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Yamareco

記録ID: 3438625
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖

南アルプス 悪沢岳 満之助カールへ上がる沢 高度計拾得あり

2021年07月22日(木) ~ 2021年07月26日(月)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
104:00
距離
41.4km
登り
4,994m
下り
3,737m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:56
合計
7:16
8:20
220
12:00
12:24
50
13:14
13:37
94
15:11
15:20
16
15:36
2日目
山行
7:00
休憩
0:00
合計
7:00
4:48
31
5:19
155
7:54
234
11:48
BP
3日目
山行
7:03
休憩
0:51
合計
7:54
5:13
276
BP
9:49
10:23
68
11:31
11:48
79
13:07
4日目
山行
8:29
休憩
0:19
合計
8:48
4:09
85
5:34
5:37
132
7:49
8:05
292
5日目
山行
3:12
休憩
0:20
合計
3:32
5:43
6:03
91
7:34
ゴール地点
ほぼリニア新幹線の予定コースをなぞる行程。
山梨県側は盛んに工事が進んでいる。
静岡県工区は休止中。
天候 晴れのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
身延線 下部温泉駅からバスで新倉、転付峠越えで二軒小屋へ
コース状況/
危険箇所等
転付峠の道はおおむね良好
大井川西俣はシニア斜坑口まで整備
リニア広河原斜坑すぐ上流に巨大堰堤を建設中
ここまでダンプトラックが行き交う。
リニア広河原斜坑すぐ上流に巨大堰堤を建設中
ここまでダンプトラックが行き交う。
八丁峠への登りは崩壊しているが、ロープ、アルミハシゴなどで補修されていて登りやすい。
八丁峠への登りは崩壊しているが、ロープ、アルミハシゴなどで補修されていて登りやすい。
途中の枝道への吊橋
途中の枝道への吊橋
炎天下、この尾根を登るのか・・・
炎天下、この尾根を登るのか・・・
転付峠の登り口。この下がちょっと藪でわかりにくい。1970年代まではここに掘っ立て小屋があった。
転付峠の登り口。この下がちょっと藪でわかりにくい。1970年代まではここに掘っ立て小屋があった。
鹿道の方が立派。下生えが少なく、見通しの良い登り路。
鹿道の方が立派。下生えが少なく、見通しの良い登り路。
水場近くにテントを張れる。
水場近くにテントを張れる。
峠に幕営。昼前に大荒れ情報。仙丈岳方面に雷雲発生。転付峠でも小雨。
峠に幕営。昼前に大荒れ情報。仙丈岳方面に雷雲発生。転付峠でも小雨。
二軒小屋。以前の登山小屋が従業員宿舎に。ロッジは健在だが、固く閉じられていた。
二軒小屋。以前の登山小屋が従業員宿舎に。ロッジは健在だが、固く閉じられていた。
左が西俣方面。コンクリート舗装はこの3年内。
2
左が西俣方面。コンクリート舗装はこの3年内。
西俣は、しばらく車道。
西俣は、しばらく車道。
発電所前から右岸へ。仮設橋で、リニア工事が終わったら自然に戻すのだろう。
発電所前から右岸へ。仮設橋で、リニア工事が終わったら自然に戻すのだろう。
不凍液を要所要所に配置。
不凍液を要所要所に配置。
3年前は崩れて道路が寸断されていた。河原へ広げただけで、抜本的な法面施工などしていない。やはり仮設道路扱い。
1
3年前は崩れて道路が寸断されていた。河原へ広げただけで、抜本的な法面施工などしていない。やはり仮設道路扱い。
広い工事ヤード
斜坑入口を示す看板。静岡県の異議により工事は中断。しかし資材は少し残っている。
斜坑入口を示す看板。静岡県の異議により工事は中断。しかし資材は少し残っている。
この先で道は尽きて河原に。このあと右岸道は復活して慣合まで続くことを3年前に確認している。
この先で道は尽きて河原に。このあと右岸道は復活して慣合まで続くことを3年前に確認している。
蛇抜沢を旧道が渉る地点。ピンクテープあり。道形もかろうじて残っている。
蛇抜沢を旧道が渉る地点。ピンクテープあり。道形もかろうじて残っている。
左岸にザレを見ると沢は左折し、滝場が始まる。
左岸にザレを見ると沢は左折し、滝場が始まる。
明るく、滝は小さい。
明るく、滝は小さい。
5m前後の滝を直登か、小さく巻いていく。
5m前後の滝を直登か、小さく巻いていく。
この滝だけは手が付けられなかった。左岸を少々高巻くが、そんなに時間は要しなかった。
この滝だけは手が付けられなかった。左岸を少々高巻くが、そんなに時間は要しなかった。
ここを過ぎるとゴーロ。錆びたワイヤーが伸びている。
ここを過ぎるとゴーロ。錆びたワイヤーが伸びている。
標高2250m付近で左岸から支流。というより、水量は圧倒的に多い。地形図ではどうみても左が本流。まだ正午前だが、雷雲接近につき、早めにタープを張る。
1
標高2250m付近で左岸から支流。というより、水量は圧倒的に多い。地形図ではどうみても左が本流。まだ正午前だが、雷雲接近につき、早めにタープを張る。
コーヒーを飲んでいるうちに雨。14時40分頃から約2時間、激しく降る。
コーヒーを飲んでいるうちに雨。14時40分頃から約2時間、激しく降る。
3日目(7月24日)の朝。滝というより瀑流帯。
3日目(7月24日)の朝。滝というより瀑流帯。
水流が細っていく。
水流が細っていく。
標高2500mくらいで両門の涸滝。高さはいずれも40m。左を登るが、その上で樹林帯になったので、右の水流跡に戻った。
標高2500mくらいで両門の涸滝。高さはいずれも40m。左を登るが、その上で樹林帯になったので、右の水流跡に戻った。
標高2650m付近で下のカールに出た。左岸に「天鏡池」があるが、藪の中で、名前ほど美しくない。この周辺の左岸に幕営適地あり。
標高2650m付近で下のカールに出た。左岸に「天鏡池」があるが、藪の中で、名前ほど美しくない。この周辺の左岸に幕営適地あり。
上のカールとの間には水流が復活。
上のカールとの間には水流が復活。
この赤ペンキ跡は、おそらく天鏡池へのルートと思われる。
この赤ペンキ跡は、おそらく天鏡池へのルートと思われる。
カールの花々。
上のカールに出た!
1
上のカールに出た!
幕営適地はあちこちにある。
幕営適地はあちこちにある。
雄大。正面左寄り悪沢岳。
雄大。正面左寄り悪沢岳。
面白い貫入。そっくりなものをタスマニアの山中で見かけた。
面白い貫入。そっくりなものをタスマニアの山中で見かけた。
満之助石室跡。大正年代に作られた、とのこと。神部満之助氏は、翌年、大倉喜八郎(88歳!)の赤石岳登頂の案内人を務め、後には間組の社長になったという。昭和50年頃まで石室は使えた、という記憶がある。
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満之助石室跡。大正年代に作られた、とのこと。神部満之助氏は、翌年、大倉喜八郎(88歳!)の赤石岳登頂の案内人を務め、後には間組の社長になったという。昭和50年頃まで石室は使えた、という記憶がある。
満之助カールを見下ろす。石室はみつかるかな?
満之助カールを見下ろす。石室はみつかるかな?
丸山を行く登山者が見える。
丸山を行く登山者が見える。
悪沢岳山頂。「今年は小屋が営業していないので荷物が多くて大変」という会話。でも、昔の南アルプスに戻った気がする。
悪沢岳山頂。「今年は小屋が営業していないので荷物が多くて大変」という会話。でも、昔の南アルプスに戻った気がする。
荒川小屋へ下る。
荒川小屋へ下る。
鹿柵の中の高山植物は健在。
鹿柵の中の高山植物は健在。
荒川小屋が見えてきた。
荒川小屋が見えてきた。
荒川小屋は、冬期小屋が開放されていたので、ありがたく使わせていただく。
荒川小屋は、冬期小屋が開放されていたので、ありがたく使わせていただく。
内部。今宵は登山客6人と、2階に環境省の雷鳥調査員がお二人。
内部。今宵は登山客6人と、2階に環境省の雷鳥調査員がお二人。
4日目(7月25日)の朝。沈みつつある満月が、赤石岳を照らす。
4日目(7月25日)の朝。沈みつつある満月が、赤石岳を照らす。
先行者のヘッドランプ。午後になると雷雨になるので、早めの行動が必須。
先行者のヘッドランプ。午後になると雷雨になるので、早めの行動が必須。
富士山が雲海に浮かぶ。
富士山が雲海に浮かぶ。
明けきらぬお花畑と富士山。
明けきらぬお花畑と富士山。
4日目にしてすっきり晴れた。
4日目にしてすっきり晴れた。
荒川前岳から南アルプス北部方面。
1
荒川前岳から南アルプス北部方面。
前岳から下る。
この下りは飽きる。
この下りは飽きる。
高山裏の小屋は、2階のみ開放。
高山裏の小屋は、2階のみ開放。
小河内岳避難小屋。水はないが、ロケーションは最高。
小河内岳避難小屋。水はないが、ロケーションは最高。
荒川三山。
4連休は今日までなので、今宵はひとり。
これで、南アルプスの主要な山小屋で泊まっていないのは光小屋と北沢長衛荘くらいになった。
4連休は今日までなので、今宵はひとり。
これで、南アルプスの主要な山小屋で泊まっていないのは光小屋と北沢長衛荘くらいになった。
ここでスントの高度計を拾いました。神奈川県警に届けていますので、お心当たりのある方は。
神奈川県警察本部落とし物・忘れ物検索
https://ishitsu.police.pref.kanagawa.jp/find/search.do
拾われた日付
2021.7.25
拾われた場所
静岡県静岡市葵区路上
青葉警察署045-972-0110
問合せ番号
45-191-21-003406-0000
ここでスントの高度計を拾いました。神奈川県警に届けていますので、お心当たりのある方は。
神奈川県警察本部落とし物・忘れ物検索
https://ishitsu.police.pref.kanagawa.jp/find/search.do
拾われた日付
2021.7.25
拾われた場所
静岡県静岡市葵区路上
青葉警察署045-972-0110
問合せ番号
45-191-21-003406-0000
ほぼ満月に照らされる雲海に浮かぶ富士山。
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ほぼ満月に照らされる雲海に浮かぶ富士山。
5日目(7月26日)、まだ暗いうちに小屋を出る。
5日目(7月26日)、まだ暗いうちに小屋を出る。
今日も良い天気。
今日も良い天気。
小河内岳避難小屋が見えている。
小河内岳避難小屋が見えている。
三伏峠にも鹿柵。
ここは26年ぶりに来た。
三伏峠にも鹿柵。
ここは26年ぶりに来た。
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