【★中村新道&大滝山★上高地-明神-徳本峠-中村新道-大滝山-大滝山荘-蝶ヶ岳-長塀山-徳沢-明神-上高地(北アルプス/穂高連峰・常念山脈)★】
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- GPS
- 28:52
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,669m
コースタイム
…耕邯松本市(旧:南安曇郡安曇村)
長野県安曇野市(旧:南安曇郡堀金村)
【●今回のコース●】
【▲初日(2013年8月10日(土))▲】
『上高地(標高1505m/7:05am/登山開始)-小梨平(7:21am)-明神(7:57am)-
徳本口(8:07am)-徳本峠(標高2140m/9:57am)-中村新道へ入る(10:12am)-
障子沢ノ頭(標高2246m/10:42am)-明神見晴台(11:12am)-
大滝槍見台(標高2364m/12:18pm)-上リ沢ノ頭(12:40pm)-
大滝山(標高2614m/15:02)-大滝山荘(15:19/初日登山終了)』
【▲初日(2013年8月11日(日))▲】
『大滝山荘(5:14am/二日目登山開始)-大滝山北峰(標高2616m/5:18am)-
鍋冠山方面分岐(標高2610m/5:27am)-崩沢山(標高2542m/5:59am)-
三股方面分岐(6:42am)-蝶ヶ岳(標高2677m/6:55am)-
長塀尾根に入る(下山開始/7:16am)-蝶ヶ池(7:21am)-妖精の池(7:28am)-
長塀山(標高2564m/7:47am)-中大広場(8:55am)-徳沢(9:55am)-
徳本口(11:03am)-明神(11:07am)-小梨平(11:44am)-河童橋(11:50am)-
上高地(標高1505m/11:57am/全行程終了)』
天候 | 『8月10日(土)』:晴れ 『8月11日(日)』:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
/圭-信濃大町(JR中央本線・篠ノ井線/2300円+450円+510円) <510円(快速ムーンライト信州号指定券)> <450円(新宿〜立川の普通乗車券/立川が0時を越える駅)> <2300円(青春18切符1綴)> ⊂硝-新島々(松本電鉄上高地線(電車)/上高地往復キップ) <上高地往復キップは松本〜上高地の往復で4400円/6日間有効> 新島々-上高地(アルピコ交通バス/上高地往復キップの範囲/4400円) 【★復路★】 ‐綛眞-新島々(上高地片道割引キップの範疇) ⊃慧隋-松本(上高地片道割引キップの範疇) 松本-新宿(JR中央本線・篠ノ井線/2300円<青春18切符>) 【★往路詳細★】 新宿23:54-4:30松本4:45-5:08新島々5:20-6:25上高地 【★復路詳細★】 上高地12:40-13:45新島々14:07-14:36松本15:55-17:04小淵沢17:12- 17:57甲府18:08-19:40高尾19:48-20:30新宿 【★登山口までのアクセス(鉄道・バス)★】 アルピコ交通上高地線(松本〜新島々/刻表) http://www.alpico.co.jp/access/rail/#timetable アルピコ交通上高地線(松本〜新島々〜上高地/時刻表) http://www.alpico.co.jp/access/route_k/honsen/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況(赤線一般登山道)▲】 ‐綛眞蓮遡誠澄粗阻楔(通称:横尾街道):危険箇所なし 徳本口〜徳本峠:危険箇所なし・降雨後は滑りやすい F阻榮宗疎臑貉魁Т躙渦媾蠅覆掘μ鄒呼以の痕跡多い ぢ臑貉魁疎臑貉柿顱疎臑貉核綿:危険箇所なし ヂ臑貉核綿〜蝶ヶ岳:危険箇所なし δ灰岳〜長塀山:危険箇所なし 長塀山〜徳沢:樹林帯の急峻なので注意 徳沢〜上高地(通称:横尾街道):危険箇所なし 【▲登山者数情報▲】 ‐綛眞蓮遡誠澄粗阻楔:軽く500名以上は居た(^^; 徳本口〜徳本峠:7名 F阻榮宗疎臑貉柿顱4名 ぢ臑貉柿顱疎臑貉核綿:5名 ヂ臑貉核綿〜三股方面分岐:0名 三股方面分岐〜蝶ヶ岳:15名 蝶ヶ岳〜長塀山:約30名 長塀山〜徳沢:約50名 徳沢〜明神〜上高地:軽く200名以上は居た(^^; 【▲その他の情報▲】 ‖臑貉柿颪8月20日に小屋閉め 大滝山荘付近と蝶ヶ岳頂上はdocomoの携帯電話が入る B臑貉柿颪良癖は蝶ヶ岳ヒュッテからのボッカに よって行なわれているので品数は極端に少ない。 【▲別名▲】 ‐禹丗凜瞭:障子川瀬・障子沢山 大滝槍見台:古池山・岩魚留沢ノ頭 J沢山:崩沢ノ頭 【★読み方★】 ‘阻榮宗Г箸ごうとうげ 鍋冠山:なべかんむりやま D灰岳:ちょうがたけ つ絞住魁Г覆かべやま ヌ誠澄Г澆腓Δ犬 【★山小屋★】 蝶ヶ岳ヒュッテ http://www.inett.or.jp/mt-chou/hutte.html 大滝山荘 (大滝山荘の営業期間は7月20日〜8月20日の一月間のみ) http://www.inett.or.jp/mt-chou/sansou.html |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
【■■■感想と解説■■■】
今回は2009年8月13日以来の大滝山登山で、先週は上高地に着いて体調不良になり明神あたりでフラフラになって、徳本口から20分ほど島々方面に歩いた所でダウンして登山中止をしてしまいましたので、その未練を回収する為に今回は再び大滝山を目指しました。まずはじめに上高地から通称横尾街道と言われる治山用道路を明神まで歩いて、明神から徳本口の分岐点に行きまして、徳本口から島々谷方面の古道に入って徳本峠まで一気に登ります。この道は江戸時代からの由緒ある道で、島々集落から上高地を結んでいた唯一の道でした。播隆上人もウォルターウエストンも上條嘉門次も徳本峠を越えて上高地に入っておりました。徳本峠からは穂高連峰の山々と島々谷方面の山である小嵩沢山が良く見えました。徳本峠で小休止をして徳本峠小屋の裏の刈り払われたヤブが中村新道の取付地点です。中村新道は無展望のショボ山で、大滝山直下の300m程の場所でようやく森林限界になり始めて島々谷方面の山々の眺望が見えるだけで、あとは栂やシラビソや松や笹などが生い茂った長い樹林帯の尾根です。長い樹林帯のアップダウンが多い道ですので、無展望のショボ山が苦手な人にはかなり退屈になると思いますが、人がいないので自然の息吹を肌で感じられます。
それと同時に人がいないと云う事はケモノの生息地であることも忘れてはなりません。その証拠に熊の糞や熊の爪痕などがいたる所にありましたので、鈴やラジオは必携です。大滝山は森林限界に到達したような場所でハイマツが茂っておりましたが、対岸の穂高連峰の眺望よりも島々谷方面の眺望のほうが美しかったです。ちなみに穂高連峰の眺望が美しい山は大滝山北峰です。樹林帯の長丁場を乗り越えて大滝山荘に到着し素泊で1泊しました。大滝山荘は常念山脈で一番古い歴史がある小屋で、樹林帯の中にあります。隣の蝶ヶ岳ヒュッテが賑やかな激混みの中だったようで、大滝山荘の宿泊者は私を入れて8名だけでした。夜は静寂の中で満天の星空が綺麗でした。翌日は御来光とともに出発して大滝山北峰を通って蝶ヶ岳までは森林限界と樹林帯のアップダウンで風光明媚な景色を見ながら蝶ヶ岳に行きました。蝶ヶ岳からは対岸の穂高連峰、北部の裏銀座やゴタテ(後立山連峰)、南部の乗鞍岳や御嶽山、それに八ヶ岳や富士山が見えました。蝶ヶ岳で景色を満喫したあとに長塀尾根の樹林帯に突入して急峻な尾根を徳沢目指して下りました。徳沢からは通称横尾街道を通って上高地に戻りました。今回の総括は久々の中村新道の自然と歴史がある大滝山に会えた事に満足をしております。次回は穂高連峰で二番目に古い信飛新道の一部分である鍋冠山ルートで大滝山と蝶ヶ岳に登りたいと思っております。
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【▲私の徳本峠&大滝山&蝶ヶ岳登山歴▲】
H14.8.10(土)〜11:徳本峠・霞沢岳(北アルプス)
H16.9.19(日)〜20:蝶ヶ岳(北アルプス)
H18.8.12(土)〜14:蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳・燕岳(北アルプス)
H18.8.19(土)〜20:蝶ヶ岳・大滝山・中村新道(北アルプス)
H21.7.25(土)〜26:徳本峠(北アルプス)
H21.8.13(木)〜15:蝶ヶ岳・大滝山(北アルプス)
H23.9.10(土):島々-岩魚留小屋-徳本峠-上高地(北アルプス)
H23.9.17(土)〜18:蝶ヶ岳・長塀山(北アルプス)
H25.8.10(土)〜11:蝶ヶ岳・大滝山・中村新道(北アルプス)
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こんにちは
前回は体調不良で残念でしたが、今回は天気も良くてよかったですね
実は中村新道へ島々から徳本峠を越えて行く計画を立てているのですが…そうですか、中村新道はクマが多いんですね…。
写真を拝見しましたが確かにいそうな雰囲気ですね!とても参考になりました
ところで、手作り感溢れる大滝槍見台がとても気になるのですが、上にのぼることは出来そうですか?
今回は天気が良くて最高でした
中村新道も島々谷古道も鍋冠山ルートもあまり人が
通らないので熊さんがよく出没します
だけど鈴とラジオを鳴らしていれば大丈夫です
>上にのぼることは出来そうですか?
2006年8月に中村新道に行った時は登りましたが、今は
ヤグラが腐っておりますので登らないほうが無難です
<島々宿〜徳本峠〜上高地(Yamaotoko7)>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-132777.html
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