谷川岳(トマノ耳)〜万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山〜松手山
- GPS
- 07:49
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 2,324m
コースタイム
10:28 トマノ耳
11:19 オジカ沢ノ頭
11:43 小障子ノ頭
12:07 大障子ノ頭
12:41 万太郎山
13:17 毛渡乗越
14:04 ヱビス大黒ノ頭
14:23 ヱビス大黒避難小屋
14:52 仙ノ倉山
15:22 平標山
16:03 松手山
16:43 平標山登山口
16:54 元橋バス停
天候 | はれ〜くもり、時々弱雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:元橋 〜 バス 越後湯沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:ロープウェイ駅にありました。平標山登山口には見当たりませんでした。 道の状況: ・天神平駅〜トマノ耳:岩場を気を付けて登れば、その他に危険な個所はないと思います。 ・肩の小屋〜仙ノ倉山:岩稜帯は足を置く場所にも注意することが必要だと思います。また、少しでも濡れると滑りますのでこちらも注意が必要です。 ・仙ノ倉山〜元橋:特に危険な個所は無かったと思います。 |
写真
感想
青春18切符利用しての5スタンプ目の山行です。つまりは締めの山行となります。
今回は昨年谷川岳から見ていつか是非行きたいと思った 万太郎への稜線を選びました。問題は登山口と下山口です。色々検討の結果、谷川岳をロープウェイで登り平標迄縦走することにしました。幸いバスは19時にも2本あります。ただし上越線が17時代が最終のため、この最終列車に接続するバスに乗るためには、コースタイムの6から7割で踏破する必要があります。エスケープルートとプランも考えて望みました。天気予報は微妙でよくわかりません。とりあえず予定通り行ってみることにしました。電車の事故などもなく無事天神平まで着きました。後は自力で頑張るのみです。幸い天気も持っています。まずは肩の小屋目指して出発です。ハイカーの群れをさばきながら、ほぼ予定通り肩の小屋からトマの耳に到着できました。肩の小屋まで戻り、いよいよ万太郎への稜線に入ります。先ほどまでの人の多さが嘘のように静けさの中に浸れます。それと同時にこれから先の長いルートを思い描き気を引き締めます。一旦結構下り、中ゴー尾根の分岐を過ぎるといよいよといった感じです。見ると歩くと大違いということもなく歩いてもやはり素晴らしいトレイルでした。ところどころアクセントのように現れる岩場で我に返り手綱を締め直す以外は、左に俎瑤領農を見ながら稜線歩きを満喫できました。とは言えアップダウンはそこそこあるので体力は徐々に削がれてゆきます。それでも天気も私の体力も万太郎山までは、まだまだなんとか持ちました。万太郎山を過ぎたあたりから少しずつガスの量が増え始めました。毛渡乗越を過ぎ迫力の岸壁を眺めつつヱビス大黒ノ頭の急登を詰めていたあたりが、一番つらかったかもしれません。それでもなんとか、まだある眺望にも助けられながら頭の山頂にたどり着くことが出来ました。食料を頬張っている最中にガスの湧き方が激しくなり、みるみる内に周囲が乳白色の世界に変わってゆきました。急坂を慎重に下りながら、ここで雨が降り出さないことを願っていました。何とか下りはクリアしてヱビス大黒避難小屋に到着したあたりで丁度雨が降り出しました。本当に私が避難小屋に到着するのを待っていたかのようなタイミングで助かりました。避難小屋を間借りしてレインウェアを装着しました。後から考えるとこの間の10分程度が雨らしい雨で、あとは相変わらず周りはガスっていたものの、雨は時折パラパラの程度で済みました。
ここからは仙ノ倉山頂の手前の登りが少しきつかったものの岩場はほとんど姿を見せなくなり、木段や木道が主体になって行きました。そういう意味では天気が崩れる前に岩場を越えられてラッキーでした。仙ノ倉と平標の山頂を含めて稜線は乳白色の世界で周囲を眺めることが出来ずに本当に残念でした。きっと晴れた時は素晴らしい眺望なのだと思います。それでも花々は間近に堪能することができました。
平標山まで来ると、半信半疑だった上越線の最終に間に合う公算が出てきました。そうなると不思議とギアチェンジできるもので、松手山から元橋まで一気に下り、バスの時間に間に合わせることができました。
仙ノ倉、平標からの眺望を楽しめなかったのは残念ですが、稜線歩きは満喫できました。繰り返しになりますが、遠くから眺めるだけでなく歩いても本当に素晴らしい稜線でした。感無量の一日でした。
本日の温泉:なし
無事に青春18切符消化出来て良かったですね
僕も頻繁に利用するので大助かりです
ただここ2年アクシデントが続いて・・・
無駄になった指定券などの切符も多々あります
登山始めたのも同じ位の時期で同世代(僕が3歳上ですが)で、登山スタイル(単独・日帰り・ロング)も共通してると思います
ただ慎重さが僕には足りないので見習いたいです
>ただ慎重さが僕には足りないので見習いたいです
そんなことはないです。私も転倒等は日常茶飯事、だいたい1回の山行で1回はこけてます。ただ単に運よくケガに至っていないだけです。だいたいパターンは決まっていて、歩きながら頭の中で下山後のビールのことを考えているときがほとんどです。ただ先日の日光白根山方面への山行の時は、少し深刻で、金精峠への下りの途中で危険個所は過ぎたあとホッとしたのか、足を滑らせ、たまたま倒れかけていた直径20冂度の木に右わき腹を衝突させてしまいました。その時は当然痛かったものの耐えられる程度ですぐに痛みも収まった感じでした。しかし翌日から結構の痛みで咳払でも痛みが走りました。その時はひびが入ったか?と真剣に考えましたが、もう少し様子を見ることにしたら、ようやく本日ほぼ痛みは無くなり、大事には至りませんでした。しかし、この例にしても本当に紙一重だったと思っています。
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