登ってよし眺めてよしの塩見岳〜3000mの御来光と360度の絶景
- GPS
- 56:01
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 3,619m
- 下り
- 3,499m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:50
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 10:01
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 9:04
天候 | 朝だけ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
竹橋23:00→4:50鳥倉ゲート(アルペン号,14500円) ※実際は出発が20分遅れて,到着も5:10頃でした。 【帰路】7/26(Mon) 鳥倉登山口14:25→16:15大島駅(南アルプス登山バス鳥倉線,1690円+荷物代850円) 伊那大島16:27→18:43上諏訪(JR,通し4840円) 上諏訪19:01→21:06新宿(あずさ54号,特2240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鳥倉登山口へのアクセス】 鳥倉登山口へは期間限定の路線バス(安くて登山口直下までアクセス出来ますが,入山が遅くなる),アルペン号(朝5時前にゲートに着けますが,とにかく高い),そしてマイカーです(ゲート前の駐車場が一杯だと下の第二駐車場になり,林道歩きが20分程度追加されるリスクあり)。あとは伊那大島駅からマルモタクシーのシェアタクシーなるものもあるようです(12000円÷人数)。 【コース状況】 鳥倉登山口から塩見岳へのルートは,塩見小屋まではほぼ土と大小の石ころの良くある歩きやすいトレイルです。所々にある崖側に傾いた濡れた木道や橋は迫力満点。塩見小屋から塩見岳へはガレとザレが主体となり,標高2850m以上は基本三点支持の岩登りが必要になります。塩見岳から蝙蝠岳へのルートは破線ルートで北俣岳付近では両側が切れ落ちたルートも出て来るものの,油断しなければ特に問題ないレベルだと思います。アップダウンが多く距離もあり,見た目よりも体力が必要な印象です。 三伏(さんぷく)峠小屋から烏帽子岳・小河内岳まではハイマツの稜線が美しい歩きやすいルートです。距離も丁度良い感じで,両山頂では360度の絶景が楽しめます。ただ,登山道直下まで崩落している箇所があり,視界の悪いとき歩くのは危険かも。踏み抜いたらきっと1000m落ちます。 【ルート上のトイレ】 ゲート前駐車場,鳥倉登山口,三伏峠小屋,塩見小屋(男性小または携帯トイレ。携帯トイレは200円で購入),小河内岳避難小屋(今期は避難小屋としての開放のみですが,親切にもトイレは使えました) |
その他周辺情報 | 【塩見小屋】一泊二食10200円(昼弁当+1000円)。カイコ棚式の部屋は,感染対策からか隣との間に仕切版が置いてあり,占有面積もシングルテントぐらいの幅はあり快適。水場は近くにありませんが,宿泊者には水を無料で分けて頂けます。先進的なのかエコなのか,トイレが携帯トイレ専用です(回収ボックスあり,男性用チューリップは別にあり)。宿泊者には男性は一つ,女性は二つ無料で貰えます。売店で購入した物もゴミ(ビールの空き缶など)は持ち帰りなので,山小屋の楽しみの一つである飲み食いが気軽に出来ないのがちと残念。ドコモの電波は場所により入りました。 【山伏峠小屋テント場】一人一張1600円。フラットに整備されたテントサイトは区画されていて完全予約制です。小屋やトイレも近く便利。ただし水場は15分程降りた所にあるので行くには気合いが必要。その分滅多に人が来ないので,隙を見て裸になってタオルで身体をごしごし出来ます。テントの中でもドコモの電波が入りました。 |
ファイル |
【後日参考用】当日と二日目の天気予報
(更新時刻:2021/07/28 22:47)
【後日参考用】三日目の天気予報
(更新時刻:2021/07/28 22:47) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
指だしグローブ
アウター手袋(夏用防水)
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(計2.5L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
夏マット
シュラフ(#3)
身体ふき
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
虫除け
マキロン
着替え(下着&半ズボン&歯ブラシ)
感染対策用品
|
---|---|
備考 | 出発時14kg |
感想
去年はコロナで原則登山禁止となってしまった塩見岳も,今年は周辺の山小屋もオープンし,登山可能とのこと。新コロ状況は相変わらずですが,オリンピック連休後半を利用して塩見岳と,その周辺の百高山(蝙蝠岳,烏帽子岳,小河内岳)を効率的に踏んでみました。
初日はアルペン号で眠れぬ夜を過ごし,早朝に鳥倉林道ゲートに到着。二泊目のテント泊装備を途中の三伏峠小屋にデポし,少しだけ身軽になって初日の宿泊先である塩見小屋に到着しました。ガスガスの中に一瞬現れては消える塩見岳を見て明日の登頂を夢見てつつ19時には就寝してました。
二日目はいよいよ二年間待った塩見岳登頂の日。真っ暗な中頑張ってガレの山を登り,夜明け前ギリギリに登頂。国内標高第16位3052mの塩見岳山頂からの見る御来光にありつけました。オレンジ色に染まるクリアな視界の大パノラマに,山頂に居た三人の方と感動を共有。ガスに閉ざされる事の多い時期だけに嬉しさもひとしおでした。その後,百高山拾いの一環で蝙蝠岳(標高第40位2864m)にも足を延ばし,素晴らしき塩見岳に続く稜線を眺め,塩見岳への登り返しでヒイヒイ言いながらも三伏峠まで降りて預けていたテントを張りました。
最終日の三日目は夜明けと共に出発し,これも百高山である烏帽子岳(同86位2726m)と小河内岳(同64位2801m)に登りました。こちらは蝙蝠岳と比べても体力的にお手軽なのに山頂からの眺望も抜群でオススメです。ここからも塩見岳の勇姿をじっくり堪能しました。
塩見岳登頂は私に取って3000m級21座コンプリート記念でもあります。あとはのんびり百高山を目標にして夏山を楽しもうと思います。
高度順応にちょっと心配してましたが見事完遂ですね!
仙塩尾根は取っておきましたので,機会がありましたら是非
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