赤岳・横岳・硫黄岳(南八ヶ岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
**:** 美濃戸口 09:10
10:10 赤岳山荘 10:25
12:30 行者小屋 **:**
------- 01/04 -----------------
**:** 行者小屋 07:10
08:20 赤岳展望荘 09:00
09:35 赤岳山頂(2899m) 09:45
10:10 赤岳展望荘 11:00
12:20 横岳山頂(2829m) 12:25
12:55 硫黄岳山荘 12:55
13:20 硫黄岳山頂(2760m)13:25
14:10 赤岳鉱泉 14:25
15:00 行者小屋 15:45
17:50 赤岳山荘 18:00
18:40 美濃戸口 **:**
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2014 初回山行は八ヶ岳です。年末の西ホ独標 同様 Hさんにご一緒させていただきます。
計画はこんなです。
初日は無理せず、美濃戸から行者小屋まで。そこで冬は初めてのテント泊に挑戦です。
2日目は 赤岳 -> 横岳 -> 硫黄岳 の順で縦走。
赤岳鉱泉まで下りてきて行者小屋まで戻ってテント撤収。テントも背負って美濃戸まで下って終了です。
2日目は結構強行だし、天候にもよるので 予備日を1日設けて 予備日入れて2泊3日プランです。
まず出だしから残念なことが・・
美濃戸口から美濃戸登山道まで 我が車(2駆スタッドレス)では登れませんでした・・ 途中で引き返し。横を4駆スタッドレスががんがん登っていくのはうらやましかったなぁ。殆ど美濃戸口付近の駐車スペースに駐車。林道を約1Hプラス歩行です。初日は時間たっぷりあるから良いけど帰りはつらそうだな。林道と行者小屋までの登山道は特に厳しい箇所はありません。ところどころちょっとだけ凍っていますが充分ノーマル靴で対応可能です。 ボクはチェーンスパイクを使いましたが。
行者小屋に着いたら早速 受付してまずはビール。ビールはちょっと雪の上に置いとくとシャーベットになってしまいます(笑)。まあこの日は風も弱くとっても穏やかだそうですがそれでもかなりの極寒です。ペットボトルの水もすぐ凍ってしまいます・・ 冒頭も記載した通り 冬のテントは初めてです。 今回はボクのテントテストもあり、2人で2張りです。持参したシャベルで雪を平にし、踏んで固め グランドシートを張り・・ 工程を進めていきます。何がつらいってグローブしながらの作業ですね。もちろん素手出しは無理ですから! 心配していたペグも普通のアルミので充分使えます。スノーフライの周りに雪を被せて設営終了。たっぷりある時間、Hさんと2人 ゆっくり酒盛りしました。もちろんテントの中ですが・・ 夜は寒いかと思ったが強力は冬用シェラフのおかげで快眠でした。 ただし、朝 起きた時の テント内霜だらけには驚きましたが。 そうそう、年末の西ホでも会った帝国陸軍少尉にまたもや遭遇。記念撮影して名刺までいただきました。了承とってないので写真掲載はやめときます。 しかし、帝国陸軍ってすごい・・・
さあ勝負の2日目 朝起きたら あいにくの曇り空 時折 雪も舞います。まあ行けるところまでいってみようと登山開始です。1日目と違い フル装備です。アイゼン・ピッケル、顔もバラクラバにゴーグル!
Hさんご判断で地蔵尾根ルートで上ります。出だしからなかなかの急坂。ゆっくり上っても汗が出てきます。冬山では汗は後で冷えまくるのでかきたくないですよね。案の定 途中から強風極寒で厳しくなりました。そのかわり赤岳展望荘からは青空が見え始めました。
赤岳展望荘で休憩したのち、赤岳山頂をめざします。途中でかもっしー登場。稜線を横切っていきました。こんなとこでよく暮らしているなぁ。また初めてブロッケンも見れました。カメラのピント合わせがうまくいかなかったのが残念。赤岳山頂では、なかなかの展望です。周辺では南側に阿弥陀岳・権現岳 北側にはこれから向かう横岳・硫黄岳 奥には南アルプスの鳳凰三山・北岳・甲斐駒・仙丈 中央アルプスの木曽駒 富士山 金峰山 しっかり見えました。がんばったかいがありましたね。
赤岳展望荘に戻り昼食のカレーをいただきました。そこから横岳・硫黄岳をめざします。横岳山頂に到着した時には周りはガスって展望ゼロです。これ以降は天候回復せず真っ白な中 先を進むのみとなりました。 硫黄岳山頂でも真っ白でした。夏ならこのだだっ広い山頂で大勢が弁当食べたりして大賑わいなのですが・・
赤岳鉱泉に到着。名物?のアイスキャンディでアイスクライミングをしてる人がいました。楽しそうです。今度 挑戦してみたいですね。 ここですでに2時を過ぎてしまいました。行者小屋でテントもう一泊するか迷いましたが、翌日の悪天候の予想もあり、ヘッデンつけて下りる覚悟を決めました。そこからは大急ぎで行者小屋、テント撤収、赤岳山荘、美濃戸口と進みます。案の定、途中から真っ暗に。トレースはしっかりしてたので迷うことはありませんでしたが、さすがにちょっと怖かったです。クマでも出そうな雰囲気〜 でもクマさんは冬眠中ですね。
思い出たっぷりの山行になりました。Hさん ありがとうございました。 せっかく冬装備揃えたのでもっといろいろ企画しようっと!
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