白山 風雨の加賀禅
- GPS
- 08:47
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:45
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合路肩は封鎖 |
コース状況/ 危険箇所等 |
砂防新道 雨の後は十二曲がり手前の登山道が川になる 加賀禅定道 天池から百四丈滝展望台までの木道は濡れている時は滑りやすい 美女坂の頭までぬかるみが多い |
その他周辺情報 | 中宮温泉 湯宿くろゆり |
写真
感想
終日雨確定の水曜友の会、車2台で加賀禅を縦走しよう。深夜1時にハライ谷加賀禅登山口に集合してコーエージムニーをデポ、YSHR号で別当出合へGO、2時過ぎに別当出合に着くも駐車場はガラガラで登山者皆無であった。先日の剱岳同様雨が降ったり止んだりその度にカッパを脱いだり着たりするのでペースは上がらない、それにしてもカッパを着るとメチャ暑いので汗をかかないようにペースは落とさざるを得ない。
ガスで視界もなく今日の大義は体力作りとプチ地獄耐性強化しかないなと笑いながら進む、登山道は小川状態で二人共パドルシューズで良かったなとニコッとした。弥陀ヶ原も真っ白、さすがに風も出てきたので室堂センターに逃げ込んで大休止して濡れた下着を着替えて防寒体制とした。ここも登山者は皆無で結局スタートから終了まで登山者には一人も会わなかった。こんな天気で白山どころか加賀禅歩くなんて物好きはいなかった。
室堂から上は風雨厳しくプチ地獄おまけにホワイトアウト、奥社でお参りして山頂をピクってすぐに加賀禅向かおう、標高を落として早くプチ地獄から逃れよう。今年の1月のマジ地獄の楽々新道に比べればチョロいだろう。御前峰からお池巡りで加賀禅に向かうがホワイトアウトで難儀した。ようやく大汝のトラバースルートに入るが四ツ塚まで西風が吹き荒れていた。足元は小川、久しぶりのプチ地獄で気合が入った。
ガスで足元しか見えないが花はきれいだし静かだし心は満たされていた。百四丈滝は見えるはずもなく美女坂の下りに入るが滑らないように気を付けた。そろそろ高度も落ちて風の影響も消え暑くなってきたのでカッパは脱いでびしょ濡れ上等とした。
奥長倉避難小屋で最後のエネルギー補給をして後はダッシュでアップダウンをこなしてしかり場からはブナを愛でながら駆け降りた。ちょうど11時に下山して雨の加賀禅山行は無事終了した。まあ今日も楽しく汗がかけて良かった。誰にも会わない静かな貸し切り山行であった。
休みと天気がかみ合わないので今日も水曜友の会は雨の体力づくり、地獄作りとなった。せっかく車が2台あるので白山、別当から加賀禅に抜けるルートとなった。
ハライ谷登山口にジムニーをデポして別当出合に着いた。ハライ谷登山口に車がないのはわかるとして、別当出合駐車場にも数台しか停まっていないのは珍しい。やはりこんな天気では登る理由がないということか。
雨雲レーダーでは明け方まで降らないかと思っていたが、早々に降りだしてきたので剱岳同様カッパを着たり脱いだりを繰り返した。着た瞬間に止むこともあったのでペースは上がらない。十二曲がりあたりから強風になってきたが気温はそれほど低くないので動いていれば問題ない。
室堂で着替えて防寒し濃霧の中奥宮を目指す。高天原を過ぎると風が強くなってきて雨がカッパを打ち付ける音が大きくなってきた。無事奥宮でお参りをしたらすぐに加賀禅方面へと進む。いくら風が強くてガスが濃くても、登山道はしっかり見えているので問題なく歩ける。しかし先生から冬の厳しい時の話を聞くとしっかり地形を読んでルート取りのスキルを身につけなくてはいけないと思った。
加賀禅は整備されているとはいえ滑りやすかったりするので気をつけながら歩く。四塚山を過ぎるとまた風は強くなってきた。カッパを着ていると暑いがまだ脱いで歩くには早いので我慢。天池付近は展望はなくても景色を楽しめる。美女坂を下ったらカッパは脱いでペースアップ。ブナ林に癒され最後の九十九折をこなすとゴール。
雨でもいろいろ楽しい山行となった。しかしそろそろ晴れの山も楽しみたい!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する