千丈敷→濃ヶ池→木曽駒ケ岳→宝剣岳(紅葉真盛の濃ヶ池)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 721m
- 下り
- 724m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
・ 計画していた『上高地→西穂→ジャンダルム→奥穂高→槍ヶ岳→上高地』は、台風などの天候不良の予報の為延期、代わりに紅葉真っ最中の山として『木曾駒ヶ岳→宝剣岳』山行にしました。
・ 特に紅葉の綺麗な“濃ヶ池”コースを組入れました。
・ 駒ヶ根ICからから10分程でバスの発着所である菅ノ台の駐車場に到着。 まだかなり空いていました。
・ 駐車料金1回500円を払い、登山の支度をして、切符売り場でバスとロ−プ−ウェイの往復切符を買い求め(3,800円)、臨時バスが随時出ており待たずに乗車。
・ 約30分ちょっとで標高1661mしらび平駅に到着。 ロープウェイも増発しており待たずに乗車、8分で千畳敷に到着。
・ すぐにロープウエイに乗車。 週末は1時間以上の待ち時間だそうです。
・ さすが日本一の標高差のロープウエイ、眼下には錦の紅葉した深い原生林が広がって見え、一気に千畳敷に到着。
・ 出口側から外へ出ると、眼下に眩しく光る神々しい雲海が広がった光景を眺め駒ヶ根市も見えましたが、南西側は暑い雲に覆われ残念ながら宝剣岳を始めとする南アルプス連山は見れませんでした。
・ 登山口側へ進むと、紅葉した千畳敷カールのパノラマが見れましたが、中腹以上はガスの中で残念ながら観光写真のような綺麗な写真は撮れませんでした。
・ 皆記念写真を撮っていました。
・ 登山届用紙に記入、提出後、すぐ横の信州駒ケ岳神社に安全登山を祈願し、晴れている下界方面の“農ヶ池目指し、出発。
・ 千畳敷駅からは、しばらくはゆるやかな道で、観光客で込み合うなかを千畳敷を一周する散策路を進み、八丁坂の分岐に到着。
・ ここからは登山道となり、乗越浄土までは八丁坂の九十九折れ登りが続く。
・ 前回登頂の8月上旬は、高山植物の花のシーズン時期で、多数の花が咲いてたのでジックリ写真撮影しながらの登山でしたが、今日は曇り空の為綺麗な写真撮影が出来ないので、晴れるのを期待しながら、やや急なジグザグ登山道を登る。
・ 宝剣山荘から、農ヶ池への分岐を右へ下る。 下界方面は晴れて紅葉した山肌が綺麗でした。
・ 千畳敷や乗越浄土の混雑に比べ、こちらのルートは閑散としています。
・ かなり高度を下げていくと鮮やかな真っ赤に紅葉したナナカマドの群落があり、感激です。ただ上空が雲に覆われ日差しがない為、鮮明度がイマイチなのは残念。
・ 鹿の。
・ 駒の池は、砂堆積で消失状態、鹿の食害の撮影用カメラもあり、環境の変化に留意、更なる対応が求められるようです。
・ 登山道を更に下って、ようやくやや大きめの農ヶ池に到着。
・ 馬ノ背方面の紅葉した山肌と山並を鏡のように湖面に写した風景写真を撮るため、日が差すのをジックリ待ちましたが、1時間待っても雲がとれそうになく出発。
・ 分岐点まで更に下って、馬ノ背→駒ケ岳へ向う。 ここは学校山岳遭難新田次郎さんの「聖職の碑」の舞台。
・ 「聖職の碑」 〜 大正 2年に中央アルプスの木曽駒ヶ岳へ修練登山に出かけた地元の中箕輪尋常小の生徒が遭難し、結果として 11名が亡くなるという事故。
・ 馬ノ背登山道からは、下界の農ヶ池や周辺の紅葉した風景を味わいながら、緩やかな歩き易い道を登る。
・ アップダウンを繰返し、最後のやや急登を進むと、広い山頂の木曾駒ヶ岳に到着。 賑わってました。
・ 残念ながらガスで何も見えす、風下側で休憩後、中岳経由で宝剣岳へ向けて出発。
・ 中岳へは直登を進む。 巻き道は「危険」の標識、悪天候時や初心者は危険。(中岳直行コースは30分、巻き道は25分)
・ やや狭い岩原状の中岳山頂で小休止後、宝剣岳へ向けて出発。
・ 宝剣山荘でトイレに寄ってから、山荘前の宝剣岳への岩稜の急登を登る。
・ 一向に晴れそうもない空模様なため、宝剣登山者もほとんどいません。
・ 要所にはクサリがあり、最後は山頂直下を巻込むように回り込み、難なく頂上に到着。
・ 山頂直前でようやく3名グループに会えたので、宝剣岳の尖った先、ほんとうの山頂である垂直に近い大岩に登って、記念撮影を頼みました。
・ 甲斐駒ケ岳の頂上の大岩よりは簡単に登れましたが、足の短い人は降りるときにサポートが必要です。
・ ピークへは、2段目までは踏み場がありますが、最後は充分なホールドがないので、慎重に岩の突起部分を掴み、這い上がりました。一人が立てるだけのスペースしかなく、高所恐怖症の人や、足の短い人、強風時は上げれないと思います。 降りる時も、しっかり岩を掴んで足が着くのを待ってからゆっくり手を離し、最後まで気合いを入れておきましょう。
・ 極楽浄土方面への下山ルートには、○と×の白ペンキマークが、充分すぎるほど多数あり、安心して下山できました。
・ 下山路もクサリ場がありましたが、特別危険な個所はありませんでした。
・ やがて極楽平に到着。 7〜8月にはお花畑になるようで、次回は花のシーズンに訪れたいです。
・ 千畳敷に近づくと、観光客が多数。 平日でやや早い時刻で、混雑緩和のため現在9分間隔の連続運行とのことで、待たずにロープウエイに乗れました。 週末は整理券を発行し、3時間待ちになるようです。
・ しらび平から菅ノ台への連絡バスもまったく待たずに発車、駐車場に到着。
・ 今回も“こまくさの湯”には入らず、我が家に直行。
・ 今回は紅葉の真っ最中でしたが、天候に恵まれず、満足する写真は撮れませんでしたが、それなりに素晴らしい景色を堪能でき、大自然の高密度な純化されたエネルギーを充電でき、良き山旅となり感謝です。
【注意箇所】
・ 中岳の脇道と、宝剣岳への岩稜は初心者は注意が必要。 降雪・凍結時は非常に危険と思われます。
・ 宝剣岳へのルートはクサリ場が多く、足元も滑りやすいので注意が必要。
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