南岳〜大喰岳 憧れの南岳新道【夏レコ】

2021年08月20日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 28.5km
• 登り: 2,266m
• 下り: 2,266m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:41
• 休憩: 3:23
• 合計: 17:04

1:16 新穂高温泉バス停
1:20 1:20 新穂高温泉駅
1:33 1:33 小鍋谷ゲート
2:04 2:16 穂高平小屋
3:02 3:15 白出沢出合
4:25 4:45 滝谷避難小屋
5:42 6:20 槍平小屋
8:19 8:39 南岳新道 救急箱
10:01 10:28 南岳小屋
10:38 10:45 南岳
10:55 10:55 天狗原分岐
11:41 12:02 中岳
12:34 12:48 大喰岳
12:55 12:59 飛騨乗越
13:40 13:40 飛騨沢千丈乗越分岐
14:56 15:21 槍平小屋
15:51 15:52 藤木レリーフ
16:02 16:03 滝谷避難小屋
17:10 17:10 白出沢出合
17:37 17:37 穂高平小屋
18:04 18:04 小鍋谷ゲート
18:17 18:17 新穂高温泉駅
18:20 ゴール地点

天候

雨のち晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【P4駐車場】
500円/6h
今回は1,000円札をしっかり用意

コース状況／危険箇所等

【新穂高登山センター〜穂高平小屋〜白出沢】
右俣林道をひたすらと白出沢まで
下山時は長い長い修行の道...

【白出沢〜滝谷避難小屋】
白出沢を渡っていよいよ登山道
ほとんど標高は上がらず、石がつるっつる滑ります
迂回路を登り直すと滝谷です

【滝谷避難小屋〜槍平小屋】
木橋で滝谷を渡ります
雨天時は増水するので注意、とこと
ライブカメラにてチェックを
https://twitter.com/yaridairano3

【槍平小屋】
営業は6:00〜
早く着いてしまうとコーラ買えません!
水場は嬉しい無料出しっぱなし系

【槍平〜南岳小屋】
救急箱まで600m程の激急登
ぐんぐん標高が上がるので楽しい区間です
が...登りはともかく、個人的には下りには使いたくないルート
虫もわんさかです
救急箱からは楽しい森林限界
鉄ハシゴでカールに降りてガレ場をつめれば南岳小屋です

【南岳小屋】
とっても感じのいいスタッフの皆さん
トイレもすごくキレイです

【南岳小屋〜南岳】
大らかな尾根をちょいと登ればすぐに南岳
振り返ると北穂〜奥穂の勇姿

【南岳〜中岳】
快適な稜線歩き
危険箇所はほぼ無し&ペンキたっぷりで道迷いはありません

【中岳〜大喰岳〜飛騨乗越】
2段ハシゴを降りて、再び快適稜線歩き
大喰岳ピークはルートから若干東側にあるので見逃し注意

【飛騨乗越〜槍平小屋】
ザレたジグザグルートを下って樹林帯へ
2,250m付近に最終水場があります

イロイロ書きましたが、ここを見るのが一番ですw
https://www.yaridaira.jp/周辺コース案内

その他周辺情報

【ひがくの湯】
750円

写真

8/20 1:15

2週間ぶりの新穂高
おかしいな...しばらく来ないつもりだったのに

8/20 1:34

ナゼかまた右俣を登ってる
喉元過ぎればなんとやら...というアレかな

8/20 4:32

長い林道は割愛して、滝谷へワープ
この日は水量ゴーゴーでした

8/20 5:07

快晴予報だったのに、天気はイマイチ

8/20 5:23

南沢も水が流れていました

8/20 6:19

鑓平へ到着
オープンまでコーラ待ちしていると、まさかの雨
居合わせた兄さんとどーしたものか相談します

8/20 6:19

困ったな...
でもヤマテン信じて行きます、南岳新道

8/20 6:39

まずは少し登って再び南沢
沢は詰めずに、右の樹林帯へ入ります

8/20 6:51

荒れ気味と聞いていましたが...
鎖はピッカピカです

8/20 6:53

急登が続きます
見た目頼りないですが、意外と成り立っているハシゴたち

8/20 6:58

安心の鉄ハシゴ

8/20 7:18

こちらはクサリ場
登りではほぼ使わないと思います

8/20 7:29

ハシゴ

8/20 7:31

ハシゴのオンパレード
ぐんぐん標高を稼いでいきます

8/20 8:02

樹林の切れ間から中岳方面

8/20 8:03

振り返れば笠も
晴れてきた!!

8/20 8:05

鑓平小屋があんなに下方に
しかしアレです...虫がめっちゃ多い!
休憩できません

8/20 8:08

2,500m地点を過ぎると樹林が切れ
右手には北穂と大キレットが目前に

8/20 8:22

左手にはこれから行く稜線

8/20 8:23

救急箱でやっとひと休み
2,630m地点です

8/20 8:52

尾根に上がると南岳のカールが広がります
...どこ登るんだろコレ？

8/20 8:53

まあ行けばわかるか...と、穂高連峰を楽しみつつ

8/20 8:54

この景色も南岳新道の魅力なのですね

8/20 8:58

尾根を少し進んでから、ハシゴでカールへ下ります

8/20 9:05

残雪に向かってカールを進むと、この標識にぶつかります
ここからガレ場をジグザグに詰めていきます

8/20 9:21

分かりにくそうですが、行けば結構わかる感じのやつです

8/20 9:26

登って来た道

8/20 9:28

ラストは右方向に巻きます

8/20 9:29

この橋もしっかりしていました
整備に頭が下がります

8/20 9:51

南岳小屋が見えてきます
キツかったけど、楽しかった南岳新道

8/20 9:54

小屋手前のテン場で雷鳥家族に遭遇

8/20 9:57

そんな感じで南岳小屋へ到着です

8/20 10:10

登山者は私だけ
通過だけの予定だったけど...
カップスターいただいちゃいます

8/20 10:20

スタッフの皆さんが元気に布団干しをされていました

8/20 10:31

さて、南岳ピークへ

8/20 10:38

振り返ると大キレットを経て北穂高〜涸沢
すごいロケーション

8/20 10:38

北穂アップ

8/20 10:40

こっちは飛騨側
笠ヶ岳が顔を見せてくれます

8/20 10:41

景色を満喫しながら南岳ピーク
本日1座目

8/20 10:54

さて、待っていた稜線歩きスタートです

8/20 10:57

天狗原分岐
もちろんあっちは行きません

8/20 10:58

中岳へ向かいます

8/20 11:03

ペンキがとっても多く、安心して進めます

8/20 11:07

いくつか偽ピークを経て、中岳を捉えます
あれ、結構登るんですねここ...

8/20 11:32

サボっていたらおこじょさん登場
（写真中央...ちっさ）

8/20 11:46

中岳ピークに到着
質素な山頂標識です
本日2座目

8/20 12:04

もう下りたくないな...って思っていると結構下るパターン

8/20 12:05

鉄ハシゴで下ります
穂先同様しっかり設置されているので、安心

8/20 12:06

見上げるとこんな感じ

8/20 12:20

さあ、ラストは大喰岳へ
ちょっと小雨がパラついてきましたが...

8/20 12:23

おかげで会えました、雷鳥

8/20 12:30

写真で見るとアレですが、高度感は一切ありません
撮り方です

8/20 12:37

大喰岳
大満足の3座目
ピークはルートからちょっと東側にあるので見逃し注意

8/20 12:58

何とか降り出す前に飛騨乗越に戻りました

8/20 13:20

雨が迫ってきます
ここからはたくさんのハイカーの方が登って来ました

8/20 15:43

樹林帯に入ると大雨

8/20 18:16

再び半ベソをかきながら、長い長い右俣を下山したのでした

撮影機器：

PowerShot G1 X Mark III CANON

装備

個人装備

半袖シャツ ドライインナー ソフトシェル ドライタイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 サングラス 3シーズン靴 ザック ストック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ

感想

nori813

こっそり夏レコ③

つい2週間前

「もう行くもんか!」

と半ベソをかいた右俣からの槍平ルート

しかし日を追うごとにスルーした大喰岳や、その先の稜線が気になって...
さらに大好きなレコで何度も見た南岳新道は憧れのルート

これは、感覚が残っているうちに行ったほうがいいんじゃないか
...などと、都合のいい解釈をするのがハイカーの性

そんなワケで南岳新道へGOです

救急箱までは樹林帯の急登
槍平までのダラダラ登りのフラストレーションを払拭する様に、ぐんぐん高度を上げます

疲れて休憩を考えるも、休憩適地が無いのと、大量の虫にまとわりつかれるのが功を奏して、いつものサボり癖が発揮されず

救急箱を過ぎると樹林が切れ、右手に大キレットと穂高連峰

左手には中岳

振り返れば笠ヶ岳

そして、正面には雄大な南岳とそのカールが広がります

え、めちゃくちゃ楽しい、南岳新道!!

南岳小屋でカップラーメンをいただき、ここからはご褒美タイム
あいにく槍までの景観はガスで見えませんでしたが、最高の稜線をほぼ貸切で

雷鳥にもオコジョにも会えてお腹いっぱい

ついついリピートしちゃうのが理解出来る素敵なルートでした

（槍平からの下山は再び半ベソだったのは秘密です）

おわり