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Yamareco

記録ID: 334813
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス南部縦走7泊8日(餓鬼岳から表銀座・槍・穂高)

2013年08月08日(木) ~ 2013年08月15日(木)
 - 拍手
GPS
67:00
距離
39.8km
登り
5,215m
下り
4,681m

コースタイム

※GPSデータから拾った時間。途中の休憩も込みです。
▼1日目(7.8km):0515白沢登山口→0815最終水場→1305大凪山→1705餓鬼岳小屋
▼2日目(7.1km):0605小屋→1050東沢岳→1200東沢乗越→1500燕稜線へのハシゴ→1645燕岳→1725燕山荘
▼3日目(8.8km):0625山荘→0730大下りの頭→0925切通岩→1055大天井ヒュッテ→1515ヒュッテ西岳
▼4日目(3.6km):0650ヒュッテ→0755水俣乗越→1140ヒュッテ大槍→1340槍ヶ岳山荘
▼5日目(3.5km):0535山荘→0550槍→0630山荘→0740大喰山→0825中岳→1010分岐→1040南岳→1100南岳小屋
▼6日目(1.8km):0700小屋→0930長谷川ピーク→1300北穂高岳小屋
▼7日目(1.4km):0625小屋→0645北穂高岳南峰→0910最低コル→1130涸沢岳→1145穂高岳山荘
▼8日目(6.8km):0545山荘→0655奥穂高岳→0925紀美子平→1015前穂高岳
           →1035紀美子平→1445岳沢小屋→1640天然クーラー→1720登山道終点
天候 08日:晴れ→薄曇り
09日:快晴
10日:薄曇り→晴れ
11日:快晴
12日:快晴も風強し
13日:超快晴&無風
14日:超快晴
15日:晴れ→薄曇り→下山後ゲリラ豪雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:新宿→(特急あずさ)→松本→(JR大糸線)→信濃大町【前泊】→(タクシー)→白沢登山口
復路:上高地→(バス)→新島々→(アルピコ交通上高地線)→松本【宿泊】→(高速バス)→新宿西口バスターミナル
コース状況/
危険箇所等
登山者が多くしっかり整備されている表銀座と比べると、登山者が少ない餓鬼岳側、特に餓鬼岳小屋から東沢乗越までの道は藪に覆われているところなどもあって歩きにくい。大キレットや北穂〜涸沢岳は条件が良ければそれほど恐れることはない。北穂や涸沢岳への最後の登りはけっこうきつい。疲れが出る頃なので要注意。
【1日目】
白沢登山口。ここでタクシーを降り、いざスタート。看板脇には登山届けのポストもあり。予定ルートが長すぎて、用紙の図にゴール地点が載ってなかった。
【1日目】
白沢登山口。ここでタクシーを降り、いざスタート。看板脇には登山届けのポストもあり。予定ルートが長すぎて、用紙の図にゴール地点が載ってなかった。
沢伝いに進む。
時には橋も。
しばらくは森の中をひたすら登る。
しばらくは森の中をひたすら登る。
1時間ほどで「紅葉ノ滝」
1時間ほどで「紅葉ノ滝」
さらに登る。
さらに1時間ほど登ると・・・
さらに1時間ほど登ると・・・
「魚止メの滝」
まだまだ頂上は遠い
まだまだ頂上は遠い
少し進むと
最終水場。たっぷり補給。
最終水場。たっぷり補給。
急な登りをさらに2時間あまり。
急な登りをさらに2時間あまり。
ほとんど山頂感がない大凪山の山頂に到着。
ほとんど山頂感がない大凪山の山頂に到着。
さらに進むと山頂に至る急登「百曲がり」にさしかかる。
さらに進むと山頂に至る急登「百曲がり」にさしかかる。
ん〜〜〜、まだ?
ん〜〜〜、まだ?
え〜〜〜、もうちょい??
え〜〜〜、もうちょい??
ようやく到着!
山頂直下の餓鬼岳小屋。久しぶりの登山でテン泊装備の重さが堪えたこともあり、コースタイム7時間のところ11時間半・・・。
山頂直下の餓鬼岳小屋。久しぶりの登山でテン泊装備の重さが堪えたこともあり、コースタイム7時間のところ11時間半・・・。
小屋到着の証明書。なんかかわいい。
2013年08月21日 11:33撮影
8/21 11:33
小屋到着の証明書。なんかかわいい。
あすはあの稜線を超えて燕岳へ。
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あすはあの稜線を超えて燕岳へ。
遅れてとった夕食のおでん。うま。グレープフルーツも、うま。食後はみんなで布団敷いて即就寝。
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遅れてとった夕食のおでん。うま。グレープフルーツも、うま。食後はみんなで布団敷いて即就寝。
【2日目】
朝食も美味し。
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【2日目】
朝食も美味し。
いざ表銀座へ。遠くに見えているピークが・・・
いざ表銀座へ。遠くに見えているピークが・・・
唐沢岳。餓鬼岳からしか道がないので本当は寄りたかった・・・
唐沢岳。餓鬼岳からしか道がないので本当は寄りたかった・・・
花崗岩の尾根をひたすら進む。
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花崗岩の尾根をひたすら進む。
右手に高瀬湖が見えてきた。
右手に高瀬湖が見えてきた。
岩峰を巻いたり、鎖やハシゴもあり、なかなか手強い。
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岩峰を巻いたり、鎖やハシゴもあり、なかなか手強い。
剣ズリ。こいつを巻いて東沢岳へ。
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剣ズリ。こいつを巻いて東沢岳へ。
裏銀座の山々を眺めながら進む。
裏銀座の山々を眺めながら進む。
剣ズリの先、2508mの無名のピークからみた東沢岳方面。岩峰トゲトゲ。
剣ズリの先、2508mの無名のピークからみた東沢岳方面。岩峰トゲトゲ。
その先には本日のゴール燕山荘が。でもまだまだ遠い。
その先には本日のゴール燕山荘が。でもまだまだ遠い。
やんや、こりゃなかなかハードだべさ。
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やんや、こりゃなかなかハードだべさ。
一部藪こぎもあり。大荷物なだけにしんどい・・・
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一部藪こぎもあり。大荷物なだけにしんどい・・・
立山と剣も見えた。
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立山と剣も見えた。
高山植物に癒されつつ
高山植物に癒されつつ
東沢乗越を越え、標高差約500mの急登。
東沢乗越を越え、標高差約500mの急登。
雪渓の末端に到達!汗ダラダラの中、雪の冷たさが最高に気持ちよかった。
雪渓の末端に到達!汗ダラダラの中、雪の冷たさが最高に気持ちよかった。
yome。もう、ヘトヘトのバテバテ。
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yome。もう、ヘトヘトのバテバテ。
稜線に出た!見えた!槍!
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稜線に出た!見えた!槍!
最高の眺め。
デジカメのパノラマ機能で撮った写真
デジカメのパノラマ機能で撮った写真
一眼レフ写真をつなげた自作パノラマ
2013年08月09日 15:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/9 15:42
一眼レフ写真をつなげた自作パノラマ
自作パノラマ、一周バージョン。
2013年08月09日 15:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/9 15:41
自作パノラマ、一周バージョン。
ここからしばらくは大パノラマを見ながら、緩やかな稜線を進む。
ここからしばらくは大パノラマを見ながら、緩やかな稜線を進む。
富士山!?
これまでのしんどい道のりが嘘のよう。
これまでのしんどい道のりが嘘のよう。
燕岳も小屋もすぐそこ・・・に見えるけど、このあと北燕岳山頂からいったんぐぐっと下って登り返し。疲労困憊。
燕岳も小屋もすぐそこ・・・に見えるけど、このあと北燕岳山頂からいったんぐぐっと下って登り返し。疲労困憊。
稜線に戻るとサルの親子が。
稜線に戻るとサルの親子が。
再び奇岩を眺めながら進む。
再び奇岩を眺めながら進む。
ようやく燕山荘。きょうも11時間コース・・・
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ようやく燕山荘。きょうも11時間コース・・・
心地よさそうなテン場。でもお疲れなので小屋で素泊まり。
心地よさそうなテン場。でもお疲れなので小屋で素泊まり。
外のベンチで夕食を作りつつ
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外のベンチで夕食を作りつつ
燕岳の夕景楽しむ。
燕岳の夕景楽しむ。
いざ表銀座縦走コースへ。
いざ表銀座縦走コースへ。
【3日目】
小屋前の人面石。
【3日目】
小屋前の人面石。
改めて燕岳。
大天井岳に向かう。これまでと打って変わって整備された歩きやすいコース。
大天井岳に向かう。これまでと打って変わって整備された歩きやすいコース。
荷物の重さに体も慣れてきて、楽ちん楽ちん。
荷物の重さに体も慣れてきて、楽ちん楽ちん。
切通岩付近。
喜作レリーフ。
こんな場所にありました。
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こんな場所にありました。
振り返ると昨日歩いた燕の稜線が。
振り返ると昨日歩いた燕の稜線が。
大天荘・頂上方面の道と分かれて、西側の巻き道へ。北鎌尾根がはっきり見えてきた。
大天荘・頂上方面の道と分かれて、西側の巻き道へ。北鎌尾根がはっきり見えてきた。
しばらくは鎖場が連続。
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しばらくは鎖場が連続。
大天井ヒュッテと牛首山。
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大天井ヒュッテと牛首山。
険しい道が続く。
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険しい道が続く。
「ビックリ平」。何にビックリ??
「ビックリ平」。何にビックリ??
さらに進み赤岩岳手前の稜線。北鎌がきれい。とんでもなく大きな落石の音が向かいの山から響いてきた。
さらに進み赤岩岳手前の稜線。北鎌がきれい。とんでもなく大きな落石の音が向かいの山から響いてきた。
血染めの槍。
天気が良すぎてのぼせ、鼻血が・・・
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血染めの槍。
天気が良すぎてのぼせ、鼻血が・・・
赤岩岳。
左手には常念岳がくっきり。
左手には常念岳がくっきり。
西岳を巻く。
けっこう道細いよ。
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けっこう道細いよ。
西岳山頂から「ヤッホー」の声が。
西岳山頂から「ヤッホー」の声が。
ヒュッテ西岳。
槍、穂高、常念に囲まれた最高のロケーション。
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槍、穂高、常念に囲まれた最高のロケーション。
ようやくテントの出番でい。到着が遅くなり、風よけできる場所は空いておらず。稜線はかなりかぜ強し。
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ようやくテントの出番でい。到着が遅くなり、風よけできる場所は空いておらず。稜線はかなりかぜ強し。
小屋で売ってた冷やしトマトで一杯やりつつ夕食づくり。
小屋で売ってた冷やしトマトで一杯やりつつ夕食づくり。
【4日目】
日の出を迎えたテン場。強風のためyome眠れず。
【4日目】
日の出を迎えたテン場。強風のためyome眠れず。
ご来光。
ずっと晴れていたのに、槍の穂先だけに悪魔の雲が・・・。かわいそう。
ずっと晴れていたのに、槍の穂先だけに悪魔の雲が・・・。かわいそう。
大キレットも見える。
大キレットも見える。
ぐるり大パノラマ。ゴールの前穂までくっきり全部見える。
ぐるり大パノラマ。ゴールの前穂までくっきり全部見える。
1時間あまりぐいぐい下ります。
1時間あまりぐいぐい下ります。
長〜いハシゴ。
北鎌の眺め最高!
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北鎌の眺め最高!
下る。とにかく下る。
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下る。とにかく下る。
むふ。
高山植物の影が作り出した「謎のおやじ顔」。
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むふ。
高山植物の影が作り出した「謎のおやじ顔」。
水俣乗越。この日、ここでビバークして翌朝ヘリで救助された人がいたそうな。
水俣乗越。この日、ここでビバークして翌朝ヘリで救助された人がいたそうな。
東鎌尾根の登りにかかる。
東鎌尾根の登りにかかる。
高瀬湖から針木岳方面の眺め。
高瀬湖から針木岳方面の眺め。
アップダウンが続く。
アップダウンが続く。
県警ヘリが何度も飛来し、大槍から北鎌尾根の辺りで上空から登山者に何か呼びかけていた。
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県警ヘリが何度も飛来し、大槍から北鎌尾根の辺りで上空から登山者に何か呼びかけていた。
長〜いハシゴ。
反対から見るとこんな感じ。
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反対から見るとこんな感じ。
あと一息でヒュッテ大槍だ。
あと一息でヒュッテ大槍だ。
振り返ると、昨日のお宿=西岳のテン場。
振り返ると、昨日のお宿=西岳のテン場。
槍はもう目の前。
槍はもう目の前。
眼下には殺生ヒュッテが。
眼下には殺生ヒュッテが。
満員御礼の槍の穂先。再び県警ヘリ飛来。事故でもあったか??
満員御礼の槍の穂先。再び県警ヘリ飛来。事故でもあったか??
槍ヶ岳山荘が見えてきたぞ〜!
槍ヶ岳山荘が見えてきたぞ〜!
大パノラマに目もくれず(疲れと高所恐怖症で見る余裕がないだけ)登るyome。
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大パノラマに目もくれず(疲れと高所恐怖症で見る余裕がないだけ)登るyome。
穂先は大渋滞。
すでにテン場は満席。
すでにテン場は満席。
仕方なく小屋で素泊まり。自炊組はボロい自炊棟に押し込められる冷遇ぶり。
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仕方なく小屋で素泊まり。自炊組はボロい自炊棟に押し込められる冷遇ぶり。
でもWi−Fiが使えるハイテク小屋。
でもWi−Fiが使えるハイテク小屋。
夕食はフリーズドライの「極食」シリーズ。
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夕食はフリーズドライの「極食」シリーズ。
海鮮チリソースと知床鳥の地中海風。
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海鮮チリソースと知床鳥の地中海風。
モロヘイヤのお浸しも。高いしかさばるけど、味はGood!
モロヘイヤのお浸しも。高いしかさばるけど、味はGood!
テン場(大喰岳方向)。ここで張ってみたかった。
テン場(大喰岳方向)。ここで張ってみたかった。
なんかすごい雲。
なんかすごい雲。
龍の巣だ〜!!
笠ヶ岳方向。
しかし、スゲ−な。噴火したみたい。
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しかし、スゲ−な。噴火したみたい。
大槍と星空。
殺生のテント村を見下ろす。
殺生のテント村を見下ろす。
サソリ座くっきり。みえるかな。
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サソリ座くっきり。みえるかな。
【5日目】
朝、雲海が低く広がる。
【5日目】
朝、雲海が低く広がる。
ご来光を見てから槍の穂先へ。
ご来光を見てから槍の穂先へ。
ピークハントに興味ないと強がる高所恐怖症のyomeは小屋で留守番。
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ピークハントに興味ないと強がる高所恐怖症のyomeは小屋で留守番。
これから目指す穂高方面。
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これから目指す穂高方面。
360度、ばっちりくっきり。
360度、ばっちりくっきり。
乗鞍から御岳まで見える。
乗鞍から御岳まで見える。
裏銀座方向。
頂上でのんびり記念撮影待ち。
頂上でのんびり記念撮影待ち。
おじさん、そこに陣取っているとみんな写真撮れないよ・・・
おじさん、そこに陣取っているとみんな写真撮れないよ・・・
北鎌尾根を見下ろす。
北鎌尾根を見下ろす。
大喰岳への登り。
大喰岳への登り。
ここから見る槍と東鎌尾根がきれい。
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ここから見る槍と東鎌尾根がきれい。
yome渾身の槍ポーズ。小槍もばっちり。
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yome渾身の槍ポーズ。小槍もばっちり。
中岳に向かうゆるやかな稜線。
中岳に向かうゆるやかな稜線。
南岳。きょうはのんびり行程。もうすぐゴールだ。
南岳。きょうはのんびり行程。もうすぐゴールだ。
横尾本谷と屏風岩。
横尾本谷と屏風岩。
南岳小屋に到着。
南岳小屋に到着。
ひろびろテン場。
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ひろびろテン場。
きょうは早め到着でしっかり場所取り。
きょうは早め到着でしっかり場所取り。
注意喚起の看板の先
注意喚起の看板の先
シシバナ展望台から大キレットを偵察
シシバナ展望台から大キレットを偵察
崖っぷちでコーヒーを飲みながら音楽を聴く青年。
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崖っぷちでコーヒーを飲みながら音楽を聴く青年。
おい、にーちゃん。そこで寝たら危ないよ。
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おい、にーちゃん。そこで寝たら危ないよ。
ちょんと押されたら即死だよ。後ろに立つ人がみんないい人とは限らないよ。
ちょんと押されたら即死だよ。後ろに立つ人がみんないい人とは限らないよ。
明日は大キレットを越えて
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明日は大キレットを越えて
この岩壁を登るぞ。
この岩壁を登るぞ。
夕方のテン場。次々増えて遅れて到着した人たちは張る場所なし。
夕方のテン場。次々増えて遅れて到着した人たちは張る場所なし。
穂高方面夕景
槍方面夕景
【6日目】
いざ大キレットへ。
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【6日目】
いざ大キレットへ。
慎重に、ゆっくり進めば大丈夫。
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慎重に、ゆっくり進めば大丈夫。
長い鎖場
続いてハシゴ
下りきるとしばらくは尾根伝いにのんびりアップダウン。
下りきるとしばらくは尾根伝いにのんびりアップダウン。
北穂方向
槍・南岳方向
長谷川ピークの登りにかかる。
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長谷川ピークの登りにかかる。
長谷川ピークからの下り。
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長谷川ピークからの下り。
飛騨側に乗っ越す。
2
飛騨側に乗っ越す。
足場はここ。
整備されているので、慎重に行けば問題なし。
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整備されているので、慎重に行けば問題なし。
こんなのも
こんなのも
こんなのも
乗り越えてとにかく進むべし。
2
乗り越えてとにかく進むべし。
北穂の小屋がだいぶ大きく見えてきた。
北穂の小屋がだいぶ大きく見えてきた。
A沢のコルから長谷川ピーク方向を振り返る。
A沢のコルから長谷川ピーク方向を振り返る。
いよいよ北穂の登り。ここからの道のりの方がハードで危険度高し。
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いよいよ北穂の登り。ここからの道のりの方がハードで危険度高し。
飛騨鳴きを泣きながら越えるyome。
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飛騨鳴きを泣きながら越えるyome。
後ろから来たじいさんは鎖も何も使わず上に乗ってひょいひょいっと歩いて行った。居合わせた人みんなで口あんぐり。
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後ろから来たじいさんは鎖も何も使わず上に乗ってひょいひょいっと歩いて行った。居合わせた人みんなで口あんぐり。
小学生の女の子とパパさん。
2
小学生の女の子とパパさん。
小屋はもう目の前だ。
小屋はもう目の前だ。
最後の登り。
涸沢をほぼ真上から見下ろす。
涸沢をほぼ真上から見下ろす。
北穂北峰山頂。一昨年の八峰キレットと不帰キレットに続いて、三大キレット完全踏破。
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北穂北峰山頂。一昨年の八峰キレットと不帰キレットに続いて、三大キレット完全踏破。
南峰とテン場。
登ってきた大キレットのルート。
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登ってきた大キレットのルート。
このテラスでビール飲んでみたかったからここまできたようなもの。登ってくる途中からあいにく雲がかかってしまったけど、お構いなしにルービータイム。
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このテラスでビール飲んでみたかったからここまできたようなもの。登ってくる途中からあいにく雲がかかってしまったけど、お構いなしにルービータイム。
名物のショウガ焼き。美味し。
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名物のショウガ焼き。美味し。
食後はずっとブロッケン出っぱなし
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食後はずっとブロッケン出っぱなし
頂上で会った写真家さん。
頂上で会った写真家さん。
日没とともに
なぜか突然リコーダーを取り出しドボルザークの「新世界より(家路)」とみられる独特のメロディーを奏で始める。
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なぜか突然リコーダーを取り出しドボルザークの「新世界より(家路)」とみられる独特のメロディーを奏で始める。
続いて奥様が正しい旋律を♪
2
続いて奥様が正しい旋律を♪
ブラボー♪♪
小屋の売店
夜になると
食堂は居酒屋タイムに突入。
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食堂は居酒屋タイムに突入。
居合わせた皆さんと楽しいひととき。話題の中心ピヨピヨ隊長のグラスに蛾が・・・。やっぱ持ってるなぁ。
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居合わせた皆さんと楽しいひととき。話題の中心ピヨピヨ隊長のグラスに蛾が・・・。やっぱ持ってるなぁ。
【7日目】
ばっちり快晴。
2
【7日目】
ばっちり快晴。
南峰の分岐を越えて、涸沢岳に向かう稜線へ。
南峰の分岐を越えて、涸沢岳に向かう稜線へ。
大キレットより難しいという評もある難所。どんなもんだべ。
大キレットより難しいという評もある難所。どんなもんだべ。
ひとつひとつは難しくないけどずっと気が抜けない岩場が続く。
ひとつひとつは難しくないけどずっと気が抜けない岩場が続く。
最低コル。
ここから登り。
ずっとハシゴと鎖場が続きます。
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ずっとハシゴと鎖場が続きます。
ここが一番の難所らしいけど、それほどでもない。
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ここが一番の難所らしいけど、それほどでもない。
前穂に見とれていると・・・、背後で誰かを呼ぶ大声が。
前穂に見とれていると・・・、背後で誰かを呼ぶ大声が。
ちょっと前に下りてきた岩場の辺りで滑落事故があったみたい。骨折し県警ヘリに救助されたとのこと。登っている間ずっと近くでヘリがホバリングしていて嫌な緊張感があった。
ちょっと前に下りてきた岩場の辺りで滑落事故があったみたい。骨折し県警ヘリに救助されたとのこと。登っている間ずっと近くでヘリがホバリングしていて嫌な緊張感があった。
さらに続く鎖場を登り
さらに続く鎖場を登り
ようやく稜線へ。
ようやく稜線へ。
ジャンダルムがすぐそこに
ジャンダルムがすぐそこに
yomeも無事完登。
再び360度の大パノラマ。
再び360度の大パノラマ。
穂高岳山荘はもうすぐそこ。
穂高岳山荘はもうすぐそこ。
振り返るとすんごい高度間。
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振り返るとすんごい高度間。
なんとかよいポジションをゲット!
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なんとかよいポジションをゲット!
虎の子の豪華缶つまシリーズ「厚切りベーコン」とポテチで祝杯。
虎の子の豪華缶つまシリーズ「厚切りベーコン」とポテチで祝杯。
ん〜、最高♪
テン場はどんどん埋まり、ついに張る場所がなくなり小屋前も開放。
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テン場はどんどん埋まり、ついに張る場所がなくなり小屋前も開放。
この山行最後の夕日。
この山行最後の夕日。
テン場の夜。ちょっとガスってきた。ここまで1週間ほぼ晴れっぱなしだったから仕方ない。
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テン場の夜。ちょっとガスってきた。ここまで1週間ほぼ晴れっぱなしだったから仕方ない。
前穂の先に松本方面の街明かりが。
前穂の先に松本方面の街明かりが。
【8日目】
奥穂への登り。いきなり渋滞。
【8日目】
奥穂への登り。いきなり渋滞。
頂上は記念撮影渋滞。
頂上は記念撮影渋滞。
上高地方向。こうして上から見るとすぐそこなんだけど・・・
上高地方向。こうして上から見るとすぐそこなんだけど・・・
ジャンダルムの上には早くも登山者の姿。
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ジャンダルムの上には早くも登山者の姿。
いつか登ってみたいなぁ。
いつか登ってみたいなぁ。
吊尾根へ
道幅はこんな感じ。鹿島槍の吊尾根の方が細くてえぐかった。
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道幅はこんな感じ。鹿島槍の吊尾根の方が細くてえぐかった。
疲れがたまっている最終日。
疲れがたまっている最終日。
慎重に、慎重に。
慎重に、慎重に。
前穂山頂直下の休憩ポイント、紀美子平。この数分前に上から1mサイズの落石が。幸い登山者に突っ込む直前に岩が割れ、奇跡的に誰にも当たらず。
前穂山頂直下の休憩ポイント、紀美子平。この数分前に上から1mサイズの落石が。幸い登山者に突っ込む直前に岩が割れ、奇跡的に誰にも当たらず。
前穂山頂。残念ながらガスってしまった。
前穂山頂。残念ながらガスってしまった。
重太郎新道の下りへ。
重太郎新道の下りへ。
いきなり長い鎖場。
いきなり長い鎖場。
ずーっとこんな感じ。膝にくる。
ずーっとこんな感じ。膝にくる。
ヘナヘナなハシゴ。
ヘナヘナなハシゴ。
雷鳥広場
さらに鎖場の下り
さらに鎖場の下り
きつい・・・。
岳沢パノラマ。この辺りで剣岳早月尾根から大縦走15日目のおじさまに追い抜かれる。上には上がいるもんだ。あっぱれ。
岳沢パノラマ。この辺りで剣岳早月尾根から大縦走15日目のおじさまに追い抜かれる。上には上がいるもんだ。あっぱれ。
鎖場の下り
長〜いハシゴも。ぐんぐん下ります。
長〜いハシゴも。ぐんぐん下ります。
またハシゴ
もうイヤ。膝が笑い袋みたいに笑ってる。うひゃひゃひゃひゃ。
もうイヤ。膝が笑い袋みたいに笑ってる。うひゃひゃひゃひゃ。
ようやくテン場
岳沢小屋。
上高地まであと2時間。
上高地まであと2時間。
ここからは道はかなりましになる
ここからは道はかなりましになる
名物天然クーラー。ここだけでなく、道すがらさらに数カ所。
名物天然クーラー。ここだけでなく、道すがらさらに数カ所。
いつしか木道に。
いつしか木道に。
見えた!
登山道の終点だ!
見えた!
登山道の終点だ!
バス停目指してさらに散策路を進む。
バス停目指してさらに散策路を進む。
無事ゴール!
お疲れ様の乾杯♪
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無事ゴール!
お疲れ様の乾杯♪
撮影機器:

感想

7日に急遽休暇予定が確定し、夕方発の特急で信濃大町へ。駅前の旅館で前泊。前日まで雨が続いてたらしいけど、スタート後は信じられないくらいの晴天続き。8日間一度も雨具使わず!大キレット通過時も超晴天&無風で絶好のキレット日和。おかげさまで無事に通過し、三大キレット制覇できました。当初は6泊7日の予定でしたが、久しぶりの登山でテン泊装備の重さが応え(ザック重量22〜23キロ)、晴天が続くことが予想されたことから、途中から予備日を使って刻む日程に切り替えました。おかげで槍の上でも1泊できたし、南岳、北穂、奥穂の後半3泊はテントや小屋でのんびり過ごせ、色々な人との楽しい出会いにも恵まれました。でっかい落石や滑落事故の救助場面に遭遇したりもしましたが、総じて、最高の天気で最高の山行。山で出会った皆様とお天道様、そしてこんな苦行に同行してくれたyomeに感謝!

下山後のゲリラ豪雨は余計だったけど・・・。
JRも高速も止まり、松本1泊の予定じゃなかったら危うかった。

※この山行記録は以下の投稿キャンペーンに参加しています。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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コメント

北穂で一緒でした(^_^)
こんにちは、北穂で一緒だった小6の娘の父です。
大キレットの写真たっぷり楽しませて頂きました\(^o^)/
北穂高小屋の夜は楽しかったですね(^_^)
ありがとうございました(^_^)
2013/8/21 14:18
コメントありがとうございます!
その節は梅酒ごちそうさまでした

北穂高小屋で出会った方々とこうしてヤマレコでやりとりができてとてもうれしいです。

娘さんと山登りできて本当にうらやましい。これからも一緒にたくさん登れるといいですね。レポ期待しています
2013/8/22 20:08
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