記録ID: 3495330
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳 北鎌尾根
2021年09月05日(日) ~
2021年09月07日(火)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 23:17
- 距離
- 42.9km
- 登り
- 2,695m
- 下り
- 2,670m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:59
距離 20.4km
登り 1,726m
下り 758m
2日目
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:48
距離 7.5km
登り 891m
下り 1,366m
天候 | 9/5(日) 晴のち雨 9/6(月) 晴のち一時雨 9/7(火) 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あかんだな駐車場ー上高地線シャトルバス 往復¥2090 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地ー大曲:特に問題ない整備されたコースです。 大曲ー水俣乗越:急登です。危険箇所は特にありません。 水俣乗越ー北鎌沢出会:バリエーションルート。最初の下降からザレザレの長い急坂を下ります。 途中、巻道がありますが悪路に変わりはありません。 天上沢に出てからはゴロ石だらけの下りを沢に沿って降りて行きます。 所々でケルンあり。 途中、年代物の残置物が多々あり目を細めます。 また今回、途中で藪の中から唸り声と共に大きな熊が飛び出てきてこちらをチラ見してから沢を横断して行きました。 かなりビビりました。 北鎌沢出合ー北鎌のコル:この日はこれまで降った雨せいで水量が多く、右俣左股と沢が分岐してからも水量は尽きませんでした。 そのためまるで沢登りのような遡行を強いられました。 ただ上部まで水に事欠く事はなかったので、その点では助かりました。 沢の最後の詰めでコルへの分岐をあやまり悪い草つきの踏み跡を辿りコルよりも少しP7よりに上がってしまいました。 少し降りるとすぐそこがコルでした。 北鎌尾根:独標までは踏み跡明確ですが、天狗の腰掛けから独標までに一箇所踏み跡のあるザレの下降があります。迷い込みやすいので注意が必要です。 独標はトラバースと直登がありますが、今回は直登しました。 出だしが悪く簡単なムーブを強いられますが、ここを越えればあとは所々ナイフリッジになっている稜線に従って登っていくだけです。今回はお猿さんが道案内をしてくれました。 独標以降は岩稜帯の登り下りを繰り返していきます。 基本的に稜線通しです。 特に北鎌平の手前、P15辺りで千丈沢側に明確な踏み跡の巻き道が現れますが、これを辿ると北鎌平に大きく登り返すことになると思い、これを無視して稜線通しでひたすら岩稜歩きで北鎌平に辿り着きました。 北鎌平からは槍ヶ岳が目の前で登頂へのルート取りて目を凝らしますがよくわからないのでとりあえず取り付きへ進むと、残置スリングやプレートなどでわかりやすかったです。 取り付きからチムニーを繋いでいくように登っていくと山頂の祠が見えました。 槍ヶ岳ー上高地:疲れた体には長くてきつい下りです。 |
その他周辺情報 | 平湯館 日帰り温泉\600 |
写真
感想
これまで何度も計画しては悪天候で延期してきた北鎌尾根にようやくチャレンジできました。
普段のトレーニング不足から体力面での心配はありましたが、なんとか頑張り通すことができて感慨深い山行となりました。
水俣乗越の下りから天上沢の下りで熊と遭遇した時にはビビりました。
北鎌沢の登りも想像以上に長くてキツかったですが北鎌のコルでの幕営は快適でした。
北鎌尾根に乗ってからは苦しかったけど楽しい岩稜歩きと簡単なクライミングで槍ヶ岳が近付いてくるたびに感慨深いものがありました。
延期続きの計画に付き合ってくれたパートナーのyshhさんにも感謝です。
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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