南蔵王縦走〜ガス靄とお花ロード〜
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- GPS
- 07:40
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 952m
- 下り
- 947m
コースタイム
8:20 杉ヶ峰
8:35 芝草平
9:25 屏風岳
11:05 不忘山(お昼休憩)
11:30 下山開始
13:00 屏風岳
13:30 芝草平(おやつ休憩20分)
14:05 杉ヶ峰
15:00 登山口
天候 | ガスのち晴れ 強風が吹いていました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路肩の広い場所に停められます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
✿登山口から前山〜杉ヶ峰までは快適な登山道です。 岩場がありますが足をかけられます。 滑りやすい個所もありますがゆっくり進めば問題なしです。 ✿芝草平はキンコウカが終焉、イワショウブも紅く結実始まっています。 トウチソウも盛りです。 ✿芝草平〜屏風岳は石段状に道が整備されています。 残念ながらガス靄と強風だったので絶景を臨みながらの歩きはお預けです。 ✿南屏風岳過ぎて1732m地点、赤土のトレイルを下りながらガレ場ザレ場になります。 急峻になり滑りやすいので鎖ロープがかかっています。 危険な個所もあるので慎重に。 お花がたくさん咲いている個所なので眺めながらゆっくりと進む方がいいでしょう。 イブキジャコウソウ、ハクサンシャジン、ヒメシャジン、ギボウシ、ハクサンフウロ イブキトラノオ、センキュウなどが素晴らしいです。 岩場にも砂礫にも咲いています。 不忘山の山肌を彩るように咲いている様は素晴らしいです。 ✿不忘山から南屏風岳までの登り返しはかなり堪えます。(~_~;) 屏風岳〜芝草平〜杉ヶ峰のアップダウンも歩き応え有ります。 ✿トイレはエコーラインの峨峨温泉分岐の駐車場、コマクサ平の駐車場、刈田峠避難小屋にあります。 ♨温泉は遠刈田温泉、ゆと森倶楽部¥1000を利用しました。 宿泊にも良さそうです。 ※http://www.yutomori.com/healing/onsen.php#higaeri |
写真
感想
週末は、秋田の乳頭温泉〜大白森へ行く予定でした。
8/9の思わぬ大雨土砂災害で秋田方面は泣く泣く諦めました。
秋田と岩手の県境の土砂災害…大変です。お見舞い申し上げます<(_ _)>
お盆の高速の渋滞もあって遠出は避けて涼しい場所へ…。
今シーズンまだ歩いていない南蔵王縦走へ。
朝、駐車場に着いてみると下界のお天気とは裏腹に強風とガス靄で最初行くのをためらいましたが
次から次へと車は来る、そして登山者は歩き始める…で
行ける所まで行ってみようと思いました。
結局は不忘山まで行ってピストン縦走してきましたが
不忘山にいたお昼前からどんどんガスが晴れてきて
芝草平に戻った頃は青空と入道雲が見えました。
杉ヶ峰に戻ってきた頃は刈田岳ハイラインに入る車の列やバイクなどの音が響き
蔵王の避暑に来られる人たちとここは観光地なのだという事がよくわかります。
お花は盛りを過ぎたキンコウカ、イワショウブが湿原を彩り
チングルマの穂が風に靡き、確実に季節は移り変わっている事がわかります。
エゾオヤマリンドウは一つだけ蕾をつけていました。
ウメバチソウやエゾシオガマ、トモエシオガマはこれから咲いてきます。
ハクサンシャジン、ミヤマアキノキリンソウ、ヒメシャジンもたくさん咲いています。
不忘山の砂礫や岩場にイブキジャコウソウ、ヒメシャジンが群生し
イブキトラノオやギボウシ、ハクサンフウロが風に靡いて山肌の緑の絨毯に趣のある風景を作り出しています。
美しい山の姿と登山道、山肌を彩る花たち…不忘山はいつ来ても花の美しさを鑑賞できます。
不忘山で休んでいると屏風岳への稜線上空で
山形側からの気流と宮城側の気流がぶつかって
ガスがものすごい速さで行き過ぎては上下に動き
空気の流れの融合する様を目前でじっと眺めていました。
すさまじいガスの闘いの跡、天気は回復し、やがて展望が目の前に開けてきました。
蔵王はやっぱり雄大で素晴らしい峰峰で成り立っていますね。
遠く朝日連峰は見渡せませんでしたが、いつも上機嫌ではなくこれが山というものでしょう。
芝草平は静かでゆっくりと寛げる場所です。
お昼寝してしばらくここに居座っていたいほど…。
池塘のある風景は心安らぎます。
お盆が近いので亡き人を偲び供養を捧げる気持になります。
きっとこの風景の中に亡き方々も同じ思いで見ている事でしょう。
お盆休みに入りしばらく山はお休みになります。(^^)v
なぁんだ!!
私、もうちょっとやる気を出して、上まで行ったら、meikenさんに会えるかもしれなかったんですね
お花はもう夏の終わりですね。
お盆休みは、山以外の楽しみで忙しいです
お盆は灼熱の実家に帰省し、山に行くモチベーションがなくなってしまいました
これからレコを拝見し
再び山に戻る意欲をかき立てて行きます
水引入道からそのまま登ってきたら会えましたね〜
ただし、
水引入道ルートはもはや“ドM”さんでなければ上ってこられないような気がします
一度お試しください
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