矢岳 北尾根〜烏帽子谷
- GPS
- 09:31
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
11:30営林小屋ルート合流点−12:20矢岳12:40−13:10荒川分岐14:20−14:16
川浦林道14:35−15:35営林小屋ー17:14武州日野駅
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは武州日野駅17:38発で西武秩父での乗り換えがスムーズです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根取付き〜矢岳 目印等は少ないですが、この尾根は登りに使う分には、道迷いの心配はありません。(どこもそうですが)ただ、山頂直下の急登がハンパなくすごいです。ルートを選んで進まないと先に進めなくなります。 尾根全体は、この山域の他の尾根と比較すると、ヤセ尾根が多いです。 矢岳〜川浦林道終点 テープが等間隔でかならずあるので、問題ありません。烏帽子谷は苔で滑りやすいので注意してください。 |
写真
感想
明日から3連休。しかし土曜日以外は傘マーク。土曜日も曇りでおそらく雲が多く展望は期待できそうもない。ならば展望のない山に行こうということで、2年ぶりに矢岳に行くことにしました。
今回は登ったことのない北尾根と、前から他の方の写真を見ていきたかった烏帽子谷をセットにしました。川浦林道も終点までは行ったことがなく、いつかチャレンジしたい檜尾根の取付きも確認したい意図もあります。
北尾根は取付きから急で苦労しました。キャンプ場の道の終点の草地から登りましたが、もっとよい取付き点があるように思います。初めは植林帯の急登で面白みのない尾根ですが、820Pを過ぎたあたりから、自然林の素晴らしいコースになりま
す。ただこの山域の他の尾根と比較すると急勾配で、ヤセ尾根も多く、テープもほとんどありません。左に踏み後程度の巻道が多くありますが、そのほとんどが使うと尾根に戻れなくなります。自分も2回ほど使ってしまい、結局、尾根に直登する羽目にあいました。ただ高みを目指していけば、矢岳まで迷う心配はありません。
問題は、山頂間際の広い尾根の部分です。ここはすごい勾配で、立っているのもやっとな状態です。ここから白いテープが頻繁に出てきますが、上に見える次の目印まで直登ができません。自分はストックを一番短くしてピッケルのように柔らかい地面に突き刺しながら進みました。急すぎてジグザグにも歩けないんです。
いつも初めての尾根を登るときは、下りをイメージしながら登るのですが、下りでは使わないほうがいいと思います。お尻をつきながらズルズル下る手はありますが
マムシにはまいりました。大岩の巻道で下を見ながら歩いたため、踏まずに済みました。5分程様子を見ていましたが、なかなかうごかないので、木の棒でつついて移動させようとしましたが、木の棒に噛みつくばかりで動きません。しっぽを立てて音を出して威嚇してきます。(やっぱガラガラヘビの仲間なんですね)
やっと岩の裂け目に逃げてくれましたが、今後岩を登るときクラックに手を入れた瞬間、ガブリなんてことにも、、、、
この山域、マムシおおいですよ。営林小屋の看板にもマムシ注意の看板がありました。短パン、タイツスタイルはあぶないです。雨が降ってなくても、スパッツが必須だと感じました。
烏帽子谷は苔生していて本当に素晴らしかった。目に映るものすべてが緑色です。谷だと道迷いが心配ですが、エスケープルートに使用できるとあって、等間隔で赤テープがありますので問題ないです。
そのあとの、林道歩きも比較的展望がいいので、それほど苦になりません。
崩壊場所もきれいに整備されていました。
その後、今回の目的の一つである、檜尾根の取付きを確認したのですが、真上に
新しい林道を造っていたのには驚きました。
新しい取付き点を確認し少し登って、武州日野駅へ向かいます。
営林署小屋から駅まで1時間半ほど歩かなければなりませんが、夕暮れの林道歩きも結構好きです。
日帰りですが、思い出深い山行になりました。
コメント
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warutepoさん、こんにちは。
魅力的なルートを紹介して頂きありがとうございます。
なーんて、ずいぶん手強そうでもあるみたいですね。
山頂直下の急斜面、怖いもの見たさで下ってみたい気もする反面、林道とかマムシは嫌だし・・・基本わがままなので。
駅ではなく、山に近い所に車を置き、ソコを起点にしたコンパクトな周回って難しいでしょうか?
もし、歩く時には参考にさせていただきます。
もちろんロープ持参で、安全には万全を期すつもりです。
お疲れ様でした。
kinoeさん こんにちは
今回のコース、初めは展望のない植林の急登でうんざりでしたが、途中から素晴らしいコースになりました。
北尾根の周回となると、メジャーなデンゴー平からの尾根と組み合わせるしかないようです。
自分はペーパードライバーなので電車利用しか出来ず、駅からの山行がベースになってます。
だから駅から近いバリルートが多いこの山域にハマってるのかもしれません。
熊倉山聖尾根の時もそうでしたが、今回はそれ以上に、この尾根下ったらやばくない?と思いながらの山行でした。
どなたのレコか忘れましたが、バンガロー村に車をデポし、北尾根を登り、その後クタシノクビレの鉄塔伝いに戻ってきたすごい方がいました。
今回一番良かった烏帽子谷は、あまり人が訪れていないようです。
やはり長い林道歩きが、嫌われているのかなぁ〜
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