ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 383727
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

山が用意してくれた優しい一日 〜八ヶ岳(赤岳、横岳)〜

2013年12月17日(火) ~ 2013年12月18日(水)
 - 拍手
GPS
10:52
距離
12.5km
登り
1,319m
下り
1,312m

コースタイム

12/17
 美濃戸山荘6:18 - 8:57行者小屋(設営、休憩)10:40 - (地蔵尾根) - 11:35地蔵の頭 - 12:16赤岳(昼食)12:40 - 14:05横岳14:20 - 14:49地蔵の頭 - 15:23行者小屋
12/18
 行者小屋7:50 - 9:37美濃戸山荘
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登山届はネットで長野県警に提出していました。
美濃戸山荘まで上がってきました。
早朝で料金は払えず、帰りに払うことにして歩き出します。
このときには時間に余裕を持ったつもりでいたのですが・・・。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/19 7:12
美濃戸山荘まで上がってきました。
早朝で料金は払えず、帰りに払うことにして歩き出します。
このときには時間に余裕を持ったつもりでいたのですが・・・。
スタートの写真のつもりがヘッデンを点けたままでした。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スタートの写真のつもりがヘッデンを点けたままでした。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南沢から行者小屋を目指します。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南沢から行者小屋を目指します。
この表示は隠しておいた方がいいような・・・
まだ営業していると思ってしまいます。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/19 7:12
この表示は隠しておいた方がいいような・・・
まだ営業していると思ってしまいます。
登りだした途端に雪道の様相が・・・
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/19 7:12
登りだした途端に雪道の様相が・・・
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この氷の上を歩くシーンでアイゼン装着しました。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この氷の上を歩くシーンでアイゼン装着しました。
今日の装備一式、20kgはないです。
ストックは持たずに歩いています。
2013年12月19日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日の装備一式、20kgはないです。
ストックは持たずに歩いています。
半年ぶりの感触です。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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半年ぶりの感触です。
今日は天気も穏やかで、トレースもしっかり付いていて問題ありませんでした。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日は天気も穏やかで、トレースもしっかり付いていて問題ありませんでした。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢の流れがそのまま凍っています!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢の流れがそのまま凍っています!
時が止まったような光景。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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時が止まったような光景。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ダケカンバの幹の色が目立っていました。
寒いからぼろぼろ剥がれていないのかな?
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ダケカンバの幹の色が目立っていました。
寒いからぼろぼろ剥がれていないのかな?
こんな雲の時には天気は下り坂だと聞いたことがありますが、南風で気温も高めだし、午後から雲が出そうな雰囲気です。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな雲の時には天気は下り坂だと聞いたことがありますが、南風で気温も高めだし、午後から雲が出そうな雰囲気です。
白地に赤の配色がきれいでした。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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白地に赤の配色がきれいでした。
道が緩やかになって・・・
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道が緩やかになって・・・
南沢の河原に出ました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南沢の河原に出ました。
アンドーナツが凍らないうちに小休止。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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アンドーナツが凍らないうちに小休止。
午前中に稜線に上がれば景色が堪能できそうだ!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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午前中に稜線に上がれば景色が堪能できそうだ!
モンスターの卵ですね。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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モンスターの卵ですね。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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行者小屋に到着しました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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行者小屋に到着しました。
小屋の目の前にテントを設営します。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小屋の目の前にテントを設営します。
さんざん手間取って、再スタートは結局11時前(汗)
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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さんざん手間取って、再スタートは結局11時前(汗)
まだ空は晴れてくれています。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだ空は晴れてくれています。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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視界が開けてきました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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視界が開けてきました。
険しさが増してきました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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険しさが増してきました。
こんなところを登る人もいるんですね(驚)
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんなところを登る人もいるんですね(驚)
阿弥陀岳
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿弥陀岳
風が弱く、気温も高い穏やかな日でした。
(山頂で−8度くらい)
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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風が弱く、気温も高い穏やかな日でした。
(山頂で−8度くらい)
ずっと足元に行者小屋が見えています。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ずっと足元に行者小屋が見えています。
このお地蔵さんは、赤岳展望荘の案内を持っていました(!)
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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このお地蔵さんは、赤岳展望荘の案内を持っていました(!)
その展望荘と頂上山荘が見えました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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その展望荘と頂上山荘が見えました。
地蔵の頭
赤岳(右)と横岳(左)に別れます。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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地蔵の頭
赤岳(右)と横岳(左)に別れます。
富士山もくっきり!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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富士山もくっきり!
展望荘に着きました。
なつかしい!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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展望荘に着きました。
なつかしい!
歩行ペースは限りなくゆっくりですが、なんとかなんとか前には進んでいます。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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歩行ペースは限りなくゆっくりですが、なんとかなんとか前には進んでいます。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返っては登った高さを確かめながら、10m、20mと身体を持ち上げて進みます。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返っては登った高さを確かめながら、10m、20mと身体を持ち上げて進みます。
まだあんなに遠い!
でも足を止めなければいつのまにか着いてしまうんです。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだあんなに遠い!
でも足を止めなければいつのまにか着いてしまうんです。
頂上山荘
このすぐ先が山頂です。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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頂上山荘
このすぐ先が山頂です。
雲が出ていますが、低く下りてきてはいません。
ありがたい!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雲が出ていますが、低く下りてきてはいません。
ありがたい!
北(蓼科)方面。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北(蓼科)方面。
阿弥陀岳
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿弥陀岳
山頂の祠
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂の祠
甲斐駒が見えていました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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甲斐駒が見えていました。
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結構苦労して登ってきました。
積雪期の赤岳って、厳しいイメージがありましたが・・・きつかったです(笑)
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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結構苦労して登ってきました。
積雪期の赤岳って、厳しいイメージがありましたが・・・きつかったです(笑)
予定していた横岳〜硫黄岳周回コースは時間と天候、体力を考えると控えた方が良さそう・・・
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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予定していた横岳〜硫黄岳周回コースは時間と天候、体力を考えると控えた方が良さそう・・・
せめて横岳までの稜線を歩いてみたいとピストンすることに。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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せめて横岳までの稜線を歩いてみたいとピストンすることに。
積雪量はまだまだこれから増えるんでしょうね。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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積雪量はまだまだこれから増えるんでしょうね。
横岳まではこんなピークが連続しています。
そのたびにここが横岳かと・・・
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横岳まではこんなピークが連続しています。
そのたびにここが横岳かと・・・
トラバースも緊張感が伴います。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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トラバースも緊張感が伴います。
登り返して・・・寒いけど脇の下は汗!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登り返して・・・寒いけど脇の下は汗!
ケルンを見て山頂か!と喜んだら、まだまだ先でした。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ケルンを見て山頂か!と喜んだら、まだまだ先でした。
振り返ると赤岳と富士のツーショット。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返ると赤岳と富士のツーショット。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こちらは確か、昔農家に住み込んでバイトをしていた南牧村です。
毎日見上げていた八ヶ岳は当時から特別な山でした。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こちらは確か、昔農家に住み込んでバイトをしていた南牧村です。
毎日見上げていた八ヶ岳は当時から特別な山でした。
あれが本当の横岳山頂・・・
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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あれが本当の横岳山頂・・・
北アルプスははっきりとは見えません。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北アルプスははっきりとは見えません。
御岳と中央アルプス
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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御岳と中央アルプス
赤岳と阿弥陀岳
雪の南八ツを歩けて嬉しい!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤岳と阿弥陀岳
雪の南八ツを歩けて嬉しい!
横岳山頂でセルフ。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横岳山頂でセルフ。
西の空が赤くなるのはまだ早すぎます!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西の空が赤くなるのはまだ早すぎます!
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この尾根を下ります。
積雪量が少ないと、よけいに足元注意です。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この尾根を下ります。
積雪量が少ないと、よけいに足元注意です。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここを走って下りる度胸はまだありません。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここを走って下りる度胸はまだありません。
樹林帯まで下りてきました。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹林帯まで下りてきました。
なんとか無事に行者小屋着です。
翌日硫黄岳方面に回りたい気も残りますが、ここは予報を無視せずに安全第一で。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/19 7:13
なんとか無事に行者小屋着です。
翌日硫黄岳方面に回りたい気も残りますが、ここは予報を無視せずに安全第一で。
とりあえずの初日は天気が崩れず穏やかな一日、
「お前さんには冬の厳しい一日はまだ早いね」と山は言っていたようです。
ありがとう。
2013年12月19日 07:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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とりあえずの初日は天気が崩れず穏やかな一日、
「お前さんには冬の厳しい一日はまだ早いね」と山は言っていたようです。
ありがとう。
明けての空はこんな感じ。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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明けての空はこんな感じ。
これから登る人たちは、ハーネスやロープなどの準備をしっかりされて、荒れる前にと早々にスタートされました。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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これから登る人たちは、ハーネスやロープなどの準備をしっかりされて、荒れる前にと早々にスタートされました。
装備も技術も見習いの身としては、今日は下りるだけにしておいてよかった気がします。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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装備も技術も見習いの身としては、今日は下りるだけにしておいてよかった気がします。
下山も南沢ルートで。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下山も南沢ルートで。
雪の付き具合がちょうどいい。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪の付き具合がちょうどいい。
足元に気を取られて歩いているうちに、森は白くなくなっていました。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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足元に気を取られて歩いているうちに、森は白くなくなっていました。
沢に張る氷の輝きに目が行って、しばらく時間を使ってしまいます。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢に張る氷の輝きに目が行って、しばらく時間を使ってしまいます。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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美濃戸山荘に下りてきました。
この向こうがゴールの駐車場です。
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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美濃戸山荘に下りてきました。
この向こうがゴールの駐車場です。
駐車料金未納のシールが。
山荘で料金を支払って出発しましたが、しばらくすると大雪が!
2013年12月19日 06:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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駐車料金未納のシールが。
山荘で料金を支払って出発しましたが、しばらくすると大雪が!

装備

個人装備
ハードシェル(上下)
インナーダウン
ミドルレイヤー(山シャツ)
インナーシャツ(長袖)
タイツ
薄手・厚手
ブリーフ
ソックス
バラクラマ
キャップ
手袋
アウター2、インナー2、作業用1
サングラス
ゴーグル
登山靴
アイゼン
ワカン
テント
テントマット
シュラフ
カバ−付き
テントシューズ
ランタン
ストーブ
ガスカートリッジ
コッヘル
水タンク
マグカップ
食事小物
箸、スプーン等
食材
行動食
非常食
日分相当
ザック
ストック
ピッケル
シャベル
地図
地形図、山と高原地図
腕時計
コンパス、高度・温度計
ナイフ
救急セット
ヘッデン
カメラ
小物
細引き、電池、熊鈴等
携帯カイロ
スマートホン
GPS機能付き

感想

昨年7月にhariさんに案内してもらった赤岳、横岳、硫黄岳・・・
これらの険しく堂々とそびえる山を積雪期に歩くことは、自分の経験と技術ではハードルが高いものだと思っていました。
その近寄り難さとは別のところで歩きたい気持ちが消えずに残ってはいたんです。
年末に突然取れた連休を利用して行ってしまいました。
3連休だったので欲張ったルートを・・・とも思ったのですが、この山で無理してはいけないような気がして夏歩いたルートを1泊で辿ることにしたんです。

予報では初日は晴れるが翌日は下り坂とのことで、行動範囲は1日分と考えた方が良さそうです。
それでも当初は美濃戸から行者小屋で設営後、赤岳、横岳、硫黄岳を周回して赤岳鉱泉経由で行者小屋に下りるルートを考えていました。
天気がどう動くかで変更の余地を残しながら、スタートは美濃戸口ではなく赤岳山荘まで車で上がりました。

(自分としては)早めに着いたつもりでしたが、日帰り装備の数人が暗い中をもう歩き出していました。
想定しているコースを歩くつもりなら自分も急いでスタートすべきでしたが、暗さに少し臆病になっていた私の歩き出しは結局6時過ぎでした。

雪山テン泊の装備では半年ぶりの登山です。
水の心配がないのでその分軽くでき、総重量で20kgを切ってくれたのはありがたいことでした。

今回の忘れ物
・ストック ・・・ 小屋からピッケルを持つので前半はなくてもいいか。
・腕時計  ・・・ 時間はスマホで見られるが、高度計とコンパス機能が使えない!

相変わらずの・・・

一年半ぶりのこのルートですが、季節も装備もちがう今回ペースが予想ほど上がりません(汗)
緩やかな樹林帯をのんびり歩いていた記憶とはかなり違ってしっかり登らされた前半、予定より遅れて行者小屋に到着しました。

ほとんど踏み荒らされていない新雪の風景の中にテントを張ります♪
その段取りの悪さにじれったさも感じながらようやく荷物をテントに入れ、昼食のアルファ米用の熱湯を山専ボトルに用意して再スタートです。

ここでもう時間は11時前。
周回している時間はないかも、と頭の中でいろいろ段取りを考えながら歩きます。
地蔵尾根から赤岳に登った後、文三郎尾根から下りるか引き返して横岳に登り返すか・・・
選択は登っての状況で決めることにしました。

1年前に北八ツの天狗岳に上ったのも結構辛かった記憶がありますが、やはりこちらも半端じゃないです・・・
年齢にしては体力があるほうだと思いたい自分ですが、何度も上を見上げては近づかない稜線に心が折れそうになりました。

ルートを欲張るのを今さらですがやめにして、今登っている赤岳に集中して一歩ずつ近づくイメージで進むことにしました。
ここから見えているポイントまでは止まらずに頑張って、そこまで行ったら立ち止まろう。
不思議なもので、小刻みに目標を決めて進むと気持ちを切らさずに歩くことができ、いつの間にか稜線に、ピークに着いていました。

山頂にはソロの登山者2人がおられ、後からついた1人と合わせ4人が居合わせました。
私以外の3人は日帰りとのことです!
(八ヶ岳に日帰りで登ろうと考えること自体がすごい!)

昼食のアルファ米を食べ終えて、さて下りるまでの時間をどう使えるかと考えてみます。
ピストンにはなりますが、地蔵の頭まで戻って横岳への稜線を歩こうと決めました。
見える限りではかなりのヤセ尾根ですが、風も弱く、距離も短いので大丈夫だと判断しました。
(慎重すぎる気もしますが、自分に対処できることは限られているので、その範囲でできることを選択するとこうなります)

登ってきた道を下るだけなのにその傾斜にかなりの緊張を強いられます。
積雪が多分まだ少なくて、雪の下の凍った岩にアイゼンの刃が当たります。
雪を踏むだけではない感触に滑落の不安がついてまわり、余計に足に力が入ります。
登り返しではペースが落ち、巻き道では足で踏みしめる地面の勾配が気になります。

いくつもの小ピークを過ぎてやっと横岳の山頂に到着。
もう見える山々の堂々たる佇まいや結ぶ稜線の鋭さに背筋が伸びる思いです。
雲が広がってきましたが、遠く富士や南〜中央〜北アルプスが見渡せ、天気がここまで崩れず保ってくれたことに感謝です。

いくらなんでもまだ早いのですが、西の空が少し赤っぽく見えることに驚いて下りにかかります。
もう迷うことはない下りは足元だけ十分注意です。
稜線で出会ったご夫婦は西側のルンゼを登ってこられたとのことで、それだけでこちらはびっくりしてしまいます!
ロープワークを知らない私は道でないところを歩くことは想像の外です(汗)

稜線から行者小屋への下りも緊張の連続でしたが、幸いアイゼンがよく効いて危険を感じず無事下りることができました。
まだ青空が残っていて、なんだか初心者の私に山がまた試練を猶予してくれたような気がしました。

たっぷり動いた後の晩飯はカレーライスとラーメン。
何の飾り気もない炭水化物のかたまり(?)ですね・・・
でもそれで腹が膨れて温まると満点の食事です!
まだ外は明るいのですが、シュラフに潜り込んで晩酌しながらうとうとと・・・

さすがに寒さで何度も目を覚まします。
トイレに行きたいのですが、シュラフから出るのを嫌がってガマンしていました。
持参した「貼るカイロ」を両足裏と背中(腰)に衣類の上から貼ると効果覿面!
かなり熟睡できました!
(やっぱり何度も目を覚ますのですが、眠りの深さは違いましたよ!)

翌朝は周りのテントがスタート準備に動き出す中、外が明るくなるまでシュラフの中で寝坊を決め込んでいました。
空を見ると雪雲の白さです。
やはり下山するだけにしていてよかったです。

これから登る一団を率いるリーダーは、天候の予想と注意をかなり細かくメンバーに伝達していました。
ロープやハーネスの準備も怠りなく、パーティーに緊張の色が見えます。
無事に下山されますよう、お気をつけて!

テン場に最後に残った私はゆっくりと撤収を終え、南沢ルートを下り始めました。
まだ雪は降り出さず、風も吹かない穏やかさが続いていました。
八ヶ岳に憧れをずっと抱いていながら、畏れの気持ちも捨てられない私に山は最低難度の穏やかな昨日を用意してくれたようです。
逢う人がみんな「こんなに風がなくて暖かい日は珍しい!」と口を揃えていました。
(寒かったですが・・・)
次に訪れる機会には、もう少し厳しい山を見せられるものと思います。
それを受け止める自分を連れて行かなければいけませんね。

下山後、駐車場を出て林道を抜けたあたりで急に雪が激しく降ってきました。
ラジオをつけるとどこも大雪と積雪の予報です。
日程と、この時間に下山できた幸運にホッとしながら、朝登って行かれた人たちの安全を願ったことでした。


余談ですが・・・
滋賀に帰るのに珍しく時間の余裕ができたので、下道で帰ろうととんでもないことを思いついてしまいました。
ナビの示すままにR153を愛知に向かって山越えしていきます。
降り始めた雪は見る間に激しさを増し、山中ではずっと除雪車の後ろをのろのろ走るシーンも・・・
危うく車で遭難かと笑えない想像もしながら豊田市まで走ったところであきらめて高速に乗りました。
妙なことを面白がるのは私の悪い癖ですが、たいがいにせんと!

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コメント

おかえりなさい!
最高やないですか!!
11月に歩いたところなので
「おお!雪が着くとそうなるのか!」
「あそこはそんな風に凍るのか!」
と、とてもリアルに感じたレコでした!

まだ装備が足りていないので
しばらくはmonsieurさんのレコで我慢することにします
また、今度お会いした時に詳しく聞かせてください
2013/12/19 18:31
山頂で一緒になった者です。
横岳まで行ってらしたんですね!
この日は天気にも恵まれ、お互い良い山行ができましたね^_^
お疲れさまでした!
2013/12/19 21:44
monsieur さん、こんばんは!
八ヶ岳でしたか〜、素晴らしい山行をされましたね!

穏やかな日に登れて運が良かったですね。

技量がなさすぎて、自分は行けませんが、、、
冬の赤岳、憧れです
2013/12/20 1:45
monsieurさんはじめまして
写真を見ていると、とても穏やかな八ヶ岳に心が踊りました。

私も今月八ヶ岳を計画していますが、こんな天候に恵まれたい。

おつかれさまでした。
2013/12/20 12:06
senrakuyaさん、ただいま!
なんとか無事に帰れましたよ

こないだ行かれたんですよね
年が明けるといよいよ厳冬期でまた景色も環境も一変しそうです。
まだまだ冬の入り口の扉の隙間からそっと覗かせてもらったくらいなものです

装備が足りないのは私です
ロープやハーネスはおろかカラビナひとつ持ってません。

私の武器は・・・やっぱりあきらめの良さです
2013/12/20 16:42
moekoさん、ありがとうございます!
コメントを寄せていただいてありがとうございました。

山頂で腰を下ろしていたmoekoさんは自然体で、すごく羨ましい印象を持ちました

私はいつも何かに心が飛んでいることが多く、そこに居る自分を楽しむのが苦手です。

日帰りで硫黄岳までの周回もされているんですね
またレコを覗かせてもらいます。
どこかでまたお会いしましょう
2013/12/20 16:56
slowlifeさん、こんばんは!
久しぶりの遠征でしたが、危ないところで低気圧を避けることができました。

動けたのは正味一日でしたが、密度の濃い山歩きができた気がしています。

slowlifeさんが技量のなさを言われるなんて
ソロでの遠征レコを拝見する限り、八ヶ岳も全山縦走しちゃいそうですよ
2013/12/20 17:00
taku10aiさん、はじめまして!
コメントありがとうございます

冬の一日にしては穏やかな一日を過ごせました。
ただ私は「晴れ男」ではないので、八ヶ岳デビューの時は雨・風・ガスの中を周回していました

今月に行かれるのですね!
天気や景色も山の魅力ですが、ほかにも無数に「いいもの」は見つけられます。

いつ登っても、「今日来てよかった 」です
2013/12/20 17:18
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