宮之浦岳登山〜九州最高峰は厳しい2日間になりました〜
- GPS
- 13:20
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,829m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:51
天候 | 11月30日(火)荒川登山口から小雨 大株歩道入口から本降り雨 12月01日(水)新高塚小屋から坊主岩まで雨 その後稜線、 小花之江河まで雪と強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
飛行機
途中下山後の宿泊地、安房の森のきらめきに 寄ってもらい荷物を預ける。料金約8000円 http://yakutaxi.com/ 屋久島交通バス 紀元杉14:55発 合庁前15:58着に乗車 料金990円 http://yakukan.jp/doc/pdf/20210306_timetable_jp.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、荒川、淀川登山口共に有り 大株歩道入口から上は、本格的な登山になり、それなりの装備が必要 特にこの時期稜線は、南国の島だが雪も降り、今回みたいに悪天候だと 強風にさらされ体感温度はさらに低く、低体温症の心配がある 又稜線歩きは長く、携帯の電波が通じる箇所も限られるので あらかじめ調べておくことが大事です。 登山道は、世界遺産らしく木道や階段など素晴らしく整備されており 電波の通じる箇所の表示もあり、天候が安定している時の登山だと 快適に登れると思う! |
その他周辺情報 | 登山後の入浴は屋久島グリーンホテルで日帰り入浴 660円(タオル、バスタオルも込み) コロナ明けで12月1日から日帰り入浴再開、助かりました。 https://www.yakushima-gh.com/relaxation.html#bath 下山後の宿泊は、安房にあるコンビニロッジ森のきらめき 里の山小屋プランで、ドミトリー10人部屋を他に宿泊者がいないので 2名で利用、結果個室になり荷物を目一杯広げ贅沢に使いました。 料金はオフシーズン布団なしシュラフ持ち込みで破格の1名1980円 https://www.morinokirameki.com/ 新高塚小屋 60人収容の大きな小屋だが板の間に一人分の枠線があり シーズン中60人泊まると一人半畳もなくかなりギシギシになると思う。 宿泊した日は、他に1名しかいなかったので快適に泊まれた。 雨の多い屋久島で濡れた状態で満員だとかなりのストレスが溜まる。 水場は小屋の少し手前の登山道脇水場で汲みました、水量は少なめ トイレは、いくつかあったが鍵がかかっており結果1個のトイレと 携帯トイレ1個が利用可能でした。小屋内は綺麗です。 登山後の食事は、安房のかもがわレストラン 和食、洋食、地元料理なんでも有りの安くてボリューム満点のレストラン 目的の首折れサバは、しけでなかったが、飛び魚の唐揚げは 美味しかった! 又Aランチは、ポークソテー・魚ムニエル・有頭エビフライ2匹 サラダ・スパゲティ・ご飯がワンプレートに乗って破格の1,100円でおススメ https://yakushima.fun/anbo-kamogawa/ 登山後のレンタカー 屋久島レンタカーNAVI 合庁前バス停まで下山バスの時刻に合わせてレンタカーを持ってきてもらい 返却は屋久島空港の駐車場に取り来てもらいました。 軽タイプで24時間4250円 車種は新型ハスラーでした。 https://www.yakushima-navi.com/ |
写真
感想
待望の屋久島宮之浦岳登山、去年計画したがコロナの影響で中止になり
今回は当初行く予定が無かったが、福岡までの航空券を取ってまだ登頂してない
阿蘇山にいくつもりが噴火で行けなくなり急遽屋久島に計画変更しました。
福岡でレンタカーも取っていたので鹿児島空港まで移動して新たにJALの航空券を
GETして屋久島に入りました。天気は荒れ気味で嫌な予感、その後の便やフェリーは
強風でキャンセルになったので嵐が来る前に入島出来てラッキーでした。
屋久島3日間の予定で最後の日は、島内観光したいので何とか2日間で登頂したく
空港にタクシーを予約しておいてすぐに荒川登山口に向かい、少し遅めの
11時20分スタート、これなら新高塚小屋まで暗くなる前に着きそうで
淀川登山口発だと中間の新高塚小屋まで距離があるので皆さんが良く歩く逆ルートで
スタートしました。荒川登山口発だと標高差があり大変だが大丈夫でしょう!
荒川登山口スタートから小雨がぱらつき午後になるほど天気が悪くなる予報なので
急いで歩いたが大株歩道入口から雨が本降り、縄文杉辺りでは土砂降り
雨でビショビショになりながら17時10分新高塚小屋に到着しました。
大雨で縄文杉等殆ど観光できず残念な初日になりましたが小屋の中は他に1名
だけなので荷物を最大に広げて快適に過ごせました、又この時小屋にいた1名は
自宅のすぐ近くに勤めている方でビックリ、色々情報交換しました。
小屋でゆっくり休めたが朝方になっても屋根の雨音と風の音が治まらず
雪の心配も有、少し憂鬱な感じに、天気は遅めの方が回復傾向なので
予定より遅く出発、坊主岩辺りまで来ると雨が予想通り雪に変わって
さらに強風、登山道の木道は凍てつき滑る滑る、唯一の救いは吹きっさらしは
少なく背丈くらいの樹木が多く風除けになった事、それでも凍えながら
小屋から約2時間半で宮之浦岳山頂登頂、当然景色は無く、体を動かさないと
低体温になるので急いで淀川登山口方面に下山したが稜線歩きが長く
小屋から小花之江河まで約8キロずっと同じ感じの雪道が続き
小花之江河まで辿り着いてようやくホットひと息つけました。
2日目登山開始直後はスローなペースだったが紀元杉発のバスの出発時刻
40分前に到着して結果良いペースで歩けました。
当然ながらこの悪天候で登山をしてた方は他3名のみで静かな山行でした。
南の島でも標高2000m近くは当然雪も降り真冬の装備での準備が大切
今回は予想通りでしたので念願の宮之浦岳登頂を無事果たせました。
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