快晴の氷ノ山 願い叶ってモンスターに出会う

2022年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 9.6km
• 登り: 817m
• 下り: 802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:17
• 合計: 6:10

距離 9.6km 登り 817m 下り 818m

8:57 スキー場前バス停
9:04 9:11 三ノ丸コース登山口
9:27 9:28 自然探勝路・三の丸コース分岐点
9:40 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
10:34 三ノ丸休憩所
10:40 10:53 三ノ丸
11:23 11:24 1448ｍ点
12:09 12:54 氷ノ山
13:07 13:09 こしき岩
13:17 13:18 仙谷分岐
13:23 ヤキョウガ山
14:02 氷ノ山越
14:17 14:24 木原八丁
14:57 氷ノ越コース登山口
15:01 ふれあいの里
15:07 スキー場前バス停

天候

終始快晴！　但しモヤが掛かっており大山は見えず
山頂12時の気温は−1.5℃　風もあって晴れてるにも関わらず寒かったです

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

わかさ氷ノ山スキー場の無料駐車場。最初の駐車場が満車だったため二つ目の駐車場に駐めました。
登山届けはインフォメーションセンターに提出。下山時の報告要です。
スキー場からはリフト2本（600円）を乗り継いで、チャレンジコースのトップに到着。リフトもログに含まれています。

コース状況／危険箇所等

コースログ（時間、高度、距離）にはリフトも含んでいます。
コースを外れて自由気ままに歩いている箇所もあるので注意下さい。
リフトトップから三の丸まではアイゼン、三の丸から下山路の途中まではスノーシュー、以降再びアイゼンで歩きました。
山頂付近からこしき岩のトラバース辺りまではさらさらの粉雪でした。
稜線には雪庇が発達し、端を歩くと雪庇を踏み外す恐れがあります。

その他周辺情報

近くに「ゆはら温泉ふれあいの湯」あり。今回は直帰しました。

写真

2/26 8:55

スキー場から二つ目の無料駐車場。帰り時刻には付近の路側に駐車してる車がいっぱいでした

2/26 9:03

インフォメーションセンターで登山届けを提出

2/26 9:30

労せず標高約1200mに到着。チャレンジリフトが動いているか心配でしたが大丈夫でした

2/26 9:38

トレースがしっかり付いていたのでアイゼンで登ることにしました

2/26 9:51

のっけから雪、ゆき、ユキ。アイゼンでもズボること無し

2/26 9:55

山頂には薄雲が...でもすぐ晴れそうです

2/26 10:11

樹林帯を抜けると真っ青な空

2/26 10:12

パウダースノーにウサギ（たぶん）の足跡

2/26 10:13

こちらは人間の足跡

2/26 10:33

三ノ丸の東屋に到着

2/26 10:39

続いて避難小屋。屋根近くまでの積雪、3mあると思います。私が見た中では過去最高です

2/26 10:40

何が何だか判らない三ノ丸展望台。ここでスノーシューに履き替えました

2/26 10:41

案内板が完全に埋まった三ノ丸から山頂を見る

2/26 10:51

その手前にはモンスター軍団

2/26 10:54

ここからモンスター訪問。その1

2/26 10:57

その2

2/26 10:57

その3

2/26 11:13

さらに先に進みます。スキー、スノーシューワカン、アイゼン、さまざまなトレース

2/26 11:19

続いて霧氷の森へ...

2/26 11:20

が、霧氷ではなく着雪での白化粧のようです

2/26 11:21

でも青空に映える！！　青と白の世界、幸せな気持ちいっぱいで歩きます

2/26 11:24

山頂が近くになりましたが、まだ30分は掛かります

2/26 11:25

山頂のトイレと避難小屋をズームで引っぱりました

2/26 11:26

メインの樹氷原に入ります

2/26 11:27

モンスターA

2/26 11:32

モンスターB

2/26 11:35

モンスターC。2頭の恐竜が争ってる？

2/26 11:41

ここでスノーシューのストラップが切れてしまいました。今年2回目

2/26 11:45

で、結束バンドで応急処置。しかし、隣の穴も切れかけてるのを甘く見ていました。この後、もう一回切れました凹

2/26 11:49

最後の登りです。ここでのお楽しみは...

2/26 12:00

氷の惑星をイメージし、

2/26 12:02

誰も歩いてない緩斜面を直登します

2/26 12:02

前方に山頂の小屋

2/26 12:03

右手に千本杉。あちらもモンスターに成長してるようです

2/26 12:09

そして山頂到着！　小屋入り口は除雪されていて入室可能

2/26 12:16

誰もいなかったのでストック一脚で自撮りしようと準備していたら、大パーティが来て山標付近を占有されてしまいました。その後しばらくして別の方に撮って頂きました

2/26 12:27

ランチはいつものコンビ

2/26 12:21

プチプチ袋にくるんだ保温水筒登場！

2/26 12:23

熱湯を入れて約7時間、70.2℃でした。3分経っても麺の芯が硬かった...

2/26 12:34

ついでに気温を測ると−1.5℃

2/26 12:35

雪温を計ってみると0.4℃。案外温かい

2/26 12:45

さてここからは眺望を楽しみます。北に鉢伏山(1222m)

2/26 12:46

北方稜線と奥に扇ノ山

2/26 12:46

扇ノ山アップ

2/26 12:49

南西には中国地方第4位の東山(1388m）。その左奥には沖ノ山(1318m）

2/26 12:49

南に三ノ丸。奥には左：三室山（兵庫県第二位 1358m）と右：後山（兵庫県第三位 1344m）

2/26 12:49

三室山アップ

2/26 12:50

下山開始です

2/26 12:56

振り返る頂上

2/26 12:58

こしき岩上にはパーティ

2/26 13:08

こしき岩のトラバース

2/26 13:10

振り返って撮影。さらさらの雪ですがトレースはシッカリついており歩き良い状態

2/26 13:11

振り返ってこしき岩

2/26 13:17

何度も振り返る

2/26 13:18

その先、雪庇が発達しています

2/26 13:20

近付くとこんな感じ

2/26 13:49

首をもたげるモンスター

2/26 13:50

親子連れのモンスター

2/26 13:59

氷ノ越避難小屋手前で氷ノ山の見納め

2/26 14:00

氷ノ越避難小屋。ハシゴが完全に埋まってます

2/26 14:00

ここにもモンスター。やはり今年は特別な年のようです

2/26 14:04

奈落の谷を下ります。途中でスノーシューからアイゼンに履き替えましたが、いつも苦労させられる道です

2/26 14:28

迷いの森。トレースが付いており迷うことなく通過。ただこの先トレースが枝分かれしていて、地図見ながらコースを選びました

2/26 14:37

そして最後のお楽しみの尻セード斜面ですが、雪がボコボコで滑れませんでした

2/26 14:39

それでも無理やり滑った跡

2/26 14:46

振り返り見た斜面。続々下って来られます

2/26 14:54

下山しました

2/26 21:10

この日12時の天気図。高気圧が日本の南海上に移動してきて南高北低型。但馬地方も晴れる気圧配置です

撮影機器：

DSC-HX60V SONY

装備

個人装備

ピッケル アイゼン スノーシュー ストック

感想

Ham⭐

冬の恒例山行としている氷ノ山のスノーモンスター捜し。
なかなか条件が揃わず、ここ数年でモンスターを見たのは一度だけ。
例年になく雪が多い今年は大チャンス。雪は十分、後は晴れる日を選ぶだけ...
選び抜いて迎えた今日、期待は裏切られませんでした
白と青が織りなす世界、大満足な山行でした。
冬の氷ノ山は卒業？　いやいや来年も逢いに行きたいと思います。
その時には大山にも逢いたいなぁ。欲張りが収まることはありません(^^ゞ

蛇足ですが、アプローチの新戸倉トンネル付近の道は2〜3mの雪壁で囲まれ、春の黒部立山アルペンルートの雪壁を思い起こしました。こんな戸倉はなかなか見られないです。

コメント

shigetoshi

氷ノ山のモンスター、いいですね。私も兵庫在住中に一度は見たかった。
先日、モンスター本家の八甲田へ行きましたが、巨大モンスターはあるものの
天気悪すぎて全体像を見られませんでした(´;ω;｀)

Ham⭐

shigetoshiさん、こんばんは😊
今年の氷ノ山は過去最高の積雪量でした。
shigetoshiさんの転勤が一年遅かったらと考えると残念でしたね。
でも本家のモンスターにはとても敵わないし、八甲田山では天気が悪くてあまり滑れなかったそうですね。それはそれですごい体験だったと思います。