双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜祖父岳〜槍ヶ岳〜南岳
- GPS
- 20:00
- 距離
- 56.8km
- 登り
- 4,893m
- 下り
- 5,058m
コースタイム
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:37
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
図らずも金曜日は夏休み休暇を取っていた、天気の具合は良いらしい。以前から登山計画していた双六岳から祖父岳にやっと行けそうだ。更に今年はまだ槍ヶ岳に1回も登っていないのでこの際是非行来たく、双六小屋に一泊して翌日西鎌尾根から槍ヶ岳に行く計画を立てた。
26日(木曜日)は仕事を早く終わらせ新穂高温泉に前乗り、いつもの有料駐車場は何故か満車、やむなく鍋平の無料駐車場に、いつもの様に興奮して何度も目が覚め結局3時頃から眠れず4時半ごろ出発、ヘッデンは持っていなかったので暗い中、月明かりで歩き始める、インフォメーションセンターまでの激下り、帰りはまたここを登らなければならないが仕方がない。
辺りが白けてきて晴天の兆しに否応なしにテンションが上がる。
平日にも関わらず何十人もの登山者を追い抜き調子よく鏡平に無風の鏡平には逆さ槍がくっきり、上手く写真には撮れなかったものの、感動ひとしお、少し休憩の後、更に先を急ぐ、本日はやや無理をして双六岳から鷲羽岳、更に祖父岳を回って再び双六岳か小屋に戻る計画だ、双六小屋でテント受付を澄まして、アタックザックに最小限の荷物を詰め進む、双六小屋からはすぐそこに鷲羽岳が見えるが実際行くとなるとかなり遠回りになり長い道のりだ、巻き道はアップダウンがあり歩きにくいという情報があったので行きは双六岳を目指し、三俣蓮華岳、そこから鷲羽岳に行くことにした。登山者はかなりの数だ、本当はもっと静かな登山が好きだけど、それぞれの山頂または途中での登山者との会話もできてまた良いのかも。
三俣山荘はスタッフにコロナ感染が発覚し、臨時休業となっていた。
前回鷲羽岳に登ったときはガスガスで眺望が無かったので今回は初めて登るように新鮮だ、ワリモ岳もかなり下ってまた登る、前回の記憶は全く残っていなかった。
そこから大回りして祖父岳に向かう、マイナーな山かと思ったら結構登る登山者がいる、雲ノ平に向かうにはここからか黒部川源流から向かうしかないのだ。
祖父岳からは雲ノ平方面に下り雲ノ平に足を踏み入れる。
木道をずっと歩き黒部川源流に向かう激下りを下る、黒部川源流から三俣山荘に向かい、三俣山荘キャンプ地で水浴び、頭を洗い、上着を洗濯して体の汗を流し、濡れたままの上着を着て、今度は巻き道を歩き双六小屋に戻る。
かなり長い道のりだった。小屋に戻ったらラーメンを食べるぞっと思いながら頑張って戻ったが時間切れで目的は果たすことが出来なかった。仕方がないので早めの夕飯の準備にかかるが風が強く、固形燃料ではなかなかお湯が沸かない、生ぬるいお湯でアルファ米を戻すが相当時間をかけないとおいしいご飯にはならなかったが仕方なく芯の残るご飯で腹を満たす、あんなに暑かったが双六岳に太陽が隠れると途端に気温が下がる、仕方がなくテントに入りいつもの通りすることもないのでシュラフに潜り込み自然とねてしまう。早く寝ると寝覚めるのが早い、8時頃に目が覚め、それから何度も目が覚め、どのくらい寝たのか寝ないのか分からぬまま、しかもずっと風が強く、ツェルトのテントは風によりバタバタ音がうるさく寝た気がしなかった。結局3時ごろから早出の人たちの音で完全に睡眠モードは終わり4時過ぎにはテントを片付け始めていた。
本日は兄も槍に向かうということなので山頂で落ち合うことになっていた、山頂で9時半合流予定なので早く行っても待ち時間が寒くて耐えられないので、ゆっくり出発のつも、ここにいてもすることないので、皆に煽られるように出発することに、ずっと風が強かったが早朝は晴れ間もあったが、ガスがかかってきて、ガスの中出発。このままガスガスだったら折角来る兄がかわいそうだと思いながらも、そのうちにきっと晴れるだろうと甘く考えていた、槍ヶ岳に登頂するも穂先はガスガス、眺望もない、僅かな晴れ間に1回目の穂先登頂、3時ごろ双六小屋のキャンプ場を出発した学生と思われる団体が山頂を占拠しており身動きが出来ないのでそそくさと下山、山荘でカップラーメンを食べ終わって外に出ると、なんと兄が登場していた、穂先も空いているので2度目の穂先登頂。
この頃になると予想通りガスも晴れ絶景を堪能することが出来たが相変わらず風が強く寒くていられないので下山し南岳を目指すことに、歩いている最中も絶景を楽しみながら歩くことが出来た。
南岳からは南岳新道を下る、以前にも1回下ったことがあったが、印象が最悪だった、今回も下ったがやはり印象としては最悪としか言いようがない。
だがこんな最悪な登山道を登って来る人多数、皆変態としか言いようがない。
かなり苦しみ下山、槍平からの道のりがまた長い、今朝起きた時から左股関節が痛む、最後はビッコを引きながらの歩きとなる、インフォメーションセンターから鍋平の登りが凄かった、昨日、本日の登山道のどこよりも急登、一番大変な締めの登山となった。
鍋平に着いたらロープウェイ方面から歩いてくる登山者と出会い笑われた、ロープウェイに乗って来るという選択肢があったことを初めて知る。
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