奥工石山・稲叢山 四国の山巡りその2
- GPS
- 03:45
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 624m
- 下り
- 624m
コースタイム
08:45登山口
09:45奥工石山山頂10:00
10:40登山口
【稲叢山】
13:50登山口駐車場
14:45稲叢山山頂15:00
15:40登山口駐車場
天候 | 小雨後曇り後時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高知自動車道「新宮IC」降車、 県道5号線で「立川」集落を目指し 林道に入り、立川川に沿って道なりに行くと 右側に登山口となっている神社の鳥居と避難小屋、 トイレ、駐車場所があります 【稲叢山】 国道439号線で、土佐町に向かいます 「郷ノ峰トンネル」手前で右折、「瀬戸」集落を目指します 瀬戸川渓谷を過ぎ、愛媛県に抜けるトンネル手前に 駐車場と登山口があります トイレはありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
【奥工石山】【稲叢山】 共に登山道に危険箇所はありませんが、 山頂は切り立った岩峰ですから、転倒、滑落にご注意ください |
写真
感想
四国の山旅二日目は、「三嶺」を計画していました。
前夜半から、絶え間なく雨が降り続き、天気の回復が見込めそうもないので
少しでも雨の降らない地域の山へと、計画を速やかに変更し「奥工石山」に向かいました。
CLの超人的な決断力、判断の素早さに、いつもながら敬服です。
車は祖谷渓に差し掛かりました。
ついでですから「かずら橋」を見学する事になり、早朝の静かな橋を見学。
すぐ近くにあった滝は、物凄い音を響かせ、実に迫力があり見事でした。
百名山を歩いている頃、帰路に「かずら橋」を訪れているのですが
すっかり記憶がなくなっていて、近くにこんな勇壮な滝があったのも驚きです。
高知自動車道に乗ったのは、ちょっと遠回りになってしまいました。
「立川」集落からの林道は、記録でダートと分かっていましたが、
普通乗用車はお腹をしばしばこすってしまいそうな、ハードな道。
登山口にはとても居心地よさそうな避難小屋があり、前夜泊にはもってこいです。
小雨が降っていて、傘をさして鳥居の登山口から登山開始。
植林帯の急なガレを抜けると大きな岩の重なる急坂道になり、尾根に出ました。
次第に雨も上がり、少しずつ紅葉の始まった雑木林が明るい雰囲気。
いきなり目前に現れた巨岩を右に回り込み、ひと登りすると
鋭い岩峰「立川工石山」山頂に到着です。
切り立った岩ですので山頂を歩く時は滑落にご注意ください。
「奥工石山」は更に尾根を行った場所に三角点がありました。
四国に五つある一等三角点百名山の一つです。
四国の日本百・二百・三百名山の山名はかろうじて覚えていましたが、
「奥工石山」とか「不入山」「稲叢山」「二ノ森」など初めて聞く名前の山は
滅多に来ることのできない山ですから、今回御一緒させていただけて本当に幸運です。
朝食を「奥工石山」の気持ちの良い山頂で摂った後、
雨上がりの気持ちの良い尾根道を戻ります。
とても小鳥の多い山で、ひっきりなしに様々な小鳥の鳴き声が聞こえていました。
また、岩の隙間から流れ出る名水もあり、雰囲気のとても良い里山。
一人の登山者にも会わず、ひっそりと静かなのも好印象です。
さて今日も欲張って二山目の山に向かいます。
二山目は「稲叢山」、稲村とも書くようですが他にはない山名ではないでしょうか?
この山も一等三角点百名山ですから本日二つ目。
国道から分け入る先の道の距離が長くハードで、四国の山は運転が大変です。
稲村トンネル脇には広い駐車場があり、車は皆無、真ん中に堂々と停めて出発。
尾根までは僅か、西門山との分岐点になっていて、稲叢山は左へ尾根に沿って歩きます。
この山も雑木林の明るい里山の雰囲気、ただ山頂は大岩峰でしたから
「奥工石山」と似た感じの山と言えるでしょう。
次第に晴れ渡り、彼方の山々が姿を現し始めました。
ゆっくり展望を楽しんだ後、快調に下山。
二日目にして計画が変更になってしまったので、
これからどうしようかとCLは散々悩んだ挙句、
明日は「不入山」と決め、日暮れの早まった道を四万十川源流の碑を目指します。
(つづく)
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