槍ヶ岳・奥穂高岳【新穂高温泉-槍ヶ岳-大キレット-奥穂高岳-上高地】
- GPS
- 54:21
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 3,552m
- 下り
- 3,084m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:51
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 3:43
- 合計
- 10:21
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:26
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ 3日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地→平湯 アルピコ交通 1,180円 平湯→新穂高温泉 濃飛交通 910円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
SALEWA MS CLOW GTX
|
---|
感想
今シーズンの最重要山行に位置付けていた槍穂と大キレット。
天候と仕事の関係で8月になかなか山に行けず、8月最後の週に、やっとチャンスが訪れました。
新穂高温泉から入山して、飛騨沢を乗越まで詰めて、槍ヶ岳山荘のテント場で、1日目を終えました。
歩き始めは晴れてはいましたが、見上げる稜線には雲がかかって、景色を楽しむことができませんでしたが、飛騨沢を登りつめたところで少しガスが晴れてくれました。
2日目の夜明け前に槍の穂先に登り、頂上から御来光を望むとともに、雲のない360度のパノラマを満喫しました。
テントを撤収し、大キレットに向けて、大喰岳、中岳、南岳を越えて、南岳小屋で装備を整え、大キレットに下りていきます。
300メートルちょっとを一気に下り、最低鞍部からそこから登り返します。
まずは、長谷川ピーク。ここまではそれほど恐怖を感じることなく来れましたが、そこからが恐怖の連続でした。
切り立つナイフリッジの上を、右足と左足をうまく使いながら(当たり前ではありますが・・・)、慎重に越えていきます。
北穂高小屋が見えてからは危険個所は減りますが、登っても登っても小屋には近づかず、気持ちがとても疲れました。
北穂高小屋で休憩後、北穂高岳のピークを越えて、涸沢岳に向かいました。
北穂高岳と涸沢岳の間も、結構な難路で、こちらも慎重に進みました。
涸沢岳の頂上に出ると、目の前に奥穂高岳が表れ、右側にはジャンダルムから西穂高岳に続く稜線、左側には吊り尾根の先に高くそびえる前穂高岳という絶景が広がります。
3日目は、テント場から御来光を眺め、ゆっくりと撤収を行い、奥穂高岳への急登に取り付きました。
すぐに奥穂高岳の頂上に到着し、眺望を楽しんだ後、吊り尾根を下り、前穂高岳に向かいました。
紀美子平でザックをデポして、今回の山行の最後のピーク、前穂高岳に向かい、頂上からは、槍ヶ岳を遠く望み、今回の山行のルートを一望できました。
1,000メートル弱の標高を重太郎新道で一気に下り、岳沢小屋で昼食休憩をとって、上高地まで下山しました。
上高地からは、バスに乗り、平湯を経由して新穂高温泉までもどりました。
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