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Yamareco

記録ID: 342582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

鷲羽岳:自宅からの日帰りTOP40完遂(最終回)

2013年09月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
15:08
距離
39.0km
登り
2,858m
下り
2,863m

コースタイム

[註」()内時間は予定
( 1:19(1:30) 自宅 )
2:58-3:00(2:55-3:00) 新穂高(駐車場)(自転車)
4:18-20(4:30-35) 小池新道入口
6:24-26(6:20-25) 鏡平
7:59-8:04(7:50-55) 双六小屋
9:00-01(8:40) 双六岳
9:54-10:02(9:30-35) 三俣蓮華岳
10:22-23(10:05) 三俣山荘
11:38-45(11:10-20) 鷲羽岳    登り:8'38"(8'10")
12:40-43(12:10-15) 三俣山荘
14:14-20(13:20-25) 双六小屋
15:20(14:30-35) 弓折岳
15:54-57(15:10-15) 鏡平
17:28-29(17:00-05) 小池新道入口 (自転車)
18:08-11(18:20-25) 新穂高      下り:6'23"(7'00")
( 19:51(20:00) 自宅 )
Door to Door:18'32"(18'30") 登行時間:15'08"(18'20") レスト39"(55")
延標高差:6,200m(仮) 万歩計:65,000歩
天候 午前:快晴、午後:晴れのち曇り(槍・穂連峰はガス)
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
今回、登山道で関心を持ったことをあえて述べます。
小池新道の整備の良さです。
小池新道入口から秩父沢、秩父小沢過ぎまで朝は暗くて分からなかったのですが、下り気付いたことで、大きな石が平にきれいに敷きつめられており実に歩きやすい。先人が労力と時間を掛けて整備された恩恵を受けさせて戴きました。
この道は結構落石も頻繁に起きているようですが、登山道のペンキマーク、綱を張る等を整備が素晴らしい。そのほかの所でも行き届いた整備を感じる。
今回、弓折乗越で3人の若者が登山道整備の準備をしていたが、このような地味な陰の力で安全に登山ができることを素直に喜びたい。
鏡池に穂高連峰を映す:8月末に登った西穂から奥穂の山並みもしっかり捉えている
2013年09月09日 06:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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鏡池に穂高連峰を映す:8月末に登った西穂から奥穂の山並みもしっかり捉えている
槍ヶ岳の左から太陽が昇る。数日遅ければ槍穂から太陽が昇りそう
2013年09月09日 06:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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槍ヶ岳の左から太陽が昇る。数日遅ければ槍穂から太陽が昇りそう
双六小屋の先に今日の目標「鷲羽岳」;遠いな!
2013年09月09日 07:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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双六小屋の先に今日の目標「鷲羽岳」;遠いな!
1965年夏登った黒部五郎岳:TOP40に入っていないため日帰り対象になっていないがいずれ再訪したい。カールがいい
2013年09月09日 08:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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1965年夏登った黒部五郎岳:TOP40に入っていないため日帰り対象になっていないがいずれ再訪したい。カールがいい
三俣蓮華岳から北鎌尾根から西穂までの槍・穂高連峰。それぞれの山に思い出が
2013年09月09日 09:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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三俣蓮華岳から北鎌尾根から西穂までの槍・穂高連峰。それぞれの山に思い出が
三俣山荘越しに鷲羽岳:三俣山荘の伊藤圭さんとお話ができた。7月に三俣山荘を始め4つの山小屋を経営し伊藤新道を切り開いた伊藤正一さん(90歳)の講演を拝聴した。8月始めに水晶小屋で息子さんが三俣山荘と雲の平小屋にいらっしゃると聞いたため声を掛けた。
2013年09月09日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/9 10:33
三俣山荘越しに鷲羽岳:三俣山荘の伊藤圭さんとお話ができた。7月に三俣山荘を始め4つの山小屋を経営し伊藤新道を切り開いた伊藤正一さん(90歳)の講演を拝聴した。8月始めに水晶小屋で息子さんが三俣山荘と雲の平小屋にいらっしゃると聞いたため声を掛けた。
今日目標の鷲羽岳山頂に到着。40数年ぶり。
2013年09月09日 11:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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今日目標の鷲羽岳山頂に到着。40数年ぶり。
鷲羽池も懐かしい
池の傍に行って槍ヶ岳を映してみたい
2013年09月09日 11:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/9 11:38
鷲羽池も懐かしい
池の傍に行って槍ヶ岳を映してみたい
北アルプスの中心部で天候に恵まれたことがなかったので今回は全てが望めて最高!
薬師岳も先月登っただけに懐かしい。その時は雲の平も見えなかった
2013年09月09日 11:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/9 11:39
北アルプスの中心部で天候に恵まれたことがなかったので今回は全てが望めて最高!
薬師岳も先月登っただけに懐かしい。その時は雲の平も見えなかった
黒部の源流:ここからの一滴から黒部川が始まる
2013年09月09日 11:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/9 11:55
黒部の源流:ここからの一滴から黒部川が始まる
槍の奥に地元の常念岳、大天井岳、槍から北鎌尾根、その手前に硫黄岳、右に西鎌尾根と山並みが複層している
2013年09月09日 12:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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槍の奥に地元の常念岳、大天井岳、槍から北鎌尾根、その手前に硫黄岳、右に西鎌尾根と山並みが複層している
今回、新穂高、小池新道入口まで活躍した折りたたみ自転車(しかし、行きは7割がた押して登る)
2013年09月09日 17:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/9 17:27
今回、新穂高、小池新道入口まで活躍した折りたたみ自転車(しかし、行きは7割がた押して登る)
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
ブラックダイアモンド
予備電池
単3:2コ、単4:3コ、携帯電話バッテリー
1/25,000地形図
国土地理院&電子国土
ガイド地図
1・50,000昭文社
コンパス
シルバ
筆記具
保険証
飲料
アクエリアス(500mL)
ティッシュ
救急品
ヘルメット
手拭
携帯電話
au
計画書
アウター雨具上下
1式
マムート、ヘリテージ
防寒着
マムート
ストック
1式
ブラックダイアモンド
非常食
1式
チョコレート、ナッツ、ドライフルーツ等
ザック
ブラックダイアモンド(20L)
カメラ
オリンパスWG-1
GPS
ガーミンCSx
ツウェルト
ヘリテージ
指なし皮手袋
1対
CAMP
食料
3食分
1対
トレイルラン用
スパッツ
1対
トレイルラン用

感想

今回、最後まで迷ったのは小池新道入り口まで自転車で行くかどうか。
普段自転車に乗っていないものにとって未舗装の坂道を登り切れるとはとても思えないこと。しかし、下りの魅力と速さに負け当日自転車を使うことを決心。
案の定、登り、2/3は押して歩くことに。しかし、登りで10分以上短縮できたのが上出来。
草叢に自転車を入れ登行開始。満天の星空、写真に撮れたらいいなぁ思いながらピッチを稼ぐ。
次第に夜が明け、モルゲンロート。まず、乗鞍岳の剣ヶ峰に光が射し、続いて焼岳、笠ヶ岳に。槍・穂高連峰のシルエットもよい。
鏡池で丁度槍ヶ岳から陽が登る。光が強すぎ湖面に映る槍ヶ岳の写真はうまく撮れない。数日後なら槍穂から陽が昇るだろうなと思いながら先へ進む。
弓折乗越を過ぎ、尾根を半ば過ぎると双六小屋の向こうに鷲羽岳。槍・穂と一味違ういい山だなぁと改めて思う。
双六小屋で無料の水が飲めるのには驚いた。
双六小屋では屋根に布団を干し始めていた。48年前にここを通った時も干していたので懐かしい。
双六岳、三俣蓮華岳は以前バイパスしていたので今回はと登ったが、距離が長かった。計画は、延標高差とコースタイムから推測して決めるが距離を比較的ないがしろにしてします。小池新道から予定より1時間以上も計画より遅い。
でも、ここは北アルプスの中心。剱・立山から薬師、黒部五郎、右にきて雲の平、水晶、鷲羽、燕からの表銀座、手前に硫黄岳、その右手に北鎌から槍・穂高連峰、手前に西鎌、更に右に行くと笠ヶ岳、白山の山々も、まさに360度のパノラマ。雲一つない穏やかな快晴。(昨日は大雨だったと聞いている)
鷲羽の登りは、ゆっくり一定のリズムで登る。このような登りは高度が稼げ歩き甲斐がある。三俣山荘から45分。三俣山荘から双六小屋への巻道、今回の山行でもっともつらかった。遠くに見える小屋がちっとも近づかない。原因が判明:ガス欠、
途中からお腹がグーグーなり始めたが、小屋までと我慢して歩き続けたがそれが原因。双六小屋でお稲荷さんを3個食べたら徐々に元気が回復した。一度は弓折岳をスキップしようかと考えたが、そのころには元気が回復。
鏡平への下りで颯爽と抜き去る人がいて鏡平で聞いたら新穂から笠に行き、三俣山荘まで行っての帰りとのこと。帰り新穂近くで自転車で追い越したが本当に早い。(4,5年前の私も結構速かった(燕山荘-中房温泉を1'05"(5月で雪があり早く下りれたが)))今は下りが苦手になりつつある。
しかし、下りの自転車は楽、しかし、ブレーキをずっと握りしめるのが大変。
折りたたみ自転車は運転性が良くなく、道も砂利道が多いので慎重に下った。
結果としては、ほぼ計画通りとなった。
これで、富士山(3,776m)から40番目の立山別山(2,880m)まで自宅から全て日帰りできた。41番目は千枚岳で自宅からは絶対日帰りは無理なのでこれでおしまいにしたい。
しかし、甲斐駒と赤岳は正確には現自宅(安曇野)からではなく、社宅(下諏訪)からの日帰りなので、今年中に登り直したい。
また、折角登るなら、甲斐駒は黒戸尾根、赤岳は硫黄岳、横岳、赤岳&阿弥陀岳を一気に回りたい。

言い忘れたので追加しますが、今回も高山植物は撮ったのですが、最盛期は終わった感じでした。咲いていたのは、アキノキリンソウ、エズムカシヨモギ、ヨツバシオガマ、リンドウ、フウロ、アザミ、トリカブト、ウサギギク、ミヤマセンキュウ?
チングルマは花は落ち羽毛状のものを風になびかせ、ミヤマダイコンソウは紅葉していたのが印象的でした。

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コメント

素敵なお写真に感動しました
こんばんは!
初めまして。
素敵なお写真を拝見してめちゃめちゃ感動しました。
しかも日帰りで、すごいの一言です。
是非、鷲羽岳行って見たいです。
2013/9/9 22:56
Re: 素敵なお写真に感動しました
昔の山行を見ていたらコメントを戴きながら未返信であることに気が付き改めて返信している次第です。
当時投稿を始めたばかりで返信することを考えていなかったため失礼しました。
hosoya 77さんはマラソンをやられていたので体力は問題ないのでは。
鷲羽も挑戦してみてください。
お仕事第一ですが、山も大いに楽しんでください。
2017/3/14 16:29
鏡平山荘でお会いした..
鏡平山荘でお話をさせていただいた者です。
三俣山荘越しに見る鷲羽岳、いつ見てもかっこいいと思います。昨日の好天のもと、山頂からの景色、最高だったのではないでしょうか?
自分も「日帰り長距離登山でどこまで登れるか?」を考えながら、いつも登っております。
自分で自分のことを「変人だな〜」と思いながら、いつも登っていますが、世の中に同じ変人仲間がいるのが確認できて、とてもうれく思いました。
bumpkin さん、これからもチャレンジを続けてください。また、どこかでお会いする日を楽しみにしております。
ps:自転車、いいですネ
2013/9/10 15:11
Re: 鏡平山荘でお会いした..
昔の山行を見ていたら返信しておらず丁重なコメントを戴きながら失礼しました。
今後のご活躍、山を楽しんでください。
2017/3/14 16:33
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