新穂高ロープウェイ〜西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳〜前穂高岳〜上高地
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,916m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 10:03
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:34
天候 | 1日目晴れ時々霧 2日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスタ新宿22:55〜03:20平湯温泉07:00〜07:35新穂高ロープウェイ08:00〜西穂高口駅08:24 【帰り】 上高地バスターミナル13:00〜18:50渋谷バスターミナル 10400円 ※帰りのデラックス高速バスの客は、私一人で、貸切気分を堪能することができた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆西穂高からジャンダルムまでは、白ペンキのマーカーが少なく(地震でマーカーの石が無くなった説もある)、何度かルートに迷った。 ◆特に西穂高から登りでジャンダルムに向かうルートは、さらに白ペンキマーカーが少ないようなので、ルート設定で要注意が必要。 ◆ジャンダルムから奥穂高までは、馬の背など、危険個所はたくさんだが、白ペンキマーカーがしっかりとたくさん記されていて、道に迷う事はない。 ◆西穂高からジャンダルムまでは、普通だったら鎖がある筈なのにというような所でも、鎖が無く、岩道の急登・急降下が続き、危険。 |
写真
感想
・これは、あまり体力のない私が、絶対行ってはいけなかったルートだと、反省しています。
・始発の新穂高ロープウェイで8:25に西穂高口に到着し、ここから、一日で一気にジャンダルムを通り、奥穂高岳まで行く計画が、そもそもかなり無謀でした。
・西穂に着いた時には、すでに体力も使い果たし、そこから先の登攀、鎖下りで、すぐに上半身の握力もなくなったり、普通に立っているだけでフラフラとめまいを感じたり、下りでさえも、疲れですぐに立ち止まってしまう状態だったため、踏ん張りのきかない体で、恐怖心いっぱいで、前かがみの姿勢になってしまう、やばい状態でした。
・とにかく、なんとか生きて帰れますようにと、急がないように、常に三点支持と、白ペンキ―のマークを何度も確認して進んでいましたが、西穂からジャンダルムまでのルートは、白ペンキマーク自体がとても少なく、マークの石に着いてから、次のマークが、方向が分からない所が多々あり、そこでも恐怖心いっぱいでした。
・西穂〜ジャンダルムは「えっ、ここクサリ無いの?」という区間もいくつかあり、そのたびに、何度も後悔していました。
・午後3時になっても、ジャンダルムでさえ全然到達せず、ルート選定の誤りや、滑落の危険の中「ここは来てはいけない場所だった」と、登山中ずっと後悔していました。
・ジャンダルムに到達したら、ルートに白ペンキマークが、これでもか、というほど、しっかりとはっきりと、マークされていましたので、ジャンダルム〜奥穂高は、これで道を迷う事はないという、その安心感が、妙に印象的でした。
・17時38分、山荘到着は、遅すぎました。計画無謀です。明るいうちにたどり着けた事も、ラッキーだと思わないといけません。
・さらに、バカな事を言うなら、翌日は、穂高岳山荘から、同じルートを西穂山荘まで折り返し、さらに焼岳を登頂し、中の湯へ下りる計画でした。でも、2度とこのルートを通りたいとは思わず、涸沢から横尾ルートでのんびり下ることにしました。しかし、翌朝の快晴だったため、もう一度ジャンダルムを見ておきたいと、奥穂に登頂し、帰りに前穂高も寄ることができました。
・最後になりましたが、思い出は、どんなに危険であっても、時が経つとだんだん楽しい思い出に感じてしまいますので、この危険すぎる山行をやってしまった自分を反省する材料として、しっかりと書き留めておきたいと思います。
・本当に危険だったこと、反省しております。
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