双六岳〜樅沢岳〜笠ヶ岳(新穂高温泉からの半分周回コース)


- GPS
- 33:10
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 3,072m
- 下り
- 3,071m
コースタイム
04:50新穂高温泉駐車場→09:30鏡池小屋→11:15双六小屋(80分休憩 昼ごはんと設営)
→14:00双六岳(60分休憩)→16:00テント場(60分休憩)→18:00樅沢岳
(30分休憩)→19:00テント場
<13日>
04:00テント場→06:50秩父平→09:15笠ヶ岳→10:50杓子平→
13:00笠新道入口(10分休憩)→14:00駐車場
天候 | 12日:曇り時々晴れ 13日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト有 ・秩父沢周辺にはまだ雪が大量に残っており、少し迷い易い状況だった。(雪渓を 登りすぎてしまう可能性がある 私たちも10分ほど余計に登ってしまった) ・双六小屋のテント場は花崗岩の砂の上にテントを張るため、とても快適です。 ・昼ごはんを双六小屋で食べましたが、とても美味しい。 (居心地がいいため長居してしまった。。。) ・秩父平は雪渓のトラバースがあり、ここは慎重に通過する必要がある。 グズグズの雪でアイゼンが効かないため、ピッケル等をアンカーに出来ると 良いと思う。(私たちはピッケルを持っていなかったため、足場を作りながら 一歩一歩慎重に渡った) ・笠新道の下りは膝への負担が高いため、膝が痛くなる人にはお勧めできません。 ・帰路、平湯温泉の「ひらゆの森」に立ち寄り、リフレッシュ。 (レストランの食事も美味しい) |
写真
感想
双六岳から笠ヶ岳の稜線歩きを目的に双六岳へ向かう。キヌガサソウを初めて見たが、
大きくて妖艶な雰囲気(ちょっと大げさ)もあり見応えのある花だ。鏡池までが結構
遠くて途中の雪渓で30分程度時間をロスしたこともあり、スタートから4時間30分
かかってしまった。
7月中旬だが、雪は多い。鏡池からはハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、ツガザクラ
などが咲き乱れる道を双六岳へ続く稜線へ登っていく。槍穂高連峰は雲にかくれて
見えない。稜線をしばらく行くと、樅沢岳と双六岳の鞍部に双六小屋が見えてきた。
双六小屋はとても立派な小屋で、テント場も花崗岩の砂がベースになっていて
とても快適な場所。水も雪渓から引いており、とても豊富である。小屋で、カレー
とラーメンを食べたが、とても美味しいし、小屋のスタッフもいい感じの人ばかり。
余裕があれば、三俣蓮華岳までいこうかな?とも思っていたのだが居心地の良い
小屋でのんびりしてしまい、今回は双六岳周辺の散策に留めることとした。
天気は回復傾向で、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳、野口五郎岳と名だたる
山がよく見えるようになってきた。(明日行く予定の笠ヶ岳は雲の中)夕方は夕焼け
の槍穂高連峰の展望に期待して、樅沢岳に登る。登ってみると、昼間は雲に隠れて
いた槍ヶ岳が見えていた。適当に雲がたなびき、来てみて良かった!という絶景。
強風が吹き、寒い中 30 分ほど景色を堪能した。テント場へ戻る途中、笠ヶ岳も
遠くに見えてきてた。明日の縦走が楽しみである。
翌日は4時から行動開始。30分ほどで明るくなりだした。槍穂高連峰が後ろから朝日
を浴びて幻想的な風景になっている。秩父平に到着すると、まだ雪がたっぷり残って
おり、急な斜面のトラバースもあり、少し緊張する。しかし、秩父岩が真正面に
見える独特のカール地形はほんとにいい景色。長男も思わず万歳。秩父平から笠ヶ岳
の稜線にでると、お〜、まさにスカイライン!右にカーブしながら2700メートル前後
の稜線が笠ヶ岳まできれいに続いている。途中の笠新道への分岐にリュックをデポ
し、山頂まで往復した。山頂は霧にまかれる直前で、周りの展望はあまりなかった。
笠ヶ岳山荘で少し休憩し、分岐まで戻り笠新道を下る。まずは杓子平で、ここも
カール地形が美しい。杓子平を過ぎるとあとはひたすら下るのみ。
(1400メートルいっきに下る)下りの達成感みたいなものを感じる笠新道の下山
でした。今回もいい山だった。
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