記録ID: 37549
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沢登り
丹沢
西丹沢/中川川水系 東沢 石棚沢
2009年04月22日(水) [日帰り]
- GPS
- 05:30
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 871m
- 下り
- 867m
コースタイム
西丹沢自然教室10:35
10:50石棚沢出合
11:18標高775m二俣11:36
12:12標高925m二俣
12:30標高1020m二俣
12:38標高1085m二俣12:55
13:48石棚山上1401mピーク14:00
14:36板小屋沢ノ頭
一般道と離れ北西尾根下降
16:05西丹沢自然教室
10:50石棚沢出合
11:18標高775m二俣11:36
12:12標高925m二俣
12:30標高1020m二俣
12:38標高1085m二俣12:55
13:48石棚山上1401mピーク14:00
14:36板小屋沢ノ頭
一般道と離れ北西尾根下降
16:05西丹沢自然教室
天候 | 晴れ(半袖Tシャツ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■東沢支流 石棚沢 ・遡行グレード 1級(上流部標高1200m付近の20m涸棚登攀除く) ・前半はゴーロ帯と堰堤、中盤はゴルジュ、後半は名前の通り 10-20m級涸棚の連続で、最後は平穏に終わる。 ■板小屋沢ノ頭北西尾根(仮称) ・板小屋沢ノ頭(1130m)から北西方向に伸びる痩せた急な尾根を使う。 ・標高870m付近で派生する西尾根に進路を変え、自然教室方面へ向かう。 ・標高750m付近は意識していないと北北西尾根に乗り東沢へ下りてしまう。 この辺はやや広くなった尾根の左側を歩くようにすれば、西側へ分かれる 尾根を見つけられる。 ・標高670m尾根分岐は明瞭。ほとんど北側へ向かう右尾根に乗れば あとは尾根通しで自然教室へ降りられるが、痩せているので注意。 ■登山届ポスト ・西丹沢自然教室入口にある。 ご注意)当ルートはバリエーションであり、沢登り技術、読図技術をマスターし、 装備も万全を配している方向きです。 一般登山のみの方はご遠慮いただき、同様のルートを行こうとする場合は ベテランと同行されるとか、必要な技術を講習等でマスターして下さい。 一般登山者が板小屋沢ノ頭からテープ等に導かれ 間違って北尾根へ入り、右側の深いルンゼに滑落する事故が ありました。 |
ファイル |
(更新時刻:2009/04/22 07:41)
|
写真
撮影機器:
感想
4月とは思えないほど暑い一日であった。
これならもっと水量のある沢にすればよかったかな。
降雨直後であったので、もう少し水量があるかと思いきや
石棚沢のそれは小川のせせらぎ程度である。
それにしても、この沢はゴルジュを除き
実に開放的な沢である。
下流部の開放的なゴーロ
中流部のナメとゴルジュ
上流部の見事な石棚
と三部構成といったところであろうか。
特に上流部の白い石棚の連続は20m級もあり
直登は最終部分で結構登り応えがありそう。
もちろんソロでは高巻いた。
詰めは石棚が終わってから次第に平坦になり
最後の二俣を右に取れば
土状のルンゼで終末を迎える。
適度に長くもっと登られてもよい沢だと思う。
下降路は板小屋沢ノ頭から一般道を離れ
西丹沢自然教室にダイレクトに降りられそうな尾根を選択。
やはり過去同じことを考えている人たちが当然いる。
古い赤テープが適度にあり
事前に迷いそうだなと気にしていたところは
しっかりつけられていた。
ただし結構ザレている部分もあり
下手に落ちると(特に右側の)石棚沢下部右俣のゲジゲジルンゼ
(地形図を見ると長いゴルジュを示すゲジゲジマークがついている)
に真っ逆さまなので、この径路は悪路に慣れた人向けだ。
新緑が淡いグリーンを谷に彩り
癒される。
沢や山は今が一番旬な時期である。
特に沢は夏よりも今が美しい。
山の命の存在を身近に感じることができる。
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2009年秋、この板小屋沢ノ頭から北側へ降りる尾根で
石棚沢右俣へおそらく滑落した遭難事故があったようです。
聞いた話ですと、檜洞丸からつつじ新道下山予定のはずが、
板小屋沢ノ頭方面への登山道を下ってしまい
本来登山道はこの板小屋沢ノ頭ピークへは上がらず
左を巻くようにつけられているのを
そのままピークへ登り、北側の尾根に入り
右側の地形図だとゲジゲジマークのルンゼに落ちてしまった模様。
この尾根の下りは急斜面なうえ、足元はザレで、木を摑まりながら降りなくてはならず
私が行ったときにも危険だなと感じていました。
そのうえ古いテープも随所にありますので
余計間違いやすいと思います。
遭難された方のご冥福をお祈りするとともに
今後この周辺を歩かれる方は間違わないよう、地形図を読んでくださるようご注意ください。
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