笠ヶ岳〜槍ヶ岳（周回）

2021年08月27日(金) ~ 2021年08月29日(日)

• GPS: 28:26
• 距離: 46.8km
• 登り: 3,986m
• 下り: 4,078m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:34
• 合計: 11:14

距離 14.2km 登り 2,160m 下り 603m

5:40 鍋平駐車場
6:11 6:21 新穂高登山指導センター
6:21 新穂高温泉バス停
6:29 6:32 新穂高登山指導センター
6:44 6:49 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:11 お助け風穴
7:28 中崎橋
7:45 7:55 笠新道登山口
11:35 12:02 杓子平
13:49 笠新道分岐
13:51 13:53 分岐指導標（仮称）
13:54 笠新道分岐
14:44 抜戸岩
15:38 15:50 笠ヶ岳山荘
16:06 16:22 笠ヶ岳
16:33 16:42 笠ヶ岳山荘
16:54 宿泊地

2日目

• 山行: 9:03
• 休憩: 0:48
• 合計: 9:51

距離 17.4km 登り 1,625m 下り 1,289m

4:52 宿泊地
5:08 抜戸岩
5:45 5:51 笠新道分岐
5:54 分岐指導標（仮称）
5:59 抜戸岳
7:00 秩父平
7:40 大ノマ岳
8:08 8:17 大ノマ乗越
8:36 弓折岳(分岐)
8:39 8:42 弓折岳（三角点）
8:43 弓折岳
8:49 8:50 弓折乗越
9:12 花見平
9:23 9:25 くろゆりベンチ
9:47 双六池
9:53 10:09 双六小屋
10:46 10:57 樅沢岳
11:32 硫黄乗越
12:11 左俣乗越
13:48 千丈乗越
14:43 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:58

距離 15.2km 登り 205m 下り 2,201m

6:22 槍ヶ岳
6:42 槍ヶ岳山荘
6:47 6:50 飛騨乗越
7:32 7:38 飛騨沢千丈乗越分岐
8:44 9:00 槍平小屋
9:39 9:41 藤木レリーフ
9:45 9:46 滝谷避難小屋
11:02 白出沢出合
11:37 11:38 穂高平小屋
12:07 小鍋谷ゲート
12:20 新穂高温泉駅

天候

晴れ→風雨→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

帰りはロープウエーに乗っちゃいましたw

コース状況／危険箇所等

新穂高登山者駐車場は、金曜日2:00には満車で停められませんでした。深山荘駐車場は無料と山と高原地図に書いてあったけど、利用は小屋利用者に限る、でした。それで離れた鍋平に駐車、登山口まで40分歩くことにw

その他周辺情報

日曜日のひらゆの森（温泉）は激混み・入場制限。

写真

8/27 6:33

新穂高駐車場を出発。ガスが上がっていって晴れそうないい感じ

8/27 6:40

ヤマホタルブクロ

8/27 7:10

かわいい看板。でも風が吹かないと穴からも冷たい空気はこないのね(´；ω；`)ウッ…

8/27 7:11

ゴゼンタチバナ、まだ咲いてた！帰りの槍平らへんでは赤い実をつけてました。

8/27 7:11

蜘蛛の巣が美しい＾＾

8/27 7:12

森林歩き。木々の切れ間からすてきな山容が！

8/27 7:23

8/27 7:27

シシウド

8/27 7:28

サラシナショウマ

8/27 7:32

オオヤマレンゲが咲く頃来たいな。

8/27 7:48

笠新道に入ります。

8/27 8:43

蝉の抜け殻かなぁ。中身入ってるのかな？

8/27 9:19

8/27 10:59

ビタCいっぱいで美味しそう！！でも口に入れるとヌメリ感あって毛が口触り悪いwおえ〜〜〜

8/27 11:36

トリカブト。紫が清々しい。

8/27 11:37

杓子平を越えると少し傾斜も緩んですてきなお花畑があらわれる。

8/27 11:38

タテヤマウツボグサ

8/27 12:43

笠新道はしんどー。やっと稜線が見えたきた。

8/27 12:44

素晴らしき稜線！！

8/27 13:28

槍だ！小槍もはっきり見えます。

8/27 13:35

お花畑の向こうに笠登場

8/27 13:50

8/27 13:54

笠新道分岐

8/27 14:08

笠へと続くすてきな稜線歩き。

8/27 14:39

抜戸岩。ぬけとです。バット岩と思ってたw🥎

8/27 14:40

抜戸をぬけると。。。

8/27 14:41

サイド抜戸。

8/27 14:42

わー！！笠！！

8/27 15:04

笠ヶ岳キャンプ場。まずテント張って、小屋でジュース乾杯＾＾

8/27 16:05

笠の頂上は2つあるのか。手前側には祠があって、ここまでの無事を感謝しこれからの無事を祈りました。

8/27 16:20

とうちょこ＾＾青空！

8/28 5:11

翌日朝の抜戸はガスってた。反対向きは岩の壁ふう。

8/28 6:39

オトギリソウ。（弟切草）兄弟間で殺戮あった伝説ある薬草。いわれは怖いが可憐でステキ。

8/28 6:44

ウメバチソウ

8/28 6:48

ミヤマアキノキリンソウ

8/28 6:56

秩父平。いいとこでしたよ。まったりしました。

8/28 7:08

ミヤマコゴメグサ

8/28 8:37

せっかくなので弓折岳行きました。ここいいですよ。是非立ち寄ってください。

8/28 8:38

鷲羽岳見えます。（弓折岳から）

8/28 8:44

また槍です。

8/28 8:49

弓折乗越。

8/28 9:20

切れ落ちた砂地の感じがきれいで撮りました。

8/28 9:23

クルマユリ

8/28 9:46

双六のテント場が見えてきました。去年泊まったよ。いいとこだー

8/28 10:37

三俣蓮華〜鷲羽岳の稜線見る。
レンズ雲ぽいのがたくさん出来てる。強風予想どおり。

8/28 10:55

樅沢岳。めちゃ風強い。水晶岳が少し見えてます。

8/28 11:12

ミネウスユキソウ。

8/28 11:26

火山跡の赤い肌。北アルプスでは珍しいそうです。かっこいいなぁ。

8/28 11:43

ミヤマリンドウかな？

8/28 12:08

タカネナデシコ

8/28 13:14

西鎌尾根。このゴジラの背は通らず右をトラバースするのだけど、この写真だといかにも行きそうでしょww

8/28 13:42

千丈乗越。みるみるガスってきた。

8/29 5:19

3日目朝。槍、登ってます。渋滞で写真撮り放題です。

8/29 5:22

富士山、ヤッホー！！

8/29 5:26

焼笠＆槍穂先影。ええなぁー＾＾うっとり

8/29 5:50

槍頂上は密です！！

8/29 6:09

とはいえ、ステキな眺望＾＾

8/29 6:21

8/29 6:41

槍にさよなら。

8/29 8:20

槍平らへん。緑が美しい・・・けれどとても暑いです。

8/29 8:22

カニコウモリ

8/29 9:18

8/29 9:38

滝谷出合。北穂真正面。

8/29 9:40

水流激しい。

8/29 9:45

ヒヨドリバナかなぁ？

8/29 9:57

ノリウツギかなぁ？
ほぼブルーや白の中、ここだけピンクのが咲いていました。

8/29 12:36

ロープウエー乗った。青空でいいかんじ。

8/29 15:31

自然薯茶々でごはん。山菜の天ぷら。3人でシェア＾＾

8/29 15:33

とろろかけご飯。美味しーーい＾＾

8/29 15:56

自然薯プリン。この食感！！黒豆入ってます。食べるべき！！

撮影機器：

OPPO Reno3 A OPPO

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック テントマット シェラフ ヘルメット

共同装備

調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コッヘル ポール テント

感想

shino-p

飯豊山の予定が、東北の天気全滅で、北アルプスになりました。
笠ヶ岳はアルプス縦走中にどこからみても「あ！！笠だ！！」っていうくらい特徴的シンボリックなお山。ただ、外れに位置しているのでなかなか行く機会がないだろうな、と思ってました。
双六小屋〜槍のルート以外は初めてです。
予定の山が天候悪でも、別プランをすぐに組み立ててくださるリダサンに感謝です。

笠新道を登り始めて、蒸し暑くてすぐしんどくなりました。
キツイわー。今季いちキツイ！！トレーニングやり直しやな。
稜線に出てほっとした。お花畑すてき
コバイケイソウの葉が黄色く色づいて、秋の気配。
テント設営してプラティパスだけ持って登る。
笠ヶ岳山荘でジュースで乾杯。山頂目指します。
遠目で見たときはわからなかった。笠の山頂は2つに分かれて長い。
手前の山頂の祠にお詣りして、三角点のある遠い方の山頂へ。
並んだ穂高連峰が見渡せました。

2日目。
ガスってる。朝焼けは絶望的。
しだいに青空が見えてきた。
でも猪熊予報では強風＆雨らしい。14時ごろが酷いとのこと。（リダサン）
とりあえず双六小屋まで行って、エスケーププラン（例えば鏡平へ）考えるとのこと。
山々に囲まれてぽっかり浮かんだミニチュアの楽園みたいな鏡平！！
赤い屋根の小屋と青い池。ときめくわ！
双六小屋で行動食と水分補給、樅沢岳に登り始めたとたん、なんと強風！
樅沢岳で「このままいくか、撤退か」決断を迫られることに。
リダサンに「Sさん（私）どう思う？」と言われ「わかりません」と即答。
去年は無風＆晴れだから行けたものの、右トラバース道は風吹くといやな感じ。
雨で滑るしな。でも気持ちは行きたいし。決めてくれたら従うけど、もう一人のメンバさんは初めてやから行きたいやろし、困るわ。
悩んだ末、リダサンは撤退を決断。
切り替えは速いよ。もう心は「鏡平でケーキセット」
そこへ槍方面から来た女子の姿が。
「風はたいしたことありませんでした。ここが一番風が強いです。」
するとリダサン「じゃ。行こうか！！」
硫黄乗越手前でぽつぽつき出したのでレインを着る。小雨ともいえない程度の雨がふったりやんだり。
核心の西鎌尾根では雨も風もまったく問題なし。
千丈乗越からが長くて遠かった。一番しんどかった。
槍の小屋に着いたとたん、凄い風。雨も降ってきた。
雨がおさまってからテントを張る。（強風の中）

3日目。
一晩中、風でテントがばたばたしてた。
ほんの少し出遅れたら、槍は渋滞。昨日のうちに登れなかったひとたち、多いからか。私たちもそうだ。
山頂は人でごった返していた。初めて登る彼女は「あれ〜やったーって感動するかと思ったのに、ひとだらけで拍子抜け〜」って笑ってた。私は4回目で初めて渋滞に笑ってた。下りもう少しってとこで、渋滞に我慢できずに勝手に別ルートを行ったひとにたくさん石を落とされた！！やめてください！！当たって痛かったです。ケガしなかったからいいものの、死ぬかもしれへんで！！ルールは守って！！
あとは一気に下った。お水補給できるのは、2か所。槍からもっておりなくてもよかったわ。
白出沢からは長い林道。温泉とご飯のことばかり考えながら歩いてました。

天候予測とルート判断、強風でのテント設営撤収、いかに荷物を軽くするか、
少しのおくれが渋滞を招く、食坦失敗、などまたいろいろ勉強しなくてはならないことテンコ盛りです。
とはいえ今回も盛りだくさんで楽しかったです。いけないことだけど危険な感じにどきどきときめいてしまう。
リダさん、メンバさん、ありがとうございました。



備忘録：
朝3・昼3・夜0（共同食）
【持って行った食料】
カップラーメン2・おにぎり2・黒糖マーガリンロールパン小6・ツナマヨロールパン小7個・一本満足2・シリアルバー2・他ドライフルーツナッツ・チョコレート・ソフトクッキー

【残った食料】
黒糖マーガリンロールパン小1・シリアルバー1・他ドライフルーツナッツ・チョコレート・ソフトクッキー（ドライフルーツナッツ以外は食べず）


強風時のテント設営
�）楝料箸瀘�て→グランドシートを下から差し込んで留める。
�∨楝里肇侫薀い鯣瑤鵑任い�ないようにしっかり結ぶ。
収納袋が多数あるが風で飛ばされないよう注意。
実際、グランドシートの袋を無くしてしまいました。
撤収の時は足でGシートを踏みつけて作業を行った。