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Yamareco

記録ID: 3724310
全員に公開
トレイルラン
甲信越

祝・初完走!! 甲州アルプスオートルートチャレンジ2021

2021年11月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
15:00
距離
69.7km
登り
4,687m
下り
4,681m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:56
休憩
1:04
合計
15:00
4:00
56
スタート地点
4:56
4:56
22
5:18
5:23
2
5:25
5:27
35
6:02
6:02
8
6:10
6:11
22
6:33
6:37
8
6:45
6:47
2
6:49
6:49
8
6:57
7:00
5
7:05
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6
7:11
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14
7:25
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16
7:41
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31
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8:13
47
9:00
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25
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9:26
18
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18
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17
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8
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15
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11:00
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12
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13
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8
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10
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17
12:22
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7
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3
12:32
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52
13:24
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3
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40
14:07
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7
14:19
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11
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15
14:45
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4
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37
16:09
16:11
116
18:07
18:08
15
18:23
18:24
36
19:00
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩山ふれあいの森総合公園
その他周辺情報 【選手受付】
塩山ふれあいの森総合公園 ふれあい館前にて
11月6日(土) 午後 2 時から午後 5 時まで
11月7日(日) 午前 2 時から午前 3 時 30 分
【受付時】
1 マスクの着用、検温と手指の消毒
2 提出物の提示(cocoa※、GLOBAL SAFETY または健康チェックシート、はがき)
この3点の提示がない場合、原則として大会への参加は認めません。コロナ禍の大会開催ということをご理解いただき、対外的にもこれらが必須条件であることをご了承ください。
3 ビブナンバーの受け取り
4 ココヘリの受け取り(レンタルの方のみ)
※お持ちの携帯がガラケーの方で、cocoa の提示ができない方は、感染症予防対策に関わる誓 約書にサインをいただきます(大会前1週間の間に濃厚接触者との接触があったことが判明、また はレース後2週間内に covid19発症した場合、必ず事務局に連絡する等の確約)。
【種目】
オートルートチャレンジ 67km 累積獲得標高 4600m 351 名
【スタート時刻】
オートルートチャレンジ 午前 4 時 00 分

【制限時間】
16 時間(午後 8 時まで)
【必携品・推奨品】
〇必携品
ココヘリ、熊鈴、コースマップ、携帯電話、ファーストエイドキット(絆創膏、固定テープ、ポイズンリム ーバー、エマージェンシーシート等)、ライトと予備バッテリ-(ライト 2 個でも可)、ホイッスル、マイカップ、レインウエア上下(ゴアテックスか同等の防水機能を有するもの)、長袖の上着、上着3レイヤー (レースウエア、長袖の上着、レインウエアを含む)、下着2レイヤー(レースウエア、レインを含む)、グロ ーブ、キャップまたはヘッドバンド、水 1L 以上、携行食

〇推奨品 予備ライト、ポール(フレックスチップまたは保護キャップを付けたもの)、サングラス、トレイルラン専 用のシューズ、チェーンスパイク(降雪・凍結時)
レインウェアの規定 耐水圧...5000mm以上(ウィンドブレーカーや撥水加工のものは適さない)、透湿度...5000g以上(ビニールカッパは適さない)
ヘッドライトの規定 光量...200ルーメン以上(携帯のライト、非常用ライト等、光量の少ないものは条件を満たさない) バッテリー...連続灯火3時間以上(ボタン電池式のものは200ルーメン以上の光量を長時間維持できない)
レイヤーについて ・レインウェアを1枚に加えてOK
→必携品でレイン上下があり、上着は長袖シャツ1枚も必携なので、実質上下1枚ずつ羽織っていればOK
・ドライレイヤー、ドライショーツなどの下着は1枚となる長袖の上着につきましては特に規定は設けません。ただし、全カテゴリーが通過する源次郎岳山頂で 例年朝は零下です。オートルート・リリールートの最高到達点である小金沢山はマイナス 5°C平均、第 1 回大会ではマイナス 12°Cで、エイドのバナナ、ハイドレーションが凍るという気象状況でした。それらの気象条件を加味し、装備を整えてください。胃腸のトラブルを起こしやすい方は、低体温症になりやすい条件化となります。エイドステーションに温かい飲み物等も用意しています。しっかりとした ウェアリングで身体を冷やすことなく、とにかくエイドまで頑張って進んでください。
・速乾性ロングTシャツも可
・速乾性Tシャツ+ロングスリーブも可
・コットン素材はおすすめしません ・500g以上の保温性のある上着を推奨します(薄手のフリース、ラン用のダウンがおすすめです)。
前日の装備の準備。
2019年9月の会津-那須越県ロングトレイル以来、約2年ぶりの本格的な山岳レースとなりました。
参加賞のキャップを被って走ることにしました。
前日の装備の準備。
2019年9月の会津-那須越県ロングトレイル以来、約2年ぶりの本格的な山岳レースとなりました。
参加賞のキャップを被って走ることにしました。
NI×8、塩熱サプリ、安納芋羊羹×3、黒糖わらび×2、ソフトフラスコ×2、携帯コップ
2021年11月06日 15:58撮影 by  iPhone XS, Apple
11/6 15:58
NI×8、塩熱サプリ、安納芋羊羹×3、黒糖わらび×2、ソフトフラスコ×2、携帯コップ
源次郎岳からまだ富士山は見えませんでした。
先を急ぎます。
2021年11月07日 06:34撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 6:34
源次郎岳からまだ富士山は見えませんでした。
先を急ぎます。
源次郎岳山頂
岩場の急傾斜を登りきりやっと登頂できます。
ここまでは、前の選手に連なって進んだので、いいペースで進めました。
2021年11月07日 06:35撮影 by  iPhone XS, Apple
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11/7 6:35
源次郎岳山頂
岩場の急傾斜を登りきりやっと登頂できます。
ここまでは、前の選手に連なって進んだので、いいペースで進めました。

©allsports.jp
2021年11月06日 10:34撮影
11/6 10:34

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上日川峠へ向かう林道から日の出を眺めます。
(時刻7時過ぎ、日の出はもっと前だと思います。)
2021年11月07日 07:02撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 7:02
上日川峠へ向かう林道から日の出を眺めます。
(時刻7時過ぎ、日の出はもっと前だと思います。)

©allsports.jp
2021年11月07日 06:47撮影
11/7 6:47

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上日川峠のエイドに到着。
エイドからは大菩薩湖と富士山の幻想的な風景が見えました。
歩みを止めると一気に体が冷えます。指先がとても冷えて、動きが鈍くなりました。
2021年11月07日 07:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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11/7 7:56
上日川峠のエイドに到着。
エイドからは大菩薩湖と富士山の幻想的な風景が見えました。
歩みを止めると一気に体が冷えます。指先がとても冷えて、動きが鈍くなりました。

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2021年11月06日 09:27撮影
11/6 9:27

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2021年11月06日 09:56撮影
11/6 9:56

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2021年11月06日 09:05撮影
11/6 9:05

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天狗の抜道という石がゴロゴロとしたルートを登り、やっと稜線です。ここで試走会で知り合った人と再開し、元気が出てきました。
2021年11月07日 08:55撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 8:55
天狗の抜道という石がゴロゴロとしたルートを登り、やっと稜線です。ここで試走会で知り合った人と再開し、元気が出てきました。

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2021年11月07日 09:02撮影
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2021年11月07日 06:39撮影
11/7 6:39

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小金沢山山頂
コース上で最高峰の山です。
小金沢山山頂
コース上で最高峰の山です。
牛奥雁ヶ腹摺山からの富士山
とても綺麗で圧倒されました。
2021年11月07日 09:45撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 9:45
牛奥雁ヶ腹摺山からの富士山
とても綺麗で圧倒されました。
富士山ポーズで記念撮影。
2021年11月07日 09:45撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 9:45
富士山ポーズで記念撮影。
湯ノ沢峠(CP2)の手前の白谷丸からは雲海に包まれた富士山を見ることができました。
2021年11月07日 10:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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11/7 10:31
湯ノ沢峠(CP2)の手前の白谷丸からは雲海に包まれた富士山を見ることができました。
こんな富士山は何年ぶりだろうか。
2021年11月07日 10:31撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 10:31
こんな富士山は何年ぶりだろうか。
刻々と変わる富士山の表情。
2021年11月07日 10:29撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 10:29
刻々と変わる富士山の表情。
ここからの景色が大好きです。
2021年11月07日 10:31撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 10:31
ここからの景色が大好きです。
景色にうっとりしますが、先を急ぎます。
景色にうっとりしますが、先を急ぎます。
湯ノ沢峠 AS・CP(29 km地点地点)に到着。

湯ノ沢峠 AS・CP(29 km地点地点)に到着。

【エイド提供品】
パン、バナナ、お菓子(チョコ、おせんべい等) 、水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープがありました。
温かい味噌汁が美味しかったです。
2021年11月07日 10:58撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 10:58
【エイド提供品】
パン、バナナ、お菓子(チョコ、おせんべい等) 、水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープがありました。
温かい味噌汁が美味しかったです。
大蔵高丸(1781m)
湯ノ沢峠を過ぎてからの最初のピーク
この頃には富士山は見えなくなっていました。
2021年11月07日 11:20撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 11:20
大蔵高丸(1781m)
湯ノ沢峠を過ぎてからの最初のピーク
この頃には富士山は見えなくなっていました。
ハマイバ丸(1752m)
2021年11月07日 11:34撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 11:34
ハマイバ丸(1752m)
大和自然学校 AS・CP(42 km地点)
【エイド提供品】
パン、ミニカップ麺、お菓子(チョコ、おせんべい等) 水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープ
2021年11月07日 13:04撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 13:04
大和自然学校 AS・CP(42 km地点)
【エイド提供品】
パン、ミニカップ麺、お菓子(チョコ、おせんべい等) 水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープ
ここでの滞在時間は20分。長居しすぎましたね。
ここでの滞在時間は20分。長居しすぎましたね。
カップヌードルミニは、チキンとシーフードがありました。
写真はチキン。
2021年11月07日 13:05撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 13:05
カップヌードルミニは、チキンとシーフードがありました。
写真はチキン。
深沢峠 AS・CP(49 km地点)
【エイド提供品】
ぶどう(シャインマスカット)、パン、お菓子(チョコ、おせんべい等) 水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープ
2021年11月07日 15:21撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 15:21
深沢峠 AS・CP(49 km地点)
【エイド提供品】
ぶどう(シャインマスカット)、パン、お菓子(チョコ、おせんべい等) 水、コーラ、スポーツドリンク、ホットドリンク・スープ

©allsports.jp
2021年11月07日 10:15撮影
11/7 10:15

©allsports.jp
シャインマスカットでテンションが上がります。
2021年11月07日 15:20撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 15:20
シャインマスカットでテンションが上がります。
エイドには源次郎岳にいた富士山の方がいました。朝からお疲れ様です。
手前はこのエイドを出てしばらく一緒に走ったクマさん。
エイドには源次郎岳にいた富士山の方がいました。朝からお疲れ様です。
手前はこのエイドを出てしばらく一緒に走ったクマさん。
2人そろってゴール。長時間のお世話になりました。
©allsports.jp
2021年11月07日 19:00撮影
11/7 19:00
2人そろってゴール。長時間のお世話になりました。
©allsports.jp
19時過ぎにゴール。15時間48秒で完走できました。
ちょっとエイドで長居しすぎましたかね〜。
でも全てのエイドを満喫したので、とても満足です。
2021年11月07日 19:08撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 19:08
19時過ぎにゴール。15時間48秒で完走できました。
ちょっとエイドで長居しすぎましたかね〜。
でも全てのエイドを満喫したので、とても満足です。
凍える体で入った宿近くのラーメン屋さんで、ささやかな祝杯です。
2021年11月07日 20:10撮影 by  iPhone XS, Apple
11/7 20:10
凍える体で入った宿近くのラーメン屋さんで、ささやかな祝杯です。
この大会のキャップは、ハンガーノックオリジナルズ製造のキャップなので、デザインも使い勝手もよくお気に入りです。
この大会のキャップは、ハンガーノックオリジナルズ製造のキャップなので、デザインも使い勝手もよくお気に入りです。

装備

MYアイテム
Norizo
重量:-kg

感想

◎スタート-上日川峠
前日受付をしたので、あとはゆったり気分。スタートするだけと思っていたら、装備チェックを受けていないことが判明。スタート30秒前くらいにやっとチェック受けます。このためほぼ最後尾からのスタートとなりました。
スタート前は小雨が降っていましたが、ウェアはTシャツとアームカバーで十分でした。

スタートからは、ふれあいの森公園の丘の上まで登り、約4kmのロードとなります。序盤は飛ばし過ぎず、2、3割の力で進むことを心がけました。
ロードを走っていると、後ろからついてくる人がいるなぁと思ったら、試走会でご一緒したKさんでした。まだ序盤なので、挨拶を交わす程度で、その後は前の選手を追いながら、淡々と進みました。
この区間は、源次郎岳直下の急登で体力を使い過ぎないように注意しました。

源次郎岳へ登ると一息つきたいのと、頂上からの景色を写真に収めようと歩みを緩めます。その間、Kさんは先に行ったようでした。
事前情報では、上日川峠まではフカフカのトレイルが続くと聞いていたので、源次郎岳からは喜び勇んで走り始めましたが、しばらく行くと何だか調子が悪くなってきました。林道でもトレイルでも先行する人の姿が小さくなっていきます。でも、そこは耐えて淡々と進むこととしました。
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上日川峠 AS・CP1(20 km地点 関門時間9:00→7:53着)
(飲食)パン(ツナ)、コーラ、お湯 (補給)水、スポーツドリンク
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上日川峠手前、ボランティアの人から「エイドまであと2km、下り貴重です。」と言われ、少し力が出ます。全区間を通じ、ボランティアの人には気持ち的にだいぶ助けられました。
エイドには3時間53分で到着。上出来です。
動きを止めると寒さを感じ、ゆび先がかじかんで思うように力が出ません。お湯とパンを食べて体力回復に努めました。

◎上日川峠-湯ノ沢峠
この先、狼平までは急な登りが続くので、ここも淡々と自分のペースで進みました。
登り始めれば、体も温まると思いましたが、指なしグローブだけでは指先が寒く、途中林道の脇にザックの中身を開けて、グローブを装着しなければなりませんでした。あいにく、グローブがザックの一番奥にあったので、かなりタイムロスになってしまいました。
石ゴロゴロの天狗の抜道を登れば、稜線に出るので、多少風向きも変わるだろうと思いながら進みました。

狼平に着くと、後ろからKさんが登ってきました。どうやら上日川のエイドで15分もトイレ待ちをしていたようで、抜いていた模様。
稜線に出た爽快感と同志に出会えた心強さで元気が出てきました。しばらく一緒に行こうということで、次のエイドを目指しました。
おまけに、ここから先は見晴らしのいい稜線の区間なので、多少の登り下りはあるものの総じて気持ちよく走れます。
それでも、紅葉の時期なのでハイカーの方も多くいたので、すれ違い・追い越しには配慮しつつ進みます。

小金沢山付近でリリーのトップ選手(反中選手)に抜かれました。オートから2時間後にスタートしているはずなのにすごいペースです。
その後、リリーの2位、3位の選手が来ましたが、前にグループ登山の人が10名以上いたため、しばらく話をしながら進みました。リリーの選手と「オートルートはまだまだこれからですね。」なんて話しながら、貴重な体験でした。

この区間は、小金沢山、牛奥雁ヶ腹摺山、白谷丸と富士山がよく見えるところが多かったので、テンションマックスでした。
Kさんと一緒に走っているので、お互いピークごとに写真を撮れるのが何よりも良かったです。
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湯ノ沢峠 AS・CP2(29 km地点地点 10:48着)
(飲食)パン(クリーム、あん)、バナナ、味噌汁 (補給)水、スポーツドリンク
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白谷丸からは雲海に包まれた幻想的な富士山を見た後、長めの下りを下ると湯ノ沢峠に到着です。ここは2019年にボランティアをしたところなので、何か感慨深いです。
ここではまだ元気だったので、エイドの中では一番食べ物を食べたところですかね。

◎湯ノ沢峠-大和自然学校
湯ノ沢峠-大和自然学校までの区間は、下り貴重なので、「自分、トレイルランニングしてるじゃん。」というくらい、総じて走れました。「そりゃ、下り貴重なんだから当たり前じゃん。」と思いながらも、この区間が一番楽しかったかなぁ。
この頃になるとエイド区間ごとに、登りで抜いて、また下りで抜かれてという感じで、ほぼ会う人が同じになってきます。私とKさんとは、エイド滞在時間が約10分とゆっくりしすぎなので、大体エイドで抜かれることが多かったです。

天下石という巨岩を過ぎると、約6kmもの長い下り(途中、大谷ヶ丸の壁のような登りが厄介ですが、)になります。全国で一番山のない千葉県民にとっては、6kmもの尾根下りは羨ましくて仕方がありません。でも流石に最後には下りも飽きてきますが…。
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大和自然学校 AS・CP3(42 km地点 関門時間14:00 →13:01着)
(飲食)カップヌードルミニ(チキン)、おせんべい (補給)水、コーラ
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大和自然学校にたどり着きました。ここではカップヌードルが食べられます。結構人気があるかと思いきや、カップヌードルは食べるまで時間がかかるので、あまり人気がないようでした。久々の温かいしっかりとした食べ物なので、とても美味しかったです。
ここからは、コーラをフラスコに入れていきましたが、これがジェルがわりになり、結構良かったと思います。

◎大和自然学校-深沢峠
大和自然学校では20分も滞在してしまいました。ここから気持ちを新たに、龍門山、古部山の登りに向かいます。次のエイド深沢峠まで7kmで約640mのアップ、ここまで42km歩いた体にはかなりこたえます。
補給を怠ったことと稜線の風で体が冷えたことで、体の動きも鈍くなったようです。
7kmで2時間弱かかったので、ペースが落ちたと思います。後ろからついてくるKさんには悪いなぁと思いながら、無言で進み続けました。

境沢ノ頭というピークで90度曲がり、あとは深沢峠まで下り貴重でトラバースするという行程は頭にありましたが、それがなかなか現れずかなりヤキモキしました。
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深沢峠 AS・CP4(オート 49 km地点 関門時間16:00 →15:15着)
(飲食)ぶどう(シャインマスカット)、味噌汁 (補給)水、コーラ
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深沢峠には待ちに待ったシャインマスカットがありました。食べ放題とはいうものの、意外と食べれないものです。朝、源次郎岳にいた富士山の被り物をしたボランティアの人がいて、「GO!GO! 郷ひろみ」というフリップをかけていたと思うのですが、見た目に励まされました。

◎深沢峠-マロニエ山 AS
そしてここからは、ジャングルのような牛奥沢の古道へ向かいます。
ここからは、新たにクマさんという仲間が増え、しばらくKさん、クマさんと3人で沢を下りました。概ね下り貴重なので、みんなで楽しく話をしながら進めました。試走では途中迷いましたが、今回はマーキングがたくさんあるので、うまく先導できたと思います。
クマさんとは、キリガ尾根への登りでお別れし、次のマロニエエイドを目指します。
尾根を降り切る頃には、暗くなってきました。ライトを点灯し、急なアスファルトの坂をマロニエエイドへ向かいました。
長い下りも、Kさんと話しながら進んだので楽しかったです。
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マロニエ山 AS・CP5(オート 55.5 km地点 関門時間18:00 →17:09着)
(飲食)うらじろまんじゅう、バナナ (補給)コーラ、水
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最後の関門も余裕をもって到着しました。いい感じです。
ここでは、うらじろまんじゅうという、草餅みたいなものを食べました。美味しかった。カロリー摂取バッチリで、最後のピークに向かいます。

牛奥トンネルの脇を尾根へ登りますが、ここからは唯一試走をしていないところ。コースプロファイルがわからないので、最後のロード4.5kmを考え平坦なところでも、ほぼ早歩きという感じで体力を温存しました(下りは流石に走りましたが…。)。それでも結構いいペースで進めたと思います。
この頃、すでに周囲は真っ暗で、ヘッドライト、腰ライト全開。まるでハセツネのよう。コースもハセツネの笹尾根のような雰囲気に感じました。
朝から晩までいろいろな景色を楽しめて、とても充実した山旅です。

最後の尾根は登ったら下るを繰り返します。数々の偽ピークにだまされ、「最後のピークはどこっ!?」て、思い始めたところ下の方に灯を発見、恩若尾根の分岐に到着です。数人のボランティアの人がいました。「おーい、帰ってきたよー」と叫びながら、ほんと誰もいない山の中で人がいると元気になります。とてもありがたいです。

◎渡邉フルーツ農園WS-ゴール
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渡邉フルーツ農園WS・CP6(オート 63.5 km地点 18:28着)
(飲食)コーラ
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朝登ってきた同じ道を下り、ロードへの接合点、渡邉フルーツ農園に到着です。
コーラいっぱい飲んで、いよいよ最後のロード。
Kさんとは最初に「キロ7分程度で最初は走りましょう。」と言って走り始めましたが、徐々にペースが上がり始めました。前に人が見えるとペースが上がるんですねー、不思議。終盤に入り、ペースアップ理想的な展開です。

最後は、高架橋を渡りゴールへ行くので、緩やかな登りになっていますが、あわよくば、15時間切れるのではと欲が出て、さらにペースアップ。ペース上げすぎで、Kさんをちぎる勢いでしたが、そこでフラスコを落とし、Kさんに拾っていただく、最後までお世話になりました。
最後はKさんと一緒にゴール。15時間48秒の長い旅となりました。

コース、山の景色、エイドの食事を満喫し、充実した楽しいレースとなりました。
Kさん、クマさん、ボランティアの方々、道中お会いしたハイカーの方々、ありがとうございました。

いやー、間違いなく、自分史上一番楽しいレースでした。
来年も出たいなと早くも思っています。しばらく甲州ロスが続きそうです。

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