室堂〜剱岳(源次郎尾根ルート)〜大汝山〜雄山〜室堂
- GPS
- 51:00
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,851m
- 下り
- 2,846m
コースタイム
9/22 4:30剣沢キャンプ場-5:00源次郎尾根取付-7:15喫-7:50曲(懸垂下降30m)-9:00剱岳山頂(滞在1h)-10:00カニノヨコバイ(渋滞通過40m)-13:15剣山荘-13:40剣澤小屋-13:50剣沢キャンプ場 泊
9/23 4:00剣沢キャンプ場-5:30真砂岳-6:30富士ノ折-6:45大汝山-7:10雄山-8:20室堂 下山
天候 | 9/21〜9/23 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
水筒 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
ハーネス 1
下降器 1 8環
|
---|---|
共同装備 |
テント 1 2〜3人用
テントマット 2
ツェルト 2 モンベル#3+シュラフカバー
ランタン・マントル 2
コンロ 2
ガスカートリッジ 2
コッヘル(鍋) 2
ファーストエイドキット 2
医薬品 2
カメラ 2
ザイル 1 8mm×60m
|
感想
9月の連休はGWに出会った友人と夏から計画し、扇沢で合流して出発。
彼は車で来て、僕はバスで扇沢に到着して満員のトロリーバスやロープウェーに揺られて室堂にやってきた。
天気は快晴。ころころ変わる天気予報にハラハラしながらの当日までの一週間だったが、結果的に3日間快晴で風もなくコンディションはこれ以上ないくらいだった。
室堂〜雷鳥沢:
都内の通勤電車さながらの満員っぷりにトロリーバスからロープウェーなどを乗り継いで人がごった返す室堂に到着。トイレや売店、飲食店などがあるが、早朝の時間は蕎麦屋は営業していなかった。登山届提出のポストや天気などの情報が見れるホワイトボードがあり、情報を仕入れて置くのが良いだろう。
建物から出ると眩しい光を浴びると共に雄大な立山連峰が屏風絵のように出迎え、誰しもその景色の美しさに圧倒される事だろう。
建物から少しの階段を下った広場には大きな湧き水の水場があり、良く冷えていて美味しい。装備の中にプラティバスを取り出し易い所に入れて置けばその場で給水出来るので、わざわざ下界から持ち込む事はない。
僕は一応2リットルの水を背負って来たが、水を入れなおしてしまった。
室堂からの舗装された道は人が多く。通る人達の装備もまばらで町で背負うようなリュックサックにスニーカーな観光客も居れば、登山者も小屋泊の軽装備の人も居ればテント泊の大型ザックに、年季の入ったザックにギアを吊るすクライマーなどと様々だ。地獄谷への入り口は残念ながら通行止めとなっていたが、ミクリガ池は見る角度によって景色を変え、ちょうど太陽の真上から降り注ぐ光で湖面が輝いて見えた。一番綺麗な時間は夕暮れ時だろう。
雷鳥沢キャンプ場〜剣御前小舎:
キャンプ場を抜けるとそこからは雷鳥沢を急な登山道となる。
そこからは登山者の世界になり、観光客の姿は見えなくなるが、9月の3連休ともあって、大渋滞は必至。先頭が詰まると忽ち大渋滞となって行列が出来上がる。
滑落するような場所でもないが、足元がガレた場所もあるので、追い抜くなら一声かけて道を譲って貰った方が懸命だろう。
とりわけ長いわけでもないし、どうせゴールはテン場か小屋なのだろうからそう急がず体力温存しながら歩けばいいと思う道だ。
剣御前小舎〜剣沢キャンプ場:
御前小舎までやってくると、いよいよ剱岳が姿を見せる。雷鳥沢の登りの疲れも吹っ飛び、これから挑む山の大きさに心高ぶる事だろう。御前小舎から立山、剱岳、剣沢までの道に分かれる。剣沢キャンプ場までの道は剱岳を見上げながらの下り坂で、1時間程度で到着する。
剱沢キャンプ場〜剣沢〜長次郎谷出合
キャンプ場に到着すると、テントを設営し、受付を済まして(一泊一人500円、今回は2人で2泊なのでテント一張でも2000円)テントは広々としていて整地も済んでいる場所が多いので昼前なら場所を選び放題だった。水も豊富で消毒した水が蛇口から出る。昼食を取って一休みした後に、剣沢を下って源次郎尾根まで偵察に向かう。テントから一番近い道を探そうとうろうろと踏み後を辿って歩いたが、結局は小屋の前を通る道が一番楽で早かった。キャンプ場から少し下った所にある平地はヘリポートなのであまり近づかない方がいいかもしれない。
渓流沿いに歩く道はこれまでの道よりは険しく、ガレた道から細い斜面を歩く道になるがこれから雪渓を歩こうという人にとっては苦になる事もないだろう。雪渓は勾配が緩くなるのと同時に現れるが、9月中旬ともなるとシュルンドになっているので、繋がってそうな所からガレた斜面を下って雪渓に降りる。翌日の薄暗い早朝には判断し辛いかもしれないので、予め当りを付けて置くと良い。
剣沢の雪渓を最初はアイゼンを付けずに下れる程に表面の雪は緩くなっていたが、、長次郎谷の手前で急になるのでアイゼンを履いた。僕は12本爪で快適に下れたが、雪の質や装備の重さを考えれば6本爪で十分だった。早朝は緩かった雪が凍って硬いので雪渓の最初からアイゼンを履いた方が確実で時間の短縮にもなる。
平蔵谷出合の目印となる大岩の対岸に、源次郎尾根の取付を確認した後は、その他に取り付けそうな場所を探したり、長次郎谷出合まで下って八ツ峰を冷やかして、帰りの登りにスノーブリッジの周りをうろうろして夕暮れ頃にテントに到着した。
往復3時間程度は掛かるので、天気の変化を考えれば午後にそれ程長く行動するべきではなかったと反省。
初日のテント:
いつも一人ぼっちのテント泊だが、相方がいると飯も賑やかでお互いが個別に用意した料理を味見しあって山の料理は何がいいのか話し合ったりした。
ちなみに僕のメニューは細くて短いサラダ用のパスタを茹でてレトルトのミートソースにぶち込むという至ってシンプルな物だった。茹で汁はコンソメスープの粉末を入れて小麦の粉っぽさを誤魔化して飲み込む。小屋について直ぐにビールとサキイカなどのツマミを食い続けているので、直ぐに満腹になる。夏場は行動食を減らしてツマミを増やす傾向にあるのは僕だけではないはず。
夜19時には就寝。星空のピークは10時〜0時前後で月が出てしまう前が狙い時だ。
日付が変わり、テント場は2時にはトイレに行く人の音が絶え間なくなりガチャガチャと目が覚めた人の音で賑やか。テントをトイレへの通り道に設営した為に、人通りが途切れる事はない。トイレは近いが失敗したと思った。足音はいいが、ヘッドランプの灯りを最大にして光をテントに向ける人が居るのが一番困る。テントフラッシュ攻撃と僕は呼んでいるが恐らく殆どの人は無意識。月明かりがあれだけあるのに100ルーメン近い灯りで足元を照らす必要があるのだろうか。
フラッシュ攻撃と足音攻撃、3時頃に出発する元気な先輩方山岳会の号令やらを無視しながら僕は3時に起きてノンビリ朝食をとって4時半に出発した。
2日目出発:
テントから這い出ると既に剣山荘の先を登る人達の光が続いて光線となって見える。キャンプ場から見下ろす剣沢には既に出発したPTのヘッドランプが見えてそれを追って前日偵察した道を降りる。偵察をしていた甲斐があって30分で取付に到着した。
取付までの道のりは10人以上が居て、実際に源次郎尾根に登った人数はわからなかったが、取付で後方にソロと4人PTに2人PTが見えた。
登り始めは3人PTの後に続いていたが直ぐに先に行かせて貰い、その先で更に3人PTを抜かせて貰った。その後は平蔵谷を登ってきた2人PTと曲を先に懸垂下降していた3人PTに追いついた。一応バリエーションルートながら中々の賑わいだ。八ツ峰からもクライマーの声が響いていた。
源次郎尾根〜剱岳山頂:
取付いてからは尾根道なので迷う事はない。目の前のトレースを見失わずにただ登る。
序盤は岩登りというよりは木登りといった感想を他の人の山行記録で目にしていたが、まさにそんな感じで、取付にルンゼルートを選択しない限りはお助け紐やハイマツなどの木を掴んで登れてしまう。
大き目のザックや引っ掛けやすいものはなるべく無くした方がストレスが無くて良いだろう。
鎖場を鎖を使わずに登れる人なら登れる程度の岩場が続き、恐らく普通の身体能力を持ち合わせていれば難なくこなせるルートだと思った。
高度感は別山尾根よりも木々が多い分少ないかもしれない。時々開けた場所に出て景色を見下ろすと既に下ってきた剣沢は遥か遠くにある。喫から下は二股の尾根になっており、右手側にはその片割れの岩壁が聳え立つ。
喫〜曲:
森林限界を抜けても岩とハイマツを掻き分ける道が続き、踏み後が所々別れる事がある。尾根筋を辿る道は険しく、巻いて進むルートと分かれているので、自分の実力と相談しながらルート選択を楽しめる。普段から一般道を歩くだけの人は、その判断に迷いコースタイムが遅れるかもしれない。初級者向けと言われてもバリエーションルートとされる源次郎尾根の楽しさはそういった小さなルートファイティングにあると思う。登る前に予め地図と実際の尾根を見比べて、地形を把握出来ていればペース配分も楽になる。
喫に登る頃には剱岳の山頂が見えている。別山尾根を歩く登山者の姿も見え、カニノヨコバイ、タテバイに並ぶ渋滞が見える。向こうからもこっちの姿が見えるのだろうか。少しだけ優越感に浸れる。しかし直ぐに同じ渋滞の一列に加わる事になるので一瞬だけの優越感だ。
喫に登りせっかく稼いだ高度を曲への取付まで下る。ここでは懸垂下降も必要のない道で、それほど危険性も感じない。
ここら辺で八ツ峰を登るクライマー達のコールや北方稜線付近からの落石音が轟いていた。
曲:
曲までの上り坂も岩場登りなのであっという間に高度を稼いで降りた分を取り戻す。そこからの下りは、源次郎尾根の名所?でもある下降支点で、懸垂下降の技術と装備が必須となる。ザイルがなければその難易度は格段に上がるので、持っていった方がいいと思う。源次郎尾根で渋滞となる場所でもあるので、ここを直ぐに降りたければ早めに出発するべきだ。ここで先行PTに追いついたが、下降が終わりザイルをまとめるのに夢中になっているので、声を掛けて移動して貰い、ザイルダウンをコールして下降した。
持っていったザイルは8mm*60mのダブルロープで長さは一番下まで降りる為にはこれが調度いいといった所だった。50mロープでも降りきれるが、背丈程の高さをクライムダウンする必要がある。
曲〜山頂:
曲を下るともう源次郎尾根は終わりという気になるが、ここからの岩場が面白い。直登をしようと思えばそれなりのクライミングっぽい岩登りが出来る。1時間近い登りになるので、曲を下ったら休憩してもいいかもしれない。無理して登り続けても山頂は見た目より遠い。
剱岳山頂:
剱岳山頂は、お昼時のマックのレジ前かと思う程の混雑っぷり。レジ待ちさながらの「剱岳」の看板には列を成していて、順番に記念撮影をしていた。西側の祠前には看板が3枚あり、東側にも看板があってそこは1枚だった。好きな所で記念撮影すれば良いが、割り込みはいけない。
僕らみたいな源次郎尾根から登る人も居れば、北方稜線から登ってくる重装備のクライマーらが頂上で交差し、入り混じり案外広い頂上で晴天の下、昼食にしている人達もいた。山頂の看板を手にとって記念撮影をする人達はその登頂の喜びを噛締める表情で、きっと僕らも似たような顔をしていたのだと思う。
剱岳より下山(別山尾根):
山頂はそれなりに切り上げて、少し下った所で休憩し、カニノヨコバイの渋滞にハマる。ここまで計画していたコースタイムを大幅に短縮出来ていたが、ここでその清算となる。カニノヨコバイを通過するのに30分かかり、そこからも渋滞が続き結局登りと同じくらいの時間を費やしたが、好天に恵まれた景色は穂高連峰の向こうまで見渡せ、ストレスを感じる事なく、馬鹿な話をしながらノンビリの下山となった。
カニノヨコバイは思った以上に難しそうで、鎖無しの場合はホールドを見つけられず、鎖を使って通過した。これなら鎖のついていない岩場を降りた方が簡単そうに思える程だったが、鎖もアンカーもぴかぴかの新品でみんな鎖にしがみ付いて降りていた。
別山尾根の鎖場全体にいえる事だがあまりにも登られ過ぎて、岩が玉砂利のようにツルツルになっていて、びっくりするくらいホールドに摩擦がない。使い古されたジムのホールド並みなので安易に掴んで行くと手元も足元も良く滑る。渋滞にもなっているので、一見してルートが読めない所は直ぐにあきらめて鎖を使って下った。しかし皆それ程急いでいるのか、鎖場もそれぞれの間隔が短く、一人が落ちれば十人単位で転がり落ちそうな場面が何度もあった。せめてアンカーとアンカーの間くらいは降りてくるのを待って欲しい。
ガレ場などのトレースが不明瞭な場面でよくあったが、前の人の後を追って足元を見るのに必死になっている人が多く。前の人が1人間違えると、易しい道から外れてわざわざ遠回りする場面を多く見て少しだけ恐くなった。
険しい鎖場を過ぎて前剣からの緩やかに下るガレ道になると、キャンプ地となっている剣沢が良く見え始め、山頂が遠く見えなくなる。左手側を見ると、登ってきた源次郎尾根が見え、愛嬌のある二つコブに別れを告げた。
剣山荘にも人が賑わっていて昼食をとる人でごった返していた。小屋番さんが運ぶカレーライスがとても美味しそうで涎が溢れ、山行のメインイベントが終わった事に肩の力が抜けた。
剣山荘〜剣沢キャンプ場:
剣山荘からの道のりは大岩を飛び越えながら進む道で、どこからこれだけの大岩が落ちたのかと思う不思議な道となっている。滑り落ちてぽっかり空いた岩の間に落ちたら這い出るのは難しそうだ。
2日目のテント:
剣澤小屋に到着すると、富山県警の救助ヘリがバタバタと轟音を立てて剱岳をなぞるようにヘリポートに降りたった。何かあったのかと登山者達は足を止め赤いヘリコプターの様子を見ていた。救助要請があったらしく、ヘリポートで救助隊が乗込むと再び飛び立って剱岳の北側へと飛んでいった。
小屋で買ってきたビールを飲み干してまだ13時だというのにツマミ片手に1人飲み始める。予定より早く降りてきたが、これから向かう場所もなくノンビリと剱岳の姿を眺めながら昼寝したりしながら過ごした。多くの人が同じような休日を過ごす事と思うが、絶景を前に飲むビールは格別だ。
あっという間に日が沈み、二日目の夕食を取る。初日は風があって寒かったが、二日目は空に少しガスが出ていたが無風だったので長袖シャツの上にフリースを羽織るだけでそれなりに暖かかった。
この日の夕食はドライフードの中華丼にレンジでチンのご飯をぶち込むインスタント食で、米はアルファ米より少し重いが、簡単で安いし美味いので重宝している。
その日の夜も星空が美しく、1分も見上げれば流れ星が見えた。
3日目の朝:
3時起床。辺りのテントも準備に賑やかでテントの灯りが月明かりの下で色とりどりに光っていた。朝食はカロリーメイトみたいな栄養食で簡単に済まして調度一時間かけてテントを撤収し4時出発。
剣沢キャンプ場〜真砂岳:
立山までの道のりを月明かりでうっすらと見える山の輪郭をなぞるように登山道を登る。案外急な上り坂で20kgを超える装備はそれなりにきつかったが、ゆったりした行程だった為に体力は有り余っていてさっさと別山山頂までの分岐点まで登り、青みがかかってきて東の空を見ながら真砂岳に到着した所でご来光。便意に襲われて小屋までダッシュしていたのは他ならぬ私である。内蔵助山荘さんお世話になりました。外来用トイレは100円。
真砂岳〜大汝山〜雄山:
登山は登るのが楽しいが、稜線歩きはその苦しい登りから得られる報酬だと思う。鹿島槍や五竜岳などを左手側に、後方には剱岳が堂々としていて、右手側には室堂の広大な平原と、その向こうの山々を越えた所に富山の平野部を見下ろす。日本海の青みがかかった水平線が弧を描いて雲の下に見える景色が、朝日が昇るのと同時に姿を見せ、雄山から下るまではその景色が隠れることなく続いていた。
雄山もまだ時間が早いらしく、山頂の人はそれほど多くなく、これから登ってくる人が列を作っているのを見下ろせた。
雄山〜室堂:
ここからはもう早い。山頂から1時間で室堂の駅となる。雄山山頂までの道のりはガレ場だが人が多く通る為に浮いた石が少なく道を間違えなければ容易だ。落石だけ注意しつつ、登る人の道を避ければすれ違うのにそう苦労しないだろう。
室堂駅までの景色はそれはそれで美しく、降りてきたという実感がない。まだここが下界とは隔たれた秘境であって、容易にアクセスできるようになった今でも、その厳格さは保たれているように感じられた。
ご無沙汰です。
来年辺りと・・・
あっ!!
お先に行かれちゃったァww
30年前の記憶と違うので、レポは新鮮でした。
どうでもいいが、剣は、交通費がかかりすぎます。
>>MerrycocoKさん
こんばんは、ご無沙汰してます。
室堂までの交通費なんだかんだで9000円ですものね!
横着せずに黒部ダムから沢筋を歩けって事なんでしょけど今回は相方もいたのでやめて置きました。
僕も30年前の剣が見たかったです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する