燧ヶ岳(大清水〜東電小屋泊〜鳩待峠)
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- GPS
- 29:40
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
0525大清水
0615一ノ瀬
0720三平峠
0735三平下
0800長蔵小屋0825
0840長英新道分岐
1045ミノブチ岳1100
1130俎1135
1205柴安(燧ヶ岳)1230
1505見晴新道分岐
1520見晴1535
1610東電小屋
2013年9月15日(日)
0710東電小屋
0755竜宮十字路
0915山ノ鼻(自然観察路)0955
1100鳩待峠
天候 | 9月14日(土) 晴れ 9月15日(日) 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ビッグホリデー尾瀬ライナー(サンシャインツアー往復6,400円) 2155新宿駅西口スバルビル前(連絡バス) 2220池袋駅東口サンシャインシティ文化会館(バス乗換え)2355 0100上里サービスエリア(休憩)0130 0330戸倉(バス乗換え)0435 0450大清水 out (9月15日(日)) 乗合タクシー(900円) 1105鳩待峠 1130戸倉 ビッグホリデー尾瀬ライナー 1515戸倉 1605果実の里原田農園(休憩)1630 1750三芳サービスエリア(休憩)1810 1855新宿駅西口 |
写真
感想
■アクセス
燧ヶ岳、至仏山を1泊2日で登ろうと、ビッグホリデー尾瀬ライナーをサンシャインツアー経由で予約しました。
往復6,400円。宿泊は別途、東電小屋を予約しました。
東武電鉄の浅草発の尾瀬夜行で御池から入ることも考えましたが、深夜に電車からバスへの乗り換えがあり、寝る時間が少なくなりそうだったので、大清水に夜行バスで入ることとしました。
関越交通の夜行高速バスでも大清水まで行けますが、往復7,000円でしたので、ビッグホリデーのツアーバスを選びました。
新宿駅西口スバルビル前に2150集合。ビッグホリデーの黄色いジャケットの方が案内してくれます。
連絡バスは、定刻5分前の2155に出発して、池袋に2220到着。
サンシャインシティ文化会館のバスターミナルの受付ブースで旅行クーポンを受け取り、近くのファミリーマートで明日の行動食を買い込みます。
今日はバス2台での催行。ザックをトランクに預け、定刻5分前の2255に出発。
バスは普通の4列シート。距離が短いためか、本庄児玉ICまで一般道を長く走ります。
消灯されますが、信号でのストップ&スタートを繰り返すため、眠りにくい時間が続きました。
(関越交通の高速バスであれば、練馬ICから関越道を走っていたと思います。)
上里SAで休憩したあと、前橋ICから再び一般道を走ります。
戸倉には0330に到着しますが、早すぎるためしばらく待機。
ほとんどの方がマイクロバスに乗り換えて鳩待峠に向かいます。
もう1台のバスに乗り換えて、大清水には0450到着。まだ真っ暗ですが、少しずつ明るくなります。
■尾瀬沼
大清水にはバス2台が先着していて、多くの方が夜明けを待っていました。
ゆっくり準備をして、皆さんが出発してから最後に出発しました。
一ノ瀬まではクルマが入ることができ、なだらかな広い道を歩きます。
一ノ瀬からは山道に入ります。尾瀬らしい種子防止マットで踏んでから、渓流沿いを歩きます。
石清水の水場を過ぎて、ゆるゆると登っていくと、三平峠。樹木帯の中で、見晴らしはありません。
三平下で尾瀬沼の湖畔に出て、長蔵小屋に。
ベンチがたくさんあって、朝食をいただきます。
沼山峠から入山した人が多いのか、人が多く賑わっていました。
■燧ヶ岳
長英新道分岐で尾瀬沼から離れて、燧ヶ岳に登っていきます。
ところどころに泥濘があり、最初はなだらかに、だんだんと角度が急になってきます。
階段を登ったところがミノブチ岳の広場。少し休憩。
天気が良く、暑く感じます。
これから登る俎瑤きれいに見え、振り返ると尾瀬沼が一望できます。
ミノブチ岳からナデッ窪との合流を過ぎ、俎瑤泙30分ほど。
目の前に山頂が見えて楽しい登りですが、朝からの行動時間が5時間を超えてペースが鈍ります。
俎瑤砲祠と三角点があります。山頂は狭いのですが、人は多かったです。
俎瑤らいったん岩場を下って登りかえすと柴安堯山頂までの道がくっきり見えています。
燧ヶ岳の最高峰。山名標があります。ここでも休憩。
俎瑤泙任論欧譴討い燭里任垢、柴安瑤任榔世出てきてしまって、眺望がありませんでした。
■見晴新道
柴安瑤らは見晴新道を下っていきます。
入口には平成23年の会津豪雨災害で荒れているためコースタイム5割増しになっているとの看板が出ています。
見晴新道を登ってきた人に話を聞いてみましたが、時間は少しかかるけれども問題ないという意見の方も、できれば別ルートを選ぶべきという方もいました。
実際に下ってみると、ガレ場が長く続き、足を乗せると浮石だったりするので緊張しました。
ただ、特別な難しさは感じませんでしたので、見晴新道を避けるほどではないと思います。
■東電小屋
見晴の弥四郎清水で水を補給して、今日泊まる東電小屋に到着が遅くなることを連絡しました。
公衆衛星電話を使いましたが、100円で1分弱の通話ができました。
今回は「遅れます」と伝えるだけでしたので、短い通話で済みましたが、公衆衛星電話をかける前には事前に話す内容を考えておくことが必要です。
東電小屋には1610に到着。1泊2食付きで8,500円。
まずお風呂に入ってから、外のベンチで至仏山を眺めながら缶ビール。
500mlのスーパードライが600円(350ml缶は500円)。
1730から夕食をいただきました。食材が多くて豪華でした。
■鳩待峠
翌朝は台風18号が近づき、至仏山登山は断念することとしました。
天気が良かったとしても、初日の疲労がきつかったので、登らなかったかもしれません。
いずれにしても、至仏山は次回に持ち越しとしました。
帰りは竜宮十字路から山の鼻に向かいます。
途中1時間ほど雨が止んでくれて、尾瀬ヶ原をゆっくり楽しむことができました。
山の鼻で植物研究見本園をぐるっと一周して、強い雨の中を鳩待峠に。
鳩待峠では、マイクロバスがちょうど出発した後の時間でしたが、すぐに乗合タクシー(料金はマイクロバスと共通900円)に乗ることができました。
戸倉までの所要時間も乗合タクシーの方が早いかと思います。
ただ、乗客が集まらなければ出発しないので、その場合は次のマイクロバスを待つこととなります。
戸倉では帰りのツアーバスの出発時間まで、尾瀬ぷらり館で入浴して、ゆっくり過ごしました。
1515に出発して、関越道を沼田ICから練馬ICまで走って、1855に新宿駅西口に到着しました。
台風のせいか、渋滞もなく、快適な帰路となりました。
■まとめ
至仏山はお預けとなりましたが、初日は天候に恵まれて楽しく燧ヶ岳を歩くことができました。
9月14日(土曜日)の行程は10時間45分。うち休憩1時間20分。31,000歩。
9月15日(日曜日)の行程は3時間50分。うち休憩20分。16,000歩でした。
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