黒姫山(大橋登山口）採取禁止タケノコは道の駅で購入

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.0km
• 登り: 958m
• 下り: 940m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:42

6:17 黒姫山西新道登山口
6:17 大橋登山口
7:20 新道分岐
7:50 7:56 しなの木
8:41 8:47 しらたま平
9:08 峰ノ大池分岐
9:21 10:10 黒姫山
10:22 峰ノ大池分岐
10:43 しらたま平
11:12 11:13 しなの木
11:36 新道分岐
12:30 12:35 古池
12:46 12:48 種池
12:59 黒姫山西新道登山口
12:59 ゴール地点

登り
大橋林道登山口ー新道分岐　1：00
新道分岐ー黒姫山　1：50
下り
黒姫山ー新道分岐　1：26
新道分岐ー大橋登山口　1：18　（古池経由）

天候

曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路
世田谷自宅　2：40　関越ー上信越　信濃町IC275km　ICから13km、割4170円
種池登山口　6：00　
復路
登山口　13：05
　蕎麦屋　仁の蔵　13：20-13：50
　道の駅しなの　14：00-14：20
信濃町IC 14：20
練馬IC 16:50　渋滞なし
世田谷自宅　17：30

コース状況／危険箇所等

○大橋登山口ー大橋林道登山口ー新道分岐
大橋登山口は車3〜5台程のスペース、そこから舗装路を5分ほど歩けば川沿いの大橋林道登山口、こちらは10〜20台ほど可能、ゲートを跨いで砂利の林道を進む左に沢の音のする中単調に緩く登っていくと所々で林道が分岐するが黒姫山の方角右前方を目指せば迷う事はない、右カーブのところで正面に登山道の標識が出ると林道をショートカットする山道にその後再度林道とクロスしまた林道を離れてつづらに登れば右から古池からの道と合流する新道分岐
○新道分岐ー黒姫山
新道分岐からブナの気持ちいい林を緩やかに登る、タケノコ採取禁止の標識が増え徐々に斜度があがる、笹、ブナの巨木が立ち並ぶ中一汗かけば道正面にしなの木と書かれた大木のある小広場になる、丸太がいくつも置かれて休憩するには時間的にも距離的にも丁度いい
信濃の名前の由来のしなの木から外輪山の稜線まではやや道もせまくなり斜度もあがる乾いているときは問題ないだろうが雨上がりで滑りやすい、特に下りはすべる
ダケカンバが増え、針葉樹が混じると稜線は近い、後方にようやく高妻が見えると外輪山の稜線、そこから少し歩けば一気に展望が開けそこがしらたま平だ
しらたま平からは北ア、高妻、火打など大展望だ、吹く風が心地よく汗も吹っ飛ぶ
しらたま平を過ぎると黒姫山登山のハイライトといえる外輪山の稜線歩き、2度ほどのアップダウンをするが右手が笹原で開けており気持ちがいい、三角錐の山頂が見えると下った鞍部が峰の大池分岐、火口方面への降下口だ、ここから最後ののぼりになる、ハイマツやナナカマドもみられるようになり岩ごろを登り切れば意外に狭い山頂となる、山頂からは北側は展望がきかない、
○新道分岐ー古池ー大橋登山口
新道分岐から笹とブナの明るい林を快適に降りていく、きつい、緩いと緩急はあるがハイキングコース程度だろう、古池手前できれいな沢を渡渉する、右手が開けてくると古池に出る、古池は1周できるのでどちらからでも回れるが右のほうがやや短い、丁度反対まで回ったところが登山口への下山口、途中左手に種池があるので是非寄りたい、種池から大橋登山口はすぐ

その他周辺情報

そば　仁の蔵　http://ninokura.jp/soba/
　登山口から車で１５分ほど信濃町ICから５分　
　そばの風味も良くつゆも良好、天ぷらは季節の野菜だけなのもいい
道の駅　しなの　https://f-tenbou.com/
　信濃町IC隣り　お土産、食事、産直と三館に分かれ便利
　産直では旬のネマガリダケやワラビ、ジュンサイ、乾燥ゼンマイなど私好み。

写真

6/20 6:17

大橋登山口
昭文社の地図には3台と記載
朝6時で2台目、その後すぐに1台入り計3台に
だが下山時にはさらに路駐も含め5台追加の8台になっていた

6/20 6:17

東京から運転中雨がパラつく、
虫が多く虫よけ、スプレーなど必須の季節だ
できるだけ車の中で準備して出発

6/20 6:22

古池から登ろうとも考えたが天気も悪いので帰りに寄ることにしてまずは車道を5分ほど歩き大橋林道口からスタート
こちらは広く10台ほどのスペースだ、それでもすでに6台目

6/20 6:23

ゲートをまたぎ林道を進む

6/20 6:34

長い単調な林道歩きです

6/20 6:46

タニウツギのピンクの花

6/20 6:49

自分の好きな花の一つ
ヤマオダマキ

6/20 6:50

雨に濡れて沢山咲いてます

6/20 6:51

珍しい、一輪だけクリンソウが咲いてました

6/20 6:52

ここからタケノコ採取禁止の看板大量です

6/20 6:52

戸隠竹細工の森だそうです

6/20 6:54

林道はいくつも分かれるが右前方が黒姫山という方角で進む
ここも右

6/20 6:58

30分ほどの林道歩きを終えると左に登山道の標識、
林道をショートカットするように登ります

6/20 7:00

再度林道と交わる
ここも登山道の標識に従い直進

6/20 7:09

林道終わりに軽トラが
タケノコ巡回監視中とのこと、厳重だ

6/20 7:12

ここも右にテープ、まっすぐ行ってもたぶん合流します

6/20 7:20

新道分岐到着
古池からの道と合流

6/20 7:19

ここまで丁度1時間

6/20 7:21

雨も止んで好天になってきた

6/20 7:30

アバウトな地図、しかしこのうっそうとした竹藪でタケノコ採るの？

6/20 7:38

低い笹竹の上を見上げれば巨木のブナの森に

6/20 7:50

分岐から30分ほど登るとしなの木
信濃の名前の由来とも言われている（諸説あり？）

6/20 7:56

広場になっていて腰かけて一休みします

6/20 8:05

しなの木から滑りやすい急登を上げようやく展望が開けてきた
南の飯縄山

6/20 8:07

標高が上がるとダケカンバが増える

6/20 8:08

多かったマイズルソウ

6/20 8:09

これも沢山、ユキザサ

6/20 8:22

2時間登って初めて高妻が見えた

6/20 8:24

ゴゼンタチバナは咲き始め

6/20 8:25

オオシラビソやコメツガなど針葉樹も混じると稜線が近い

6/20 8:27

左手にはこんもりした小黒姫

6/20 8:28

高妻左には戸隠も

6/20 8:28

眼下に広がる戸隠牧場と奥に白い北アの峰

6/20 8:30

外輪山の稜線に出そう

6/20 8:34

北は終始展望が開けず小黒姫もスッキリは見えず

6/20 8:34

どうやら外輪山稜線に乗ったようです

6/20 8:35

正面に黒姫山頂が見えた
ここからは30分と短いが快適な稜線漫歩です

6/20 8:35

左手が小黒姫、正面が黒姫、
外輪山の稜線は南にカーブして回ってます

6/20 8:35

一番見えた小黒姫

6/20 8:35

北にわずかに顔を出した妙高、外輪山と右が山頂、
黒姫とよく似てますが山頂は中央なのが逆だな

6/20 8:38

イワカガミ

6/20 8:38

マイズルソウとイワカガミ

6/20 8:41

一気に開けるとしらたま平
南から西の展望が素晴らしい

6/20 8:41

高妻、乙妻はお向かいさんです

6/20 8:41

奥に北ア。唐松、五竜、鹿島槍、

6/20 8:41

手ごわかった思い出の高妻、苦労した残雪の急斜面が見える
もう雪はなさそうだ

6/20 8:41

唐松と五竜の間に剣、五竜と鹿島槍の間に立山が顔を見せる

6/20 8:41

乙妻も行ってみたがきついなあ

6/20 8:42

戸隠牧場のはるか彼方雲上にトンガリ君発見
そう槍だあ

6/20 8:42

しらたま平からは北に火打、焼山も見える

6/20 8:43

鹿島槍左はさらに爺、蓮華、最後に槍が

6/20 8:44

コメツガの松ぼっくり

6/20 8:45

気づきにくいところに
しらたま平の標識あり

6/20 8:46

だいぶ雲が取れて北アの峰々が連続

6/20 8:46

しらたま平からは火打、焼山も

6/20 8:47

高妻、乙妻は大きい山容だ

6/20 8:47

鹿島槍は双耳峰には見えません
右から唐松、剣、五竜、立山、鹿島槍、爺、針ノ木、蓮華

6/20 8:47

火打はハクサンコザクラ咲き始めたでしょうね

6/20 8:48

戸隠と後立山

6/20 8:49

笹原を吹き抜ける風が心地よい

6/20 8:50

快適ロード

6/20 8:50

帰りに寄る予定の古池が見えます

6/20 8:52

裏銀座が見える、野口五郎、左手前には餓鬼、そして槍まで

6/20 8:53

チシマザサにナナカマド、ダケカンバ、シラビソと高山の植生

6/20 8:55

笹原が気持ちい

6/20 8:56

ヤマツツジか

6/20 8:58

徐々に南面になると一面の雲海

6/20 8:59

雲海に飲み込まれそうな飯縄山
戸隠スキー場のゲレンデも

6/20 8:59

多少のアップダウンはアクセントだ

6/20 9:02

西から外輪山に乗り現在南に差し掛かる
高妻が見えなくなる

6/20 9:05

東に位置する山頂は意外にきれいな三角錐だ

6/20 9:08

山頂手前で噴火口に降りる峰ノ大池分岐

6/20 9:13

最後の登りに

6/20 9:15

眺めがさらに良くなる

6/20 9:15

雲があるのもまた味わいあります

6/20 9:16

外輪山を西、南と円形に回ってきた

6/20 9:21

石祠のある山頂到着

6/20 9:25

黒姫山の山頂標識はユニーク

6/20 9:28

2053m、2053年の山ですがあと32年後か
ちょっと登るのは無理かな？

6/20 9:29

山頂から北側は基本展望きかず、わずかな隙間から

6/20 9:29

笹ヶ峰の乙見湖が見える

6/20 9:29

埋入三角点

6/20 9:29

山頂は広くはない、

6/20 9:35

本日は焼き鯖寿司とカルパス、バーナーは不携帯

6/20 9:35

で、山に感謝！いつもので祝杯！

6/20 10:09

徐々に人が増えてきた

6/20 10:11

すっきりと北アを眺めたいと1時間は粘ろうと思ったが、
思いのほか雲が取れず人も続々上がってくるので下山開始

6/20 10:12

山頂はこのこんもりしたところ

6/20 10:15

中央火口丘である小黒姫山
あと10mほど高ければあちらが山頂だったのでしょう、
そうすると登るのは大変か

6/20 10:16

コメツガの新芽

6/20 10:16

ハイマツとナナカマド

6/20 10:21

下りは滑ります

6/20 10:22

峰ノ大池分岐

6/20 10:23

ツマトリソウも沢山

6/20 10:24

キレイな星形

6/20 10:28

花びらが6枚のと7枚のがある？

6/20 10:28

マイズルソウは群生

6/20 10:30

外輪山の稜線歩きが黒姫のハイライトだ

6/20 10:40

木々の隙間からわずかに池が見える、
池の展望が全く効かないのは残念

6/20 10:41

スキーで滑り降りれそうな斜面だ

6/20 10:41

オオカメノキ

6/20 10:42

岩場にイワカガミ

6/20 10:43

しらたま平まで戻る

6/20 10:43

上がってきた方が歓声をあげているが、
北アはすでに雲に隠れたんだけどなあ

6/20 10:43

それでも2時間以上登ってようやく開けた展望、
迫力ある高妻、乙妻には声をあげずにはいられないか

6/20 11:05

ダケカンバの林を急下降

6/20 11:07

だいぶ人に踏まれたため濡れた地面がさらに滑りやすくなった

6/20 11:07

今朝までの雨で路面は終始濡れてます

6/20 11:12

しなの木前の休憩場所

6/20 11:13

しなの木
樹肌が縦に裂け黒っぽい
後方のブナはつるんとしているね

6/20 11:15

ミズナラも縦にさけているけどね

6/20 11:15

6/20 11:17

6/20 11:17

調査中

6/20 11:29

斜度が緩むと気持ちいいブナの林を降りる

6/20 11:30

6/20 11:36

新道分岐の四つ辻に
帰りは古池から

6/20 11:49

ギンリョウソウが沢山ありました

6/20 11:50

にょきにょきです

6/20 11:55

新緑の空気が肺にやさしい

6/20 12:07

綺麗な沢を渡渉、

6/20 12:07

ゴール間近で汗を流すにはもってこいです

6/20 12:11

シャッタースピード優先にして、ぶれましたが

6/20 12:12

デジカメの限界

6/20 12:12

顔を洗いさっぱりです

6/20 12:24

間もなく前方が開け古池到着だ

6/20 12:25

周囲には湿原も

6/20 12:25

アヤメが咲いてます

6/20 12:26

静かな湖畔に見えますが蛙の鳴き声がすごい

6/20 12:26

絵からは伝わらない騒々しさ

6/20 12:26

ヤマツツジを高妻

6/20 12:26

奥の湿原にアヤメがたくさん

6/20 12:28

お、ベニバナイチヤクソウだ

6/20 12:28

葉っぱはイワカガミのように光沢がある

6/20 12:29

水芭蕉の道は閉鎖のよう？

6/20 12:30

モリアオガエルの卵
騒々しい奴の正体です

6/20 12:32

古池の向こうに登った黒姫山

6/20 12:33

卵塊が池の上せり出した枝に産み付けられている
ただどう見ても池面から外れたところの卵塊もあり、
生まれたオタマジャクシは地面に落ちちゃうなあ、
方向音痴？な親もいる

6/20 12:35

逆さ黒姫

6/20 12:35

古池は一周できます

6/20 12:36

黒姫山

6/20 12:42

6/20 12:43

6/20 12:43

6/20 12:46

古池から10分もしないでひっそりした種池に

6/20 12:47

神々しい種池

6/20 12:47

水の入口と出口のない池です
干ばつの際にここの水を汲んで戸隠神社に祈願すると必ず雨が降ると言われているそうです

6/20 12:48

6/20 12:51

種池の説明

6/20 12:51

種池へは登山道からちょっと入ります

6/20 12:58

種池からはすぐで登山口到着
だいぶ車が増えてます
収容3台のところ8台？

6/20 12:59

わかりやすい地図、いろんなルートがありますね

6/20 13:21

15分ほど下ったところの蕎麦屋、仁の蔵
15時までの営業だが今日は早出のため余裕で間に合った

6/20 13:28

天ざる大盛り　1600円
天ぷらは山菜含む野菜天です、そばはのど越しよくつゆも美味しい風味はちょっと弱めかな

6/20 13:48

山あるあるだが蕎麦屋の営業時間は短い、下山後に行けるかは難しい

6/20 13:49

霧下そば、黒姫高原で自分のソバ畑で育てています

6/20 17:53

信濃町IC隣の道の駅しなの、産直で買った山菜
本日何度も看板が出てきたネマガリダケのタケノコ、
あそこにも生えていたのでしょうね
ワラビ、ジュンサイも信濃町産です

6/20 18:53

ネマガリダケは素焼きで味噌を付けて食べます
新鮮なのであく抜きの必要はありません
大量のワラビは重層であく抜きしてお浸し、ナムルにと堪能

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

SO-01G Sony

感想

reopapa

北信五岳の一座黒姫山
妙高、火打、高妻、飯縄と周囲の山はかなり登ったがここは未踏だった
スキーでも赤倉、タングラムなどから良く見えていたがようやく登る機会がきた
地図で見ると外輪山を伴った二重式火山、で距離的にもすぐ近くの妙高とよく似てる感じかなあと思っていた
まずは登山道だが大変整備され歩きやすい
地元自慢の名山だろうし、戸隠の古くからの山岳信仰もあるのだろう、道中は戸隠竹細工の森にもなっており大切に森を管理されている、そんなことから人も多く良く踏まれている。
ブナの森、笹原から展望効く外輪山の稜線と変化にも富んでいる
帰りに通る古池や神々しい種池もいいアクセントになっている、
下山し最後に古池から登った黒姫山をのんびり見返せるのも、その日一日の登山を振り返ることができていい点ではないだろうか

登り始めまで雨が残っていたがその後は晴れ間も出て
地元上越や大町からの方々と色々山話が出来たのも楽しかった
いろんな方、凄い方がいるなあといつも驚かされる

コロナで昨年来人に話しかけるのはためらいがちだったが
去年よりは少し話がしやすくなったのかなと安堵もした
早くワクチンがいきわたり「安全、安心」な登山が出来ますように