畦が丸-加入道山 雪山初心者遭難寸前
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
12/29 加入道山6:25-白石峠6:44-(トレースなし)-白石の滝7:22-西丹沢自然教室8:47
天候 | 12/28快晴 昼間0.5℃無風 夜間−7℃若干の風 12/29快晴 朝−2℃無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急湘南バス株式会社 http://www.fujikyu.co.jp/syonan/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝橋には登山ポストなし 西丹沢自然教室12月29日〜1月3日シャッター閉鎖トイレ使用できず トイレは下流の公衆トイレ(150m?)を使用のこと 吹き溜まり70cm以上の雪あり注意 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 3
ガイド地図 1 昭文社 丹沢
コンパス 1
笛 1
保険証 1
飲料 2L ペットボトル4本
ティッシュ 3パック
バンソコウ 1袋 携帯用
タオル 2
携帯電話 1
雨具 1式 ポンチョ、ズボン
ウインドブレーカー 1
ストック 2
水筒 1 1L
時計 1
非常食 1日分
ハンドライト 1
寝袋 1
シェラフカバー 1
バーナー 1
食料 2日
ガスボンベ 1 イソブタンタイプ
ホカロン 5
ランタン 1
スパッツ 1組
手袋 2
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共同装備 |
医薬品 1式
カメラ 1
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感想
初の雪山に挑戦、トレースを追えばと行ってみたが・・
当初予定は、畦ヶ丸-加入道山-犬越路(一泊)−檜洞-玄倉
(現計画名・・超無謀雪知らず大馬鹿者計画)
大滝で五人が降りたので付いていけばと準備して後を追うがなかなか追いつけない?
私は歩くのは遅いがそんなに離されるわけがない、そういえば地獄がどうの滝が凍結などと
バスの中ので会話していたな、この時期に沢か!
雪道に入って新しいトレース発見、あ!早いんだ一軒屋避難小屋でスノーピークの軽アイゼンを装着小屋を出ると
黄色の杭が打ってあったのでそこを登る。
途中でトレースが無くなるが何も考えずに登ってしまった、
道が良かったもんでやがて迷子に気づく(今では笑えるが)再びトレース発見!
付いて行くが側から伐採音が・・山林整備用まさかトレースは作業員?
トレースが途切れるが尾根道なので地図を見て突き進む標識が裏向いてる!
間違っていた・・
これより先トレースなし、後で知った情報なのだが12/27に20cmの雪がさらに降った
神奈川にいてこんなパウダースノーがあるなんて驚きである。
それで風が吹けばトレースが消える・・
大滝峠上から畦まで新雪を踏みしめ進むが深いところで膝まで!
初心者にはキツイ!
雪が無いだろうと権現岳、畦ヶ丸の南斜面を選んだが結構ある。
北斜面だったら考えただけで・・(T-T)
笹薮で笹は上の雪で垂れ下がり雪が体に纏わり付く、畦が丸って笹だらけなんだなぁ
12:00だが畦ヶ丸避難小屋で泊まる用意をしている人と会う、どうやら丹沢主稜を
菰釣山方面へ行くそうだ。
確かに此処で泊まらなければビバークになるなぁ
しかし、この後人の心配所では無くなった。既に1時間ロス
トレースの無い道を突き進む、予定は犬越路避難小屋雪の深さは最低でも20cm
トレースが無いので広い所では道がわからず歩くも30〜40cmの雪、一寸失敗すると
太ももの付け根、進めど進めど中々着けないやがて16時ひょっとして・・
そーなんですよ!
暗くなる中、枯れ木の間から加入道山の避難小屋がまだあそこまで・・心が折れそう
水晶沢の頭から雪が特に深く腿まで到達する箇所が発生若干ラッセル拙い!
風の通り道に吹き溜まりが出来るのは当然だが此処に来てラッセル・・写真撮る余裕なし
たったぁ〜たらったら〜たったぁ、た、たらら〜俺は何を口ずさんでる(−−;;)
真剣に口ずさんでいたなんか変・・帰ってきて笑い話ですんだが
ライトの用意をして、暗くなれば怖いのは闇より寒さであるビバーク覚悟・・下手したら死!
せめて、白石峠に着いていれば・・セットをして木を曲がった瞬間あれ?
ベンチに標識?見覚えがある白石峠じゃん(−−;;)あの覚悟はなんだったんだ
雪で距離感が無くなっていたみたいだ。一気にハイテンション!
まだトレースが無い、道志からの合流でトレース発見ラッキー!
すっ飛ばして登っていく、暗闇が迫ってくる気温が低下しているのがわかる。
避難小屋!入ってバーナー取り出して点火チャコ式ストーブ(こんなの無い私の呼び名である)セットぬくい・・
寝る用意をして、持って行ったシェラフとSOL(ソル) エスケイプヴィヴィだけでは寒い
布団と毛布をお借りしてホカロンを足にセット飯食って寝よ。
飯はカレーうどん暖まる、生麺をパック常温保存100金で見つけた食って落ち着く
助かった・・晴れていたから良かったようなもんで曇りや雪だったら絶対登らん!!風の音がけっこうしていた。
毛布は埃だらけだったが暖かかったぁ〜
一人なんで使いたい放題
朝靴を履こうとしたら凍っていて開かん!ペットボトルが凍結!黒パンも硬い!
ひえ〜〜
とんでもない事をしていると実感した瞬間であった。
軽アイゼンからチェーンスパイクに切り替えて出立用意
大室方面にトレースがないとノートに書いてあったので確認雪の深さもわからない、
結果昨日の疲れもありホントに遭難するんではないかと撤退に決め白石峠より下山、
無雪で降りたこともあってエスケープ出来るルートと考えていた。
日曜日とあり登ってくる人も多かったがみんなベテランであの位の雪は何でもないん
だろうと思いつつ初心者は敗退いたしました。
自然教室について張り紙が・・30〜50cmの上に27日に20cmの積雪・・
(−−;;)知らないって怖い
ただ雪山に一人泊まるのは結構楽しかった。キッチリ装備をそろえてもう一度行くか!
チャコ式ストーブ
以前北海道を自転車旅行中に8月なのにあまりの寒さのため考えたストーブ
100金で買った茶甑大と中を組み合わせてバーナーに乗っけるとストーブになる
唯、バーナーの燃焼口によっては駄目かも
タイトルに”遭難寸前”、本文に”現計画名・・超無謀雪知らず大馬鹿者計画”と書かれているので自覚もしくは釣り要素?があったと思います。
計画変更して山小屋泊(別レポート・身内に連絡していたのか?)、遭難碑への暴言(別のレポート)など併せてです。
自分も馬鹿レポート書いてるし、表現の自由を奪おうとは思いません!
でもこれらを読んで思うのは、あなたが山で氏ぬ可能性が高いし、これを私が見て見ぬふりをしてあなたが死んだら、私の寝つきが悪くなる。だから自分の為に書いてます
今の時点であなたは山に向いていない気がします。
レポートに書かれた”遭難碑”の人の、夢破れた経緯を調べてください!
この人の山行記録《なども》も参考になると思いますよ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-21099-prof.html
この人に係わった人も”今も”色々あるんだと思いますが、捜索したり係わって注意しなかった人のほうが気が重いでしょうね。
Honocaさん始めまして言い訳がましくなってしまいますが
遭難碑への暴言?吐いたつもりは毛頭ありません
「自分で簡単だと思っても遭難碑がある以上、どんな場所でも注意しなければならない」
という注意喚起のつもりです。
超無謀雪知らず大馬鹿者計画については出来ると思っていたものが出来なかった(理由は日記のほうに書いてあるので省略させていただきます。)
雪山をホントに簡単に思っていた馬鹿者の自分に対して帰ってきてから戒めのため付けた名称です、考えれば書く必要もなかったですね。
Honocaさんありがとうございます。
言っていただかないと伝わり方が解かりませんでした。
今後の文章内容をモット考え適切な言葉で記録は作っていかねばならないと今考えています。
私の知らない山の記録ですが、初心者の無謀登山というのが私にもあてはまりそうなので、興味ぶかく拝読いたしました。
Honocaさんの率直なコメントもあわせて、参考になります。
最初、遭難碑の日記の方を開いたのですが、暴言だといわれたとかいう経緯がさっぱりわかりませんでした。
その点こちらの山行記録はわかりやすくてよかったです。
shiremonoさん 今晩は
暴言については拙い文章のため、亡くなった方に「山をなめるな」と言った様に思えたのかな?と思っています、書いたとおり自分に対して「舐めてはいけない」と思い聞かせていた様に表現されていないのでしょう。
この時のミスは、
1)行く人が同じところに行くと思った
2)足跡がその人たちだと思った
3)知らずに伐採現場に入っていた
4)戻らず尾根道を進んでしまった
5)畦からモロクボにかけては比較的浅かったので進んだ
6)選んだコースが始めて
7)パウダースノーを甘く見た
8)そして己の過信
此れだけ失敗して事故に成らなかっただけでも良かったと思っています。
こっちの文章は勢いで書いてしまったので「解かりやすくて」といって頂くと助かります
今後ともよろしくお願いいたします。
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