那須岳
- GPS
- 02:03
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 524m
- 下り
- 222m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 1:59
天候 | 午後から雨予報だったに、午前中から時折小雨がぱらつき、9時以降はロープウェイ駅より上は雲の中。気温は10月半ばとしては高め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小雨でしたがぬかるむ事も無く、よく整備されています。 |
その他周辺情報 | 那須湯元には、有名な湯治場の「鹿の湯」があります。 |
写真
感想
那須一帯は紅葉の最盛期ですが、山行当日は午後から雨予報。朝の内なら眺望も期待出来るかと思い、那須塩原のビジネスホテルに前泊。
前回はバスでロープウェイ駅に行きましたが、自転車乗りには超ご馳走の坂道をバスでは勿体ないので、今回は自転車を持ち込んでいます。行動時間もバスの時刻に縛られないので最近気に入っている山行スタイル。勝手に「トザツー」と呼んでいます。「登山+ツーリング」。バイクを使う人は多いですが、自転車は少数派。だって、登山口に着いた時には既に脚が攣ってますから….。
那須街道は最初は緩やかな傾斜が続きますが、那須湯本を過ぎると激坂区間。ヘアピンカーブの内側は前輪が浮きそうになるので部分的には勾配は20%を超えているかも知れません。箱根の国道1号線の旧道よりもタフなコース。更に路面状況が悪いのでパンクにも注意が必要です。
途中の展望台までは山頂が見えていましたが、ロープウェイ駅に着く頃には小雨がパラついていました。天気予報よりも天気の崩れが早い。
ロープウエイ駅の駐車場に自転車を停めて、ササと登山準備を済ませて登山開始。茶臼岳は標高こそ1915mですが、登山開始の標高も1300mを超えているので、初心者でも登りやすい。自転車で脚が削られていても、登山を楽しむ事ができます。
紅葉は峠の茶屋付近まで下りてきたいますが、いかんせんガスが….。気持ちを切り替えて、心の目でで紅葉を楽しむようにします。…..赤く色づいたナナカマドの向こうに朝日岳と恵比寿大黒が見えて来ました….。
紅葉目当ての登山者が多い。下って来る人に伺うと、朝の内は霧が晴れていたので紅葉眺めを楽しめたとの事。峠の茶屋のオバサンは「昨日は最高にキレイだったよ」って言っていた。
峰の茶屋で休息している人たちは姥が平に下るか、茶臼岳に登るか迷っているのでしょう。私は茶臼岳にコースを取ります。見えない紅葉で時間を使うよりも、帰りの温泉を堪能したい。
山頂は天気が悪いので混雑はしておらず、祠に写真撮影の列もできていません。下は、ロープウェイを使います。先日痛めた膝の鵞足靭帯の調子が悪いので、本日は人生初のトレッキングポールを使ってみます。
最初はどう使って良いのかわからなかったのですが、バランスを崩した時や、急な段差を降りる時に、ポールがあると便利な事に気づきました。その内に使い慣れてきて、最後はトレランになっちゃいました…。
12:00のロープウエイで一気に下山。ここでも視界は皆無。地下鉄に乗っている様な気分。
雨が本降りになって来たので急いで自転車スタイルに切り替えてダウンヒル…と言ってもスピードは出せません。とにかく路面状況が悪すぎます。雪国の道は亀裂や穴ぼこが多すぎます。更に傾斜もエグく、雨で滑りやすいのでヘアピンの内側は後輪が滑りそうでヒヤヒヤします。
下り坂なのにヘトヘトに疲れて(精神的に)ようやく那須湯本に到着。景勝地の殺生石を観光してから、本日のメインイベントの「鹿の湯」に入ります。
日本で32番目に古い温泉の「鹿の湯」。1300年の昔からの湯治場です。41℃から48℃まで1℃刻み(最後は2℃刻み)の浴槽が6個並びます。低い湯温から徐々に体を馴染ませるのですが、私は46℃でギブアップ。48℃って無理ゲーだよ。何の罰ゲームだよ!熱湯コマーシャルですか!!
泉質は硫黄泉。肌がピリピリするのはお湯のせいなのか、それとも高温のせいなのか(多分後者)。
因みに石鹸やシャンプーは使用出来ません。
温泉を出て来たら結構な本降り。登山用のレインウエアのフードの上からヘルメットを被り、一気に黒磯の駅を目指しますが、インターチェンジの手前から渋滞に捕まります。路肩が狭いのですり抜ける事も出来ず、結局黒磯駅には14:45に到着。後は自転車をチャッチャと輪行袋に収めて、新幹線を使わずにのんびり帰宅します。
紅葉ハイクの予定が、温泉堪能ツアーになってしまいましたが、コレはコレで大満足!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する