大岳山〜御前山〜三頭山 赤線繋ぎで奥多摩三山縦走
- GPS
- 11:54
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 3,316m
- 下り
- 2,982m
コースタイム
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 11:54
天候 | 晴れ☀→曇り☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程を通して登山道は明瞭。ただし分岐点が多くマメに現在位置を確認しルートを外さないようにすることが重要。普通に道を歩いていたらあさっての方向に向かっていた・・なんてことが十分ありえます。今回、たまたまヤマレコアプリを使っていましたが2回ルートを外してアプリからの警告で救われました。 ●馬頭刈尾根登山口〜大岳山 馬頭刈山、鶴脚山などの小ピークを越えアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行く。単純標高差以上にハードなルート。途中岩場や梯子もあるが難しいところはありません。 ●大岳山〜御殿山 大岳山からはいきなりガツンと下るが、急下降が終わるとフラット基調な優しい稜線歩きがしばらく続く。駐車場のある大ダワから御殿山までは急登もある標高差400mの登り返し。 ●御殿山〜三頭山 月夜見駐車場まではガツンと下る所も一部あるが基本は広い尾根歩き。月夜見駐車場からは車道と登山道を道を変えながら進む。登山道では一部急こう配のトラバース道あり。そんな所で落ち葉がフカフカで足元がよく見えない所があるので踏み抜いたりして落ちないように注意が必要。鞘口峠(さいぐちとうげ)からは三頭山までは標高差400mの登り返し。急登を行く登山道と急登を迂回して進むブナの路コースがある。私は時間が惜しいので急登コースを行きました。たしかに急登でしたが普通の急登で特に危険は感じなかった。 ●三頭山〜ヌカザス尾根登山口 標高1300〜1000mくらいまでが危険を感じる急降下。一部にはお助けロープもあるが慎重に行かざるえない感じ。おまけに急登な登り返しもありかなりハードです。 今回山行の危険度の核心部は間違いなくこのルートの下りでしょう。 今回、額をきって流血する大転倒をしました。正直、もう2度と通りたくない道です。 |
その他周辺情報 | 下山後はスタート地点に隣接する瀬音の湯で汗を流しました。 一般:@900円 いわゆるお肌ツルツルの絹肌の湯 |
写真
感想
11月になり低山が楽しい季節になりました。そこで今回は3月に高尾山から秋川渓谷まで歩いた続きの赤線伸ばし。秋川渓谷から二百名山・大岳山を登り、そこから御前山〜三百名山・三頭山と続く奥多摩三山縦走を計画した。
低山とはいえ三山縦走すると累積標高差は2000mを超える。アルプスの名峰を登るくらいの気合を入れていこう。行程が長いので未明の5時にスタート。ヘッデンを灯して暗闇の馬頭刈尾根を大岳山を目指して進む。大岳山へのメジャールートとは思えないけど登山道はすごくきれいに整備されている。しかし小ピークをいくつも超えていくアップダウンの激しいルートでけっこうハードだった。天気は晴れていたが雲が多く富士見台で富士山を拝むことはできなかった。低山なので基本樹林帯の中を歩くので眺望が開ける所も少なく黙々と歩く。
今回は分岐がやたら多いコースだったので、スマホのヤマレコアプリを地図代わりに使ってみた。大岳山直下で分岐を間違えて進んだ時に、ルートロスの警告をくれた。ロング行程で時間ロスをしたくなかったので本当に助かりました。この他にも車道を歩いていて登山道のとりつきを見逃した時も警告をくれた。ありがとうございます。
大岳山では外国人ハイカーに大岳沢の滝への道を訊かれたが、このエリアに精通していないので答えられなかった。ごめんなさい。
大岳山までは一人も会うことはなかったが、御前山への縦走路に入ると何人かのハイカーやトレランの人に会った。御前山への縦走路は最初の急降下以外は理想的な優しい縦走路で気持ちよく歩けた。ちゃんまもこの道なら楽しく歩けるだろう。
御前山につくと多くのハイカーが山頂でおもいおもいに休憩していた。人気の山なんだな〜。北側が開けていた。たぶん雲取山などが見えるんだろうけど曇りがちになってきたのとエリアに精通していないので山座同定はできなかった。
先はまだ長いので御前山を後にして三頭山を目指して進む。御前山から少し下った惣岳山までは人がいたが、その先は人が少なくなった。小河内峠〜月夜見第2駐車場までは広い尾根歩きで快適に進むことができた。
月夜見第2駐車場からは車道と登山道を短く交互に歩く感じ。この辺りから三頭山までは道路に近いのか爆音で走るツーリング・バイクの音が登山道まで耳に入りうるさかった。鞘口峠(さいぐちとうげ)から400m差の急登を登り切り三頭山(東峰)にとうちゃく。展望テラスがありそこから今回歩いた縦走路が一望できた。ずいぶん歩いてきたな〜・・と達成感に浸る。中央峰・西峰と足をのばしたが他には特筆するような眺望もなく少しガッカリ・・。
三頭山から奥多摩湖にヌカザス尾根コースで下山する。このコースの途中の急降下区間が今回山行の核心部でした。途中で転倒して額から流血する痛い目にあいましたが行動に支障が出るようなことはなく、なんとか続行できた。しかしこのコース、アップダウンもありそれも急登だったりするのでかなり苦戦しました。なんとか明るいうちに麓の車道に出られた時は心底安堵した。正直、この下りは二度と歩きたくありません。
その後は、ちょっと楽しみにしていた湖面の浮橋をとおりチャリデポ地点へ。デポ地点にいた近所の方に ”朝からず〜っと駐輪してあって、この時間(17時前)になってもあるから登山にでも行って戻ってこられなくなったのではないかと心配していた” と声をかけられた。ご心配おかけしてすみません。
戻りのチャリは38kmのライド。短くはないが下り基調なのでそれほどきつくはなかった。ただし風を切るのがかなり寒かったです。途中のセブンでのんだコーヒーが美味しかった。
転倒するなど痛い目にもあいましたが計画をなんとかこなせてあらたに二百名山と三百名山を一座ずつ、関東百名山を三座プラスことができて達成感のある山旅になりました。
チャリの記録は ↓
https://www.strava.com/activities/6222362911
コメント
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※入れありがとうございます。
この頻度で山に行っていて年に1回あるかないかの大転倒でした。
一回転するような派手なコケかたでしたが、逆にそれが衝撃を分散させて手足が動かせなくなるようなケガはなく、ひざの打撲と額の切り傷くらいですんだのかも。まぁ大事なくてよかったです。
そういえばmiyaさん走る方もがんばってるんですよね。去年チャリを購入してSTRAVAはじめたんですけど、たまにトレーニングで近所を走る時にも使っています。関東に戻って車での移動が少なくなり電車と歩き中心になってよく歩くようになったのもありますが、チャリとジョギングの効果もあって金沢にいた時より4Kgくらいダイエットできました。
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