燧ヶ岳とその山麓

2021年06月20日(日) ~ 2021年06月21日(月)

• GPS: 11:52
• 距離: 51.5km
• 登り: 2,558m
• 下り: 2,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:49
• 合計: 8:00

7:45 山の駅御池＆御池ロッジ
8:00 8:00 御池田代
8:03 8:03 田代坂
8:07 8:09 姫田代
8:35 8:37 上田代
8:43 8:49 ノメリ田代
8:53 8:53 裏燧横田代
9:03 9:05 西田代
9:37 9:44 裏燧橋
10:18 10:30 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
10:31 10:33 兎田代下分岐
10:41 10:48 兎田代上分岐
10:49 10:50 三条ノ滝
10:50 11:03 三条ノ滝展望台
11:06 11:06 三条ノ滝
11:11 11:13 兎田代上分岐
11:39 11:39 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
11:43 11:43 温泉小屋
11:54 11:54 東電分岐
12:04 12:29 見晴
12:31 12:37 桧枝岐小屋
12:50 12:50 見晴新道分岐
13:06 13:08 イヨドマリ沢
13:54 14:05 白砂峠
14:40 14:48 沼尻平
15:31 15:32 長英新道分岐
15:41 15:41 燧分岐
15:45 尾瀬沼ビジターセンター

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:15

7:00 尾瀬沼ビジターセンター
7:13 7:13 燧分岐
8:14 8:14 長英新道分岐
8:46 8:50 ミノブチ岳
9:10 9:19 俎��
9:31 10:03 燧ヶ岳
10:14 10:19 俎��
11:06 11:06 熊沢田代
11:19 11:23 御池登山道 ５合目
11:40 11:40 広沢田代
12:07 12:08 御池田代
12:13 12:13 御池登山口
12:15 御池登山口

天候

晴れ。初日前半だけ霧

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

御池までは那須高原駅で借りたタイムズカーで往復。土曜夜はかんぽの宿塩原に素泊まり前泊。

コース状況／危険箇所等

裏燧林道の木道は湿原内と違って傾斜があり、雨で濡れると非常に滑りやすかった。

以下の2か所でチェーンスパイクを着けた。
�ー動促哀蘚賁未�2か所の雪渓の下り（登りはツボ足。下りもツボ足の人が多かったが、時折ズズっとなるようなので自分はチェーンスパイクを付けて良かった）
��熊沢田代上の長い雪渓（写真54）

その他周辺情報

沼尻のトイレは今季利用不可。

御池には食事場所なし（御池ロッジは休業中。山の駅御池でパンとかは売ってる）。

下山後は檜枝岐村の「開山」まで車で移動して食事を取った。

そのあと燧の湯。食事処はないが、静かで小ぎれいで、自然に囲まれた露天が気持ちいい。

写真

6/20 8:25

御池からしばらくはクロベやダケカンバの巨木が迫力。

6/20 8:36

湿原はまだ朝靄の中。イワカガミやヒメシャクナゲがたくさん咲いていた。陽が射してないのでタテヤマリンドウは蕾状態。

6/20 8:41

三本クロベ（勝手に命名）。

6/20 9:11

こちらはダケカンバ。折れ曲がった部分が地面についてない！

6/20 10:56

兎田代上分岐でいったん妻と別れ、1人で三条ノ滝。朝まで雨が降っていたせいか、なかなかの水量。

6/20 11:10

陽が射してきた！

6/20 11:47

タテヤマリンドウ！ 撮影の難しい場所で頑張って撮ったら、このあと続々と・・・

6/20 12:23

見晴で妻とまた合流。気持ちのいい場所だなー。

6/20 12:06

ガスがすっかり取れて至仏山がドーン。

6/20 12:20

レンゲツツジを入れて。

6/20 12:07

ツマトリソウ

6/20 14:15

白砂田代では池塘に映り込む青空と夏雲が美しかった。

6/20 14:16

6/20 14:21

初めましてのミツガシワ

6/20 14:37

タテヤマリンドウと青空。でもピントが・・・

6/20 14:38

沼尻到着。

6/20 14:53

ミズバショウもまだ少しだけ（大半はもう終わっていた）。

アナグマ！

6/20 15:48

15時48分、長蔵小屋到着。この日は女性の入浴時間が16:00-16:45。間に合って良かった（男性は16:45-17:30）。

6/20 18:49

夕食後の散歩で初めましてのノビネチドリ。

6/20 19:15

夕焼けに燧ヶ岳のシルエット。

6/20 19:18

夕焼けを映し込む水面も美しい。

6/21 6:59

翌朝、同じ場所から燧ヶ岳を望む。あの頂点へ！

6/21 8:11

ミツバオウレン

6/21 8:32

俎グラが見えた！

6/21 8:38

ツバメオモトかな？

6/21 8:48

ミノブチ岳から尾瀬沼を振り返る。沼の左手に昨夜泊まった長蔵小屋。

6/21 8:49

右が俎グラ、左が御池岳（地図では山頂に池が見える）。

6/21 8:51

竜の顔をした白骨樹。

6/21 8:56

ムラサキコマノツメ

6/21 8:57

サンカヨウ

6/21 8:57

キヌガサソウ

6/21 9:02

ミネザクラも！

6/21 9:09

ミヤマキンバイと至仏山。

6/21 9:15

俎グラ到着！

6/21 9:16

南側。この時間は少し高曇り。

6/21 9:16

会津駒ヶ岳

6/21 9:17

中央が中岳。右は先週登った越後駒ヶ岳、左手前は平ヶ岳。

6/21 9:21

いよいよ最高峰柴安グラへ。

6/21 9:26

1つめの雪渓。

6/21 9:31

2つ目の雪渓。

6/21 9:36

柴安グラ到着！

6/21 9:42

右から2つめ、一番高く見えるのが会津駒ヶ岳。以下時計回りで・・

6/21 9:42

俎グラのすぐ左奥は帝釈山。そのすぐ左の田代山には雲がかかってる？

6/21 9:42

左奥で双耳峰っぽいのが女峰山、尾瀬沼左奥の台形が男体山、尾瀬沼右奥でひときわ高いのが日光白根。

6/21 9:42

武尊連峰（中央）と至仏山（右）。

6/21 9:45

写真右側、雪渓が横に続いているのが平ヶ岳。

6/21 9:46

越後三山（左が中岳、右が越後駒、間の小さなピークが八海山）。

6/21 9:51

どら焼きを食べていると、居合わせた方の立ち姿が絵になっていた。無断掲載で恐縮ですが、後ろ姿なのでご了承頂ければ。

6/21 10:16

俎グラに戻って来て下り始める。

6/21 10:19

柴安グラ北面の爆裂火口上部を見ながら下って行く。このあと徐々に樹林帯に入って展望がなくなる。

6/21 10:25

これから通る熊沢田代（左）、広沢田代（右）、そして御池の駐車場（右奥）。

6/21 10:36

この長い雪渓ではチェーンスパイクを付けた。距離200m超、標高差100m超。対岸にピンクリボンが見えるが、そちらに行ってはダメ。

6/21 10:57

イワナシ

6/21 10:59

イワカガミ。すべての湿原で咲きまくっていた。

6/21 11:02

熊沢田代は天空の湿原。次来る時はここでのんびりしたい。

6/21 11:08

ヒメシャクナゲ

6/21 11:11

ワタスゲ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、チングルマ等々。これで写真技術があれば・・・

6/21 11:14

アズマシャクナゲと会津駒ヶ岳。

6/21 11:34

ワタスゲ

6/21 11:36

最後にもう一度タテヤマリンドウ。

6/21 11:42

広沢田代の池塘と青空。

6/21 12:01

オサバグサ

6/21 12:13

御池に戻ってきた。

ここからは妻が撮った写真。まずはコバイケイソウ。

ウラジオヨウラク

ヒメシャクナゲ

もひとつ。

タニウツギかな？

タテヤマリンドウ

オゼイトトンボ。きれいな色。

エゾムラサキ？

感想

Echigoya

我が人生初の尾瀬（妻は4回め）。

初日は2人で御池登山口から見晴経由で長蔵小屋まで歩いて宿泊。2日めは長蔵小屋から自分が燧ヶ岳経由、妻は沼山峠経由で、それぞれ御池登山口へ。

本やテレビで見るよりも広く、奥深く感じた。日月という変則日程のせいか、ミズバショウとニッコウキスゲの端境期のせいか、静かな尾瀬を楽しめた。

三条ノ滝は予想通りの迫力。




でも平滑ノ滝をうっかり見過ごしてしまった・・・

今回歩いた中では、白砂田代と熊沢田代が特に印象に残っている。標高が高くて空が広く、天空の湿原という感じ。今回は時間がなかったけれど、あんな空間で写真を撮りながら数時間のんびりしたら気持ちいいだろうなあ。

それと夕焼けの燧ヶ岳。「今日は染まりそうにないね」などと言っていたのが嬉しい誤算で、どんどん美しく染まっていった。

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山座同定にはtancroさんの以下のサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1917-detail-100657

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2日ともGPSの記録に不具合があり、一部修正したものの、距離と累積標高は過大に出ています。