初南ア南部へ♪でっかかった!荒川三山〜赤石岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,853m
- 下り
- 2,853m
コースタイム
椹島 09:15
10:12 鉄塔 10:08
11:02 小石下
12:10 清水平 12:30
14:15 駒鳥池 14:20
15:00 千枚小屋
2日目
千枚小屋 04:55
05:40 千枚岳 06:00
06:40 丸山
07:07 悪沢岳 07:17
07:40 コル
08:20 中岳 08:25
09:25 荒川小屋 09:55
10:30 大聖寺平分岐
11:45 小赤石岳 11:55
12:20 赤石岳 12:35
12:45 分岐 12:50
13:30 砲台休憩所
14:15 富士見平 14:25
14:50 赤石小屋
3日目
赤石小屋 06:10
08:30 椹島
※地図は手書きです。
天候 | 10/13 晴れ 10/14 晴れ 10/15 くもり(椹島に着いたら雨が降り出した。) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り 畑薙駐車場〜県道60号〜富士見峠〜県道189号〜新静岡IC 行き・帰りともに約2時間かかったが、富士見峠の方が運転しやすかった 富士見峠経由は時間規制があるので注意 畑薙駐車場を利用(無料) 駐車場はかなり広い。仮設トイレが3つ 畑薙〜椹島 東海フォレストの送迎バスを利用(3000円) この3000円券は宿泊代として利用可能 この日は人数が少なく1台で乗車可能だったので、定刻の8時に出発 前日は200人ぐらいだったらしく、5時位から出発し、最後の人は11時ごろになったとのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・椹島〜千枚小屋 危険箇所なし 清水平くらいまでマークはあるが踏み跡がまばらな所が少しあり悩む箇所があった ・千枚小屋〜千枚岳 危険箇所なし ・千枚岳〜悪沢岳(東岳) 千枚岳からのすぐの下りが急でなので注意 ・悪沢岳〜中岳・前岳 悪沢からコルまでかなり下る。ザレていて滑りやすい。落石注意。 ・中岳下の分岐〜荒川小屋 ザレているので足元注意 ・荒川小屋〜大聖寺平分岐 危険箇所なし ・大聖寺平分岐〜小赤石岳の肩 急登 ・小赤石岳の肩〜赤石岳 危険箇所なし ・分岐〜砲台休憩所 かなり下る。ザレているので注意 ・砲台休憩所〜富士見平 微妙なアップダウンがある ・富士見平〜赤石小屋 危険箇所なし。このルートで一番歩きやすく感じた。 ・赤石小屋〜椹島 危険箇所なし |
写真
感想
今年の目標は6番目、7番目に高い山に登る!でした。
なんだかんだでここまで来てしまい、10月連休がラストチャンス。
友達に振れらまくって、ひとりで行くのが正直いやだったけど、
意を決して行ってきました!
椹島。。はっきり言って遠い!
同じ県内なのに4時間もかかった。北アルプスよりも遠かった。
高速下りてから畑薙まで2時間のくねくね道のドライブ。長い!
自分で運転しているのに気持ち悪くなるくらい。
そのあと椹島までは、送迎バスで1時間のガタガタ道。
南アルプスが静かなのが分かる気がしました。
1日目は約6時間半のコースタイム。
椹島からてくてく登って千枚小屋まで。
南アルプスは森林限界が高いので、1日目は森林限界を超えない。
森林限界より上が好きな私にはちょっとさみしかった。
椹島を出たときに前を歩いていた女性はだんだん見えなくなったが、
清水平でお昼を食べていらしたので、お話すると静岡の方でした。
またまた出会ってしまった♪
そのあと千枚小屋までご一緒させてもらい、楽しく歩くことができました。
ひとりで行ったときにそういう出会いがとっても嬉しい!
千枚小屋からは富士山が見えてとっても良い感じ。建物もきれい。
小屋からテント場は少し歩く。行ってみると、、誰もいない!!
3時なのに。。結局この日は4張でした。ひとりじゃなくてよかった!
テント場への道に、キツネが出るので食べ物に注意、と書いてあった。
夜寝るときは食べ物とかゴミはちゃんとしまわなくちゃなーなんて思っていた。
で、テントから顔を出してご飯を食べている時、ふと顔を上げると、キツネが!!
目があった!向こうも構える。やばい!襲われる?!
って思ったら、キツネが逃げて行きました。襲うわけないよね。。
そのあとも出たらしく、他の方のテントの周りをぐるり一周したとのこと。
キツネがあきらめてくれるときがくるといいんですが。
そのあと今度は、きゃーーー、きゃーーーっていう悲鳴のようなものが聞こえる。
小屋の方に聞くと鹿の鳴き声とのこと。鹿さん、こわいよ。
この日はキツネや鹿におびえながら寝ました。
2日目は約10時間。
南アルプスのでっかさが身に染みた一日になりました。
日の出は5:50頃。千枚岳で見ることに。
登って行くと視界が開け、どーん!と赤石岳が見えた♪
とにかく大きい。あそこまで行くのかー。
千枚岳に着いて、日の出を見る。この日の太陽はおっきくてきれいでした!
さて、目指すは悪沢!
千枚からの下りは危険マークがついてる。落ち着いて通過。
昨日の女性が歩いてきた。会えてよかった!
もう悪沢に行ってきたとのこと。
単独だからお互いに気をつけようね、と言っていただいて嬉しかった。
某アウトドアショップに勤務されているらしいので、今度会いに行くのだ♪
右手には初めて間近で見る塩見。その奥には南の女王や貴公子が。
左手には赤石岳に聖が。登りがつらいけど、この景色は最高!
そして、悪沢岳に到着!やりました♪6番目!
6番目からの眺めを堪能したいところだけど、先が長いので少し休んで出発。
ここから南のでっかさを感じる。
悪沢からどーんと下る。そして中岳へ登り返す。つらい。。
ようやく中岳に到着。
ここから前岳まではよい感じの稜線歩き。それはほんのちょっと。
そこから一気に荒川小屋までまた下る。
だんだん赤石岳も近づいてくる。間近で見るとますますおっきい!
もちろんかっこいい!で、あそこまで行けるのかって不安になる。
荒川小屋にようやく着いて、ここで半分ぐらい。
まだ5時間もあるのかと思うとちょっとげんなり。
トラバース道はてくてく行って、小赤石岳の肩への急登。
ここもきつかったー。
この日は西側からの風が結構強くて、この登りは結構大変だった。
ようやく肩に着いて、そこからはすんなり小赤石岳へ。
小赤石岳から赤石岳は近いのに、そこから見てもまだでっかい!
ザックは分岐でデポして、えっこら登って。
7番目!赤石岳に到着!
今年の目標、達成できましたー♪
赤石岳からはまだその先に続く山々が。今度は聖まで行ってみたいなー。
今日はここで終わりにしたいくらいだけど、赤石小屋までまだある。
分岐まで戻って、ここからまた一気に下る。
出発してから8時間近く経っていて、かなり疲れているのに
ザレた急坂を下っていくのは本当につらかったー。半べそ。
ようやくトラバースだと思ったら、結構アップダウンがあって、
木をまたいだり、こころもとない桟道を渡ったり。
富士見平までの登り返しはやけくそで。
ようやく着いた富士見平からは、富士山は見えなかったけど、
荒川三山、赤石、聖を見ることができました。
ちなみに写真にははっきり写らなかったけど、この日はずっと富士山は見えてました。
まだ終わらない。小屋まであと少し。
ここからは紅葉してたりして、登りもないし、気分も少し上がって歩けました。
ようやく赤石小屋に到着!長かったよー。
赤石小屋も良いところに建っていて、食堂からは素敵な夕暮れを見ることができました。
この日の宿泊で小屋閉めとのことで、素泊まりだったのですが、
豚汁、ひじきをごちそうになりました♪とってもおいしかった♡
3日目。
雨覚悟でしたが、夜には星も見えたりしていて、朝は高曇り。
昨日はへとへとだったので、歩けるか心配だったけど、
荷物が軽くなったのと、登り返しがほとんどなかったので、
なんとか下りに下って、椹島に到着。
着いた途端、ぽつぽつ雨が降り出して、あっという間に本降り。
雨に降られないなー♪
バスを待つ時間もこれまた静岡の方と楽しくお話させてもらって♪
バスの中ではあんなにガタゴトしてるのに爆睡!
あっという間に畑薙に着いたのでした。
いやー、南アルプスはでっかかった!!
コメント
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同じ日に千枚小屋に泊まっていたみたいです
でもユルい私達は小屋泊。
yukopandaさんはテン泊装備にもかかわらず
タイム拝見するととても速いですよね
静岡県の方でも椹島、やっぱ遠いですか
行く人が増えるほど交通の便も良くなると思うので、
地元のアルプス、是非盛り上げて下さい!
結局北鎌はパスしちゃったんだけどね。
荒川赤石おめでとう!
悪沢でかすぎだよね。。。笑
前岳に着いて、中岳から大っきく下って大っきく登る。。。うちらは空身でピストンだからまだ良かったけど、ザック背負ったままはキツそう。
聖も今度ぜひ。信州まで回ればくねくね道は無いよ♪
椹島は遠いですよね。
他県からいらっしゃる方はなおさらそう感じますよね
今回初めて南部に行きましたが、静かで深くてじっくり行くにはいいなと思ったので、また行ってみたいと思います!
guruさんもぜひまたいらしてくださいね!
単独でしたので、最後にならないように頑張って歩きました
ほんとに南アルプスは大きいよね!
yokoちゃんたちは聖まで行ったから、もっと登り下りが激しかったでしょ?
私も聖まで行ける体力つけるよ
北鎌は残念だったね。また来年だね!
こんにちは。
キツネや熊や鹿など森の住人さんは基本的に善人ぞろいで、人類に危害を加えるときはやむを得ない理由がある時しかないです。ましてや南アルプスのような山奥深くになりますと、基本的に彼らは山のこと以外は頭にないです。
地元の方にとっても南アルプスは奥地なのですね。
Genutさん、コメントありがとうございます。
キツネが襲うことはないですよね(^^)近づき過ぎないように気をつけたいと思います。
南アルプスは奥深くて静かですね。そこが南の魅了なんでしょうね♪
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