福島Bコース、西駒山荘泊で木曽駒ヶ岳（西駒ヶ岳）・将棊頭山・茶臼山周回

2021年09月11日(土) ~ 2021年09月12日(日)

• GPS: 14:30
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,909m
• 下り: 1,859m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:24
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:45

6:21 コガラ登山口
6:26 6:26 福島Bコース・茶臼山分岐
7:03 7:15 幸ノ川渡渉地点
9:28 10:00 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
11:01 11:11 八合目水場
12:18 12:31 玉乃窪山荘
12:51 12:51 頂上木曽小屋
13:00 13:06 木曽駒ヶ岳
13:19 13:20 馬ノ背分岐
14:27 14:27 濃ヶ池分岐
14:30 14:30 黒沢分岐
14:46 14:53 遭難記念碑（聖職の碑）
15:06 西駒山荘

2日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 2:42
• 合計: 7:15

4:58 西駒山荘
5:07 5:40 将棊頭山
5:47 7:19 西駒山荘
7:23 7:23 水場
8:01 8:02 胸突の頭
8:17 8:31 行者岩
8:42 8:51 茶臼山
9:20 9:21 2412m地点
11:29 11:41 正沢川吊り橋
12:04 12:04 Ｂコース登山口
12:08 12:08 福島Bコース・茶臼山分岐
12:13 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゲストハウスヒルトップのさらに奥にコガラ登山口の駐車場有
トイレ、登山届BOXあり

コース状況／危険箇所等

・初日は福島Bコースの幸ノ川の渡渉、2日目は茶臼岳から下山して正沢川の渡渉があるため、前日に大雨で川の増水がある場合は渡渉できない可能性あるため注意。
・茶臼山からコガラ登山口への下山は5合目以降笹は刈られていたが斜度が急で歩きにくくコースタイムはまけない。

その他周辺情報

【宿泊先】
西駒山荘：TEL [phone]
�．ぅ鵐福璽掘璽弔�シュラフ、枕カバーの持参
�▲肇ぅ譴老搬咼肇ぅ譽屐璽垢里澆如�男性は大の時のみ、女性は大・小共に携帯トイレ袋が必要。トイレ袋は小屋で配布してくれる。通常トイレはなし。
��水は自分で小屋前の水場で汲む必要あり。夕方から発電機運転時は山荘前の蛇口も使用できるが、朝は出ないので注意。
＊宿泊は完全予約制。キャンセルおよび、予約内容の変更は予約日当日の午前中までに連絡必要。宿泊当日の正午１２時過ぎのキャンセル、並びに連絡なしの不着はキャンセル料として１名につき２，０００円。
https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/nishikoma/

【日の出/日の入/月の出/月の入】
9/11　5:26/18:01/9:46/20:36
9/12　5:27/18:00/10:58/21:15

【下山後の温泉】
◆駒の湯： 日帰り入浴可能(自家源泉の鉄鉱泉、薬草露天風呂)、日帰りの食事可能(昼:11:30-14:00 (LO13:30)、夜:17:30-20:00 (LO19:30))
　営業時間：AM11時〜PM10時
　入浴料金：大人700円／子供400円（3歳〜小学生まで）（税込・タオルなし）
　https://komanoyu.com/

◆せせらぎの四季：日帰り温泉(天然炭酸泉)、食事処は休業中
　営業時間：午前10時〜午後9時まで（最終受付：午後8時30分）
　定休日：毎週水曜日（祝日の場合は営業）
　入浴料金：大人700円／小学生350円（小学生未満無料）
　http://www.kiso-spa.com/

【下山後の食事】
◆道の駅日義木曽駒高原の近く：洋食レストラン「aalto kitchen」、イタリア料理店「チェロブルー」
◆木曽福島駅周辺：焼肉店「むつみ食堂」、元祖牛乳パン「かねまるパン店」
◆道の駅木曽福島：定食屋「お食事処　木曽市場」

写真

9/11 6:21

コガラ登山口の駐車場
トイレあり

9/11 6:21

登山口に登山届BOXあり

9/11 6:25

オンタデ？

9/11 6:25

この度は反時計回りで周回します

9/11 6:36

サラシナショウマ？

9/11 6:42

登山者はこのチェーンを越えて行きます

9/11 7:02

幸ノ川の徒渉

幸ノ川の徒渉は石伝いで濡れずに渡れる

9/11 7:05

対岸から振り返って

9/11 7:07

こちら側も難なくクリア

9/11 7:07

川を渡ると一気に斜度が急になる

9/11 7:08

木曽福島側は裏駒ケ岳と呼ばれているんだぁ

9/11 7:09

マムシソウの実

9/11 7:22

こまめに道標あり

9/11 7:33

カニコウモリ
こんなに花が開いているのは初めて見た!!

9/11 7:35

苔〜♪

9/11 7:37

マイヅルソウの実

9/11 7:37

振り返って登山道脇の大きな岩

9/11 7:39

松の実？
バラの花みたい🎵

9/11 7:49

不安定なハシゴ

9/11 7:51

4合半目で右手奥に力水あり

9/11 7:53

力水(この水美味しかった☆)

9/11 7:55

力水の標

9/11 7:55

ナルコユリの実かな？

9/11 7:57

ロープあり

9/11 7:57

アキノキリンソウ

9/11 7:57

エゾシオガマ

9/11 8:20

キノコ色々

9/11 8:21

5合目直前？

9/11 8:21

5合目

9/11 8:52

6合目

9/11 9:01

休憩に適した広場

9/11 9:15

ヤセ尾根の先に・・・

9/11 9:16

見晴台

9/11 9:16

見晴台
この大きな岩の上に右手から登れる

9/11 9:17

見晴台からの景色
残念ながら曇って遠望はなし

9/11 9:17

木曽駒ケ岳山頂付近もガスがかかっている

9/11 9:21

大きな岩場を横目に進み

9/11 9:23

この木の橋を渡ると・・・

木曽駒7合目避難小屋が現れる

9/11 9:26

外は小雨が降っており、中は綺麗で腹こしらえはここでさせてもらった

9/11 9:26

奥の部屋は靴を脱いで
2階もある
綺麗にされている、ありがたし☆

9/11 9:59

外のトイレは右の冬季用のみ使用可

9/11 9:59

ヤマハハコ

9/11 10:00

7合目避難小屋の前で分岐

9/11 10:00

この度は右手の麦草岳へは行かず左手のルートで木曽駒ケ岳山頂を目指す

9/11 10:06

9/11 10:07

あまり目立たないがお花畑だったよう

9/11 10:07

アザミ

9/11 10:08

トリカブト

9/11 10:10

意外としっかりしている

9/11 10:12

タムラソウ？

9/11 10:14

ブルーベリー？

9/11 10:18

足場の狭いトラバース

9/11 10:29

巨岩!!

9/11 10:29

⁉

9/11 10:32

視界が開ける!!

9/11 10:33

庭園のよう🎵

9/11 10:34

紅葉も綺麗だと思われる☆

9/11 10:35

青空はいない・・・

9/11 10:37

7合半、山姥岩
雨宿りできそう

9/11 10:44

足場がやや崩れているのでロープも張ってあるが注意箇所!!

9/11 10:48

岩を巻くように梯子を渡してある

9/11 10:49

振り返ってこんな感じ

9/11 10:55

梯子は壊れており手前のロープを補助に利用

9/11 10:56

シラタマノキ

9/11 10:59

やや沢になっている

9/11 11:02

8合目

9/11 11:07

ブルーベリー

9/11 11:07

ナナカマドの実が赤くなって秋の気配☆

9/11 11:11

ヒョウタンボクの実

9/11 11:22

サイド視界が開ける

9/11 11:23

チングルマの綿毛

9/11 11:27

唯一綺麗に花がついてたダイコンソウ

9/11 11:28

？

9/11 11:28

ミヤマホツツジ

9/11 11:47

ウメバチソウ

9/11 12:02

人工物登場

9/11 12:17

玉ノ窪小屋

9/11 12:18

営業してませんでした

9/11 12:30

玉ノ窪小屋を過ぎて木曽駒ケ岳山頂へ向かう途中にあり

9/11 12:33

9/11 12:50

9/11 12:51

9/11 12:59

9/11 13:03

9/11 13:04

9/11 13:05

9/11 13:10

9/11 13:14

9/11 13:40

9/11 14:14

9/11 14:18

9/11 14:22

9/11 14:24

9/11 14:27

9/11 14:53

9/11 14:59

9/11 15:02

9/11 15:05

9/11 15:06

9/11 15:07

9/11 15:08

9/11 15:08

9/11 15:18

9/11 15:29

9/11 17:37

9/11 17:37

9/11 17:38

9/11 17:42

9/11 17:51

9/11 17:51

9/11 18:09

9/11 20:36

9/12 3:21

9/12 3:27

9/12 3:30

9/12 3:33

9/12 3:42

9/12 4:59

9/12 5:07

9/12 5:09

9/12 5:10

9/12 5:10

9/12 5:15

9/12 5:16

9/12 5:25

9/12 5:32

9/12 5:37

9/12 5:40

9/12 5:40

9/12 5:56

9/12 6:33

9/12 6:33

9/12 6:36

9/12 7:15

9/12 7:15

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9/12 7:50

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9/12 7:55

9/12 7:55

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9/12 8:00

9/12 8:00

9/12 8:03

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9/12 11:00

9/12 11:04

9/12 11:18

9/12 11:23

9/12 11:30

9/12 11:31

9/12 11:31

9/12 11:33

9/12 11:39

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9/12 11:59

9/12 12:03

9/12 12:04

9/12 12:05

9/12 12:10

9/12 12:12

9/12 12:39

9/12 14:11

9/12 14:24

9/12 14:39

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

dolce

中央アルプスで気になる山小屋「西駒山荘」。
行くことを決めた後、8月26日に西駒山荘のFacebookで大正2年の学校登山で大量遭難事故が発生したことで、西駒山荘ができたと知った。
木曽駒はロープウェイのある伊那側からのアプローチが主流だろうけど、今回はあえて木曽側から。クラシックルートの桂小場からのルートも捨てがたかったものの、8月の大雨で登山口までの道が一部通行止めだったため、予定通り木曽側の福島Bコースで。
木曽駒まで会った方は10名程度でとても静かな山歩き。前日までの天気予報とは裏腹にガスと霧雨に包まれて黙々と登り続けるのみ！途中の7合目避難小屋も綺麗で快適そうでした。
木曽駒山頂に着くと一気に人が増えてビックリ。賑やかな山頂でした。
景色もないし、寒いので早々に山頂を後にして馬ノ瀬へ。眠気と風と戦いながら歩いて行くと、八合目分岐手前から青空が少し出てきてくれるように。将棋頭山への稜線が姿を現しテンションが上がる⤴
しばらく行くと遭難記念碑が。なぜ「記念碑」という言葉を使ったのか不思議に思ったけど、事故のことを忘れないという意味が込められているとのこと。
ほどなく西駒山荘に到着。
2013年に建て替えられた小屋は、いい木材が使われ、香りもよく落ち着けます。石室も中はとても綺麗で薪ストーブもあります！
1人で切り盛りしている小屋番さんは「聖職の碑」の当時の台本を見せてくれたり、色んなお話しをしてくれ、このアットホームな雰囲気がとても心地よく過ごせて感謝です♪夕食のカレーも絶品でした😋
夕食後は天体望遠鏡で土星や木星も見せてくれて、さぁいよいよ星空か？と思ったらガス〜〜。ようやく3時頃に星空に🌟

2日目、ご来光を見に将棋頭山へ。ただ雲に覆われ不発😢粘っていたら、北アルプスや浅間山辺りは雲が切れて見えるように。お天気良くなりそう。
朝食を食べたら出発。西〜北はすっかり晴れてきて上機嫌。少し色づき始めた木々の間を抜け、行者岩へ。岩遊びもできる（やらないけど）小屋番さんおすすめのお昼寝スポット(笑) 御嶽山や北アルプス、木曽駒の眺めを堪能！
茶臼を過ぎると、一気に樹林帯の下りへ。5合目まではゆるい下りで快適。そこから先は笹の急坂を下るので神経擦り減る。。。その先に最大の難関が！
正沢川の渡渉！小屋番さんに少なくても膝程度の渡渉になるよ、と言われていたポイント。みんな渡渉ポイントを探してるけど、1週間前くらいのレコでたしか丸太を渡ったと書いてあったなぁ、と思って、一人で丸太に乗ってみたら、お！行けそうじゃん🎶とスイスイ渡れて一件落着。渡渉嫌いの私には神の存在でした(笑)

次はクラシックルートで再訪してみたいな〜。

komorin97

2年くらい前だろうか、山仲間で木曽駒ヶ岳に桂小場という登山口から登っている記録を見て、ロープウェイ以外でのアクセスに関心を持った。
調べてみると登山口から自分の脚で登るクラシックルートと呼ばれ、1756年8月に、高遠藩の領地検分登山の記録で桂小場から将棊頭山〜木曽駒ヶ岳を経て権現山コースを下った記録があるよう。明治時代以降は地元の中学生の集団登山も行われ、木曽駒ヶ岳から千畳敷へ縦走が今にも受け継がれているよう。
伊那市内から見るとちょうど将棋の駒に似ているようで将棊頭山を前衛に木曽駒ヶ岳がある。

その後も知人が何人かアタックしているのをみているうちにますます興味が膨らむ中、今年の夏、西駒山荘に泊まった知人がいて、小屋の雰囲気、小屋番さんの感じ、そしてロケーションが良さそうな感じが伝わってきて是非絡めて行きたいと思ってたところ、いつものメンバーも便乗してくれることになり決行。

計画書を作成してみると、予約の取れた西駒山荘泊を中心に行程を考えたところ、桂小場から西駒山荘、将棊頭山だと日帰りで行けてしまうため時間を持て余してしまいそうで😅
車の回収も考えて地図を眺めていたところ、西側からアクセスするとちょうど周回できてコースタイム的にも手頃な感じのルートを発見‼️
小屋を予約時に計画のルートを話すと大雨の後は徒渉が大変かもしれないと言われたが、この福島Bコースも歴史上有名な木曽義仲の縁の地が多い木曽福島側の木曽駒高原から登る歴史あるルートでロープウェイが出来るまでは人も多かったよう。

未知のルートの上に徒渉があると言われ今までのレコから状況確認してみたところ、2日目の行動時間が短い反時計回りが多く、中には日帰り周回の記録も多い。
前回の越百小屋泊の時といい、途中の急な斜面と2日目の茶臼山から下山時5合目以降の笹漕ぎ、笹が刈られてても足元が見えない時もあって歩きにくいらしい😅
そういう情報を踏まえて覚悟していたからか、実際は初日の徒渉は岩飛びで、2日目の徒渉は壊れた橋の丸太が使えて濡れず、茶臼山から下山時5合目以降も笹は刈られていたのかルートがちゃんと見えており、多少歩きにくく笹を掴もうとしたら棘のあるアザミであったのには閉口したが、何とか無事に下山👍

西駒山荘の小屋番さんはシャイな感じの中にも話好きな感じで、大正2年の遭難事件が映画化された時の台本やその関連の話をはじめ、消灯前には小屋の天体望遠鏡で木星と土星を観せていただいたり。山を降りている時は麓の酒蔵で杜氏をされてるらしく、その酒蔵の日本酒を扱っておられたので味比べで置いてた3種類とも仲間と共に味わったり🍶

初日は途中雨も降ったが小雨ですみ、夜は雲が掛かる時もあったが満点の星空や惑星も観ることができ、想像以上に楽しい山行となった。

次回は桂小場から将棊頭山へも計画したいと思う☺️

osaka1976

前回の越百山、南駒ヶ岳周回に続き今回は中央アルプスの北部へ。
だいたいこのメンバーで向かうエリアは自分にとってほぼ未踏の地のため、何があるのか楽しみに歩いてます。
小屋番で杜氏でもある宮下さんからいろんな話を聴かせていただき、天体望遠鏡を使っての観測など日常では味わえない体験ができて登山プラスαで楽しめました。
今回のkomorinさんのチョイスに感謝😊
SHINさんは西駒岳の遭難事件のことをよく知っていたことにも驚きだった。
なんと言っても下山の渡渉は思いの外、足場として組まれていた木がしっかりと組まれていたので、ちょっと拍子抜けに。誰ひとり濡れることなく山行を終えられました。

コメント

うえはる

dolさん、みなさんこんばんは　中アしみじみですね
自分、しばらく中アには行けてませんが、西駒山荘の信濃錦を呑む会にはよく行ってました。山荘で頂く素敵なお酒とフレンチがたまらない時間でした
また、聖職の碑もしっかりと読んでいろいろ考えながら登山道を歩いたことを
思い出します
また行ってみたいなーとレコ見て思いました
ありがとうございました

dolce

ueharuさん、こんばんは〜。
コメントありがとうございます🎶
木曽側から登るメジャールートではない中央アルプス第2弾(笑) 人が少なくていいですね！

ueharuさん常連の山小屋なんですね✨
｢信濃錦を呑む回 ｣｢フレンチ｣
なんですか、その楽しそうな響きは〜？
※私はお酒飲めないんですけどね･･･
｢聖職の碑｣は読んだことがなかったので、今度読んでみようと思います。読んでからいくべきでしたね。映画も超豪華俳優陣が出ているから見てみたいですね！
来年は｢西駒んボッカ｣に出てみようかな〜😆