初の大キレット 〜南岳から奥穂高岳日帰り縦走はキツかった〜
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- GPS
- 13:18
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,933m
- 下り
- 2,928m
コースタイム
2:48 情報基地
3:52 白出沢
5:12 槍平小屋 5:18
7:26 南岳 7:28
7:34 南岳小屋(獅子鼻) 7:41
9:18 北穂高岳小屋(山頂) 9:24
10:36 涸沢岳 10:40
10:51 コル(山荘)
11:17 奥穂高岳 11:52
12:14 穂高岳山荘 12:16
13:50 鉱石沢 14:01
14:46 登山口
15:45 情報基地 15:46
15:53 無料P
※上記時間はカメラの時計です。
2分ほど遅れています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは情報基地と林道入口のゲートにあります。 南岳新道は急登のため階段なども多くあります。 登り下りには注意してください。 大キレットから涸沢岳までのルートは危険個所も多いですが、慎重に歩けば問題はないと思います。 天気が良い時は問題ないと思いますが、雨など滑りやすい時は歩きたくないコースです。 急な登下降が多いので落石には気をつけてください。 ヘルメットがあると安心です。 穂高岳山荘から荷継沢まではガレ場歩きが中心となります。 今回は下りのみでしたが、登ってくる人はそれぞれ違うルートを登ってきていました。ルート(印)が不明瞭なので、浮石などに注意して足を置きましょう。 鉱石沢から重太郎橋までの間も危険な道です。 下りの場合、右上からの落石と、左下の谷への滑落には十分注意しましょう。 以前雨の日に歩いた時は滑りやすく怖かったです。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
以前から行きたかったが、怖くて!? なかなか行かなかった大キレット。
台風一過で天気は問題無しですが、休みが1日しかないので別ルートにしようか悩みました。
でも、そうこうしている間に雪の季節になるかもしれません。
また、この機会を逃すと次はいつチャンスが来るかわかりません。
前日かなり悩みましたが、青い空をみているうちに気持ちは固まりました。
少し早目に布団に入り少し寝てすぐに起床、深夜自宅を出発し無料駐車場に2時半前には到着しました。
無料駐車場の1、2段目は既に一杯で3段目に駐車、その後も続々と車がやってきました。
到着後に数組の方が出発され、私も急ぎ準備をし出発。
真っ暗の林道をひたすら進みます。
暗い林道や登山道はかなり気持ちが悪く怖いですが、変なことは考えないように歩き続けます。
たまにTVの怖いシーンなどを思い出し怖さで鳥肌が立つことがあります。
明るくなり到着した槍平小屋でおにぎりを食べて休憩後は、きつい南岳新道に入ります。
山頂付近に近づくと霜柱もありました。
前日、乗鞍で初氷というニュースを見ていたので、寒さ対策をしてきましたが、思ったほどの寒さは無く、日中は快適でした。
予定では小屋から直接キレットへ向かおうと思っていましたが、ここまで来て南岳へ行かないのはどうかと思い、結局山頂へ寄ってきました。
その後獅子鼻からキレットを見て見ると人影はほとんど見えません。
実はここまで来て行こうかどうか少し悩んでいましたが、人が少ないのを見て最後に決断しました。
南岳からの下りでは先行者もいたため、石を落とさないように慎重に下りました。
慎重に歩けばそれほど危険な感じではなかったと思います。
その後も快調に進み、Hピークやナイフリッジはどこだろうと考えながら進んでいるとなぜかA沢のコルに到着!?
えーっ!? もしかしたらさっきの鎖や足場のところがそうだったの?
天気も良く足場もしっかりつけられており、人も少なかったためかスムーズに通過してきてしまっていました。
ここから小屋までも危険でキツイ登りでしたが、ルートは表示がしっかりつけてあるため分かりやすく、すれ違いもほとんどなくスムーズに進むことができました。
さすがに北穂に着くと天気もよく、たくさんの人でにぎわっていました。
北穂から涸沢岳までは昨年も歩いたルートでしたがこちらも危険なコースなので気を抜かずに慎重に進みます。
こちらもコース表示はしっかりつけてあるので×印などに注意して歩けば問題はありません。
最後の急登を越えると涸沢岳山頂はすぐそこです。
数名の先行者がいる山頂に到着し、ここまで歩いてきた道を振り返ります。
見れば見るほど“よく歩いてきたな―”と思いました。
ここまで来てから、奥穂をどうするか考えようと思っていましたが、雲が無い空や、正面の山容を見ていると、ここまで来たのに登らないなんて… という思いが強くなり、半分自分に言い聞かせながら、キツイ中先週も登ったばかりの奥穂へも寄ってきました。
ここまでが長い道のりだったので、山頂で食べたラーメンは最高に美味しかったです。
翌日休みがあればそのまま泊まって行きたいくらい気持ちのいい山頂でした。
ここからは2,100mほどの標高差を一気に下ります。
山荘から荷継沢までのガレ場は足につらいですが、何とか新穂高温泉まで下り温泉で汗を流し帰ることができました。
今回もきつい山行でしたが、山頂付近は気持ち草紅葉も進んでおり天候にも恵まれ気持ちよく歩くことができました。
コメント
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奥穂にいてはる時間、西穂から眺めてましたよ〜
大キレット日帰りできるんですね〜
あ、でも夜中出発ですね
京都からやとちょっと厳しいなぁ〜^^;
kawasemiさん
ありがとうございました。
前回もですが山行日や場所も近いですね
私は仕事の都合で水曜日が休みなので、天気がよければ、この時期は基本山登りしてます
またどこかでお会いできそうですね
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