【ワレメキ☆トキメキ】巻機山・割引岳(井戸尾根ピストン)



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,454m
コースタイム
07:30 五合目
08:10 六号目
08:45 七合目
09:30 九号目ニセ巻機
09:45 避難小屋
10:10 山頂分岐
10:30 巻機山最高点
11:05 割引岳
11:50 避難小屋(お昼ごはん)
12:40 下山開始
14:15 五合目
15:00 桜坂駐車場
往路5時間20分 休憩50分 復路2時間20分
行動時間合計8時間30分
天候 | くもひとつないはれ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:桜坂有料駐車場、舗装されたきれいな駐車場、トイレ、靴洗い場、登山ポストあり、帰りがけに500円徴収 復路:291号線から塩沢石打IC~所沢IC 花園から東松山で断続渋滞 |
コース状況/ 危険箇所等 |
終始歩きやすく、わかりやすい登山道。 山頂近辺に多少雪あり、特に巻機山から割引岳方面に下る木道の雪には注意が必要。 木段は幅が広いので、歩幅合わないと少し辛いかも。 石打のインターから登山口までコンビニはなし。インター出て右折、17号との交差点にローソンあり。 291号、インターの交差点越えて橋を渡ったところにある金城の里、大人320円で源泉のいいお風呂。 |
写真
感想
前回の山行から半月、ちょっとした嵐に巻き込まれて無休。
さすがに公私共に疲弊の限界。そうだ、こんな時こそ山に出掛けねば。世間は三連休、名だたる山は混むだろうなと、もう少し紅葉もたのしみたいなと、しかし普段休みの合わない面々と同行できるなと。トモちゃんに声をかけたら巻機山に行ってみたいとの事、モロちゃんも誘って久々のトリオ登山。
市川、浦和とお迎えに走り、3時半に関越。トンネルくぐって石打丸山、雪のないゲレンデ脇、濃霧の里山を抜け清水の集落に着くと、青い空をバックに格好の良い稜線のシルエットが現れる。ジワジワと上がるテンションを抑えきれず、準備もそこそこで6時半に出発。
落ち葉の敷き詰められた登山道をサクサクと進む。夜露に湿った枯葉の匂いが鼻腔をくすぐる。登山道の紅葉も赤に黄色に想像以上に残っていて、飽きることがない。無風、快晴、すぐに汗ばんできて、ジャケットを脱ぐ。
六合目の辺りから正面に美しいピラミタルなピークが見え、あれが巻機山かと思って道行く登山者の方に尋ねると、それは割引山だと教えて頂く。どうやら巻機山は前巻機を越えるまで見えないらしい。さらに進んで森を抜けると後方にも美しいピーク、上越のマッターホルンこと大源太山。谷川岳方面もバッチリ見渡せ、標高と共に上がるテンション。稜線は多少肌寒いけど、汗ばんだ身体に秋の風が心地よい。
やっと九合目、前巻機に到着。ご存知「ニセ巻機山」の汚名を着せられた悲劇のピーク、皆さんニセの部分を隠したり、色んなポーズで記念撮影。そしてニセの後ろからはもちろんご本人登場のパターン、巻機山がその全容を現す。枯れた下草がキラキラと輝く、柔らかなタッチの絵画のような様相。
避難小屋では早めのお昼休憩をとっているパーティーが、室内のトイレは使用不可との事で裏手のトイレ借りて小休止。笹の道をしばらく進むと大中小と可愛らしい池塘、薄氷の張った池の中にはキレイな緑色の藻が。木段をズンズンと登ると山頂看板のある分岐に出た。
看板の向こうには八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳の越後三山が揃い踏み。牛ヶ岳、割引岳の両ピーク踏むと時間的にちょっと、ということで少しだけ牛ヶ岳方面に進み、巻機山最高点だけ踏む事に。しかし最高点には道標も何もなく、パッとしないケルンがあるのみ。
気を取り直して割引岳。巻機山からの下りは、木道に最近降ったらしい雪が溶け残っていて嫌らしい。トモちゃん悲鳴と共に二回ほど尻もち。割引岳に続く気持ちの良い稜線の道、山頂は予想通り、360度の大パノラマ。遠くは尾瀬日光方面から妙高火打に白馬、目の前には越後三山がどどーんとそびえ立つ。山頂に居た方々としばし談笑、割引沢を詰めて来たという男性、軽やかに下って行く。
巻機山頂はそこそこの混雑、避難小屋まで下りてお昼休憩。おにぎりを車に置いてきてしまったので、カップヌードルと魚肉ソーセージで軽くすます。しかし何よりのご馳走は眼前に広がる雄大な巻機山の山容。しばしのんびりしてから下山開始。
朝は気づかなかった紅葉が、午後の陽射しを浴びてまさに錦繍の装い。長い下りもあっという間、駐車場に着くとまさに紅葉真っ盛り。駐車場の料金払って、291号走りながら振り返れば夕陽に照らされた紅葉の山肌が輝いている。
地元の皆さんが集う憩いの場「金城の里」にてお風呂。内湯と洗い場だけのシンプルな施設ながら、源泉の湯で320円は格安。時間も早かったのでごはんは食べずにビュンっと帰宅のつもりが、そこかしこで渋滞。結局、20時帰宅。
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心を亡くすと書いて、忙しい日々。亡くした心は抜けるような秋の空と、色づく樹々と、山に集うみんなの笑顔なのおかげで、取り戻すことができました。感謝。
亡くした心を取り戻せる、そんな素晴らしい景色でしたね。
青空と紅葉の山肌のコントラスト、心に沁みました~
山のありがたみがわかりますよね。
それにスコーンと晴れた秋の空と紅葉まで着いてきて、言うことなしの休日でした!
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