蓮華岳・針ノ木岳・爺ヶ岳【針ノ木大雪渓を登り、種池まで縦走】
- GPS
- 31:52
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,882m
- 下り
- 2,879m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:16
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(到着時(午前1時ごろ)には、8割がた埋まっている状態) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
装備
個人装備 |
AKU クレスタGTX
|
---|
感想
梅雨が明けて、待望の夏が到来したので、アルプスのどこに行こうかと。
前々からあこがれていた、針ノ木雪渓を登ることにしました。
前夜に扇沢について車中泊して、ゆっくり起きて活動を開始しましたが、登山指導所の方から、針ノ木に向けていっぱい登って行ったよ、なんて言われて、ペースを上げて、雪渓に取り付きました。
針ノ木雪渓は、高度差600メートルを直登するハードなコースで、コルに直接たどり着けることからも斜度も厳しい雪渓です。
軽アイゼン(6本歯)を装着し、喘ぎながらも、心地よい冷たい風を感じながら、あっという間に、針ノ木峠(小屋)まで到着しました。
針ノ木小屋は大盛況で、まだ午前中なのに、かなりのテントが張られていて、なんとか、槍ヶ岳が望めるテントサイトを確保することができました。
テント幕営後、昼食をとり、蓮華岳に向かいます。軽装のアタックザックに替え、コマクサの咲き誇る蓮華岳を目指します。
蓮華岳の姿はまさにピラミッドで、コマクサやクモマスミレ、イワカガミなどが咲く、とても素晴らしい山でした。
2日目は、夜が明ける前にテントを撤収し、針ノ木岳を目指しました。針ノ木岳の中腹でご来光を仰ぎ、モルゲンロートの中を歩き、針ノ木岳に到着しました。頂上からは、同じくモルゲンロートに染まる槍ヶ岳や薬師岳が、それは美しく鎮座していました。
針ノ木岳から爺ヶ岳までの稜線歩きは、ハードなものでした。
時計回りに回ると、ピークの前に小さなピークが連続し、これが頂上か、と思うとその先にピークが見えるということを何度も繰り返し、アップダウンを繰り返していきます。
なんとか、種池山荘までたどり着くと、そこは別世界で、柏原新道を登ってくる多くの登山客で賑わっていました。私もその中に入り、名物のピザ(チーズ)とコーラ(越冬)をおいしくいただきました。
腹ごしらえの後、アタックザックで爺ヶ岳までピストンしました。雲が上がってきていたので、急いで中央峰まで登り、針ノ木雪渓、蓮華岳、針ノ木岳といった、今回の山行ルートの展望を満喫しました。
爺ヶ岳からは種池山荘まで戻り、柏原新道を扇沢まで下山しました。
梅雨明けの体慣らしのつもりの山行でしたが、長大な針ノ木雪渓、高山植物が咲き乱れる蓮華岳、歩きごたえ抜群の針ノ木岳-爺ヶ岳の稜線、ととても醍醐味あふれる山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する