鷲羽岳:自宅からの日帰りTOP40完遂(最終回)
- GPS
- 15:08
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,858m
- 下り
- 2,863m
コースタイム
( 1:19(1:30) 自宅 )
2:58-3:00(2:55-3:00) 新穂高(駐車場)(自転車)
4:18-20(4:30-35) 小池新道入口
6:24-26(6:20-25) 鏡平
7:59-8:04(7:50-55) 双六小屋
9:00-01(8:40) 双六岳
9:54-10:02(9:30-35) 三俣蓮華岳
10:22-23(10:05) 三俣山荘
11:38-45(11:10-20) 鷲羽岳 登り:8'38"(8'10")
12:40-43(12:10-15) 三俣山荘
14:14-20(13:20-25) 双六小屋
15:20(14:30-35) 弓折岳
15:54-57(15:10-15) 鏡平
17:28-29(17:00-05) 小池新道入口 (自転車)
18:08-11(18:20-25) 新穂高 下り:6'23"(7'00")
( 19:51(20:00) 自宅 )
Door to Door:18'32"(18'30") 登行時間:15'08"(18'20") レスト39"(55")
延標高差:6,200m(仮) 万歩計:65,000歩
天候 | 午前:快晴、午後:晴れのち曇り(槍・穂連峰はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、登山道で関心を持ったことをあえて述べます。 小池新道の整備の良さです。 小池新道入口から秩父沢、秩父小沢過ぎまで朝は暗くて分からなかったのですが、下り気付いたことで、大きな石が平にきれいに敷きつめられており実に歩きやすい。先人が労力と時間を掛けて整備された恩恵を受けさせて戴きました。 この道は結構落石も頻繁に起きているようですが、登山道のペンキマーク、綱を張る等を整備が素晴らしい。そのほかの所でも行き届いた整備を感じる。 今回、弓折乗越で3人の若者が登山道整備の準備をしていたが、このような地味な陰の力で安全に登山ができることを素直に喜びたい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1 ブラックダイアモンド
予備電池 6 単3:2コ、単4:3コ、携帯電話バッテリー
1/25,000地形図 1 国土地理院&電子国土
ガイド地図 1 1・50,000昭文社
コンパス 1 シルバ
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 2 アクエリアス(500mL)
ティッシュ 1
救急品 1
ヘルメット 1
手拭 1
携帯電話 1 au
計画書 2
アウター雨具上下 1式 マムート、ヘリテージ
防寒着 1 マムート
ストック 1式 ブラックダイアモンド
非常食 1式 チョコレート、ナッツ、ドライフルーツ等
ザック 1 ブラックダイアモンド(20L)
カメラ 1 オリンパスWG-1
GPS 1 ガーミンCSx
ツウェルト 1 ヘリテージ
指なし皮手袋 1対 CAMP
食料 3食分
靴 1対 トレイルラン用
スパッツ 1対 トレイルラン用
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感想
今回、最後まで迷ったのは小池新道入り口まで自転車で行くかどうか。
普段自転車に乗っていないものにとって未舗装の坂道を登り切れるとはとても思えないこと。しかし、下りの魅力と速さに負け当日自転車を使うことを決心。
案の定、登り、2/3は押して歩くことに。しかし、登りで10分以上短縮できたのが上出来。
草叢に自転車を入れ登行開始。満天の星空、写真に撮れたらいいなぁ思いながらピッチを稼ぐ。
次第に夜が明け、モルゲンロート。まず、乗鞍岳の剣ヶ峰に光が射し、続いて焼岳、笠ヶ岳に。槍・穂高連峰のシルエットもよい。
鏡池で丁度槍ヶ岳から陽が登る。光が強すぎ湖面に映る槍ヶ岳の写真はうまく撮れない。数日後なら槍穂から陽が昇るだろうなと思いながら先へ進む。
弓折乗越を過ぎ、尾根を半ば過ぎると双六小屋の向こうに鷲羽岳。槍・穂と一味違ういい山だなぁと改めて思う。
双六小屋で無料の水が飲めるのには驚いた。
双六小屋では屋根に布団を干し始めていた。48年前にここを通った時も干していたので懐かしい。
双六岳、三俣蓮華岳は以前バイパスしていたので今回はと登ったが、距離が長かった。計画は、延標高差とコースタイムから推測して決めるが距離を比較的ないがしろにしてします。小池新道から予定より1時間以上も計画より遅い。
でも、ここは北アルプスの中心。剱・立山から薬師、黒部五郎、右にきて雲の平、水晶、鷲羽、燕からの表銀座、手前に硫黄岳、その右手に北鎌から槍・穂高連峰、手前に西鎌、更に右に行くと笠ヶ岳、白山の山々も、まさに360度のパノラマ。雲一つない穏やかな快晴。(昨日は大雨だったと聞いている)
鷲羽の登りは、ゆっくり一定のリズムで登る。このような登りは高度が稼げ歩き甲斐がある。三俣山荘から45分。三俣山荘から双六小屋への巻道、今回の山行でもっともつらかった。遠くに見える小屋がちっとも近づかない。原因が判明:ガス欠、
途中からお腹がグーグーなり始めたが、小屋までと我慢して歩き続けたがそれが原因。双六小屋でお稲荷さんを3個食べたら徐々に元気が回復した。一度は弓折岳をスキップしようかと考えたが、そのころには元気が回復。
鏡平への下りで颯爽と抜き去る人がいて鏡平で聞いたら新穂から笠に行き、三俣山荘まで行っての帰りとのこと。帰り新穂近くで自転車で追い越したが本当に早い。(4,5年前の私も結構速かった(燕山荘-中房温泉を1'05"(5月で雪があり早く下りれたが)))今は下りが苦手になりつつある。
しかし、下りの自転車は楽、しかし、ブレーキをずっと握りしめるのが大変。
折りたたみ自転車は運転性が良くなく、道も砂利道が多いので慎重に下った。
結果としては、ほぼ計画通りとなった。
これで、富士山(3,776m)から40番目の立山別山(2,880m)まで自宅から全て日帰りできた。41番目は千枚岳で自宅からは絶対日帰りは無理なのでこれでおしまいにしたい。
しかし、甲斐駒と赤岳は正確には現自宅(安曇野)からではなく、社宅(下諏訪)からの日帰りなので、今年中に登り直したい。
また、折角登るなら、甲斐駒は黒戸尾根、赤岳は硫黄岳、横岳、赤岳&阿弥陀岳を一気に回りたい。
言い忘れたので追加しますが、今回も高山植物は撮ったのですが、最盛期は終わった感じでした。咲いていたのは、アキノキリンソウ、エズムカシヨモギ、ヨツバシオガマ、リンドウ、フウロ、アザミ、トリカブト、ウサギギク、ミヤマセンキュウ?
チングルマは花は落ち羽毛状のものを風になびかせ、ミヤマダイコンソウは紅葉していたのが印象的でした。
こんばんは!
初めまして。
素敵なお写真を拝見してめちゃめちゃ感動しました。
しかも日帰りで、すごいの一言です。
是非、鷲羽岳行って見たいです。
昔の山行を見ていたらコメントを戴きながら未返信であることに気が付き改めて返信している次第です。
当時投稿を始めたばかりで返信することを考えていなかったため失礼しました。
hosoya 77さんはマラソンをやられていたので体力は問題ないのでは。
鷲羽も挑戦してみてください。
お仕事第一ですが、山も大いに楽しんでください。
鏡平山荘でお話をさせていただいた者です。
三俣山荘越しに見る鷲羽岳、いつ見てもかっこいいと思います。昨日の好天のもと、山頂からの景色、最高だったのではないでしょうか?
自分も「日帰り長距離登山でどこまで登れるか?」を考えながら、いつも登っております。
自分で自分のことを「変人だな〜」と思いながら、いつも登っていますが、世の中に同じ変人仲間がいるのが確認できて、とてもうれく思いました。
bumpkin さん、これからもチャレンジを続けてください。また、どこかでお会いする日を楽しみにしております。
ps:自転車、いいですネ
昔の山行を見ていたら返信しておらず丁重なコメントを戴きながら失礼しました。
今後のご活躍、山を楽しんでください。
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