苗場山、山頂にてペルセウス座流星群が見たい(頂上湿原とカルガモ親子)


- GPS
- 29:10
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 901m
- 下り
- 904m
コースタイム
和田小屋 07:55
発 08:20
下の芝 10:00
上の芝 11.10
ここからjk1nmy バテバテ
神楽峰 12:30
雷清水昼食後 13:35
苗場山の頂上台地 15:00
苗場山頂上 15:20
小屋前ウッドデッキにて 観測のためオカン
13日
苗場山、山頂湿原散策 6:30
山頂出発 08:30
雷清水 09:20
上の芝 10:20
下の芝 11:20
和田小屋 12:20
ガミさん先行して、和田小屋まで車でお迎え
天候 | 12日、朝ガス、昼間快晴、夜湿気多くガス時々星空 13日、朝ガス、昼間快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4050円 17号左折 2番目トンネル手前右折 橋を右折左側(苗場山標識有り)狭い林道分岐2カ所 至 苗場山標識有り 6時半 第2駐車場到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はひどいの一言、ほとんどの部分で大小の岩が露出して歩きにくく、滑りやすい木道が所々にあるが、ほんの一部、子供連れには不向きです。 |
写真
しばらく走るとトンネル2つ目手前右折(過ぎても三つ又から旧道で直ぐ戻れる)右側に出てくる橋右折道は車1台くらい、後は道成で第2駐車場(よく見ると橋から曲がり角に各所、至 苗場山の標識有り)
感想
神奈川県厚木市自宅にgamiさん前日より、norikoさん朝3時半、厚木3時半出発、
高尾ICより圏央道、鶴ヶ島JCTより関越道、いつもより朝方に関わらず車多し、越後湯沢ICから三つ又トンネル横の橋を渡り(苗場山標識有り)狭い林道(冬季は三つ又ゲレンデより下山する林間滑走のルート、舗装道路)を標識に導かれ第2駐車場まで、約3時間半、初めての人でも間違えません
駐車場はかなり広く4-50台は楽です。駐車場前に綺麗な水洗トイレが有り有りがたい事に洋式便器(がんばれます。ペーパー完備)です。登山道はトイレ横から
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苗場山登山全般
トイレ横から和田小屋までは車道を行っても時間は変わりません、赤土の粘土質よりは車道(ゲレンデ)を行っても300mくらいで合流してリフトの乗り換え場所、和田小屋前(宿泊客は停められます。)
登山開始、ゲレンデを500m位で本格的に登山道になります。本当に歩きづらい道で、段差の多い河原を歩いている見たいな、大小の岩の上をひたすら歩かされます。途中ゲレンデを横切って、下の芝休憩ウッドデキまで約1時間、まだ樹木が多く日陰ですが風が抜けません、中の芝を通過して日向の、上の芝ウッドデッキ、日陰の無い場所で熱中症になりかけ、忘れてきた麦わら帽が悔やまれますが自分が悪い!此処ですでに2時間半、神楽峰まで直ぐかと思ったらこれが大間違い、行けども行けども又擦り岩に着かない、やっと越して神楽峰横初めて苗場山見参、冬季は幾度無く神楽のリフト最終点からスキーで登って来て苗場山を見てましたが、まるで別物でした。
神楽峰から雷清水まで10分位で着き、登山中唯一の水場で12時半此処まで3時間半、雷清水の水は45年間日本中の山で水を飲みましたが1番か2番目にランクします。甘くタンニンの味臭いもなく冷たく美味しい水で、今までは南アルプスの聖と兎の間に沸いている百軒洞の水が日本一と思っていましたが、これからは雷清水が一番
にします。
雷清水より下り鞍部にある、お花畑が大雪山や白馬岳のお花畑より多く、感動しますが岩地獄で疲労困憊、まだ1時間登らないと天空の楽園に到達しません、上を見て、ため息百度、観測機材と食料が重い肩に食い込むザックの負い皮が痛い、登らないと着かない、普通の人の1.5倍掛けて頂上台地に到着、15時はとうに過ぎ、もう少しと思っていたらgamiさんがお迎えに来て貰いました。あまりにゆっくりだったため先行して貰いました。
頂上で記念写真、小屋でビール(550円x6本)購入、小屋横のテラスで乾杯!
あーあー生きてて良かった。(でも泊まりませんでした。)
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山小屋情報
一泊2食 8、500円 素泊まり5、500円 ビール350mml 550円 水販売ペットボトル(ドイツかフランスのミネラルウオター、なんで山で外国の水を買わなければならないのか、国立公園の中で山小屋じゃないのか、苗場山自然体験交流センターって変なの?)
苗場山自然体験交流センター住所 長野県栄村苗場山頂 (栄村の観光情報)電話番号 025-767-2202(秋山郷観光協会)FAX番 025-767-2276
関連HP http://www.vill.sakae.nagano.jp/ 【山岳名】苗場山
休館・定休日 営業6月〜10月 収容人数・座席数 100人
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ペルセウス座流星群観測記
お空の様子から、夕方暗くなってから辺り一面ガス5m先見えず、19時頃から上空は晴れてきました。
南東にかなり大きな積乱雲、雷様大暴れ連続稲光、最初の流星は20時位から経路が長いペルセウス座流星群独特な流星、24時まで4-50個のペルセ群の流星(ペルセ以外の流星を6個、人工衛星3機)を観測、見損なったのを数えても、何時もの年より少ない(毎年山で観測しています。大体は富士山が多く、薬師岳太郎平、蝶が岳、剣、涸沢等)24時過ぎにガスが巻いてきて、雲間でも数個見えました。
肝心の26時(最大輻射時間)からべったりのガス、何も見えず、写真観測機材が水滴に覆われ観測不能’重い思いして持ち上げたのに ため息............
付記,
苗場山山頂のシーイングはあまり良くありません、分水嶺のため空気中の水分が多く雲のない状態で天の川が雲のように見えますが星に分解せず、漂う雲のように見えました。今までに一番良かったのが薬師岳太郎平、北ア蝶が岳で海から有る程度離れた山岳の頂で、周りに大きな町が無く光害が少ない山脈の中が一番綺麗です。特に北アの三俣蓮華のテント場は、私でさえ北斗七星が解らず北極星を探すのが苦労しました。もちろん天の川は星の集まりと言う事が実感出来ました。
富士山周辺はよく観測に行きますが、方向により光害が顕著で、真上に近くないと写真撮影は短時間露光しか出来ません、夏の乗鞍スカイラインは畳平が良かったですが車と山小屋の明かりが眩しく、少し下がった所で朝まで観測が出来ました。
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反省記
今回、観測がメインで登るのは二の次と思っていました。とんでもありませんでした。
●初めて登る山なのに重い荷物を持って行き過ぎた。指定25kg(体重○0kg)
(あんなに登山道が悪いとは思わなかった)
●ネットで数年前に購入した、未使用のザックを持って行き、負皮が広く良いかと 思いましたが肩に食い込む痛みが凄く、やっぱり何処かで一回重荷を背負ってみ ないと解りませ ん、今回の最大の誤算(複数のザックが有るのに失敗しました 。)
●他人のコースタイムを信用した。(実際は1.5倍〜2倍かかっている)
●昔の自分を基準にして体力を過信した。(昔取ったキネズカ、これが2番目の誤算)
●夏なのに日除けの帽子を忘れた(命取りになります。)
●湿原やスキーのゲレンデなので水の心配は無いと思った。(水の補給は雷清水のみ)
●登山靴を選ぶのにハイキング用のシューズを履いていった。
荷物が重いため下りで足首が不安定になる
●夜は露が結露する事を忘れ、観測機材を濡らした
●軽くするため単焦点の絞れるレンズでは無くオートフォーカスレンズを持って
行き、レンズ内部まで結露してしまった(単焦点レンズより隙間が多い)
●虫が多いのが解っていたのに、蚊取り線香を2巻きしか持って行かなかった
(朝方ブヨの集団攻撃が凄く、虫除けスプレーしか無かった
●酒、食料を持って行き過ぎた、結局半数は使わず持ち帰り往復共重荷に苦しんだ
下りで転倒すること7回 顔面制動2回 尻餅3回 腰砕け2回 擦り傷多数
同伴者曰く「jk1nmyさんは転び方が巧い、怪我しないようにとっさに致命傷箇所を避けている」褒められているのかけなされているのか..............
以上 自壊を込めて他山の石となるように、他の人様に恥をさらします。
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