砥石ヶ岳《京都百名山No.15》
- GPS
- 06:42
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:43
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
砥石ヶ岳は急傾斜だが登山道はしっかりしている 湯舟山稜線は、登山道があったりなかったり、稜線に障害物は少なく歩き易い |
写真
感想
京都縦貫道を走るとトンネルを出るごとに霧のエリアと晴れているエリアが入れ替わり、最後の上村トンネルを抜けると霧の中だった。美しい砥石ヶ岳の姿を求めて由良川PAに立ち寄ったが無駄だった。府道533号線の京都縦貫道橋下付近に車を止め大俣集落井上工務店前にあった「砥石ヶ岳→」の指導標に従って田圃横の道を進むと獣害防止フェンスに阻められた。何とフェンスの先にも「砥石ヶ岳→」の指導標があるが何処にも入口はない。迂回できないものかと探し回るが民家の敷地内などで諦め、地形図には書かれていないが集落の谷間に進む林道(跡?)に入って行った。
林道跡の終点から右の谷間に入り急斜面を木に掴まりながら尾根に取付いた。稜線に達すると正規の登山道に合流し一安心、山容の通り急登が続き東尾根に乗り上がると砥石ヶ岳小岳(308m)との山頂標識が設置されていた。展望はないが山名があり有難い。山頂の西側は掘割のように括れ山頂部は郭の跡ではないかと感じた。一層急登となり砥石ヶ岳(408m)に乗り上がると大江山(832m)方向が広く開かれ鳩ヶ峰(746m)、鍋塚なども一望できた。南南東方向は細く切り開かれ京都縦貫道由良PAは霧の中に沈んでいた。
下山は南尾根をダイレクトに下る。その分傾斜は急で登山道にはロープが掛かり、用途不明のビニール管が並行して設置されているが破損していて単なる廃棄物になっていた。“ちょっと一服展望台”に飛び出すと開けて、この後行く湯舟山やP374が望めた。山頂では霧の中だった由良川PAと舞鶴大江ICがすっきり見通すことができた。もう少し下ると共同アンテナの施設がありその先には湯舟山(368m)が望めた。更に下ると明瞭な道は左に曲がり何も考えずに辿って行くと登りだした林道終点を目指していた。これはいけないと南尾根に戻り、P157を越えて鞍部に達すると大俣の集落付近の山中にある嶽神社への道が分岐した。水道タンクがあり林道を下って行くと登山口で10台近く止められそうなスペースがあった。
京都縦貫道をくぐり南側に出て府道533号線を進み沢山のお地蔵さんと祠のある地点から林道に入って行くと、泥濘んだ道に真新しい轍が深く歩き辛い。軈てチェーンソーの音が聞こえてきて林道を重機が塞いでいた。仕方がないので尾根に取付き急斜面を木に掴まりながら登って行った。4等三角点「毛原」(341m)のピークに到ると間違って舞鶴・福知山市境を西北西方向に進んでしまった。18分のロスで元に戻り南稜線へと進んで行った。地形図に描かれた点線道の越える“峠”まで110m下降した。点線道はそれなりに道形があり嘗て毛原地区の住人が越えた道だったのだろう。
稜線は何となく踏み跡が有ったり、無かったりで4等三角点「大江山」に達した。何で此処が“大江山”なのか?大江山連山の鍋塚に3等三角点「大江山」があり近い距離で紛らわしい。少し先にはP276があるが展望のない稜線が続いた。大俣と大江町内宮を結ぶ“峠”も道形が確認できた。峠を見守るように「南無妙法蓮華経 行者大菩薩」の墓石のような石碑が苔生して鎮座していた。此の山域は殆ど人が入らないようで、赤テープも全くないのが嬉しかった。下草や覆い被さる木や倒木も少なく気楽に歩ける。P310を越え達したP374は此の稜線の最高点で山名があってもおかしくないピークだった。
湯舟山(368m)は尖がった山で急登で山頂に達した。3等三角点「湯舟」と山頂標識が設置されていたが展望はない。南尾根に登山道があり其方の方には赤テープが巻かれていた。北東尾根には何もなく時々現れる踏み跡は稜線より巻き道が多く基本的には稜線を忠実に歩いた。P300も何の表示もなく、尾根を辿って行くとP164で東側が開け、青葉山や舞鶴のテーブルマウンテン建部山(315m)、展望台のある五老岳(301m)、そして青葉山(693m)が後方に控えていた。
北東尾根には踏み跡が有り辿って行くと最後は怪しくなったが、縦貫道の側道に達した。フェンスがあり出られない。此処は無理やり乗り越えて車道に降り立った。砥石ヶ岳が素晴らしく裾野が現れるところまで西へ側道を進みカメラスポット見つけ撮影した。地形図では読み取れないが縦貫道を跨ぐ橋があり北側に出ると墓地の中を突っ切り小さな集落を抜けて桧川を渡り府道533号線に達し、駐車地点に戻った。帰りには由良川PSに立ち寄り砥石ヶ岳の雄姿を見上げた。
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