牛奥ノ雁ヶ腹摺山
- GPS
- 06:24
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 876m
- 下り
- 864m
コースタイム
8:02 黒岳
8:17 白谷丸
(昼?寝)
10:00 白谷丸出発
10:34 川胡桃沢ノ頭
11:08 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
12:36 大峠への分岐
13:15 大峠駐車場
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠から黒岳へのルートが最初少し急登です。 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の前も急登です。 どちらもそんなに永くは続かないので、全体的に問題ありません。 黒岳〜川胡桃沢ノ頭あたりがちょっと倒木や岩があってアスレチックな道ですが、楽しい感じで危険はありません。 |
写真
感想
以前6月に雁ヶ腹摺山に登ったときに、向かい側の黒岳側の尾根に開けて眺めのよさそうな場所を発見していたので気になってましたが、いつもは単独行でも今回はそこに調査団を組んで現地調査することに。
といっても、ただ二人で行っただけだけど。。。
あとついでに、秀麗富嶽十二景のひとつ、牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで足を延ばしてみましょう。
6時過ぎに大峠駐車場に到着。その時点で4〜5台駐車あり。気温は8〜9℃。
もう結構寒くなりましたね。
6時半過ぎから登りはじめ、今回は雁ヶ腹摺山と反対側に登ります。
いきなりの急登が始まります。
1か月ぶりで、ちょっとこのコースなめてたのでびびりました。が距離がないのでほどなく平坦になったりまたちょっと急な坂があったりを繰り返していく感じです。
木々の間から左側に富士山のシルエットが見え始めます。
今日は上からきれいに見えそうだな〜
赤岩ノ丸の手前くらいに、富士山が正面に見える展望スポットが一か所あります。
赤岩ノ丸は特に展望もなく、ふむふむって感じ。
そこから黒岳へのルートに戻るあたりがちょっと登山道がわかりづらくなってて、純粋に黒岳へのルートから赤岩ノ丸へ登ったちょっとだけの道を戻るのが正解。
赤岩ノ丸からけもの道か誰かのふみ跡かを追っていくと、道がなくなり?ってなります。が、斜面を少し下がれば倒木なんかでわかりづらいけどルートに戻ります。
ほどなく尾根の分岐地点にでます。
とりあえず左折して黒岳を目指します。
すぐに黒岳山頂。
うん、とくに展望もなし。ここは秀麗富嶽十二景でもないし、まあ納得。
気になっていた開けた場所へ進みます。
たぶん黒岳から湯ノ沢峠側にちょっと行ったところだと思う。
ただ、黒岳から結構な下りです。
また登り返すのヤだな〜
行く?いがない?
まあせっかくだし時間もあるからいぐか〜
と、てくてく下ります。
樹林帯で全く見通しがないので、ほんとに開けた場所があるのか?ぜんぜんありそうにないんだけど。。。。
うーん、間違ったかな〜?
まあまあ高度を落とすと、不思議にちょっと広い空間がコルの部分にあって「黒岳の広葉樹林」って看板があります。
広い空間のコルからちょっとだけ登り返すと白谷丸で
「キタんじゃなーーーい!コレ!!」
と、いきなり視界が180°広がる場所に飛び出ます!
視界なしから飛び出て、この爽快感ったらないですね!黒岳の樹林帯から全く想像のできない展望と解放感!
今日は雲ひとつなく、朝で気温もまだ低くてかすみもすくなくって最高の展望!
もう一人の隊員もご満悦。
二人で風景写真撮りまくり!
左から
雁ヶ腹摺山〜姥子山、奥には三頭山
中央道や相模湖も見えます。
朝方は、遠くの山、たぶん赤城榛名あたりか日光あたりの山も遠くに見え、横浜のランドマークタワー、たぶん相模湾あたりも見えます。
あれが笹尾根かな〜?
丹沢山系も見えますが、この角度から見るのは初めてでどれがどれだか?よく分からん。
リニアの実験線、あれは御正体山かな?
自分のいる、南大菩薩嶺の稜線もきれいに見えます。うちどれかが三つ目の雁ヶ腹摺山の、笹子雁ヶ腹摺山かな。
稜線の延長にアンテナのある三ツ峠山
富士の裾野の奥に、愛鷹山系
ひろーい裾野を従えて、富士山がどーーーんときれいなシルエット!
やっぱり富士山は見る山だな〜
登ったことないけど。。。。
富士山の右側には、毛無山らへんかな?身延の山系かな?
そこから右に南アルプスの連峰がずーーーーっときれいに見えます。
すごい!南アルプス全部入り!って感じです。
特に綺麗なのが
仙丈ケ岳〜北岳
ここは異彩を放ってますね!
あとはやっぱり
甲斐駒ケ岳
この山容はどこから見てもかっこいい!男性的!
鳳凰三山も見えてると思うけど、どれがどれだかちょっと同定できない。
甲斐駒ケ岳の右奥には、御嶽山か乗鞍岳かの高い山が見えます。
さらに右にふると
茅ヶ岳〜金ヶ岳
のニセ八つ。
その奥に本物の八ヶ岳!
八ヶ岳も本当にきれいに見えて、赤岳の荒々しさがかっこいい!
その右には、五丈岩をちょこっと乗っけた金峰山から国師ヶ岳の稜線。
この180°パノラマです!
素晴らしい解放感!
風もおさまってきて超快適!ススキもきれいです。
今日はもうここでいいかな〜といいつつススキ原で昼?寝。
1時間くらいゆっくり過ごして、黒岳に登り返し、一応牛奥ノ雁ヶ腹摺山に向かいます。
黒岳〜川胡桃沢ノ頭までは、樹林帯ですが空が近くてちょっと岩や倒木があって楽しいアスレチックコースです。
木々の隙間から、石尾根方面や大菩薩嶺方向の山が見えます。
この道は楽しいです。おススメ
川胡桃沢ノ頭は、ぱっと開けて富士山の展望、南アルプス方面の展望が得られる気持ちのいい場所です。
高いアンテナを立てて無線をやってる人がいました。
そこから樹林帯に再び入ってぐんぐん高度を下げます。
下がりきったコル部が笹原になっていて、またぱっと開けて気持ちのいい場所です。
右に奥多摩方面、左に甲府方面が見えます。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 に登り返しです。
ちょっと急登ですがじっくり行くとニセピークに二度ほどだまされた後、牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂にでます。
また、富士山がみえていい眺めです。
さすが秀麗富嶽十二景ですね!
でも立木がちょっとあって、解放感は白谷丸にはおよびませんね。
帰りは来た道を引き返しました。
大峠への下りはちょっと急で、足が疲れます(汗)
白谷丸〜川胡桃沢ノ頭〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山らへんはとても気持ちいい道でした。
マイナールートなのでなめてましたが、とても気に入りました。
また春に行って、雪のかぶった富士山を見ようと思います。
ちなみに白谷丸だけなら湯ノ沢峠から行くのが一番お手軽ですね。
ファミリーなどピクニックにちょうどいいです。
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