれましたが、意外に軽傷で済みやってこれました。
相方の頑健さ、悪運の強さにも感謝。

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