テント泊で仙丈ヶ岳・南アルプスの絶景
- GPS
- 48:36
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,225m
- 下り
- 2,226m
コースタイム
11:35戸台登山口
14:10角兵衛沢分岐
15:10丹渓山荘
18:40北沢峠長衛荘
18:50北沢峠テント場
1/12(日)
7:00テント場
7:08登山口
8:35仙丈ケ岳二合目
10:00 四合目
10:32大滝ノ頭
12:00小仙丈ヶ岳
13:25仙丈ヶ岳山頂13:35
16:30テント場
1/13(月)
7:40テント場
8:00北沢峠長衛荘
8:17大平山荘
9:32丹渓山荘
12:10戸台登山口
天候 | 1/11晴れ 1/12晴れ 1/13朝方雪のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【戸台〜丹渓山荘】 河原の道を進みますが、最初は轍のある右岸を進んで堰堤を越え、伏流になる辺りで一旦左岸へ。 その後ダムの手前の適当な場所で渡渉して右岸に渡りダムを越える。その後再び伏流になるので左岸に移動、その後沢の出合までは左岸を進みます。出合で右からの流れを丸太橋で越えてしばらく進むと丹渓山荘に到着 【丹渓山荘〜北沢峠】 踏み跡は明瞭。粉雪で特に下りは足を取られ歩きにくい。ワカンが活躍した。 【北沢峠〜小仙丈岳】 北沢峠を経由せずにテント場から二合目まで行く近道は雪が多く踏み抜き多数。朝一はラッセルだった。二合目から上の尾根筋は踏み跡明瞭。ただ下山時は雪に足を取られ難儀した。 【小仙丈〜仙丈ヶ岳】 5合目すぎから森林限界越えで、アイゼンが効きやすくなる。歩きやすいが風が強い。 登山ポストは戸台駐車場にあり。下山後、仙流荘で日帰り温泉(600円/大人)。 仙流荘内の食堂で、ローメンと鹿肉のから揚げを堪能。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
厳冬期の3000m峰はやはりハードでしたが、天気に恵まれ、最高の山行になりました。
スタートが若干遅くなり初日の北沢峠到着が日暮れ後になってしまったのが反省材料です。北沢峠までの道はたいしたことはないと高をくくって、お酒なりつまみなり宴会グッズを詰めすぎたのが、後半効いてきました。
大平山荘の、歩けど歩けど辿り着かなさは異常。
北沢峠のテント泊は、早朝はマイナス17度まで冷え込んだ模様。今回はモンベルの3季用のシュラフに、シュラフインナー+シュラフカバー、加えて上はインナーに山シャツ2枚、ジャケットにダウン+カイロ5個の重武装で挑んだので、まずまず快適に寝ることができました。ただ2夜目は風が強く雪も降っており、さすがに寒くて何度か起きましたが。
テント場から二合目までのショートカットのルートを行きましたが、まだ人があまり入っていないようで踏み抜き多数、二合目で北沢峠からの尾根道に合流するまでラッセル大会になってしまいました。
森林限界を越えると快晴の空の向こうに絶景が。西を見ると中央アルプス、その北には乗鞍岳。あいにく北アルプスは雲の中でしたが美ヶ原、霧が峰そして八ヶ岳の山々。甲斐駒の奥には奥秩父も。
鳳凰、北岳、間ノ岳は間近に聳えて迫力満点でした。
夕食は2日ともに鍋で、2日目の夜は初日に消費できなかったつまみ用食材を一気に使い果たした大宴会でした。
やはり北沢峠までの道を甘く見ていたのが後々響きました。夏のコースタイムで4時間半で、人も入っているだろうし同じくらいでいけるだろうという見通しが甘すぎました。
仙丈ケ岳も夏と冬では全然違いますね。夏以上にピークが遠く感じました。
でもそんな苦労を忘れさせてくれるような絶景が広がっており、夜の寒さも初日のキツさも全て報われた感じがします。
ただ、今回は途中でメンバー1人が体調不良で四合目で引き返してしまい全員一緒の登頂は果たなかったのが残念です。
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