南岳〜槍ヶ岳テン泊縦走 地震に遭遇も無事に戻れて良かった
- GPS
- 20:35
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 2,146m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:56
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:41
天候 | 9/19 台風一過の快晴☀ 稜線には14時くらいからガスが湧いたが、ちょうど日没頃に晴れた 9/20 晴れのち曇り 朝は快晴、稜線は朝9時くらいからガスが湧き始める、午後は曇り 9/21 快晴☀️ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】上高地11:30−(バス)→12:35新島々12:48−(電車,代行バス)→13:33松本−(JR特急)→16:24新宿、2,710+6,520=9,230円 電車上高地線は8月の豪雨で橋が傾き、松本ー新村駅間は代行バス運転なので要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【天狗のコル〜天狗原稜線分岐】 ・標高差300m弱の岩場の急登でかなりきつい 後半は2段ハシゴやクサリ場あり、高度感があり特に下りの方が注意が必要かも 【南岳小屋〜槍ヶ岳】 ・南岳小屋から中岳までは気持ちの良い稜線だが、天狗原稜線分岐の少し先に岩場のトラバース箇所があり、短い区間だが注意が必要 ・中岳から大喰岳への下り口は2段ハシゴなど岩場の急降下 ・槍ヶ岳の穂先はクサリやハシゴ続出で意外と手強い |
その他周辺情報 | 上高地アルペンホテル ・9:30〜11:30外来入浴可(午前中に開いてるのはここだけ)、入浴料1,000円 ・登山者は乾燥室に荷物を置き、靴をスリッパに履き替えて2Fの浴室へ行くシステム ・洗い場は5つ、湯舟は比較的コンパクトだが、コロナで入場制限してるので、ゆったりと入れる 午後なら小梨の湯(HPでは日曜のみ営業とされているが、多客期の土曜や祝日は不定期で開けているようなので電話確認が無難)か、上高地温泉ホテル(ここは常時営業のようだが、バスセンターから少しだけ遠い) |
写真
感想
シルバーウィーク前半の3連休は、緊急事態宣言下の都外移動自粛を省みず(小池知事ごめんなさい)、上高地行きの夜行バスを早くから予約していた。(-_-;)
連休初日は勢力復活した台風14号の影響で荒天となったものの、予備日を設定し有休を取っていたので、1日ずらすだけでほぼ予定通りに出かけることができた。コロナ禍の宣言下ではあったが、翌日以降の好天がほぼ約束されていたためか、夜行バスは全席埋まっており、掟破りの多少の後ろめたさも吹っ飛んだ。(人手が増えているのはこんな心理状態かな?)
さて、今回はなんと言っても地震。南岳小屋の獅子鼻でまさかの地震に遭遇し、目の前で巨大な岩塊が落下したり、夜にも余震が頻発すると遠くで落石の轟音がするのを耳にしたり、こんなことも起こるのだという良い経験をさせてもらった。
南岳小屋はご存知、大キレットの玄関口で、そちらへ向かう登山者がたくさん泊まられていた。地震直後の日没を狙って獅子鼻へ来られた多くの方々と話す機会があったが、翌日に大キレットへ向かう方が多く、皆さん明日行くべきかどうかを悩まれていた。確かめたわけではないが、大キレットを泣く泣く諦めた方が多い反面、一部の方は決行されたようだった。幸運にも、翌日には余震が少なかったので、大キレットへ向かわれた皆さんも無事に縦走を達成されたことでしょう。
私も槍ヶ岳穂先が登れるか不安を抱えながら、予定通りの縦走をしたが、途中ですれ違った方に「穂先は問題なし」と聞いて安堵しつつ、北鎌尾根で遭難者あり、ヒュッテ大槍への東鎌尾根が通行止めなどのニュースを聞き、地震の影響の大きさを改めて思い知らされた。
とはいえ、地震遭遇にもかかわらず無事に下山できたこと、3日間好天続きだったこと、前回立てなかった槍ヶ岳の穂先に登れたことに対し、神仏に感謝したい。
一方で、7月に北海道へ行ってから痛みだした左膝がなかなか完治しない。先月の南アでは歩いている際に感じなかった痛みが、今回は下山途中から痛くて、歩くスピードを上げられなかった。最近は重いテント装備を担ぎ続けているので、膝が悲鳴をあげているようだ。完治するとは思えないが、医者に見てもらおうかな?!
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