前・奥・北穂〜槍ヶ岳縦走【大キレット】
- GPS
- 22:45
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 3,349m
- 下り
- 3,419m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:42
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:45
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:27
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
カリマークーガー55&75
ウイックロン ZEO ロングスリーブ ジップシャツ
ストレッチ ライトパンツ Men's
ジオライン薄手上下
スカルパ・リベレ
プロモンテVL16
モンベル・ダウンハガー800
PINEスリーピングマット
U.L.コンフォートシステムピロー
アルパインポール アンチショック
クッカー一式
ヘルメット
水2L
キャノンPowerShot G7 X Mark III
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感想
前日の天気予報はてんくらオールC,降雨と風速10m以上、中止しようか悩みましたが「弱気を起こすとできることもできなくなってしまうぞ」と某架空登山家の言葉を思いだし、最悪小梨平でキャンプするだけでもと…出発。
1日目、重太郎新道を登り森林限界へ出た時点で雨風が強くテント泊を9,9割断念して、小屋泊へ切り替え可能か問い合わせて🆗をもらう。空いていることもあり急な変更に対応してくれた。感謝感謝。(小屋泊不可なら岳沢小屋へ撤退)
奥穂高小屋へたどり着くとテント場は無風!悩みましたが結局小屋泊へ。全身、装備もびしょびしょでテント泊モチベが上がりませんでした…
2日目、1日目同様の風雨のなかスタート。予報では9時頃には雨は止み、午後にはガスが晴れる。奥穂〜北穂も難所ですが煽られるほどの風ではないし天候回復傾向ならば攻略可能と判断して進軍開始。
北穂小屋に到着した頃には風はあるものの雨は止み、大キレット方向はガスも飛ばされていました。ここでも雨なら涸沢に撤退ですが、岩や鎖も乾いていたので大キレットに挑戦を決定。
各難所を慎重に越えて約3時間で南岳小屋へ到着。ここでテント泊もできましたが、
・テント場が強風吹きさらしなこと
・この先に難所はないこと
・午後の晴れた時間に槍ヶ岳攻略したいこと
を考慮して殺生ヒュッテまで進むことを決定。
その先は大喰岳からの下りに多少岩場がありますが難しくありません。
その後、予想通り晴れた槍ヶ岳に登頂。予定より1時間巻き、余裕を持って幕営できました。
今回は悪天候、難所コースの山行ですが、自分の体力、技量を考慮して適宜撤退ポイントを決め、それに従って決断、慎重に行動した結果として無事下山できたことは、よい経験になりました。
●余談
昨年の不帰キレット攻略時も似たような天候で濡れた岩や鎖を掴むと手が冷えたり、ぬるぬると滑るのが難儀しました。
今回はモンベルの撥水グローブを使用してみたところ、それらの問題を感じることはありませんでした。
ただ、撥水性能が対応できる水分量ではないので、濡れる度に絞ることを繰り返してました。防水性を求めて生地が分厚くなると装着感が悪くなるので妥協点かと思います。
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