甲斐駒ケ岳(テン泊)/双児山で雷雲遭遇!死の恐怖でヘロヘロになり仙丈ケ岳断念…
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- GPS
- 11:42
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
- 山行
- 0:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:15
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 11:27
- 山行
- 0:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:15
10:50 芦安市営駐車場 発(乗合タクシー)
11:25 広河原 12:30
14:00 テント設営完了
14:30-16:00 食事
17:50 就寝
【2日目 8/15(木):甲斐駒ケ岳】ヤマプラ標準CT 7:30
02:45 起床(〜3:00星空撮影チャレンジ)
17:10-18:40 夕食
19:50 就寝
【3日目 8/16(金):(仙丈ケ岳中止)移動】
04:30 起床
05:00-05:50 朝食
07:25 北沢峠 発
08:20 広河原 08:30(乗合タクシー)
09:00 芦安市営駐車場 着
天候 | 1日目 8/14(水):晴れ(13時長衛小屋26℃) 2日目 8/15(木):晴れ時々ガスのち14時雷雨のち晴れ (10時山頂16度、17時テン場15℃) 3日目 8/16(金):朝 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
(麓の街中と思いこんでたら意外と山中でした) ○南アルプス市営芦安駐車場 第1〜8第(無料/366台)+臨時駐車場(無料/147台) 第3駐車場にトイレあり ○市営芦安駐車場 ⇔ 広河原 バス片道1000円 or 乗合ジャンボタクシー片道1100円 (100円高いですが乗合タクシーの方が荷物を別で置いてくれるのでゆったり乗れます) ○広河原 ⇔ 北沢峠 バス片道550円+荷物1個200円 ※南アルプス林道、注意しないと軽く酔います。弱い方は酔い止めも一考。 広河原・北沢峠にトイレあり 長衛小屋テント場 500円 ※南アルプス市HP http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html ※山梨県 南アルプスマイカー規制について http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/8、9、14と北沢峠付近でクマ目撃情報あり。 小屋の方曰く全く人間を恐れていない、テン場は食品(におい)の管理徹底とのこと。 【トイレ】 ○北沢峠バス停前 ○長衛小屋:募金制、手洗い場あり、簡易水洗、洋式便座、女子個室3個、男子個室2個 ※長衛荘は未確認 【甲斐駒ケ岳】 ○長衛小屋→仙水峠 ゆるい登りでウォーミングアップできます。 危険はありませんが仙水小屋まで1カ所、4〜5mくらいの岩場あり。 早朝は樹林帯出ると朝日に向かうので眩しいです。 ○仙水峠→駒津峰 急登です。エネルギーチャージして頑張ろう! ホシガラスとお花がちらほら見れます。南アの山々も途中見れます。 ○駒津峰⇔六方岩 岩場のアップダウンあり。岩尾根あり。 疲れた帰りは登り返し結構キツく、下りも集中力必要です。 ○分岐から巻道 分岐直後いきなり大岩下りが2つ続きます。 途中から砂礫で歩きにくいし意外と傾斜もキツく疲れます。 下りは滑るので気をつけて。 花崗岩・砂地で白い山肌なので日が照ると眩しく照り返しで暑いです。 ○分岐から直登 ロープ・鎖なしの岩場。地図上は破線の上級者向けコースになってます。 相方曰く「2〜3カ所難所っぽい所あるが六方岩までの岩場+αのレベル」とのこと。 とは言え油断は禁物。 岩場は下りの方が難しいので行ってみて恐いから引き返すというのは無理かと。 荷物は少ない方が良。 ○摩利支天往復 巻道同様砂礫の道 ○駒津峰→双児山 低木帯のガレ場を下って樹林帯を登り返します。 低木帯でホシガラスを沢山見れました。 ○双児山→北沢峠 樹林帯を下ります。割と早歩きだったのに地図タイムよりかかりました。 【登山届ポスト】 ○長衛荘に箱あり。 長衛小屋は尋ねると、「2〜3日分をまとめて警察に渡している」とのことで 預かってもらいました。 ○他のレコ拝見すると広河原インフォメーションセンター2階にあるようですね。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
10:25、広河原到着。いい天気♪
チケットは大体30分前くらいから発売のようです。
ちゃんと案内係りの方が外に立っていてくれて、荷物を置く=並んでるでOKとのこと。
2、3台出るので座れない人・乗れない人はいなかったと思います。
ただ、下山の時すれ違った2便か臨時便は立ち乗り満員だったのでどうなんでしょう?
朝日に向かってるのでまぶしかった(花崗岩の砂地はまぶしいからサングラス必携と聞いてたのに、私は家に相方はテントに忘れてきてしまいました…)
直登は破線で一応上級者向けとなってますが、レコ見る限りは岩場慣れしてれば行けそうな…
両コースとも人はいるので、相方は直登、私は自信なかったので巻道を行くことに。
感想
今回は2回目のテント泊です♪
テン泊初心者なので車道からすぐのベースキャンプで2座チャレンジできるこちらへ。
そして私は順当にステップアップして初の南アで初の3000m超え登山にチャレンジ☆
…のはずでしたが、甲斐駒ケ岳の下山ルートの双児山で雷雨に合い色々あって仙丈ケ岳は諦めました…
去年は大天井岳(2922m)、今年は甲斐駒ケ岳(2967m)で一歩届かず…(^^ゞ
去年から雑誌の取材情報が結構あったので、絶対特集されるし
自分含めブームと共に始めた初心者は北アの次に南アに行くだろうから激混みを覚悟していました。
で、朝入山してテン場で空きを探してからの長い山行はリスキーなので、少しでも回避して朝早く出発できるようにと前乗りにしました。
初日、高速の渋滞も考慮しての出発でしたが意外と混んでいて、
10:50の乗合タクシーに乗るつもりですが、予定より10分遅れの10:40に第2・第3P着。
広河原 最終の1本前で予定してたし、そのバスにも30分後の次の乗合タクシーで間に合うのですが、案内の方が第8まで満車、と。
ですよねぇ・・・どうしましょ・・・。
でもすぐに、第3の区画外を案内してくれて、乗合タクシーの運転手さんも第2の乗り場で待ってるからね、と声をかけてくれて助かった!間に合いました!
トンネル抜けたら山の稜線以外は携帯の電波はないとのこと。
確かに小屋の玄関前でも電波なかったです。
13:10、長衛小屋に着いてテント受付して(受付前の設営厳禁)別荘完成〜♪
テン場は下調べしてた時みたいには混んでなく割と余裕でした。
他のレコで拝見したのでビールを川で冷やすのをマネさせてもらって、
これまた他のレコで見た美味いと言う長衛荘のラーメンを食べに!
ところが小屋入口の方のメニューボードに本日はランチ終了の札が…!!
えっ!?15:30までじゃ??まだ14:15なのに…
お客さん多かったからでしょうか。。。
全くの想定外でしたが仕方なくテントで早めの夕食を食べ18時前には就寝。
…やっぱりいましたね、うるさいのが。20時過ぎても高笑い。あの一組がいなければ静かだったのに(ー_ー)!!
3時前に起きましたが満点の星空☆☆☆天の川らしきものも見れました♪
三脚セットして星空撮影チャレンジしましたがまたもや撮れず…ピントが合わせられない…。
朝ごはんは時間勝負なので袋麺。定番チャルメラちゃんぽんに味噌汁用のドライ野菜と卵を投入♪
4時過ぎからまわりも続々出発していきます。予定よりちょっと遅れて4:43テン場出発!
もうヘッデンなくても歩けるくらい薄明るいですね。最初森の中なので一応点けて行きますが。
山行途中は「コース情報」と「写真」があるので割愛します。
さて、今回何と言っても、雷がめちゃめちゃ恐かった!!!!!!!
前半天気良く、途中ガスも出てきましたがガスったり晴れたりでした。
それが、双児山の登り返しに入ってしばらくすると雷鳴が!
前方だというのはわかりましたが、もう樹林帯に入っていたので双児山か仙丈ケ岳かわからず。
一応、上だけですがレインウェアを着てザックカバーを付け備えますが、
実はこの時はまだ仙丈ケ岳の方かなと思ってます。
ところがハイマツの稜線に出る頃ちょうど降り出し雷も連続で鳴り出しました。
ザック横に差してたストックを外してる間に酷くなったので、慌てて登って来た道をダッシュで下ります!!
ある程度下った所で登山道の端っこにうずくまり雷雨をやり過ごすことに。
2〜3分で登山道は川となり、すぐ上で爆音でバリバリ鳴ってるし雹は降ってくるし。
遠のいたら行こうと思うのですが、30分の間に5〜6回雹降りましたね。すっごい長く感じました。
下半身はびしょ濡れで靴は水没。レインパンツ履いてなかったのは反省です…。
森の中なので側の木に落ちたらアウトだし、横からも来そうなくらいだったので
ホント生きた心地がしなかった。
本気で「死にたくないね…」って言いながら何とか耐えて、
収まってきたので出来るだけ低い体勢&早歩きでまた登り無事に山頂を越え下山開始。
大げさかもしれませんが九死に一生を得た気分です!
甲斐駒の方もドカンドカン鳴ってたのであの稜線だったらもっと恐いだろうなぁ…
山頂からしばらくは速度を緩めずなるべく早く低い所へ。後は淡々と下りました。
これが意外と長かったぁ〜。
こんな状況なのでサクサク下りたつもりなんですが地図タイムより15分オーバーでした。
下りてきたら北沢峠も降ったようでした。
下山した人たち皆「雷すごかったねぇ」なんて話しています。双児山に落ちたみたいですね。。。
そんなこんなで、靴は水没、体力消耗、何より次の日も同じく不安定な天候と言うことで翌日予定の仙丈ケ岳は諦めました。
一雨来たからかテン場もヒンヤリしていて、濡れてるので寒い〜〜〜。まず着替えだ〜!
やっと落ち着いて、暖かいごはんにありつきました。
その間も「生きてて良かったねぇ!」って何度つぶやいたことか。
翌日は高速渋滞を避ける為に始発のバスで下山しました。
お陰様で中央道、奇跡の渋滞レス!!!その後も順調に帰宅しました。
甲斐駒ケ岳自体は岩場あり、きれいな砂地ありでとっても楽しかったですよ♪
相方は私も直登行けると言うので、もし次行く時はチャレンジしてみたいな☆
いつかまた仙丈ケ岳も行かないとね!
しばらく雷トラウマになりそうだし、紅葉もいいと聞いたので次は秋山がいいな(^_^;)
(設定ミスで、撮影時刻が編集日やPC取込日の17日のもの(詳細ページを開くと正しい撮影時刻が確認できるようです)と、撮影時刻なしのものがあります…)
spicavegaさん、はじめまして。100mtと申します。
フォローありがとうございます。こちらからもフォロー入れさせていただきました。
いつも子供を連れて山歩きをしています。
昨年、同じように甲斐駒で雷に遭い、摩利支天あたりでは遠くに聞こえていた雷鳴が、だんだんと近づいてきて、双子山で稲光がすぐそこという恐怖を覚えた思い出があります。
その時のアルバムです。
http://www.100mt.net/album/20120818.html
北沢峠までの南アルプス林道のバスはつらいですね。
今度北沢峠に行く時は、仙流荘から行こうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
すみません、先にコメントいただいちゃって…
フォローのご挨拶しようと思ってたのですが、最新レコを拝見してからにしようと出遅れてしまいました…
フォローまでしていただいてありがとうございます
実は100mtさんはブログでちょっと前から知っていまして
行く山の情報収集している時に見つけて、夫にも教えてブックマークつけて時々拝見しています。
駐車場の情報とかすっごく有益な詳細情報なのでとってもありがたいです。
お子さんたち、無理せず100名山踏破がんはって下さい!!
(100mtさんのプロフィールにリンクありますので皆さんぜひ〜〜〜)
で、会津駒行った後に見ていた他の方のレコで、2人子連れの方と会った内容を見つけ、しかもアカウントが100mt!!
これはもしや!?と思ったらやぱりそうだった、と
100mtさんたちも雷雨に遭ったんですね。。。
ホント甲斐駒の隠れるとこない場所だったらひやひやでしょう。。。
お互い無事下山できてよかったです
これからもブログ・ヤマレコとも参考にさせていただきますので、よろしくお願いします
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