【信州100など】鳥甲山 秘境の名山は紅葉の季節に行くべきでした(^^;;
- GPS
- 06:48
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,572m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●屋敷登山口付近は駐車場がありませんが、屋敷トンネルを潜ってしばらくムジナ平方面に進むと広めの駐車場がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 ●夏のこの時期は、駐車場から始まってかなり標高を上げるまで、ずっとスズメバチに付きまとわれました。スズメバチに刺されないように要注意です。 ●地図上に記載の危険箇所などは、おおよそその通りでしたが、本日のところは崩落や崖崩れ等によって登山道が異なっているような場所はありません。 思ったよりも鎖場や岩場は少なく、クライミング要素はあまり必要の無いルートです。それよりも悪路を歩く足の強さが求められるルートでした。 【コース状況】 ●ムジナ平登山口→1437ピーク:基本的にずっと急登です。蒸し暑い樹林帯から、しばらく行くと高度感のある場所が多くなります。 ●1437ピーク→白クラの頭:万物岩以降にこのコースで唯一の岩場登りが登場します。岩もしっかりしており手掛かり足掛かりも非常に多い上に新しい鎖も取り付けられていることから難易度は高くないと感じました。ただし、雨などの日は滑りやすくなるので注意。また鎖をつないでいる杭が岩に打ち込まれていますが、その打ち込みが緩くなっている場所があるため、鎖はあくまでも補助的なものとして体重をかけない様に登った方がいいでしょう。 ●白クラの頭→鳥甲山山頂:アップダウンが結構あります。細尾根のアップダウンの後は熊笹地帯の樹林になります。足元が滑りやすいため、疲労により転滑落しないように注意したいところです。 ●鳥甲山山頂→赤クラの頭→赤クラの肩:眺めの良い尾根ルートです。高山植物はこちらの方が盛大に咲いていました。こちらも見た目以上にアップダウンがありますが、ムジナ平からの尾根よりは危険度は低く、岩場が苦手な方はこちらの尾根ルートをピストンすると良いと感じました。 ●赤クラの肩→屋敷登山口:アップダウンをしつつも樹林帯に突入します。完全な樹林帯に入る前は、背丈の高い熊笹のエリアになります。落ち葉による足元の悪さや急勾配でスリップしやすい部分です。転倒に注意。 ●屋敷登山口→ムジナ平登山口:普通の車道ですが、熊などが出没してもおかしくない車道ですので、野生動物に要注意。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●切明温泉 雄川閣 シャワーのある内湯は露天風呂はありません。適度な湯温で気持ちの良い温泉です。 また旅館スタッフの対応がいちいち抜群で、いつか宿泊してみたいと本気で思いました。 日帰り温泉大人600円なり http://yusenkaku.yadoroku.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ヘルメット
携帯トイレ
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感想
台風が近づく前にどこかお山を歩きたい!と思って、ヤマテンや登山天気、あと意外と当たる地元ローカルテレビNBSの地域ごと予報など色々と参考に山域を検討。狙いは日本海側方面と中央アルプス方面の2つに絞りました。
朝イチで家を出ると、何と頸城山塊が快晴の中で暗闇に浮かんでいます。長野市方面や四阿山方面は雲が多い。あれ、今日はもしかして火打の日??と、若干火打に心が傾きかけて、近所のコンビニに寄ってからもう一度火打を見ると、さっきまでなかった背の高い入道雲がもくもくと出来上がって来ていました。
これは南下でもなく火打でもなく、予定通り日本海側方面の鳥甲山かなと、腹を括って鳥甲山までドライブを楽しみました。
噂によると鳥甲山はどうやら危険なお山の様子です。戸隠の岩場登りのようなイメージを固めながら登山口に到着し、最初からヘルメットを付けて登って行きました。
程なくしてすぐに急登です。気温も高くて蒸し蒸ししている樹林帯であっという間にヘロヘロになり足が止まるのですが、その瞬間、待ってましたとばかりにスズメバチが私の塩分を目当てに近づいて来ます。スズメバチだけではなくて、アブやクマンバチも変わる変わるやってきます。最初は手で払っていましたが、いくら払っても付いてくるので最後は黙々と足を止めない事だけに集中して無視すると意外と大丈夫と言うことが判明。このお陰で本日会得した新たな才能として『ぶ〜んっ』という羽音とそのスピード感だけでスズメバチかアブかが分かるようになりました〜(^.^)
肝心の鳥甲山の危険さ具合ですが、戸隠をイメージして行ったためちょっとだけ腑抜けな感じになってしまいました。どちらかと言うと鳥甲山は整備の行き届いていない良くある里山の大きいバージョンという感じで、クライミングを楽しむための山ではありませんでした。岩登りや鎖場を楽しみたいなら、圧倒的に戸隠とか妙義山だろうな〜、と感じました。
秋山郷はやっぱりその名前の通り、秋の紅葉が深まった時期がイイですね!紅葉が抜群に素晴らしいエリアです(^^) そうじゃ無いと今回のように悪路で疲れる上に、標高も低くて蒸し蒸し、ついでにスズメバチ攻撃で立ち止まれずグッタリ山行と言う修行系になってしまうと思いました。
鳥甲山やお隣の烏帽子岳〜裏岩菅山のルート、いずれも足元があまりよろしく無い状況なので、良い季節を選ぶことで怪我せずに安全に登れるようにするのが大事だなと感じて帰ってまいりました〜。
コメント
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さすが大滝山〜松本駅まで歩くharuboさんは苦にならなそう。
絶対暑いでしょっていう時に行くharuboさんだから、過酷と思われるアルプスを爽やかな顔で行けるんだね。
車道は6キロもあるので、私もウンザリかなって思ったのですが、山と高原地図だと1時間ほどのCTになっていたから黙々と歩けば着くなと思って歩いちゃいました。平らな道でほとんど登りも無くて思ったほどではなかったですよ〜(^^)
猛烈な暑さの中,超危険な山登り お疲れさまでした。私には,戸隠山よりはるかに危険な山のように感じられますが・・・
それにしても3日連続で山歩き,流石ですね😋ジイジには真似できそうもありません😅
花の名前,随分詳しくなられましたね❗すごい❗❗
「最近よく見るお花」はコキンレイカ 別名ハクサンオミナエシ,シオガマ系の白い花はエゾシオガマだと思います。参考までに・・・
あ,それから「スズメバチ」,本物はそんなにしつこく人の周りには近づいてこないので,アカウシアブのような気がします。次のリンクでお確かめください。
https://yamahack.com/4756
3日連続で歩くのもアルプス縦走と思えば出来るはず、、、と思っていましたが、いやぁ、今朝は起きるのが辛かったです😅疲れが溜まってます! 縦走なら涼しい場所で歩けますが、2000m程度だと猛暑の中ではもう無意味な涼しさですね 笑
お花のお名前もありがとうございます✨ コキンレイカとエゾシオガマ、追記させていただきます〜♪
あとスズメバチのリンクも見てみました!流石に長野育ちとしてはスズメバチは見間違えないと思ってます😁間違ってないですね〜。キイロスズメバチです。
具体的には同じ1匹がずっと私に付き纏ってた訳では無くて、奴らの領域に入ると私の周りを威嚇しに飛び回りに来て私が領域を去ると来なくなる‥を場所ごとに繰り返したという感じでしょうか。なので登山中は休憩が出来なくて辛かったです😅
特に駐車場にいたスズメバチはしつこかったです〜😓停めた瞬間から車の周りを飛び始めて、登山靴を履く間の準備中もブンブン煽ってきて、スタートからブナ林辺りまでずっと脅されていました。帰って来てからも待ってましたとばかりに同じヤツがやってきて、一度は車内に入って来ちゃったので出すのに困りました😅
それに比べて、小さな高山植物に一生懸命しがみつくアブちゃん達はケバケバしていて可愛かったです♪♪
ワンコの散歩中などにも感じますが、今年は心なしか、スズメバチが多く飛んでいる感じがしています。蜂の当たり年なんてあるんでしょうかね 笑
鳥カブト
高所怖がりの私としてはルートに迷うトコロでしたが、
ムジナパスして赤倉尾根ピストンと心が決まりました。
蜂に襲われない、秋に、紅葉を楽しみつつ、
行く予定でーす
下見ありがとうございました
高所怖がりだったのですねー。この間の岩場は普通に登られてたと思ったので全然行けちゃうんじゃないかと思ってましたよ〜(^^)
屋敷口の方は登山口から樹林を抜けるまでが急登の悪路ですけど、そこさえ頑張ればその先は素晴らしい景色の尾根だと思います!ちょっと細尾根もあるけど、恐怖というほどではないと思うので、秋のピストンはぜひともオススメです〜✨
あ、ちなみに、赤倉尾根の方は何故かスズメバチもアブもほとんど来ませんでした。住処じゃないのかも〜😊
自宅からの三連続山行、山小屋泊の三連発登山は見たことは有りますが、自宅からは〜〜〜。
第二目の接種後、少し苦しんだようですね。その後遺症で、覚醒した?ワクチンにあたった?それとも本能が呼び起こされたのかな〜〜〜
・赤線つなぎに燃え、夏期オリンピックで世界一を目指し、蜂の飛ぶ「ブーン」とスピード感で見分け、花の名前がわかり。
おもしろいですね👍
夏期オリンピックは協力出来ないが、
赤線つなぎ(太平洋側の、愛知県 静岡県 三重県 神奈川県 東京都その他)最終は何処かな〜〜〜
(アッシー君なら応援出来ます。どうぞご利用願います、)
乱文失礼しました😮🤗
お褒めいただいてうれしいですが、実は三連続山行、、、と言っても、体力の必要なまともなお山は今回の鳥甲山くらいだったので、実際は1日山に行っただけという感覚なんですよ〜😅 その前のロード歩きとお子ちゃまハイキングコースは避暑には最適な時間潰しでした✨
赤線つなぎはどこまでも伸ばしていけるのが、醍醐味だと思ってます!日本海から太平洋を繋いで終わり、、、という感じじゃなく、きっとこれからもエンドレスで繋げて伸ばして楽しんで行くだろうな〜なんて思ってます😁
でもそんな楽しみを満喫してるのに、今回の鳥甲山は実はプラス2時間半歩けばつながったロードを断念してます。。。いつかこの判断を後悔する日が来るだろうな〜😓と分かっていても、暑さに負けました 笑
こんばんは、このルートは歩いてますが、ヤマレコ始める前だったので、ヤマレコには記録はありません。同じ暑夏に歩いてバテバテになりました。帰りの車道では、何度もヘビ🐍に出くわしたのを覚えています。今は実家の事情があり山には行けていません。今週末も駄目そうなので、朝活復活するしかないかなと考えてます。なんとか、今年中に信州の100名山は終了したいと考えてますが、ハルボさんの百高山の方が早そうですね。
やっぱり鳥甲山は真夏に歩いちゃダメなお山ですよね〜😅 秋山郷の標高が思ったよりも低いんですよね。以前に切明温泉から岩菅山に抜けた時に暑さでバテバテだったのを思い出しましたが、またやってしまった😓という感じで我ながら学習してませんでした。。。
今週末はお盆休み狙い撃ちで大雨予報ですね〜。世の中の登山者がみんな悲鳴をあげてるのが聞こえて来ます😂 totokumさんは週末ダメでも、しっかりと朝活で鍛えられてるのがホントに尊敬してしまいます!
私も何度か早朝に目覚ましセットしてますが、確実に誘惑に負けてそのまま二度寝です。。。明日はtotokumさんを見習って朝活しようかな😁 秋雨前線の大雨前に、明日の午前中だけが晴れ間のラストチャンスなので歩数稼ぎに行ってこないとです💦
totokumさん未踏?の高社山アサカツか、志賀高原のゲレンデアサカツのどちらか(+二度寝のどれか😅)にしようかなって思いまーす!
明日の朝活レコ楽しみにしてます。私は明日も明後日と仕事です。北アルプス激混みなので、南アルプスと思いましたが、冬季小屋激混みで、小屋に入れずテント泊みたいですよ。光小屋。恐るべしですね。
私も今日も明日もお仕事ですが、幸いweb会議が午後からなので午前中は歩けます♪
南アルプス南部は今年も山小屋お休みですもんね😓避難小屋目当てにはなりますね。テカリは11月の雪の舞う見所のない季節にすら、避難小屋はいっぱいでした。テント場も狭いから、足の速い人勝ちになりますね💦 私の中ではもう別に行かなくて良いかなリストのお山です😁
最初の2日は軽めとはいえ、歩こうという意欲が湧くのが羨ましい。
つい先日、副反応で辛かったと伺っていましたが、何のその!ですね。
いつも (譟↓∈福↓主婦、せ纏(部下への指示、出張、出社、リモートワーク等々多岐)、ゥ筌涓亜↓Ε好ーヤー という6足のワラジをよくこなしているなあといつも感心・尊敬しています。
私儀、五輪観戦やら野暮用やら、たまった家事やら暑すぎやらの口実を設けて山をサボリまくって(地元低山除く)、八子ケ峰以来3週間も開いてしまい、そろそろ遠征再開!と思いきや、秋雨前線(てか、戻り梅雨だよな)に見舞われ、次に晴れるのは1週間後かぁ...と今さら嘆いております。
実は、9月に某薬〇岳に行く予定があるので そろそろ鍛えないと
この鳥甲山は名前は前から知っていますが、いろんな人のレコを見て、結構な難関だなと思ってました。それを「拍子抜け」とは、やはりモノが違いますね。やっぱbotchiだな(笑)
そもそもこのルート、最後の林道5.5Kmを除けば、片道約5Kmで標高差1500M超えなので、スペック的には激急登ですよね。しかも悪路気味なんでしょ? 行くとしたら、僕もムジナパスのネギマルートかな
ところで:
>いくら払っても付いてくるので最後は黙々と足を止めない事だけに集中して無視すると意外と大丈夫
→ホンマかいな、どんだけ足が速いねん(笑)
>本日会得した新たな才能として『ぶ〜んっ』という羽音とそのスピード感だけでスズメバチかアブかが分かるように
→ホンマかいな(笑)、どんだけ冷静なんや。僕なんかタオルをブンブン振り回すだけで手一杯でっせ
いやいや、レコのアイドルと一緒にしてしまったら光速のボッチさんに申し訳なさすぎます💦わたくしは比較対象外の一般ノーマルハイカーです😅鳥甲山の悪路とウザいスズメバチに悪態付きまくって汗だくでヘロヘロしながら登って来ましたよ〜🤣
もうこのお山はホントに急登でした。何なのコレ?😓って思いつつも、途中からは『そっか、私は山じゃなくて大きな岩に登ってるから岩の上に出るまでは直登でも仕方ないんだな』と思い直して登ってましたよー。岩場鎖場はありませんが、ネギマさんルートもかなり激急登なので、ぜひ紅葉を愛でながら励まし合って登られることをお勧めいたします(^^)
スズメバチはテリトリー意識が強いんでしょうかね。彼らの領域に長いこと滞在してるとずっと周りを威嚇して飛び回りますが、テリトリーから外れるとついて来なくなるんです。なのでタオル振り回すよりも足を前に出すことに集中した方が体力温存でスズメバチにもしつこくされずに良かったですヨ〜😊
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