徳沢〜蝶ヶ岳 テント泊
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:01
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地〜松本(バス、新島々より電車) 上高地から松本まで30分間隔でバスあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。木ハシゴが一部腐っている部分がありました。 |
その他周辺情報 | 今更ですが、以前よく行った平湯温泉バスターミナル3階の温泉がなくなっているのを知りショック。ひらゆの森は有名ですが、あのシンプルな露店風呂が好きだったのに。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
このご時世ですが、せっかくの4連休、遠征することにしました。しかし長年愛用してきたザック(使用は10年程ですが、購入したのは20年以上前のもの)の底には穴があき、所々縫い目もほつれ状態。加えて前日何かとバタバタしていた事情もあり、当初は涸沢でゆったりテント泊を計画していました。とにかく混雑の涸沢という印象があり、今まで敬遠してきたのですが、やはり一度は泊まってみたかったのです。しかし、上高地に着くと愕然。とにかく人が多い。コロナ前の連休水準と同じ状態だと思います。やっぱ皆山に行きたかったですよね。加えて各山小屋の小屋泊人数制限の影響か、テント装備の人が明らかに多い。徳沢に着いたのが8時頃でしたが、その時点で徳沢の幕営数もかなり多かったです。ということは涸沢も!ということで、急遽蝶ヶ岳に行き先を変更しました。
しかし、普段より運動不足で、さらにいきなりテント装備の身には、このルートは堪えました。最終盤まで展望のないルートであることも自分には影響が大きかったです。最後はかなり前のめりのヨレヨレで何とか到着。しかし既にテント場が8割方埋まっているではないか! 何よりもまず設営せねばということで、空いている場所を確保しました。最終的には100張くらいになったのではないでしょうか? 広大なテント場というわけではないですが、意外にも、張れるものですね。しかし、今シーズンは午前中早めに到着するスタイルが安心だと思われます。
雲がかかってきましたが、眺望を満喫した後は、待ちに待ったテントでの昼寝。至福の時だったと言いたいところですが、夕方まではとにかく暑かったです。夕方はさすがに気温が落ちましたが、それでもこの標高としてはかなり暖かい印象。そして、強風のテン場という評判にもかかわらず、夜通しほぼ無風でした。早朝も、そこまで冷え込みはなかったです。
朝、前日の曇り空から一転し、モルゲンロートの穂高連峰、そして槍が眼前に広がります。三脚を設置している方も多い。暖かいからか、早朝から虫が多いのには閉口しましたが、素晴らしい眺望でした。眺望を満喫した後は下山します。しかし昨日のダメージからか、特に徳沢から上高地の林道歩きが足の裏に堪えてつらかったです。
そして、全然気づかなかったのですが、多分ブヨに顔を刺されていて、目の周囲が腫れ、かなり怖い人状態に。恥ずかしい。これから行かれる方は虫除け対策大事ですね!(説得力なし)。
今回は本当にヨレヨレで情けない限りですが、北アルプスを満喫することができたことに感謝したいです。今後もいつ終わるともしれないコロナ禍だという自覚を持ちつつ、できることならまた遠征登山が行えたらと思うところです。
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