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Yamareco

記録ID: 3761345
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

保登野沢から天神平・高倉山・湯蔵山バリ周回

2021年11月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:03
距離
12.6km
登り
1,082m
下り
1,089m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
1:05
合計
8:03
6:40
40
スタート地点
7:20
7:20
168
ホワイトバレースキー場下
10:08
10:16
32
天神平
10:48
11:01
39
11:40
12:19
76
13:35
13:40
63
今倉山
14:43
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川温泉入口手前の駐車スペースを利用
コース状況/
危険箇所等
保登野沢ルートは途中に道標などはなく、上部では崩落場所もあります。
高倉山から先は完全バリルートです。
谷川温泉入口の少し手前にある散策用駐車場から出発 
天気は薄曇り
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谷川温泉入口の少し手前にある散策用駐車場から出発 
天気は薄曇り
散策マップ
太宰治の案内や・・
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太宰治の案内や・・
若山牧水の歌碑などを見ながら進みます
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若山牧水の歌碑などを見ながら進みます
ここを曲がってホワイトバレースキー場へ
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ここを曲がってホワイトバレースキー場へ
スキー場下の広場
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スキー場下の広場
上越新幹線大清水トンネル建設時の斜坑入口 
今は保守点検用として使われています
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上越新幹線大清水トンネル建設時の斜坑入口 
今は保守点検用として使われています
保登野沢コースの注意看板 
この時期ヤマビルの心配はない
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保登野沢コースの注意看板 
この時期ヤマビルの心配はない
ここを右上に行くところ、間違って左に進んでしまった 
左は釣りに入った時に使った道でした
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ここを右上に行くところ、間違って左に進んでしまった 
左は釣りに入った時に使った道でした
戻ってゲレンデ下部を歩きます
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戻ってゲレンデ下部を歩きます
今日唯一お会いした方
偶然にも同じルートを歩き、帰りはゲレンデを下るとのことです 
お二人とも健脚であっというまに登って行かれました
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今日唯一お会いした方
偶然にも同じルートを歩き、帰りはゲレンデを下るとのことです 
お二人とも健脚であっというまに登って行かれました
ゲレンデから林道に入って保登野沢へ 
7年ぶりに歩きます
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ゲレンデから林道に入って保登野沢へ 
7年ぶりに歩きます
沢がえぐれてハシゴが架けられているがこれは前からある
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沢がえぐれてハシゴが架けられているがこれは前からある
やはり荒れてます 
昨年秋の土砂災害の影響でしょうか
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やはり荒れてます 
昨年秋の土砂災害の影響でしょうか
落ち着いた登山道になりました
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落ち着いた登山道になりました
斜面下で何か動いてますが・・
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斜面下で何か動いてますが・・
おサルさんです
こちらを意に介さずマイペースのおサルさん 
いろんなポーズを取ってくれました
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こちらを意に介さずマイペースのおサルさん 
いろんなポーズを取ってくれました
保登野沢の渡渉は4回 
ここは第一渡渉点
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保登野沢の渡渉は4回 
ここは第一渡渉点
落ち葉で滑るのでチェンスパを装着
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落ち葉で滑るのでチェンスパを装着
すっかり冬枯れの山々
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すっかり冬枯れの山々
第二渡渉点
第三渡渉点
ザトウムシを結構見かけました 
あったかいので出てきたみたい
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ザトウムシを結構見かけました 
あったかいので出てきたみたい
第四渡渉点 
ここで沢を離れ山腹を登っていきます
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第四渡渉点 
ここで沢を離れ山腹を登っていきます
ミズナラの大きなうろ 
クマが冬眠できそうな大きさでした
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ミズナラの大きなうろ 
クマが冬眠できそうな大きさでした
日が当たってぽかぽか陽気です
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日が当たってぽかぽか陽気です
炭焼きの跡
見上げればクマ棚
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見上げればクマ棚
しっかり爪痕がありました 
まだ新しいです
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しっかり爪痕がありました 
まだ新しいです
ムキタケ発見
根曲がりのミズナラ 
いいカーブを描いてますね
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根曲がりのミズナラ 
いいカーブを描いてますね
まだ新しい倒木 
枝をかき分けて突破
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まだ新しい倒木 
枝をかき分けて突破
崩落地 
かなり巻きました
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崩落地 
かなり巻きました
崩落地の上部
季節外れのエチゴキジムシロが咲いてました
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季節外れのエチゴキジムシロが咲いてました
おっ、ナメコ幼菌だ(^O^)
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おっ、ナメコ幼菌だ(^O^)
落ち葉を払ったらこんなに出てました 
ちょっと乾燥気味だけど食べごろです 
ナメコを見たのはここだけでした
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落ち葉を払ったらこんなに出てました 
ちょっと乾燥気味だけど食べごろです 
ナメコを見たのはここだけでした
イワカガミの葉っぱ 
名前のとおり日の光を反射してます
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イワカガミの葉っぱ 
名前のとおり日の光を反射してます
こちらはタチツボスミレ 
冷え込んだ後に急に気温が上がったので春と間違って咲いたようです
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こちらはタチツボスミレ 
冷え込んだ後に急に気温が上がったので春と間違って咲いたようです
木々が低くなって稜線が見えてきた
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木々が低くなって稜線が見えてきた
ツルツゲの赤い実
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ツルツゲの赤い実
天神平スキー場のゲレンデが見えました
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天神平スキー場のゲレンデが見えました
【参考】
7年前(2014年5月24日)に来た時の写真 
全く同じアングルで撮ってました 
この時は雪の斜面をスリップにビビりながら直登してます
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【参考】
7年前(2014年5月24日)に来た時の写真 
全く同じアングルで撮ってました 
この時は雪の斜面をスリップにビビりながら直登してます
登り切って天神平とうちゃこ
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登り切って天神平とうちゃこ
保登野沢への下り口にはこんな看板 
確かに道は良くないので下りではお勧めしません
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保登野沢への下り口にはこんな看板 
確かに道は良くないので下りではお勧めしません
天神平の湿地 
春先には水芭蕉が咲くところです
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天神平の湿地 
春先には水芭蕉が咲くところです
高倉ゲレンデを登る
2
高倉ゲレンデを登る
高倉ゲレンデトップから谷川岳 
山頂に雲がかかってちょっと残念
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高倉ゲレンデトップから谷川岳 
山頂に雲がかかってちょっと残念
眺めはいいので記念撮影(^O^)
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眺めはいいので記念撮影(^O^)
保登野沢とその先に水上の市街を見下ろす
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保登野沢とその先に水上の市街を見下ろす
高倉山へ
倒れた標柱 7年前はちゃんと立ってました
「この先登山道はありません」と書かれてます
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倒れた標柱 7年前はちゃんと立ってました
「この先登山道はありません」と書かれてます
何もない高倉山山頂
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何もない高倉山山頂
斜めになってる三角点 
点名は保登野
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斜めになってる三角点 
点名は保登野
三等です 
やさしくタッチ
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三等です 
やさしくタッチ
高倉山から急降下 
向こうに見えるのが湯蔵山 
鞍部の鉄塔までは巡視路があります
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高倉山から急降下 
向こうに見えるのが湯蔵山 
鞍部の鉄塔までは巡視路があります
青空にナナカマドの赤い実が映える
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青空にナナカマドの赤い実が映える
歩きやすい道
ヒラタケです
高倉山と湯蔵山の鞍部に立っている鉄塔
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高倉山と湯蔵山の鞍部に立っている鉄塔
鉄塔といえば・・お約束の写真(^_^;)
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鉄塔といえば・・お約束の写真(^_^;)
倒木もゴロゴロしてます
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倒木もゴロゴロしてます
この辺から湯蔵山へ向けヤブ突入💨
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この辺から湯蔵山へ向けヤブ突入💨
ヤブは腰くらいでそれほど苦にならない
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ヤブは腰くらいでそれほど苦にならない
ケモノの痕跡
湯蔵山とうちゃこ 
双耳峰でこちらが本峰の北峰
何もありません
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湯蔵山とうちゃこ 
双耳峰でこちらが本峰の北峰
何もありません
ブナの幹にマジックで書いてありました
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ブナの幹にマジックで書いてありました
ヤブの中で昼メシ 
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ヤブの中で昼メシ 
お腹を満たしたらさらにヤブ漕いで南峰へ
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お腹を満たしたらさらにヤブ漕いで南峰へ
振り返れば樹間から谷川岳が見えました 
雲もすっかり取れてます
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振り返れば樹間から谷川岳が見えました 
雲もすっかり取れてます
南峰です 
目印がありました
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南峰です 
目印がありました
南峰からは分かりやすい尾根を急降下
2
南峰からは分かりやすい尾根を急降下
あまり見かけないけどコシアブラの実です
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あまり見かけないけどコシアブラの実です
ムキタケ
ヤセ尾根 地形図でもイワイワのマークがある場所です 
7年前ははっきりしてたが灌木が伸びて歩きにくい 
左に落ちたらちょっとキビシイ
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ヤセ尾根 地形図でもイワイワのマークがある場所です 
7年前ははっきりしてたが灌木が伸びて歩きにくい 
左に落ちたらちょっとキビシイ
一部は激ヤブと化してました
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一部は激ヤブと化してました
アカミノイヌツゲ
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アカミノイヌツゲ
小ピークです 
見晴らし良し
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小ピークです 
見晴らし良し
北東に至仏山と笠ヶ岳
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北東に至仏山と笠ヶ岳
東に武尊山
玉原の尼ヶ禿山
湯檜曽の谷と山腹に上越線 
上越線は山腹を穿ってループ線になってます
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湯檜曽の谷と山腹に上越線 
上越線は山腹を穿ってループ線になってます
タムシバは早くも来春の開花準備ができてます
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タムシバは早くも来春の開花準備ができてます
下りきってブナの二次林の中を歩く
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下りきってブナの二次林の中を歩く
クマ棚かと思ったがよく見ると鳥の巣でした 
カラスにしては小さいのでキジバトのやつかな
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クマ棚かと思ったがよく見ると鳥の巣でした 
カラスにしては小さいのでキジバトのやつかな
尾根が別れる地点にある謎の建造物
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尾根が別れる地点にある謎の建造物
高床式で何かの監視小屋のような感じ 
何のために設置されたのか謎 
あとは自然に帰るのを待っているようです
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高床式で何かの監視小屋のような感じ 
何のために設置されたのか謎 
あとは自然に帰るのを待っているようです
ホワイトバレー方向へ尾根を辿る
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ホワイトバレー方向へ尾根を辿る
林床にイワウチワの群落 
花が咲いたらきれいだろうな
2
林床にイワウチワの群落 
花が咲いたらきれいだろうな
スキー場のリフトが見えた
1
スキー場のリフトが見えた
ホワイトバレースキー場のゲレンデトップからの眺め
3
ホワイトバレースキー場のゲレンデトップからの眺め
谷川岳の猫耳 
やっぱ特徴的な山容だな〜
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谷川岳の猫耳 
やっぱ特徴的な山容だな〜
西には俎
歩いてきた山陵がよく見えます
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歩いてきた山陵がよく見えます
すぐ上が今倉山 
すかいさんの山名板がありました
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すぐ上が今倉山 
すかいさんの山名板がありました
三等三角点  
点名は今倉 
隣の花崗岩柱は何のためにあるのか不明
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三等三角点  
点名は今倉 
隣の花崗岩柱は何のためにあるのか不明
恒例行事
今倉山からの下りにはモンスター巨木が多かった
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今倉山からの下りにはモンスター巨木が多かった
ミズナラ巨木
すぐ下に水上駅が見えた
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すぐ下に水上駅が見えた
しばらく下って送電線巡視路に出ました
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しばらく下って送電線巡視路に出ました
巡視路は快適♪
斜面に張り出した木にムキタケ発見 
足元が切れ落ちてるので採取できず😭
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斜面に張り出した木にムキタケ発見 
足元が切れ落ちてるので採取できず😭
植林帯に入るともう里山の雰囲気
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植林帯に入るともう里山の雰囲気
里はまだ紅葉中
クサギの実は思いのほかきれいだな
3
クサギの実は思いのほかきれいだな
ムラサキシキブの実も捨てがたい
3
ムラサキシキブの実も捨てがたい
上杉謙信館跡の碑 
館跡の更地に鉄塔を建てたような感じ
4
上杉謙信館跡の碑 
館跡の更地に鉄塔を建てたような感じ
メグスリノキの真っ赤な紅葉
10
メグスリノキの真っ赤な紅葉
道路が見えたぞ〜
1
道路が見えたぞ〜
道路への下り口 
大量の落ち葉で足元が見えず今日一番コワかった(^_^;)
2
道路への下り口 
大量の落ち葉で足元が見えず今日一番コワかった(^_^;)
ここに出てきました 
天神尾根の末端です 
あとは道路を歩いて帰るだけ♪
1
ここに出てきました 
天神尾根の末端です 
あとは道路を歩いて帰るだけ♪
今日も怪我なく無事帰還(^o^)
2
今日も怪我なく無事帰還(^o^)
山に向かって一礼 
一日お付き合いいただきありがとうございました
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山に向かって一礼 
一日お付き合いいただきありがとうございました

感想

谷川岳登山のベース基地天神平の南側に、地形図上には高倉山、湯蔵山の二つのピークが描かれており、いずれもマイナーで湯蔵山に至っては完全ヤブ山だが、ここを過去2回訪れている。いずれも新緑の季節で前回は7年前の5月、保登野沢を登ってホワイトバレースキー場を下った。そこで今度は晩秋の雰囲気を味わってみようと久しぶりに出かけてきました。
谷川岳へのメインルートである天神尾根は、天神平から高倉、湯蔵山を経て水上の町に落ちていて、今回は谷川温泉下から保登野沢を登ってこの尾根を末端まで辿る周回コースを計画。

こんな超マイナーなルートを歩く人なんかいないと思っていたら、ホワイトバレースキー場下で年配の二人連れの方に出会い、聞けば高倉山、湯蔵山を歩いてスキー場に下るとのこと。同じルートでお互い驚きでしたが、この山をはじめて歩くというので巡視路やヤブの状況などを伝え、ただし7年前というのを付け加えておきました。かなり健脚のようであっという間に登って行きました。スキー場上部まで歩いた痕跡があったので、無事下られたようです。

で、保登野沢コースは上部で倒木があったり登山道が崩落したりしていて、思った以上に荒れている感じでした。登りきった場所には、危険度が高く熟練者向き、遭難多発と注意書きがあって、確かに軽い気持ちで歩けるルートではないですね。ルート読みのできる人なら問題ないと思いますが、天神平は軽装の人も多いのでむやみに入り込まないよう注意喚起してるみたいです。

高倉山から湯蔵山下までは送電線巡視路があるが、湯蔵山、そしてそこから先はヤブ漕ぎの世界。尾根上に踏み跡らしきものが現れる場所もあるけどそれもわずか。激ヤブは少しだが7年前よりさらに灌木が伸びたりして全体的に少し濃くなっているような感じがしました。でも3回目となると地形もある程度把握できてるので楽勝、と言っても要所では現在地確認は欠かせません。里が近くなって尾根下部でまた巡視路に出て無事下山。

冬枯れのヤブ山を十分堪能できました。

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