甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳 雷鳥親子遭遇!!長衛小屋でテン泊一泊二日
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- GPS
- 29:10
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,294m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
6:50 長衛小屋(テント場)出発 水場
7:10 仙水小屋 水場
7:40 仙水峠
9:00 駒津峰
9:35 六万石
9:40 直登・巻き道分岐、直登ルートへ
10:30 甲斐駒ヶ岳登頂
11:50 下山開始、巻き道ルートへ
12:15 摩利支天峰
13:30 駒津峰
15:00 北沢峠(長衛荘前) 水場
15:30 長衛小屋着
≪15日、仙丈ヶ岳≫
4:45 長衛小屋出発
5:00 北沢峠
5:40 二合目
6:00 三合目
6:10 四合目
6:30 五合目(大滝頭)
6:50 六合目
7:20 小仙丈ヶ岳
8:10 仙丈ヶ岳登頂
8:30 仙丈小屋 藪沢重幸新道へ 水場
10:00 大平山荘 水場
11:00 北沢峠着
13:00 バスで下山
天候 | 9月14日 快晴 午後霧発生 9月15日 早朝より雨 ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
第一駐車場から道を挟んであり、距離御至近、キャパ十分。 5:00 南アルプス林道バス、運行開始。 通常は6時始発ですが、混雑期は臨時が出ます。 3台目のバスに乗れました。全員着席。 荷物持込代含め1,300円、北沢峠まで約50分のバス旅。 進行方向左側座席が景色が良く見えます。 5:50 北沢峠(長衛荘前) そのまま徒歩で長衛小屋へ 広河原方向へ約5分、標識あり、標識を左折。 6:15 長衛小屋(テント場) 小屋で受け付け後(500円/一泊)、テント設営。 両山とも、サブザックで登山できます。ピクニック気分!! 二日目、テントを撤収して長衛荘に移動。 大きな荷物は置かせていただきました。 仙丈ヶ岳もラクラク登山。 2つの百名山を一泊二日で、しかも日帰り装備で登れる所は他に無いかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲斐駒ヶ岳の見所 1.岩の堆積したした斜面 仙水小屋を過ぎていきなり大小、無数の岩が積み重なった斜面が現れます。どうしてこのようになったか、考えると寝られなくなりそうです。 2.仙水峠からの絶景 岩に驚きながら少し進むと、正面上方に白色の大きな岩山が!摩利支天峰。その背後には八ヶ岳連峰が雲海の上にぽっかりと姿を現してくれます。 3.駒津峰は360度絶景ポイント 標高2,752m、国内では80番目に高い、眼前に広がる甲斐駒ヶ岳の他、北岳、相ノ岳、農鳥岳が。勿論、富士山も、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、そして槍・穂高連峰も私達を迎えてくれました。 4.甲斐駒ヶ岳山頂 文句無しの絶景ポイント 注意すべきところ 1.北沢峠周辺の山小屋、テント場を使うと荷物も少なくハイキング感覚になってしまいますが、ここは3,000m前後の高山、特に寒さ対策は万全にするべきでしょう。 2.駒津峰を越えた直登ルートは、岩稜登り初心者はきついと思います。そして雨の日や下山にもあまりおススメできません。 3.下山で巻き道を使う時、花崗岩の白い砂礫帯になります。コースから少しでも外れると花崗岩の細かい浮き石が表面を覆っています。本当に滑ります。 仙丈ヶ岳の見所 残念ながら今回はガスガスで視界はあまり良くありませんでした。甲斐駒ヶ岳からの眺めがあの素晴らしさ、きっと仙丈ヶ岳も勝るとも劣らずでしょう。 1.仙丈山荘周辺では雷鳥を多く見かけました。ガスガスで安心していたのでしょう。ラッキーでした。 2.下山時通った藪沢重幸新道はまさにお花の街道でした。沢沿いのこのルートのみ多くの花が競って咲いていました。おススメコースです。 注意すべき所 1.全体的に危険な箇所はありませんが、藪沢重幸新道は沢沿いの道、一部斜面が崩落している場所がありました。 2.大平山荘に出ますが、ここが終点ではありません。林道の迂回路で山荘の左手側から山道を登りますが、結構きつい登りが待っています。最後、力を振り絞って北沢峠にたどり着いて下さい。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
今回の登山で今年44・45日目、今年の目標は100日としましたが、赤信号が灯ってきました。
久しぶりの山行き、台風が気になりましたが、幸いなことに初日特に午前中は快晴!!中央アルプスや御嶽山から富士山を見たことがありましたが、やはり南アルプスからみる富士山は近い!大きい!、本当にお椀を逆さにした形ですね。滋賀県人には富士山は遠い存在、今回一番感動したことでした。
ecopasoさんとは8月穂高4座以来でしょうか。今回の2峰、良い山でしたね。貴公子の甲斐駒ヶ岳、南アルプスの女王仙丈ヶ岳。北沢峠を中心に一泊二日であこがれの百名山を余裕を持って登れました。
yuconさん、長衛小屋のテント場は絶対におススメです。バスを降りてわずか10分程、みんなで手分けをすれば、カセットコンロで焼肉でも鍋料理でも何でもござれです。今回の写真を見て、きっと再び登りたいと思うはず!!、来年、是非この2座、挑戦して下さい。
アルプスはもうすぐ短かい秋を迎え、10月半ばには初雪の便りも聞くことになるでしょう。我々、一般登山者は来年までアルプス終了です。あと1度、どこかアルプスの山か白山を登り、紅葉を楽しんだ後は、いよいよ我が地元、鈴鹿か比良、伊吹山周辺で山を楽しもうと思っています。
また一つ心に残る山登りができました。
思えば、山登りを始めた昨年の同時期の連休に登った空木岳、
あれがアルプスへの憧れを強めたことを思い出しながらの今回の山行きでした。
昨年は天候に恵まれましたが、ペース配分もつかめないままガムシャラに登り、初めて泊まった山小屋などなど。
今回の二日目の夜明け前の雨、気持がめげそうになる中を
ぐいぐい引っ張って行って下さりありがとうございました。
雨の中、苔の輝きを見ながら登っていると、また違ったものをもらえたようでした。
※初日の甲斐駒の服装を見れば上から下まで黒ずくめ。
ブルーを意識していたのが、いつの間にかカラスのようでがっかり。
来季はもう少しおじさんなりのコーディネイトを考えます。
また、刈谷のKさん、モンベルの靴に買い換えました。下りのスピードが少し上がりました。
うわ〜っ! 青空の南アルプス最高ですね!
先輩方お疲れ様でした〜、まだ余韻があることと思います(私でもありますもの
ecopaso先輩は新しいシューズでタイツ&短パンスタイルですね
山のことを書くと際限がないので・・・。
私は登山を始めてから山のイメージや山に対する思い、山とは何ぞや?自分なりの良い山の条件などなどいろんな考えを持っておりましたが「甲斐駒ケ岳」は「今までの私の登山」をブチ壊してすっかりと消し飛ばしました。それは圧倒的な衝撃でした。なぜそう感じたかというと私は昨年夏以降毎日毎日、遭難の一件が頭に浮かんできてあれこれ考えることがありました。後悔したり冷静に分析したり様々でしたが一日一回以上「遭難事故」は私の心を一定の時間支配していました。しかし甲斐駒下山後はそれが無くなりました。
いわゆる精神障害のPTSDのような症状がかなり緩和されたということです。自分の内面が「遭難」に囚われなくなっているのをつい一昨日気が付きました。山で負った心の傷を甲斐駒という山が治癒してくれました。これは私にとって驚くべきことです。現場を何度も踏めば変わるかと思い鈴鹿通いを続けていましたが今一つで伊吹、比良も同じでした、あの白山でもです。それを甲斐駒ケ岳は完全にリペアしてくれました、心にこべり付いていた汚れをスッキリと落としてくれました。
自然から力を授かるという感覚を初めて感じましたし山で大いなる力の存在を感じました。神宿る山って本当にあるのですね。
行きますよこれからも!(自分のことばかり長くなってスミマセン
南アルプスの天然水は無料で飲み放題で、さぞかし水割りは旨いでしょうね!
しかし、二人ともパックの梅酒で酔っぱらう程のレベルです。がぶ飲みにも限度があります。・・・残念・・・
山旅は、まずは楽しく行きましょう!!本当に仕事の事とか完全に忘れますしね。普段、ちょっとやそっとで感動しないのに、山では心底から無邪気に感動できます。
紅葉が楽しみです。近隣で良い山あれば教えてください。
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