寂ショウ尾根から滝子山〜大蔵高丸〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山


- GPS
- 07:30
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,480m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
天候 | 晴一時くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大菩薩湖入口14:11発〜甲斐大和駅(バス;800円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・寂ショウ尾根入口は大鹿川を渡って最初に右に未舗装道路がある所を右折です。 「寂ショウ庵」という古い石柱が立ってますが、周囲に溶け込み過ぎて気づきにくいです。 ・寂ショウ尾根は破線ルートになってますが、この日のように乾いていれば、実線に近い感覚です。 1200mから上部で岩場が出てきます。 明瞭な尾根になっているので、山と高原地図で迷いマークがついている所も、困難に感じませんでした。 ・牛奥ノ雁ヶ腹摺山から大菩薩湖への下山路も破線になってますが、こちらは実線と言ってもいいと思います。 上部の伐採地で多少わかりにくい所もありますが、そういった所にはこれでもかというぐらいテープがあります。 |
写真
感想
9月に入ってから天気の悪い週末が続いていましたが、ようやく晴天が期待できそうです。
しかし、この日は車が使えず、しかも夕方用事があったので、今回も近場のショートハイクです。
朝早くから行動できる中央線沿線にターゲットを絞り、駅から歩ける滝子山を目指します。
滝子山は東、西、北ルートは歩いたことがあったのですが、南稜の寂ショウ尾根は行ったことがなかったので、
寂ショウ尾根を使って北上し、上日川峠14時発のバスに乗るべく、
湯ノ沢峠あるいは牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下山というプランにしました。
始発の中央線で笹子駅で下車しますが、下りたのは私1人、この季節はまだこの辺りの登山者は少ないのでしょうか。
寂ショウ尾根は急登が続きますが、樹相もきれいで紅葉の時期は良さそうです。
この日のように乾いた状態だと、変化に富んだ楽しいルートです。
普段は混み合う滝子山山頂は独り占めで、今日は14時上がりだったので、少し早いけど昼食とします。
八ヶ岳方面はきれいに見えてますが、関東平野はこの時間帯から水蒸気が多いなあという天気でした。
その後北上を続け、大蔵高丸に11時到着。
11時までに着けば牛奥まで行けるかなあと考えていたのですが、ピッタリの時刻。
湯ノ沢峠下山だと林道歩きが長くなるので、牛奥まで足を延ばすことに。
しかし、黒岳の登り標高差300mの辺りから気温も上がり、背中から強い日差しを受け、ペースが明らかに落ちているのがわかります。
牛奥からの下山路が地図上破線になっており、過去歩いたことがなかったので、
この後は休憩を取ることなく歩き続け、バス時刻の10分前に到着。
このエリアは富士山を見ながら南下ルートを取っていたのですが、今回は寂ショウ尾根を登るため北上ルートを取りました。
北上ルートは、
・山頂を超えるたびに標高が上がるため、常に登っているような感じで、結構疲れる。
・展望が開ける所でも登りになっていると視野が狭くなる。下りだとワイドビューとなり、その先に富士山が見えるので気持ち良い。
という結論となり、やはり南下が王道と感じた山行でした。
hirokさん こんばんは!
写真では気持ち良さそうなハイクに見えますが、グラフをよくみてビックリ
標高差2000mをほぼ登りっぱなしなのですね!
夕方から所用の前にこんなタフなハイクをこなすとは、さすがです
北上、南下はルートによって景色とか順光逆光の加減とかで良し悪しがありますよね。
この山域は南下が王道! 覚えておきます
doppo634さん、こんばんは
ご指摘の通り、北上すれば絶えず順光になるので、きれいな写真が撮れるかなあなんて考えましたが、
やはり歩いてきてぱあっと景色が見える方が感動的ですね
ここは樹林帯と草原が交互に現れるので、樹林から草原に出て、
パノラマビュー+
ここは山頂に辿りつく度に標高が上ってきます。
そんな調子で大菩薩まで行けますので、健脚のdoppo634さんも是非チャレンジを
hirokさん、おはようございます
寂ショウ尾根の情報、参考になります。また、牛奥から大菩薩湖へ降りれること、バスがあることも始めてしりました。そのうち使わせていただこうと思います。
黒岳から牛奥までは先日youtaroさんと歩来ましたが、youtaroさんも北上は初めてとのことで、やはり南下が王道なのですね。寂ショウ尾根は下りに使えるでしょうか。
hirokさん、こんにちは。
駅からの北上、車が使えなかったのですね。
shigetoshiさんがコメントしていますが、私も北上した
のはその時の黒岳〜天狗棚山の間だけです。
下から登ると、あたり前ですが、なかなかハードです
よね。
これも、shigetoshiさんのコメントと重なりますが
牛奥ノ雁ヶ腹摺山から大菩薩湖へ降りられることを
知りませんでした。このルートを見たことがなかった
ので地図で確認すると、私持っている山と高原地図
(2007年版)には記載がありません。
最近出来た道でしょうか。
今度利用してみます
hirokさん、こんばんは。
牛奥まで行かれたのですね。
私が予定どおり「石丸峠→滝子山」に行っていたら、牛奥の手前あたりですれ違っていたと思います。直前になって地図を見ていて、ちょうと反対側の山域に行っていました。
初狩駅から滝子山を見ましたが、山が大きくて、これは、ハードだと思いました。
それにしても、笹子駅6時15分着ですか...。私はまだ四ツ谷駅でした...。
shigetoshiさん、こんばんは
このエリアは5年ぐらい前に甲斐大和駅から上日川峠へのバスが開通したことで、大きく変わりました。
これによって大菩薩へのアクセスだけでなく、小屋平→石丸峠、大菩薩湖入口→牛奥ノ雁ヶ腹摺山など、多様なルート設定が可能になりました。
車愛好家にとっても、周回コースでなくてもバス利用でコースの選択肢が増えたかと。
このバスは結構人気ですが、通常のバスより小さいので、駅下りるとダッシュして乗ります。
寂ショウ尾根は一般的には登りに使うことを勧めているようです。
岩場での滑落事故が過去にあったとか。
使った感じだと初心者には勧められませんが、shigetoshiさんのようなベテランの方なら大丈夫だと思います。
ただ、岩がつるつるした性質のものなので、濡れていると滑りやすく難儀しそうです。
youtaroさん、こんばんは
本当は秋の紅葉時に計画していたコースで、最低でも大菩薩まで、時間が許せば小菅まで歩こうと考えてました。
でも牛奥まででも結構疲れました。
やはり、このエリアは日が照るとまだ暑くて水分欲します。
牛奥から大菩薩湖へのルートはこの1,2年で地図に載ったかと思われます。
地図上は破線ですが、十人中八九人は実線で賛同いただけるのではと思いました。
ここほどテープがふんだんに張られているところも珍しいかも
ピンク、赤、緑、白と色とりどりでした
sat4さん、こんばんは
滝子山は大月の手前辺りから見ると、鋭鋒で格好いいです。
大菩薩からの稜線でトリを務めている立派な山ですね。
中央道からも良く目立ちます。
電車の便がいいので、これで東西南北全てのルートを歩きました。
中央線の始発で来ると、笹子までは高尾と大月と2回乗り換える必要があるのですが、
乗り継ぎが良く、特急の待ちもないので、割と早い時間から山に取り付けます。
中央線沿線に住んでいるものの特権ですね。
hirokさん、こんばんは!
金曜日の夕方からお出掛けしている間に凄いレコ数
今やっとフォロワーさん巡り
破線ルートを歩かれたのですか
しかも14:00のバスに乗る時間限定登山!
難易度を上げてもサクッと実行
流石ですね!お見事です!
カイフウロは今年まだ見ていません。
好きな花なのですが、もう来年になりそうですね
tailwindさん、こんばんは
破線ルートと言ってもここの場合は実線に近かったです。
そこで慢心して、2日後の舟山十字路の予習不足の伏線になっていたかもしれません
舟山十字路はヤマレコをもっとよく見ていれば、スムーズに行けたのにと後悔してます。
taiwindさんはこの辺りはあまり来られないのですか
長野県にお住まいならば、山梨に行くのに行きも帰りも渋滞がなくていいなあなんて思いましたが、
一方で素晴らしい山が山ほどある県なので、わざわざ来ることもないかとも。
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